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ヒュー・ジャックマン、ローガンは“僕のルーツ”17年演じて「本当に感謝すべき役」

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ヒュー・ジャックマン、『LOGAN/ローガン』来日記者会見にて
ヒュー・ジャックマン、『LOGAN/ローガン』来日記者会見にて クランクイン!

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 現在来日中のヒュー・ジャックマンが出演する『LOGAN/ローガン』の来日記者会見が25日、都内にて行われ、ヒューがジェームズ・マンゴールド監督と共に出席した。本作でローガンを演じるのが最後になるヒューは、17年間演じてきた役について、「キャリアを振り返ると、ローガンが僕のルーツ。キャリアのうえだけでなく、人生においての喜びで、本当に感謝すべき役でした」と役への愛情をにじませ、「いつか孫ができておじいちゃんになって、どれを観るべきと聞かれたら『LOGAN/ローガン』という作品にしたかった」と、フィナーレを飾るにふさわしい1作であることを語った。

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 『LOGAN/ローガン』はヒューの代表作となった大人気シリーズ『X‐MEN』のスピンオフ作品。ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来を舞台に、治癒能力を失いつつあるウルヴァリンことローガンが、ミュータントにとって唯一の希望となるローラという少女を、強大な武装組織から守るために旅することになる運命を大胆なアクションとシリアスな描写で描き出す。

 ヒューは冒頭、「こんにちは。私は日本に来て、とてもうれしいです」と日本語で挨拶。最新作であり、最終章でもある本作について、並々ならぬ思いを持っているといい、「シリーズの中のもう1本ではなく、新しく、深いものをつくりたかった。今の(役を全うしての)気持ちは、非常に平和的で幸せな気分。完成作を観たときには安堵感を覚えて、監督には世界最高の贈り物をいただきました」と、隣に座るジェームズ監督に温かい視線を送り、笑みを交わした。

 『ニューヨークの恋人』、『ウルヴァリン:SAMURAI』に続きヒューとは3作目のタッグを組んだジェームズ監督は、「ウルヴァリンのようなキャラクターは、この世の終わりや危機を救うようなものが描かれますが、そうはつくりたくなかった」と思いを語る。シリーズ初のR指定の作品として仕上げた経緯については、「意図していたのは、大人向けの作品ドラマを撮りたかった。実は、日本が公開最後の地域です。大人のテーマを扱いながら、これまで物議が生じていないのは、作品がハートにあふれているからだと思う。ヒューやダフネ(・キーン)の魂あふれる演技があるからだ」と、ヒューに称賛を返していた。

 『LOGAN/ローガン』は6月1日より全国公開。

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