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ダイアン・クルーガー、テロ被害者家族役を通じ「悲しみの感情に大きな衝撃を受けた」

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『女は二度決断する』で役を通じて衝撃を受けたことを明かした、主演のダイアン・クルーガー
『女は二度決断する』で役を通じて衝撃を受けたことを明かした、主演のダイアン・クルーガー(C)2017 bombero international GmbH & Co.KG,Macassar Productions,Pathe Production,corazon international GmbH & Co. KG,Warner Bros.Entertainment GmbH

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 第75回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞、第70回カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーが主演女優賞を受賞した映画『女は二度決断する』の特別映像が解禁された。映像では、主演のダイアンがテロ被害者の家族役を通じて「悲しみの感情に衝撃を受けた」ことを明かすとともに、監督が作品の重要な要素について語る姿が映し出されている。

【写真】ダイアン・クルーガー主演『女は二度決断する』フォトギャラリー

 『女は二度決断する』は、『イングロリアス・バスターズ』や『トロイ』などハリウッド超大作やヨーロッパ作品にも出演する国際女優のダイアンが、初めて母国ドイツでドイツ語の演技に挑戦した作品。監督は、30代で世界三大映画祭の主要賞を受賞するなど、世界から注目される名匠ファティ・アキンが務める。

 実際に起こった連続テロ事件に着想を得て生まれた本作は、突然のテロによる最愛の家族を失った女性の繊細な感情の動きを描き、彼女をあざ笑うかのような犯人や思うように進まない裁判など、心の闇に覆われた主人公が、最後に大きな決断をくだす。

 公開された映像では、ダイアンが「作品で描かれているのは悲しみとその悲しみを抱えて生きる母親の姿なの」と説明。そして、「私が興味を持ったのはネオナチのこと。彼らは別のテロを起こす可能性がある。私自身は裁判のシーンより彼女の悲しみの感情のほうに大きな衝撃を受けた」と語り、ダイアンが主人公カティヤの心情に寄り添って演じたことが伺える。

 また監督は、子供や家族を亡くしたものは「正義を求めると思う。復讐よりもまず正義だ」と語ると、「この作品が描くのは最悪の苦しみと闘う女性の肖像だ」と明かす。監督は、差別主義者や偏見を持つ警察などを社会問題として描いていく一方で、カティヤが何を見て、何を感じているかを綿密に描き出している。

 『女は二度決断する』は4月14日より全国公開。

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