福原遥、“まいんちゃん”と呼ばれるのは「うれしい」 変化した女優への思い
率直に尋ねると、「覚えていてくれていることはとてもうれしいです」と迷いのない答えが返ってきた。「街を歩いていても『3A見てました。小さい頃にまいんちゃんも見てました』と言っていただけたこともあって、ちゃんと両方、私だと分かってくれていることがうれしかったです」と、今なお“まいんちゃん”と呼ばれることに抵抗はないとキッパリ。素直に感謝する。
しかし同時に「でも、これからは演じる役によって、観る人にいろいろな印象を与えられるようになっていけたらなと思っています」と決意を覗かせる。実際、今は女優としての意識が昔とは違うという。
「昔は、習いごと感覚のところもあったと思います。第2の学校みたいな感じで、現場がただただ好きで楽しかった。でも中学生の頃に井上真央さんの朝ドラ『おひさま』(2011)を観て、勇気や元気をたくさんもらって、そのときに、自分もこうやって人に何か与えたり、笑顔にできる人になりたいと思いました。そして『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』(2014)で本格的にお芝居をして、もっとお芝居を磨いていきたいと感じました。今は明確に女優というお仕事をしたいと思って、臨んでいます」。
『3年A組』で本気の涙を見せ、待機作の『映画 賭ケグルイ』(5月3日全国公開)では笑顔を見せず、全く違ったキャラクターでキーパーソンを演じる福原。20歳になったまいんちゃん、いや、福原遥のさらなる活躍に期待するとともに、まずは『4月の君、スピカ。』で文句なくかわいいヒロインの姿を堪能しながら、青春のきらめきに身を任せたい。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)
映画『4月の君、スピカ。』は4月5日より全国公開。
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