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『舞いあがれ!』福原遥、“まいんちゃん”が朝ドラ女優になるまでの幅広いキャリア

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■イメージを覆す“殺人鬼”役に「ついに来たか!」


映画『羊とオオカミの恋と殺人』に出演した福原遥
 福原自身、パブリックイメージというものはあまり意識していないようで、2019年公開の映画『羊とオオカミの恋と殺人』では、一見清楚な女子大生でありながら、実は頸動脈をひと突きし、人を殺め続ける連続殺人鬼にふんしているが「ついに来たか!」と、こうしたエキセントリックな役柄を心待ちにしていたと話していた。

『ゆるキャン△』に出演していた福原遥
 その後も、長期シリーズとなったドラマ『ゆるキャン△』(2020年~/テレビ東京系)では、主人公となる志摩リンを演じた福原。大原優乃演じる各務原なでしこや、田辺桃子演じる大垣千明ら濃いキャラクターたちのなか、ほぼ無表情でクールに立ち振る舞いながらも、微妙なしぐさや表情、言葉尻で感情の変化を表現する演技力は大いに評価された。

■ついに『舞いあがれ!』本格登場 “多面的”なヒロイン像に期待

『舞いあがれ!』出演中の福原遥
 そして満を持して臨む連続テレビ小説『舞いあがれ!』。本格的な登場となった24日からの第4週では、大学生になった舞が、人力飛行機サークル「なにわバードマン」に所属し、引っ込み事案なところは多少残しつつも、自分の夢に向かって歩き出す第一歩が描かれた。

 自身が連続テレビ小説に出たいと思った作品が、2011年に井上真央主演で放送された『おひさま』だという福原。当時中学生だった福原は、仕事や学校のことで悩んでいたようで、そんなときどんな困難があっても、明るく前向きに進んでいくヒロインの姿に大きな影響を受けたという。

 そんなヒロイン像をいつか体現できるように――という福原の強い思いが詰まった『舞いあがれ!』。持ち前の明るい笑顔と一生懸命さで、視聴者が応援したくなるようなキャラクターを演じつつ、幅広い人物を演じてきた経験から、多面的なヒロインを作り上げてくれるだろうという期待は大きい。(文・磯部正和)

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