劇場版『ヒロアカ』LAで世界最速上映 107の国と地域での公開も決定

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劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE~2人の英雄~』が、米・ロサンゼルスで開催された北米最大のアニメコンベンション「Anime Expo 2018」で、ワールドプレミアを実施した。併せて、本作がフランスやイギリス、韓国、香港、オーストラリア、ブラジル、南アフリカなど107の国と地域で配給が決定したことも発表された。
【写真】『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE~2人の英雄~』ワールドプレミアフォトギャラリー
本作は、シリーズ累計発行部数1500万部を突破する堀越耕平の原作を基にした人気アニメのシリーズ初となる劇場版。
日本での公開に先駆け世界最速で本作の上映が行われたワールドプレミアには、主人公デク役の声優を務めている山下大輝、今回の劇場版ゲスト声優の志田未来、生瀬勝久の3名が日本から駆けつけ、アメリカ版のデク役の声優を務めているジャスティン・ブライナー、八百万役の声優兼ディレクターのコリーン・クリンケンビアードと共に舞台挨拶に登壇。
会場には『ヒロアカ』の様々なキャラクターのコスプレをした現地のファンが、収容人数の限界である3400名集結。上映会のために5時間以上並んだ観客や、満員により会場に入れなかったファンも続出する熱狂ぶりを見せた。上映が始まると、おなじみのキャラクターが登場する度に大歓声が沸き、クライマックスのバトルシーンでは涙を流すファンも見受けられた。
山下は「初の劇場版がロサンゼルスで最初に上映するというのは凄すぎて、始まるまで実感できていなかったです(笑)。このクライマックスはこの劇場版でしかきっと成しえないシーンなので、とても感動的でした」とコメント。
一方志田は「もの凄い歓声で興奮しましたし、『ヒロアカ』の人気は国を越えて本当に凄いのだなと実感しました。私はプロの声優ではありませんが、日本でもアメリカでも大人気の『ヒロアカ』の劇場版ゲスト声優に選んでいただいて、大変うれしく思います」と心境を明かし、生瀬は「熱狂的なアメリカのファンの皆さんの姿を見て、一緒に観れて良かったですし、この盛り上がりを日本にも伝えたいと思います」と、こちらも米国のファンの熱気に感動していた様子だった。
劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE~2人の英雄~』は8月3日より全国公開。