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成田凌「男性と女性の脳の違いって面白い」 作品の受け止め方の差に興味津々

映画

◆男性と女性の脳の違いって面白い

 大倉のフラットさ。しかしその延長にある、大伴としてのどっち付かず感は、時にイライラもさせる。その受け止め方に、成田は男性と女性の違いを感じたという。


 「僕は大伴の行動がよくわかりますよ。同じことをするわけじゃないですが、イライラはしない。この映画って、女性と男性とではっきり意見が違うんです。男性同士だと“言わずもがな”で通じる部分がある。でも女性は見方が違う。僕は自分が割と女性脳を持っているタイプだと思っていたんですが、『全然違うわ』と感じました。そういうのって、何かすごいなと思うし、面白いです。あと本編でも描かれますが、男性は、男は浮気をするものだと思っていても、自分がされるとは考えてないんです(笑)。それも面白い」。

◆個人の賞は「作品に恵まれたから」

 さて、爽やかな青年からゲスな男、そして殺人鬼まで、さまざまなキャラクターを演じ、その都度、演技力の高さを見せつけてきた成田だが、このところはそこに賞という結果も伴ってきた。

 「賞をいただけることはとてもありがたいです。ですが、自分の評価が高いからというわけではなく、作品に恵まれたからだと思います。うれしいというよりは、むしろ身が引き締まる感じが強い」と、賞はあくまで作品がよかっただけと漏らしながら、「この映画ももちろんですが、今後も面白い作品が待っていますよ!」と自信をのぞかせる成田。その勢いは止まらない。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)

 映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は公開中。

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