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北川景子、昭和の銀幕スター役に 『キネマの神様』ビジュアル&場面写真解禁

映画

 歌手の沢田研二が主演を務める山田洋次監督の最新作『キネマの神様』の新キャストとして、女優の北川景子の出演が発表された。併せて、北川が演じる昭和の銀幕スター・桂園子のキャラクタービジュアルと、本作の撮影シーンとしては初公開となる場面写真が解禁された。

【写真】“真知子巻き”姿が美しい北川景子 映画『キネマの神様』場面写真

 松竹映画100周年を記念し企画された本作は、作家・原田マハによる同名小説を映画化。かつて映画の撮影所で名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求めた主人公ゴウは、時を経て家族にも見放されたギャンブル好きのダメ親父となっていた。だが、ゴウが信じ続けた“映画の神様”が、ひとつの家族に奇跡をもたらす。ゴウ役は沢田と菅田将暉、ゴウの妻・淑子を宮本信子と永野芽郁が、2人1役でそれぞれ現在パートと過去パートの主人公を演じる。

 山田監督作品には初参加となる北川が演じるのは、ゴウ(菅田)とともに映画の黄金時代を生きた、誰もが憧れる銀幕スター・桂園子。昭和の大女優としての華やかさと気品を兼ね備えながらも、ゴウや撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野)を実の弟妹のように気にかけ、撮影所の誰からも慕われる人情深い一面も見せる。

 解禁されたキャラクタービジュアルは、銀幕の中で芝居をする園子の姿を捉えたもの。もの悲しげな表情とまなざしを見せている。一方の場面写真は、女優・桂園子の日常の姿を捉えたもの。ストールを頭に巻き付けたスタイルは「真知子巻き」と呼ばれ、当時大ヒットした映画がきっかけで若い女性の間で大流行したスタイルで、スクリーンの中に生きる役の姿とはまた異なる、華やかで魅力的な姿を見せている。

 北川は桂園子という役どころについて「華やかですが非常に人懐こく、親しみやすいキャラクターの女優です」と説明。「演じる上で、当時の撮影所時代を経験された山田監督に、銀幕女優ならではの立ち振る舞いや雰囲気をお伺いしました。当時のスタッフと女優は一日中撮影所で共に時間を過ごし、まるで家族のように親しい関係だったように、菅田さん演じるゴウちゃんとも『可愛い弟をからかうみたいな感じでやるといい』とよくご指導いただきました」と撮影を振り返っている。

 映画『キネマの神様』は2021年全国公開。

<コメント全文>
◆北川景子(桂園子役)
私は、“映画の黄金時代”(1950~60 年代)と言われた時代に活躍した、銀幕女優の桂園子という役を演じました。華やかですが非常に人懐こく、親しみやすいキャラクターの女優です。演じる上で、当時の撮影所時代を経験された山田監督に、銀幕女優ならではの立ち振る舞いや雰囲気をお伺いしました。当時のスタッフと女優は一日中撮影所で共に時間を過ごし、まるで家族のように親しい関係だったように、菅田さん演じるゴウちゃんとも「可愛い弟をからかうみたいな感じでやるといい」とよくご指導いただきました。
山田監督は私が小さい頃から巨匠として存在されていて、まさか監督の作品に参加させていただけるなんて最初は驚きでした。監督が現場で生み出す演出にはいつも説得力があり、撮影の空気が一気に変わっていく様は、非常に印象的でした。

◆プロデューサー
1950~60年代、映画は娯楽の王様と呼ばれていました。この頃の日本映画は、最も活気に溢れていて、数々の名作、多くのスター女優が銀幕を彩り、世界中の映画ファンを魅了してきました。当時のスター女優というのは誰しもが憧れる存在でありながら、撮影所で共に働くスタッフたちにとっては家族のように愛される存在でありました。
北川景子さんに演じて頂いたスター女優・桂園子は山田監督自身が撮影所に入って間もない助監督時代に触れあった名女優たちとの経験を基に作り上げられていきました。昭和の映画を彩った、類い稀な美貌を持ち、誰からも愛されるスター女優を今の時代で演じてくれるのは
誰だろうかと山田監督と話し合いを重ね、今回、北川さんにお願いさせて頂くこととなりました。
劇中、北川さんの瞳に向かって一気にクローズアップするシーンがあるのですが、山田監督も「このアップで魅力的にいられる女優は彼女しかいない」と太鼓判を押しておりました。
北川さんは、銀幕におけるスター女優としての美しさを、見事に体現して下さいました。

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