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大ヒット米ドラマ『コールドケース』日本版制作決定!『SP』波多野貴文がメガホン

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大ヒット米ドラマ『コールドケース』日本版制作決定!
大ヒット米ドラマ『コールドケース』日本版制作決定! 

 本国アメリカで全シリーズの平均視聴者数1000万人を超える大ヒットとなった海外ドラマ『コールドケース』の日本版が制作決定し、WOWOWのオリジナルドラマ枠「連続ドラマW」で放送されることが分かった。『SP』シリーズを手掛けた波多野貴文監督と、映画『64‐ロクヨン‐前編/後編』や海外でも高く評価された『ヘヴンズ ストーリー』の脚本・瀬々敬久ら豪華スタッフが集結した。

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 『コールドケース』は、2003年から2010年まで、全7シーズンにわたってアメリカCBSで放送されていた刑事ドラマシリーズ。製作総指揮のひとりは、ドラマ『CSI:科学捜査班』シリーズや、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどを手掛けた名手ジェリー・ブラッカイマー。本作では舞台をペンシルベニア州フィラデルフィアから神奈川に移し、主人公の刑事とそのチームのメンバーが、毎話異なる未解決の殺人事件(通称:コールドケース)の真相に迫る。

 本作がアメリカ国外で制作されるのは世界初。WOWOWがハリウッドのワーナー・ブラザースからフォーマット権を獲得したことにより本企画が実現した。脚本担当には瀬々ほか、新進気鋭の映画監督の吉田康弘、演出家・蓬莱竜太、『ハゲタカ』を手掛けた林宏司、撮影監督には話題の大作『シン・ゴジラ』の山田康介が名を連ねる。

 波多野監督は、本作の魅力を「誰も捜査のスペシャリストではなく、人間味あふれる刑事たちが、事件発生当時とは異なる状況にある証人たちと真摯に向き合うことで、当時は解明不可能と思われた事件の真相にたどり着くところ」だと語る。

 脚本の瀬々は、「原案の各事件を日本の現代史のどこにあてるかに腐心し、戦後の光と闇、高度経済成長期の悲劇、移民問題、震災、格差社会、そういった主題をドラマと結び付けました。日本版ならではのコールドケースを楽しんでいただければ」と制作のこだわりを明かし作品をアピールした。

 全編4K・HDRで制作されるWOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~』は10月放送予定。

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