
左時枝
左時枝 出演映画作品
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大コメ騒動
制作年:2021年1月8日(金)公開
1918年に富山県海岸部で起きた市民運動、“米騒動”を基にした歴史エンタテインメント。米の価格が高騰し続け、子供たちに米を食べさせることが困難になった女性たちが、政府に対して起こした行動の顛末を描く。主演は『八日目の蝉』の井上真央。共演に室井滋、三浦貴大、夏木マリ、立川志の輔など。監督は『超高速!参勤交代』の本木克英。
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瞽女 GOZE
制作年:2020年10月23日(金)公開
盲目の女旅芸人・瞽女が、様々な苦境に遭いながら健気に生きる姿を追ったヒューマンドラマ。厳冬の中での修業や、愛する人との別れを経験した最後の瞽女・小林ハルの半生が描かれる。『視覚探偵 日暮旅人』の子役・川北のん、第13回全日本国民的美少女コンテストグランプリの吉本実憂がハルを演じ、アニメでも活躍する瀧澤正治が監督を務めた。
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サバイバルファミリー
制作年:2017年2月11日(土)公開
『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口史靖監督がオリジナル脚本で描くユーモア満載の家族ドラマ。電気の消滅により廃墟寸前となった東京を舞台に、東京脱出を試みる一家の決死のサバイバルを描く。電気が消えた世界の中で家族に未来はあるのか? 家族を守るべく一世一代の決断を下す父親を小日向文世、母親を深津絵里が演じる。
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スイートハート・チョコレート
制作年:2016年3月26日(土)公開
『真夏のオリオン』『小川の辺』の篠原哲雄が監督を務め、日中のスタッフが集結して撮りあげた合作映画。チョコレートをモチーフに、雪の北海道・夕張と上海を舞台にした10年にも渡る切ないラブ・ストーリーを描きだす。『レッドクリフ』のリン・チーリンがふたりの男性の間で揺れ動くヒロインを演じるほか、池内博之、福地祐介らが出演する。
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野のなななのか
制作年:2014年5月17日(土)公開
『その日のまえに』『この空の花 長岡花火物語』など近年も精力的に新作を発表し続けている大林宣彦監督が、北海道の芦別を舞台に撮りあげた最新作。ひとりの老人の死をきっかけに久々に家族が戻ってきた古里を舞台に、老人が戦争末期の樺太で体験した壮絶な過去と平和への願いが明かされていく。ベテラン俳優・品川徹と常盤貴子が主演を務める。
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ひまわりと子犬の7日間
制作年:2013年3月16日(土)公開
動物管理所に保護された母犬と三匹の子犬。引き取り手がなく7日後には消されてしまう小さな命を前に、ひとりの管理所職員と彼の家族がとった勇気ある行動とは?宮崎県であった実話を基に、堺雅人、中谷美紀出演で描く感動作。山田洋次監督の下で助監督、脚本家として活動してきた平松恵美子監督が、宮崎の美しい自然と人間の絆の物語を綴る。
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LOVE まさお君が行く!
制作年:2012年6月23日(土)公開
芸人・松本君とダメ犬・まさお君の道中を捉えた動物バラエティ番組『ペット大集合!ポチたま』の大人気コーナーで、実際に起こったエピソードを基に、オリジナルストーリーを織りまぜて描いた感動の物語。香取慎吾が売れない芸人・松本君を演じるほか、広末涼子・成海璃子らが共演。『NANA』『ランウェイ☆ビート』の大谷健太郎が監督を務める。
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ガール
制作年:2012年5月26日(土)公開
人気作家・奥田英朗が2006年に発表した同名小説を、香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏を主演に迎えて映画化。5つの短編からなる原作から4編を選出し、ひとつの物語を構成。恋や仕事、結婚や出産に悩みながらも自分らしく生きようとする女性たちの姿を描き出していく。『白夜行』や『神様のカルテ』など公開作の続く深川栄洋が監督を務める。
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母〈かあ〉べえ
制作年:2008年1月26日(土)公開
日本映画界を代表する名匠、山田洋次監督が激動の時代を生きる家族の絆と、家族を支えるため奔走する母の強さを描く。主演は34年振りの山田作品出演となる吉永小百合。これまで繰り返し“家族“をモチーフに作品を発表し続けたきた山田監督が現代の観客にどのような家族像を見せるのか期待が高まる。共演に浅野忠信、檀れい、坂東三津五郎ら。
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新・あつい壁
制作年:2007年11月17日(土)公開
ハンセン病の実態と、今も消えぬハンセン病差別を真摯な眼差しで見つめた作品。50年前に起きた事件と現在を巧みに構成することで、過去の歴史と、今も変わらぬハンセン病への差別が浮かび上がる展開が秀逸だ。'69年に「あつい壁」で監督デビューを果たした中山節夫監督がその後、40年間温め続けてきた構想を基に、再びメガホンを執る。
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22才の別れ/Lycoris〈リコリス〉 葉見ず花見ず物語
制作年:2007年8月18日(土)公開
ベテラン人気監督、大林宣彦が『なごり雪』に続いて贈る大分3部作の第2弾。伊勢正三の名曲『22才の別れ』をモチーフに、母娘2世代にわたる恋模様が大分、津久見、臼杵といった街並みを背景に、幻想的な映像と情感豊かな語り口の中に綴られる。筧利夫、清水美砂の主演に加え、本作品がスクリーン・デビューとなるふたりの新人、鈴木聖奈と中村美鈴が時代を隔てた親と娘を演じている。
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武士の一分〈いちぶん〉
制作年:2006年12月1日(金)公開
『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』に続く、山田洋次監督による藤沢周平原作の時代劇三部作の最終編。木村拓哉が、盲目の剣士・三村新之丞に扮し、“視覚”に頼らない凄まじい殺陣を繰り広げているのがスゴい。妻・加世を元宝塚歌劇団のトップスター・檀れい、新之丞が復讐を誓う宿敵・島田藤弥を歌舞伎役者の坂東三津五郎が演じているのも話題だ。
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埋もれ木
制作年:2005年6月25日(土)公開
『死の棘』『眠る男』の小栗康平監督から9年ぶりに届いた新作は、不思議な余韻の残る寓話的物語。美しい自然に囲まれた小さな町を舞台に、現実とファンタジーが交差するような物語が進展していく。小栗監督の寸分の狂いのない演出とこだわりの美意識を感じさせる映像の美しさは特筆もの。
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理由〈2004年〉
制作年:2004年12月18日(土)公開
人気作家、宮部みゆきの同名ベストセラーを、大林宣彦監督が映画化。高層マンションの一室で起きた不可解な惨殺事件の真相が明かされる。100名以上の人物の証言で構成されるため、映像化不可能といわれてきた物語を異色のドキュメント方式で描き切った、大林監督の斬新な演出が際立つ。
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美しい夏キリシマ
制作年:2003年12月6日(土)公開
その評価が年々高まるベテラン日本人監督のひとり、黒木和雄監督が生涯忘れることのできないという戦時下の体験をもとに創り上げた意欲作。敗戦の近づく宮崎県霧島を舞台に、爆撃で友人を失い心的外傷を負った少年と彼を取り巻く人々の日常を鮮やかに描き出す。柄本明の息子、柄本佑が扮する少年の心の痛みを通して浮き彫りになる戦争の悲劇に胸が痛む。
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蕨野行〈わらびのこう〉
制作年:2003年10月4日(土)公開
『四万十川』の恩地日出夫監督が芥川賞作家、村田喜代子の同名小説を映画化した渾身の力作。江戸時代、60歳以上の老人だけが住むという村を舞台に、そこで生きる人々の姿を、季節の移り変わりと共に、じっくり見つめていく。腰のすわった演出と共に、『黒い雨』の市原悦子、近年は三池崇史作品でおなじみの石橋蓮司らベテラン陣の妙演が光る。
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なごり雪
制作年:2002年9月28日(土)公開
大林宣彦監督が1970年代に大ヒットした同名フォークソングをモチーフに描く青春映画。大分県臼杵市の美しい街並みを背景に、若き日の苦い思い出と向き合う男たちの心情を切々と綴る。
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風の歌が聴きたい
制作年:1998年7月18日(土)公開
「SADA」に続く大林宣彦監督の新作は、またも実話に材を得た恋愛ドラマ。聴覚障害を共に抱えるカップルが、持ち前の快活さで苦難を乗り越えていく姿がじっくり描かれる。
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女の警察・国際線待合室
制作年:
“女の警察“と呼ばれる正秋が一流のホステスに育てた佐和子が失踪する。正秋は彼女の勤めていた店を訪ね、客の田淵が怪しいとにらむ。やがて佐和子は、シンガポールの私娼街で麻薬漬けになっているところを発見されるが……。
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原野の子ら
制作年:
【阿蘇のふもとから届いた美しい自然と人間の営み】 阿蘇の四季折々の自然美をバックに、人生の豊かさを問いかける感動作。女性教師、生徒とその家族が織りなす人間同士の触れ合いを、「ブリキの勲章」の中山節夫監督が描く。
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二十四の瞳〈1987年〉
制作年:
小豆島の美しい自然を背景に、女教師と生徒たちの交流を描く感動作。昭和初頭から終戦直後という激動の時代を生きながら、変わることのなかった彼女らの師弟愛を様々なエピソードを交えて描き出す。高峰秀子主演で木下惠介が監督した作品の、実に33年ぶりのリメイク。
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13階段
制作年:
【階段の果てにあるのは? 反町隆史主演の異色作】 反町隆史が従来の豪放なイメージを一転、センシティブな新境地を見せるミステリー。ある死刑囚の冤罪を晴らす仕事を請け負った仮出所中の青年が、刑務官の男とともに真実に迫っていく。
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ヘレンケラーを知っていますか
制作年:
【盲聾の老女と傷ついた少年との交流を描く感動作】 山口県に実在した、目が見えず、耳も聞こえない“日本のヘレンケラー“の壮絶な人生に基づく感動作。山奥に隔離され、時代に翻弄されながら生きている盲聾の女性と、リストカットを繰り返す少年との出会いが、互いの人生に希望をもたらす様を温かい眼差しで描く。監督は『海と太陽と子どもたち』の中山節夫。主演・小林綾子の迫真の演技にも息をのむ。
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日本の青空
制作年:
【ひとりの男を通して描く日本国憲法誕生のドラマ】 第二次大戦後、日本国憲法の草案を作成するの際、GHQに多大な影響を与えた在野の憲法学者、鈴木安蔵の物語を通じて、日本国憲法誕生のドラマを描く意欲作。様々な国の憲法を参考にしながら、自身の想いを憲法にこめた鈴木安蔵の胸のうちが伝わってくる物語だ。映画俳優として着実にキャリアを重ねている高橋和也が鈴木安蔵役に挑んでいる。
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先生あした晴れるかな
制作年:
私立中学受験のため塾に通い始めた5年生の太と、両親が離婚し母親と二人暮らしの圭二が突然荒れだす。担任の加藤先生は二人の心をつかもうと努力するのだったが……。教育映画を撮り続ける中山節夫の監督作品。
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La VIE〈いのち〉共生!
制作年:
1991年、200年ぶりに火を噴き、5万人を超える人々に大きな被害を与えた雲仙・普賢岳。その被害と苦しみの中でも強く生きる人間の姿を、プロの俳優に交えて多くの地元の人々の出演で描いた作品。200年前の噴火にまつわる民話の再現や、伝統的な精霊流しのシーンなども収め、普賢岳の麓という土地とそこでの生活を立体的に伝えている。
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ザ・ウーマン
制作年:
江戸時代後期の文化年間、中村座の大名題・坂東三津五郎の後妻で、美貌と男好きによって江戸中にスキャンダラスな評判をふりまいた女義太夫・竹本小伝の、自由奔放な生き方とエロスの世界を描いた異色時代劇。佳那晃子がこの作品でデビューを飾った。
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麗霆“子 レディース!!
制作年:
“女暴走族“の金看板を背負い、暴走と抗争に明け暮れる少女たちの姿を描く異色の青春映画。千葉の外房を仕切る房狂会・麗霆“子〈レディース〉初代総長の創山さとみは、敵対する悪魔女族(ゾンビィ)をついに叩き潰す。が、悪魔女族は房総一のレディース血護苦(ジゴク)の傘下にあり、ひとみらは巨大な抗争に否応なく巻き込まれていく……。元アイドルの渡辺美奈代が乳首を切って詫びを入れるなど、衝撃シーンも満載。
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武士の一分
制作年:
「たそがれ清兵衛」の山田洋次監督が、木村拓哉を主演に迎えて撮り上げた時代活劇。盲目となった武士と、その妻の深い愛情が丁寧に描かれる。藤沢周平の原作ならではの、名もなき武士に焦点を当てた物語が心に沁みる。下級武士の新之丞は毒見役を務め、失明してしまう。夫を案じた妻の加世は番頭の島田に藩に残れるよう口ぞえを依頼、代わりに島田に体を奪われる。この事実を知った新之丞は復讐を誓うが……。盲目の武士に扮し、これまでになかった表情と佇まい、見事な殺陣を見せる木村拓哉の熱演は必見だ。
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コワイ女
制作年:
“恐い女“をテーマにしたオムニバス・ホラー。前妻と離婚したばかりの晃との結婚を控えた加奈子は、彼と会った帰り道で奇妙な音を聞く。帰宅後、彼から「前妻に刺された」と電話があり、振り向くと……(「「カタカタ」)。整備工場で働く関口は社長に頼まれ彼の妹・鋼と会うことに。その彼女は頭からズタ袋をかぶる奇妙な女の子だった。好奇心を抱く彼だが、やがて彼女がうっとうしくなる(「鋼-はがね-」)。7歳の道男は離婚した母親に連れられ祖母宅で暮らすように。間もなくして彼は家の裏手にある土蔵の一点をじっと見続ける母の姿を目撃。以来、母の様子がおかしくなる(「うけつぐもの」)。
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女の一生〈1967年〉
制作年:
文豪モーパッサンの傑作小説を基に、時代設定を日本の戦後に置き換えて映像化された女性映画。山田洋次、森崎東ほか後の大物監督たちが参加している点にも注目。また、田村正和の母親役が岩下志麻という、今では信じられない豪華共演で贈る。伸子は宗一と結婚したが、夫は浮気症で女中を孕ませてしまう。しかし、伸子も妊娠し男の子を産み、子供を生き甲斐に生きていこうとする。
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かあちゃんと11人の子ども
制作年:
西伊豆に住む農家の主婦が書いた体験談が原作。11人の子供を産み、夫とともに仕事に励んだ母親の子育てと労働の半生を明るくほのぼのと描く、文字どおりの大型ホームドラマ。昭和の時代をたくましく生き抜いた母親を、左幸子が好演。
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心中天網島
制作年:
篠田正浩が10年来構想を練っていた近松門左衛門の浄瑠璃を映画化。脚本に詩人の富岡多恵子と音楽家の武満徹が参加している。紙屋治兵衛は、女房子供のある身で女郎・小春と深いなじみになり、ついには女房を捨て小春と情死行に至る。前半の浮世絵の複写や、巨大な文字の壁などで構成されたユニークなセットが舞台となり、後半の道行きや心中の場面はロケ撮影となっている。墓地での濃厚なラブシーンや、最後の鮮烈な心中シーンに治兵衛と小春の情熱的な愛と性が象徴的に表現される。成島東一郎の白黒の映像と、武満の音楽が独特の雰囲気を作っている。女房と遊女の二役をこなす岩下志麻の演技も高く評価された。
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大病人
制作年:
伊丹十三が、死というテーマを見つめた意欲作。映画監督兼俳優の向井は、新作の撮影中に倒れて入院。彼の体はもって1年というガンに冒されていた。そうとは知らぬ向井は、不倫相手の女優と病室で情事を楽しんだり、看護婦をナンパしたりと、妻の万里子や担当医の緒方を困らせる。やがて病状を知った向井は、ショックから自殺を図るが……。これまでの伊丹作品のマニュアル的な要素は稀薄で、彼流のユーモアはそのままに、嫌味のない娯楽作として見事に完結している。主人公が前向きに死を迎えるラストは感動的。SFXを駆使した死後の世界の幻想的な描写も印象深い。DVDは「伊丹十三 DVDコレクション“ガンバルみんな”BOX」に収録。
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静かな生活
制作年:
1994年のノーベル賞に輝いた大江健三郎の同名タイトル作品を義兄でもあり、高校の同窓生でもある伊丹十三が映画化。脳に障害を持ちながら、美しい音楽を作るイーヨ。妹のマーちゃんは、彼の音楽が美しいのは、イーヨの魂がこの世で一番美しいからだと信じ、一人では生きていけない兄に一生寄り添って生きていこうと決心している。そんな二人を核に、両親の長い留守中に起こる波瀾万丈の冒険物語が繰り広げられていく。イーヨ役の渡部篤郎とマーちゃん役の佐伯日菜子が好演。
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