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フランシス・マクドーマンド主演『ノマドランド』 雄大な自然と“今を生きる希望”を映し出す予告解禁

映画

映画『ノマドランド』スチール
映画『ノマドランド』スチール(C) 2020 20th Century Studios. All rights

 第77回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞&第45回トロント国際映画祭で観客賞のダブル受賞を果たした、オスカー女優フランシス・マクドーマンド主演映画『ノマドランド』より、予告編が解禁。併せて、本作の公開日が当初告知されていた2021年1月から3月26日に変更になったことも発表された。

【写真】『ノマドランド』予告編

 本作は、ジェシカ・ブルーダーによるノンフクション『ノマド:漂流する高齢労働者たち』(春秋社刊)が原作のロードムービー。主人公は、リーマンショック後、企業の倒産とともに長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失い、最愛の夫も亡くした元代用教員の60代女性ファーン。彼女はキャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを選択。日々を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った自由な旅を続けていく。

 主人公ファーンを演じるのは、映画『ファーゴ』と『スリー・ビルボード』で2度アカデミー賞主演女優賞を受賞した名女優フランシス・マクドーマンド。マクドーマンドは本作で製作も務めている。メガホンを取るのは、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた映画『ザ・ライダー』でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、マーベル・スタジオが贈るアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた超大作『エターナルズ(原題)』(2021年劇場公開)の監督にも抜てきされた新鋭クロエ・ジャオ。

 予告編は、一人孤独に愛車を走らせるファーンが「あなたはどこへでも移動できる。あなたみたいな人はこう呼ばれる。“放浪の民(ノマド)”と」と言われたり、少女から「先生はホームレスになったの?」と聞かれ「ホームレスじゃなくて“ハウスレス”。別物よ」ときっぱり答える場面からスタート。

 続いて、過酷な季節労働をこなすファーンが、往く先々でノマドたちと出会い、心を通わせながら今を生きる希望を見つめなおしていく姿が、是枝裕和監督作『三度目の殺人』などを手掛けたルドヴィコ・エイナウディの豊かな音楽と共に丁寧に紡がれていく。アメリカ西部の雄大で美しい大自然とともに映し出される詩的な情景や、マクドーマンド以外のノマド役に実在のノマドたちを起用した演出の一端も収められた映像は、ジャオ監督が生んだ前作の『ザ・ライダー』を彷彿とさせると同時に、新たな傑作の誕生を予感させる深い余韻を残す予告編となっている。

 映画『ノマドランド』は2021年3月26日より全国公開。

映画『ノマドランド』予告編

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