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RADWIMPS・野田洋次郎、山田洋次監督と初タッグ 『キネマの神様』出演

映画

映画『キネマの神様』ゴウの盟友・テラシンを演じる野田洋次郎

映画『キネマの神様』ゴウの盟友・テラシンを演じる野田洋次郎(C)2021「キネマの神様」製作委員会

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 歌手の沢田研二が主演を務める山田洋次監督の最新作『キネマの神様』に、ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎が出演することが発表された。俳優としても活躍する野田だが、山田監督作品への出演は初めてとなる。

【写真】沢田研二、菅田将暉ら『キネマの神様』キャスト写真&“虹の架け橋でつながる”5ショット

 松竹映画100周年を記念し企画された本作は、作家・原田マハによる同名小説を映画化。かつて映画の撮影所で名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求めた主人公ゴウは、時を経て家族にも見放されたギャンブル好きのダメ親父となっていた。だが、ゴウが信じ続けた“映画の神様”が、ひとつの家族に奇跡をもたらす。ゴウ役は沢田と菅田将暉、ゴウの妻・淑子を宮本信子と永野芽郁が、2人1役でそれぞれ現在パートと過去パートの主人公を演じる。

 野田が演じるのは、若き日のゴウ(菅田)と共に撮影所で青春を駆け抜け、映画に夢を見た盟友・テラシン。菅田とは、ドラマ『dele』(2018/テレビ朝日)の第4話にゲスト出演して以来、2度目の共演となる。

 テラシンはゴウと共に撮影所で映写技師として働き、「将来は自分の名画座を持ちたい」と熱く夢を語る真面目で誠実な男だが、女性に対してはめっきり不器用という役どころ。芯があり愛情深い、それでいて哀愁漂う、深みのある役を野田が演じ切り、俳優としての新境地を見せている。

 野田は「物心ついた時からずっと山田監督の映画の世界に触れていた者として、今回頂いたお話はどこか絵空事のようでした。山田監督の演出は明確で、緻密で、何より映画への愛が溢れ出していました。もっともっと触れていたいと、監督の話を聞いてみたいと終盤に向かうに連れ名残惜しくなりました」とコメントしている。

 今回新たに公開されたビジュアルには、誠実でひたむきな心優しいテラシンの姿が写し出されている。そして、このビジュアルは先日公開された、沢田、菅田、永野、宮本の4名のビジュアルとともに虹の架け橋でつながるデザインとなっており、野田が物語に新しい風を吹き込んでいる。今後新たに発表されるキャストも、一人一人のビジュアルが徐々につながっていく予定だ。

 映画『キネマの神様』は2021年全国公開。

<コメント全文>
■野田洋次郎(テラシン役)
この度『キネマの神様』に参加させて頂きました。物心ついた時からずっと山田監督の映画の世界に触れていた者として、今回頂いたお話はどこか絵空事のようでした。山田監督の演出は明確で、緻密で、何より映画への愛が溢れ出していました。もっともっと触れていたいと、監督の話を聞いてみたいと終盤に向かうに連れ名残惜しくなりました。きっとご覧になった誰しもが映画の持つ魔法に心を強く打たれることと思います。『キネマの神様』をどうぞお楽しみに。

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