
ダーク・ボガード
ダーク・ボガード 出演映画作品
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ベニスに死す
制作年:2001年02月03日(土)公開
トーマス・マンの小説を官能的に映画化した巨匠ヴィスコンティの名作。美少年に魅了され、ストーカーと化した老人の人生の終焉を、マーラーの荘厳な調べにのせて紡ぎ出す。
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愛の嵐〈ノーカット完全版〉
制作年:1997年3月22日(土)公開
C・ランプリングの刺激的なコスチュームのイメージでも知られる'73年作品が、ノーカット完全版でお目見え。忘れえぬ過去にとりつかれた男女の愛欲のドラマが更にビビッドに。
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地獄に堕ちた勇者ども
制作年:
【円熟期のヴィスコンティが凄惨な権力闘争をえぐる】 ナチスが台頭する30年代のドイツを舞台に、鉄鋼財閥一族の悲劇を描く人間ドラマ。巨匠ルキノ・ヴィスコンティが、この血塗られた群像劇を持ち前の退廃的な映像美で紡ぎ出す。
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できごと
制作年:
“赤狩り“でアメリカを追われイギリスに亡命したロージーが、知識階級の人間の偽善を告発した問題作。中年の大学教授が教え子の若い娘に恋愛感情を持つが、彼女にも複数の男性関係があることを知る。三角関係のドラマの中に人間の嫉妬と狡智が冷徹に描かれた佳作。
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召使
制作年:
裕福な貴族青年トニーは貴族の娘スーザンと結婚するため南米からロンドンに戻るが、雇った召使バレットに惚れ込んでいっさいを任せてしまう。バレットは愛人を妹と称して邸に住み込ませ、トニーを誘惑させたり、麻薬を教えたりして堕落させ、ついに生活は破滅状態になる。ホモセクシュアル、主人と召使の階級逆転、イギリス貴族の哀れな末路をスキャンダラスに描いて公開当時物議を醸した。硬派ロージー監督と劇作家H・ピンターはこれが初顔合わせ。
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遠すぎた橋
制作年:
ノルマンディー上陸作戦から3ヵ月後の1944年9月、連合軍が企てた大胆不敵な“マーケット・ガーデン作戦“を豪華スターの競演で描く壮大な戦争スペクタクル。史上空前の空陸大共同作戦が、すべて失敗に終わるまでを、壮大なスケールで描く。結局、イギリスからアメリカへのデモンストレーションでしかなかったこの無意味な戦闘の数々を、R・アッテンボローはあくまでもクールに捉えている。
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プロビデンス
制作年:
プロビデンスという名の館に、病に冒された老作家クライブが横たわっている。彼は自分と家族を題材にした最後の作品を思い描くが、同時に悪夢にもさいなまれる。そして小説と悪夢の世界はクライブの生きる現実と混ざり合っていく……。迫りくる死と創造の苦悩の間に揺れる男の姿を重層的に描く異色作。衣装にイヴ・サンローランが参加していることでも話題になった。仏セザール賞で作品賞、監督賞など6部門を総ナメにした。
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ダディ・ノスタルジー
制作年:
「田舎の日曜日」でカンヌ映画祭監督賞を獲得したB・タヴェルニエが、残り少ない時を過ごす父娘の情愛を、優しさとユーモアを交えて描き上げた作品。夫と離婚し、パリで一人住まいのカロリーヌに、ダディが心臓発作で倒れたという知らせが届く。ダディはなんとか持ち直すが、実はあと半年の命で……。13年ぶりにスクリーンに復帰したD・ボガードが、黄昏にさしかかったダディを好演。
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将軍月光に消ゆ
制作年:
第二次世界大戦中における英国将校の体験記を映画化した冒険ドラマ。独軍占領下のクレタ島に上陸した英軍大尉は、パルチザンの少佐とともに独軍司令官の将軍を捕らえ、カイロへ連行しようとする……。アクション・シーンを排し、英国人特有のユーモアが痛快な、一味違った戦争映画。
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素晴らしき戦争
制作年:
ヒット舞台劇を映画化し、R・アッテンボローが監督デビューを飾った異色の反戦ミュージカル。1914年、セルビアでの事件をきっかけに、欧州各国が次々と第一次世界大戦へ参戦。戦場で命を落としていく庶民や兵士の運命と、彼らを駆り立てた国家を対比させ、戦争の虚飾を痛烈に暴き出していく。L・オリヴィエを筆頭に、英国が誇る名優が総出演。戦時中の流行歌や軍歌を替え歌にして、各エピソードを鮮やかに盛り立てている。
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ダーリング
制作年:
英国のフリーシネマ派の一人、シュレシンジャー監督の初期代表作。地方都市出身の若い文学少女が世間に出て、女優、モデルといった様々な職業を遍歴。その彼女の目を通して、複雑な人間社会がシニカルに描かれる。クリスティの出世作。
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ダーク・ボガードの求婚物語 -エンゲージング・ストーリー -
制作年:
「ナバロンの要塞」などの大作で知られるトンプソンが、結婚にまつわる男女の感情や、父娘の心の機微を描いた作品。アンはある日恋人のトニーからプロポーズされ、大喜び。しかし、彼女の父は、トニーが無職で貯金もないために好感がもてない。そこで彼はトニーにある条件を出すのだが……。
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黒い狼~ローン・ウルフの決闘~
制作年:
メキシコ、カンタナの町を舞台に、D・ボガードが残忍非情な無法者アナレクトに扮し、西部劇アクションを繰り広げる娯楽作品。善玉と悪玉の対決という定石通りの設定だが、たっぷり詰め込まれた理屈抜きの痛快さと語り口のうまさで観る者を飽きさせない。
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唇からナイフ
制作年:
新聞連載漫画を原作とした奇想天外なナンセンス・コメディ。イギリス秘密情報部は中東マサラ国に石油の代金として送るダイヤモンドがギャングに狙われていることを知り、札つきの女賊モデスティに依頼してダイヤ護衛にあたらせる。相棒のウィリーと組んだモデスティだが、ギャング団の罠にはまり捕虜になったうえダイヤも奪われてしまう。果たしてモデスティの運命は……。突然ミュージカル調になったり、B級SF映画のようなセットが出てきたりと、とにかく破天荒な内容で、本当にこれがあのJ・ロージー作品かと目を疑うほど。M・ヴィッテ
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キャンベル渓谷の激闘
制作年:
カナダ領のロッキー山中で、死んだ祖父が発見したという油田を求めて英国青年キャンベルは現地へ出かける。だが土地のダム建設のボスはことあるごとに作業を妨害し、キャンベルの邪魔をする。H・イネスの冒険小説の映画化。
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二都物語
制作年:
ディケンズ原作の映画化。革命期のパリとロンドンを舞台に繰り広げられる、男女の愛と友情の物語。美貌の女性ルシーをめぐる、弁護士のシドニーとフランスの亡命貴族チャールズの恋のさや当てが、革命の動乱の中に劇的に描かれた佳作。
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殺しの許可証
制作年:
国際的な協調のためにオーストラリアに帰ろうとする追放者ディアキムと、帰国を妨害しようとするスパイ、カーティス。ディアキムとかかわりのある人間を利用し、暗殺を謀るスパイだが……。特異なムードを放つ、スパイ・ミステリー。
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エスピオナージ
制作年:
Y・ブリンナー、H・フォンダ、D・ボガードら世界の大スターの競演によるスパイ・サスペンス。KGB高官がスパイ・リストを手みやげに西側への亡命を申し出た。CIAはこのリストをもとに捜査を開始するが、リスト上の政府要人たちが次々と殺害されはじめた。
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四重奏
制作年:
サマセット・モームの短編小説を映画化したオムニバス作品。「異国の収穫」(R・スマート)「人生に起こること」(H・フレンチ)「凧」(A・クラブリー)「大佐の奥方」(K・アナキン)の4話からなり、イギリス人気質を地味に描き出した佳作。
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