佐々木希、初舞台に「緊張より楽しさが勝ってる」 生瀬勝久&竹中直人も度胸を称賛

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女優の佐々木希が29日、舞台『ブロッケンの妖怪』の公開稽古に登場し、俳優の竹中直人、生瀬勝久と共に囲み取材に応じた。舞台初挑戦の佐々木に対し「どんな演技指導を受けたか」と質問が上がると、竹中が会話に横入りして「何も教えていないですよ。(教えたのは)メールアドレスくらい」と報道陣を沸かせていた。
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本作は、霧の濃い日に湖の上に洋館が現れるという“ブロッケン現象”の起きる孤島を舞台にしたホラー・コメディ。竹中と生瀬が、舞台『ヴィラ・グランデ 青山~返り討ちの日曜日~』(11)以来、4年ぶりにタッグを組む。作・演出は、『ヴィラ・グランデ』と同じく、人気の劇作家・演出家の倉持裕。公開稽古では、序盤のシーンを約30分間披露した。
佐々木は、「(公開稽古の前は)緊張はしたけど、“しっかりしなきゃ”という気持ちが勝ってた。ソワソワしてずっと体を動かしていました。でもステージに立つと“堂々としなきゃいけない”と思って緊張を忘れました」と話し、30日からの開演について「楽しさが勝っている」と大物ぶりを見せる。
生瀬は初共演の佐々木について「いや度胸あるなぁ」と絶賛し、その人柄については「本当に真面目。ツンツンとしていると思った」と意外であった様子。竹中も「華がある女優さんだなぁと思いました。演出の倉持さんが何度も繰り返し演出してもへこたれない。何度も何度もがんばってやっている」と手放しで褒めた。
「お二人に囲まれてお芝居させて頂くことが奇跡」と語る佐々木は、竹中と生瀬からどんな演技指導があるか問われると「生瀬さんは本当に学校の先生でした。タイミングや少しの間についてだったり、細かいところを」とテクニカルなアドバイスを受け、竹中からは「“感じろ”とかお腹のなかに熱いものを持っていれば色んなものが付いてくると」と情熱的な指導を受けたことを明かした。
舞台『ブロッケンの妖怪』は、10月30日から11月1日までシアター1010(センジュ)にて上演。その後、シアタークリエ他、全国12ヵ所にて上演を予定。