『アバター』続編、キャメロン監督が「2&3がコケれば4&5はない」とコメント

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9月に撮影が始まったと伝えられているジェームズ・キャメロン監督の大ヒットSF巨編『アバター』続編4部作。俳優サム・ワーシントンや女優シガニー・ウィーバーなどのオリジナルキャストに加え、キャメロン監督のヒット作『タイタニック』の女優ケイト・ウィンスレットが出演することでも話題になっているが、キャメロン監督いわく、続編の第4弾と第5弾は第2弾と第3弾の興行成績にかかっているという。
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現在、第2弾と第3弾を同時に撮影しているというキャメロン監督。Vanity Fairとのインタビューで、「実のところ、『アバター』2&3で十分な興行成績が上げられなければ、4&5はまずなくなる」とコメントした。「続編はそれぞれ、まとまりのあるストーリーになっており、5作品にわたるメタストーリーがあるものの、それぞれで完結する作品でもある」とのことで、第4弾と第5弾がなくなっても消化不良にはならないという。
当初、キャメロン監督は製作のFoxより続編4作全てのゴーサインをもらっていると思われていた。今回の話からすると、第4弾と第5弾は第2弾と第3弾の成功にかかっているということになるようだ。
水中のシーンが多いと伝えられている『アバター』続編。キャメロン監督は最新の水中モーションキャプチャを駆使しているとのことだ。ケイトが演じる役柄の詳細については伝えられていないが、キャメロン監督は、ケイトが水の部族の1人を演じることをインタビューで明かしている。ケイトは水中での撮影でスタントダブルを使わないと決めているそうで、フリーダイビングの技術を習得する必要があったという。
『アバター』シリーズ第2弾は2020年12月18日(現地時間)より全米公開予定。