ラスプーチンが華麗に舞いながら攻撃を繰り出す 『キングスマン』アクション本編映像
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世界興行収入900億円超えを記録したスパイアクション映画『キングスマン』シリーズの最新作『キングスマン：ファースト・エージェント』より、ロシアの怪僧＜ラスプーチン＞が華麗に舞いながら攻撃を繰り出す衝撃の本編映像が解禁された。
【動画】最強“死のダンス” 『キングスマン：ファースト・エージェント』本編映像
表の顔は高貴なる英国紳士、裏の顔は世界最強のスパイ組織“キングスマン”の、歴史の裏に隠された秘密結社の誕生秘話が明かされる本作。
世界を混沌に陥れようとする闇の狂団によって大戦が勃発し、人類破滅へのタイムリミットが迫る中、立ち上がったのは高貴なる英国紳士のオックスフォード公（レイフ・ファインズ）、そして彼の息子で正義に燃える若き紳士コンラッド（ハリス・ディキンソン）と仲間たち。あるミッションを果たすためロシアまで来た彼らは、豪華絢爛な宮殿の中で、本作のヴィランであり歴史にその名を残す“不死身の怪僧”ラスプーチンと激しい戦いを繰り広げることになる。
今回解禁された本編映像は、オックスフォード公が宿敵ラスプーチンからの攻撃によってピンチを迎える中、コンラッドとオックスフォードの“最強の右腕”ショーラ（ジャイモン・フンスー）が駆けつけ、ラスプーチンと戦う場面。
コンラッドとショーラに対し、「ダンスをしよう。お前らの墓の上で」と言い放つラスプーチン。ショーラはコンラッドに「父上を助けて」と指示しラスプーチンと対峙する。猟奇的な形相のラスプーチンは、クラシックの名曲であるチャイコフスキーの序曲「1812年」の壮大な旋律にのって、軽快な身のこなしと華麗なステップを織り交ぜた攻撃でショーラを翻弄。一方のショーラも果敢に攻撃を繰り出すなど、一瞬たりとも目の離せないスピーディな攻防が繰り広げられる。キングスマンシリーズらしい猟奇的なヴィランの魅力が光る、華やかなアクションシーンとなっている。
本作に登場するラスプーチンは、ロシア帝国崩壊を招いた歴史上に実在する悪人。その特異なキャラクターから、これまでも映画や小説などで度々悪役として登場してきた。本作では、闇の狂団からロシアに送り込まれた刺客で人智を超えた戦闘能力を誇る人物として描かれている。
今回ラスプーチンを演じたのは、名優リス・エヴァンス。リスは「僕が役に決まってすぐ、（監督の）マシュー（・ヴォーン）は僕にテキストを送ってきて、ラスプーチン特有のファイティングのスタイルを見つけたいと言ったんだ」と振り返る。
続けて「マシューが思いついたアイディアは、ラスプーチンが、コーカサスダンスやジョージアダンス、またはコサックのダンス・スタイルを身に着けた、素晴らしいロシアのダンサーだということだった。何ヶ月にもわたって、マシューととても優秀なスタントチームは、カンフーや柔道、柔術、空手など、さまざまな東洋のマーシャルアーツを融合したものを考案し、それをロシアのダンスと組み合わせたんだ」と、ラスプーチンの衝撃的なアクションのルーツを明かす。
そして「長い時間がかかったけど、僕たちはそれをやり遂げたんだ。ラスプーチンは、敵に、ミュージカルでめまいを起こさせるみたいなんだ。彼らをスピンさせたり、一緒にダンスをしていて、突然そのダンスから、とても邪悪な必殺の一撃を繰り出すんだ。ダンス・キックであろうと、平手打ちであろうとね。彼は凶暴なんだよ」とアクションのクオリティに自信をにじませた。ラスプーチンが華麗に舞う、怒涛のファイトシーンに期待したい。
映画『キングスマン：ファースト・エージェント』は12月24日より全国公開。
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