神木隆之介&新海誠監督の新作アニメ『君の名は。』 長澤まさみと市原悦子が声優参加

関連 :
神木隆之介、上白石萌音がボイスキャストを務める劇場アニメーション『君の名は。』(8月26日公開)に、新たに長澤まさみ、市原悦子が参加することが分かった。神木、上白石、長澤、市原の4人が共演するのは今回が初。アフレコ時には、市原悦子の声を聞きながら育ったという、長澤&上白が声の共演に感極まっている様子を見せたという。
【関連】『君の名は。』アフレコ風景<フォトギャラリー>
本作は『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』で知られる気鋭のアニメーション映画監督・新海誠がメガホンをとり、『心が叫びたがってるんだ。』田中将賀がキャラクター原案を、数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司が作画監督を務める注目作。東京の都会に住む主人公・瀧と山深い田舎町に住む女子高生・宮水三葉(上白石)、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれるドラマを描く。
2011年にはスタジオジブリの『コクリコ坂から』で主人公の声を担当した長澤が今回演じるのは、瀧が密かに想いを寄せるバイト先の先輩・奥寺ミキ。『まんが日本昔ばなし』の語り、登場人物の声を担当するなど声のベテランとも言える市原は、家系の神社の伝統風習を守る四葉の祖母・一葉役を演じる。
「大人っぽさ、優しさ、少しだけ色っぽさが出るよう意識しました」と明かす長澤は、本作について「映像を一目観ると、一気に空気感が身体の中に入ってきて、とても気持ち良い作品だと思います」と称賛。市原との声の共演には「子供の頃から『家政婦は見た!』と『まんが日本昔ばなし』がとっても大好きで、今回市原さんのお声を聞くのを楽しみにしていました」と喜びを語った。
市原は「都会に憧れる若者たちの、掴みどころのない、希望と不安で揺れているような心情が描かれていて、それは私には新鮮で触れたことのない世界でした。分からないからこそ面白くて、やってみたいと思い、受けさせていただきました」とオファーを受けた経緯を語っている。