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King & Prince・平野紫耀、俳優として培った演技の振り幅と視聴者を引き付ける魅力とは

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■感情が“涙”となりあふれだす

 一方で、第5話では、涙とともに感情を爆発させる黒崎を演じて見せた。宿敵・御木本を破滅に追い込み復讐を果たした黒崎は、目的を果たしたものの、失った家族が戻ってこないことに絶望する。これまで家族のことになると感情を抑え込むような素振りが多かった黒崎。平野の、雨に打たれながら路上に膝を付き、嗚咽(おえつ)をもらして大号泣する姿は、切なくも迫力のある演技となっており、これまで多くの作品で培ってきた役者としての表現力を存分に発揮する姿が映し出されている。

 佐々木蔵之介演じる新キャラクターも登場し、新たな展開を見せる『クロサギ』。最終回も近づく中、さまざまな詐欺師を相手に戦う黒崎を、平野はこれからどのようにして演じて行くのか見逃せない。

■今夜12月9日放送 第8話あらすじ

甘味処「かつら」の店主であり、詐欺業界のフィクサー・桂木敏夫(三浦友和)
 黒崎は、牛山(山口紗弥加)から、宝条(佐々木)には“宝条帝国”と呼ばれる裏金作りのための資金源がいくつもあるという情報を得ると、その中のひとつである医療法人をターゲットに定める。理事長を務める宇佐美孝也(津田健次郎)はひまわり銀行の元行員で宝条の後輩に当たる人物。赤字だった病院を立て直した救世主だ。

 宝条帝国とそこに君臨する宝条を食うことを“独断”で決意し動き出す黒崎は、宇佐美に近づくためにその妻・怜華(高田里穂)に接触を図る。彼女好みの金持ちなホスト風の男に扮(ふん)し、あっという間に怜華の心をつかんだ黒崎は、怜華に「金が欲しいんでしょ? いい方法があるよ」と持ち掛ける。

 同じ頃、宝条の元には、黒崎がひまわり銀行へ潜入した時の防犯カメラ映像が届けられていた。ひょんなキッカケでその写真を見た宝条の甥(おい)・鷹宮(時任勇気)は、そこに写るのが黒崎ではないかと察知する。

 一方、桂木(三浦友和)は黒崎の動向を邪魔するように、新たなシロサギの情報を黒崎に売り、北海道へ行ってこいと命じる。自分を宝条から遠ざけようとしていると勘づいた黒崎は、桂木に逆らい続けることに対して危機感を募らせる。

 そんな矢先、氷柱はプライベートで甘味処「かつら」を訪れていた。それを知った黒崎は、これ以上桂木にも自分にも関わるなと突き放し…。

 金曜ドラマ『クロサギ』は、TBS系にて毎週金曜22時放送。

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