『ジョン・ウィック:パラベラム』“ドッグ・フー”の使い手ハル・ベリーの初登場シーン解禁!

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俳優のキアヌ・リーヴスが主演を務める映画『ジョン・ウィック』シリーズの最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』より、女優のハル・ベリー演じる愛犬家の謎の女・ソフィアの初登場シーンが解禁された。
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キアヌが見せる銃と体術を組み合わせたキレ味鋭い流麗なアクション“ガン・フー”と独自の世界観で大ヒットとなった『ジョン・ウィック』シリーズ。その最新作となる本作では、復讐の果てに裏社会の掟を破った伝説の殺し屋ジョン・ウィックがその首に1400万ドルの賞金をかけられ、襲いくる膨大な数の刺客たちと戦う姿が描かれる。
殺し屋たちを返り討ちにしてなんとかニューヨークを脱出したジョンは、旧知の関係にある元殺し屋のソフィア(ハル)に協力を求めるべく、モロッコへ飛ぶ。今回解禁された映像は、その2人の久々の再会を捉えたもの。ソフィアのもとを訪れたジョンは、無人の部屋で、彼女が娘らしき少女とシェパード犬2匹とともに写る写真を見つける。すると、犬の唸り声が聞こえ、気づけば写真に写っていた犬2匹に囲まれているではないか。
警戒心むき出しの犬にけたたましく吠えられてしまうが、愛犬家であるジョンは動じない。そこに、「犬は好き?ジョン」と問いかけながらソフィアが登場。するといきなり、ソフィアが敵意のないジョンに対して銃弾を一撃する。
オーダーメードの特製防弾スーツを着ているため無傷ではあるものの、さすがにこの仕打ちにはジョンも悶絶。「誓印の持ち主を殺すことはできないぞ」と忠告していることから、どうやらジョンはソフィアと裏社会の絶対厳守の契約証<血の誓印>を結んでいるようだ。「殺さないわ。撃っただけ。いいスーツね」とスーツの性能を皮肉たっぷりに褒めるソフィア。そんな手厳しいソフィアに、ジョンは「会えてうれしいよ」と語りかける。
シリーズの大ファンでチャド・スタエルスキ監督に直談判し、本作から新たに“ジョン・ウィックファミリー”の仲間入りを果たしたハル。主人公ジョンと同様に愛犬家という設定で、犬との連携アクション“ドッグ・フー”に挑まなくてはならないとあって、ドッグトレーナーとしての能力も身に着ける必要があったという。
そのためにチャド監督は、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で劇中に登場するダイアウルフを訓練したことで有名な動物トレーナーの第一人者、アンドリュー・シンプソンを招聘(しょうへい)。ハルは「1週間のうち4日間、1日につき3時間、犬とトレーニングして関係を築いたわ。頭がよくて忠実だけど、遊ぶことも好きだから楽しかったの」と数ヵ月におよぶトレーニング期間を振り返っている。
今年53歳ながら過酷なトレーニングを積み、ドッグトレーナーのスキルまで身に着けたハルについて、キアヌは「100%の力を出し切ってくれたよ。何ヶ月もの武器と格闘技のトレーニングだけでなく、犬とのトレーニングもやらなきゃいけなかったんだ。彼女はとてもうまくて、最後はドッグトレーナーが『犬もベリーをトレーナーと思っている』と言うから、感心したよ」と称賛している。
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は10月4日より全国公開。