小沢仁志「セーフティとか関係ねえ。全部ガチでやってる」 還暦記念映画『BAD CITY』インタビュー到着
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俳優・小沢仁志の還暦を記念したアクション映画『BAD CITY』より、小沢が本作への熱い想いを語るオフィシャルインタビュー、場面写真が解禁された。
【写真】映画『BAD CITY』場面写真
本作は、「顔面凶器」「Vシネマの帝王」などの異名を持ち、映画やドラマ、そしてバラエティなど数々のフィールドで活躍する俳優・小沢仁志が“還暦記念映画”として、「俳優人生で最後の無茶」を繰り広げる怒涛のアクション映画。小沢は自ら脚本を手がけ、製作総指揮として企画段階から撮影のコーディネートをこなし、主演として本格的なアクションに挑戦した。
現在、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルトガルのポルト国際映画祭、アメリカのオースティン・ファンタスティック映画祭など、権威のある映画祭への招待が続々と決定している。
「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が、韓国マフィア・金数義(山口祥行)によって殺された。金は、開港市を影で操る巨大財閥・五条財閥の会長・五条亘(リリー・フランキー)と密かにつながっていた。
一方、五条の告発を悲願とする検察庁検事長の平山健司(加藤雅也)は、公安0課の小泉香(壇蜜)を使い、秘密裏に熊本(勝矢)、西崎(三元雅芸)、野原(坂ノ上茜)たちを引き抜き、特捜班を結成。そしてもう1人…ある事件を起こした容疑で拘置所に勾留されている元強行犯警部・虎田誠(小沢仁志)を期限つきでチームに復活させる。果たして虎田たち特捜班は、五条を検挙することができるのか?
小沢演じる元強行犯警部・虎田誠と特捜班のチームを組むのは、坂ノ上茜、勝矢、三元雅芸。4人を指揮する公安0課の小泉香役に壇蜜、その上司・検察庁検事長の平山健司役に加藤雅也。韓国マフィアの首領・マダム役にかたせ梨乃、開港市を影で操る巨大財閥・五条財閥の会長・五条亘役にリリー・フランキー。
韓国マフィア・金数義役に山口祥行、マダムの側近・パク役に本宮泰風、桜田組若頭補佐・村田役に波岡一喜、金数義の右腕・ハン役にTAK∴、刑事役に小沢和義、中野英雄と、実力派の面々が小沢の還暦に華を添える。
監督・アクション監督は、デビュー作『HYDRA』(2019)が海外映画祭でも評価され、アクション監督を務めた『ベイビーわるきゅーれ』がロングランヒットとなった園村健介。主題歌は、クレイジーケンバンドが本作のために書き下ろした「こわもて」。
このたび、小沢が本作への熱い想いを語るオフィシャルインタビュー、場面写真が解禁。小沢は「アクションは、全部即興で園村監督が作っていたよ。でもさ、いざ本番が始まると関係なくブンブンやっちゃうんだよな(笑)」と振り返り、「最近の映画って、なにかっていうと安全、安全、セーフティじゃん。おれは、そういうセーフティとか関係ねえから、スタントマンとかもいらないし、全部ガチでやってる。ヤマ(山口祥行)との対決シーンだって、マジだからさ。あれが、マジじゃなかったらつまらないと思うし。このガチなアクションができるのは、どこ探したっておれたちぐらいしかいないよな」と自信たっぷりに語る。
また、本作に出演している女優陣についても言及。野原役を演じた、テレビ東京『ウルトラマンX』のヒロイン・山瀬アスナ役などで知られる坂ノ上茜について「マジで頑張ったと思うよ。アクションも、あいつ稽古で怪我したのに本番も頑張って。スタントマンも、女優だからっていう遠慮もなく、容赦無く行くから。それに対して、全部ちゃんと受けて戦っていたんだから、本当にすごいよ」と絶賛。
さらに「あと、梨乃ねえ(かたせ梨乃)も泣かせてくれたよなあ。試写をやったときもみんな梨乃ねえに泣かされてた。テジュンの奥さんを演じた、圭叶(けいか)もすごいよかったんだけど、あの子、嶋大輔の娘なんだって聞いてびっくりしちゃったよ。韓国語話せるし、芝居もいいし、かわいいしさ。おれも合格した後に大輔の娘って知ったんだけど、口説かなくて良かったよ(笑)」と語っている。
映画『BAD CITY』は、福岡県のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、シネプレックス小倉、ユナイテッド・シネマなかま16で先行上映中。1月20日より新宿ピカデリーほか全国順次公開。
※小沢仁志のオフィシャルインタビュー全文は以下の通り。