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エンニオ・モリコーネ

エンニオ・モリコーネ 出演映画作品

  • ラ・カリファ

    制作年:2024年4月19日(金)公開

    第24回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された、アルベルト・ベヴィラクア監督による社会派ドラマを日本初公開する。工場長とストライキを主導する女性の道ならぬ恋を描く。音楽はエンニオ・モリコーネ。出演はロミー・シュナイダー、ウーゴ・トニャッツィ、マリーナ・ベルティ、マッシモ・ファネッリ、ロベルト・ビサッコら。

  • 死刑台のメロディ 4K リマスター・英語版

    制作年:2024年4月19日(金)公開

    第24回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞に輝いた、ジュリアーノ・モンタルド監督によるドラマを4Kリマスター・英語版で上映。米国で起きた冤罪事件、サッコ=ヴァンゼッティ事件を基に、差別と偏見に満ちた裁判を描く。音楽はエンニオ・モリコーネ。出演はジャン・マリア・ヴォロンテ、リカルド・クッチョーラら。主題歌はジョーン・バエズ。

  • 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗〈4K版〉

    続・夕陽のガンマン/地獄の決斗〈4K版〉

    制作年:2024年3月22日(金)公開

    クリント・イーストウッド主演のマカロニウエスタン、ドル3部作の第3弾となる大作『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』を4K版で上映する。南北戦争末期の西部を舞台に、隠された大金を探すふたりの男をコメディを交えて描く。監督はセルジオ・レオーネ。音楽はエンニオ・モリコーネ。共演はリー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラックら。

  • 荒野の用心棒〈4K版〉

    荒野の用心棒〈4K版〉

    制作年:2024年3月22日(金)公開

    イタリア製西部劇の先駆けとなった、クリント・イーストウッド主演のドル3部作・第1弾『荒野の用心棒』を、イタリア公開60周年を記念し、4K版で上映。流れ者のガンマンが、町を牛耳る勢力の共倒れを狙う。セルジオ・レオーネ監督が、黒澤明の『用心棒』をリメイクした。音楽はエンニオ・モリコーネ。共演はジャン・マリア・ヴォロンテら。

  • モリコーネ 映画が恋した音楽家

    モリコーネ 映画が恋した音楽家

    制作年:2023年1月13日(金)公開

    第35回東京国際映画祭のガラ・セレクションで特別上映された、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が手がけた作曲家の故エンニオ・モリコーネに密着した音楽ドキュメンタリー。500本以上の映画やTVドラマの音楽を作曲しアカデミー賞にも輝いた、巨匠モリコーネの半生と映画音楽への思いが、数々の名場面とワールドツアーの様子と共に紐解かれる。

  • 華麗なる大泥棒〈HDリマスター・フランス語オリジナル完全版〉

    華麗なる大泥棒〈HDリマスター・フランス語オリジナル完全版〉

    制作年:2022年9月2日(金)公開

    ジャッキー・チェン映画やアニメ『ルパン三世』に影響を与えたジャン=ポール・ベルモンド主演のアクション。窃盗団と悪徳刑事がエメラルドを奪い合う姿を描く。英語版より11分長く、エンディングの編集も異なるフランス語オリジナル完全版の劇場公開は51年ぶり。監督はアンリ・ヴェルヌイユ。共演はオマー・シャリフ、ロベール・オッセンら。

  • パリ警視J〈HDリマスター版〉

    パリ警視J〈HDリマスター版〉

    制作年:2022年9月2日(金)公開

    宙づりやカーチェイス、銃撃戦などベルモンドのアクションのすべてを詰め込んだ後期作で、大ヒットしたポリスアクション。ジャン=ポール・ベルモンドが犯人逮捕のためなら手段を選ばない、“ならず者”の敏腕警視を体当たりで演じる。HDリマスター版として、37年ぶりに劇場公開される。監督はジャック・ドレー。共演はヘンリー・シルヴァら。

  • テオレマ 4Kスキャン版

    テオレマ 4Kスキャン版

    制作年:2022年3月4日(金)公開

    ピエル・パオロ・パゾリーニ監督の生誕100周年を記念して、スクリーンによみがえるサスペンス。北イタリアに住む裕福な家族の生活が、謎の美しい青年によって狂わされ、やがて崩壊していく様を描く。『ラストナイト・イン・ソーホー』のテレンス・スタンプが主演を務めている。共演は、シルヴァーナ・マンガーノ、アンヌ・ヴィアゼムスキーら。

  • プロフェッショナル〈HDリマスター版〉

    プロフェッショナル〈HDリマスター版〉

    制作年:2020年11月6日(金)公開

    パトリック・アレクサンダーの小説を原作としたスパイアクション。ジャン=ポール・ベルモンドを主演に、裏切られたフランスのスパイが復讐を目指す様を描く。共演はロベール・オッセン、ミシェル・ボーヌら。『警部』のジョルジュ・ロートネルが監督を、『太陽がいっぱい』のアンリ・ドカエが撮影を務め、エンニオ・モリコーネが音楽を担当した。

  • 恐怖に襲われた街〈HDリマスター版〉

    恐怖に襲われた街〈HDリマスター版〉

    制作年:2020年10月30日(金)公開

    フランスを代表するアクションスター、ジャン=ポール・ベルモンドが初の警察役を演じたポリスアクションを、HDリマスター版で日本公開する。パリ美女連続殺人事件を追う豪腕刑事の奮闘をスリリングに描き出す。ベルモンドがスタントマンなしで挑んだ、カーチェイスやヘリからのダイビングに注目。故エンニオ・モリコーネが音楽を担当している。

  • 海の上のピアニスト〈イタリア完全版〉

    海の上のピアニスト〈イタリア完全版〉

    制作年:2020年9月4日(金)公開

    『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレによる不朽の名作が、日本公開から20年の時を経て、ふたたびスクリーンで上映。イタリア完全版では、国際版でカットされた40分以上の場面が追加され、クレジットもオリジナルのイタリア語で表示。出演はティム・ロス、メラニー・ティエリーら。映画音楽は巨匠エンニオ・モリコーネ。

  • 海の上のピアニスト〈4K デジタル修復版〉

    海の上のピアニスト〈4K デジタル修復版〉

    制作年:2020年8月21日(金)公開

    『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレによる感動の名作が、日本公開から約20年ぶりにふたたびスクリーンで上映。4Kデジタル修復版は、カラースーパーバイザーのパスクアーレ・クズポリが協力し、精細さと色鮮やかな映像がよみがえる。出演はティム・ロス、メラニー・ティエリーら。映画音楽は巨匠エンニオ・モリコーネ。

  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト

    ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト

    制作年:2019年9月27日(金)公開

    生誕90周年、没後30周年を迎えたマカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネ監督が1969年に発表した西部劇のオリジナル版を日本初公開。同作はこれまで日本では、約25分カットされた短縮版しか上映されていなかった。共同原案でベルナルド・ベルトルッチとダリオ・アルジェントが参加し、音楽はエンニオ・モリコーネが手がけている。

  • サッドヒルを掘り返せ

    サッドヒルを掘り返せ

    制作年:2019年3月8日(金)公開

    セルジオ・レオーネ監督が1966年に発表した『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』を探求するドキュメンタリー。49年間放置されていた映画のラストシーンのロケ地、サッドヒルの復元をファンが試みるとともに、製作に関わったスタッフとキャストが当時を振り返る。インタビューにはクリント・イーストウッド、エンニオ・モリコーネらが登場。

  • 遊星からの物体X〈デジタル・リマスター版〉

    遊星からの物体X〈デジタル・リマスター版〉

    制作年:2018年10月19日(金)公開

    鬼才ジョン・カーペンター監督が、『遊星よりの物体 X』をリメイクしたSFホラーの傑作を、デジタル・リマスター版として36年ぶりにスクリーンで上映。極寒の南極観測基地を舞台に、10万年もの間氷漬けになっていた未知の生命体と人類の戦いを緊迫感たっぷりに描きだす。出演は、カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリーら。

  • アルジェの戦い〈デジタル・リマスター/オリジナル言語版〉

    アルジェの戦い〈デジタル・リマスター/オリジナル言語版〉

    制作年:2016年10月8日(土)公開

    フランスの支配下にあったアルジェリアの独立戦争を描いた、ジッロ・ポンテコルヴォ監督による戦争映画の傑作をデジタル・リマスター&オリジナル言語版で劇場公開。記録映像を一切使わず、当事者の証言や記録文書を基に戦争の実体をドキュメンタリー・タッチで詳細に再現。1966年ベネチア映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞した。

  • ある天文学者の恋文

    ある天文学者の恋文

    制作年:2016年9月22日(木)公開

    『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるラブ・ストーリー。ヒロインのもとに届いた恋人の訃報。しかしその後、天体物理学者だった亡き恋人から手紙が届くようになる。謎に満ちたメッセージは彼女をどこへ導くのか? 『運命の逆転』のジェレミー・アイアンズ、『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコが出演。

  • ヘイトフル・エイト

    ヘイトフル・エイト

    制作年:2016年2月27日(土)公開

    『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』のクエンティン・タランティーノ監督が手掛ける密室ミステリー。真冬の山のロッジで殺人事件が発生。そこに閉じ込められたワケありの男女8人全員が嘘をついていた。巧妙かつ緻密な伏線が張り巡らされた彼らの会話や身振りから、犯人の動機や事件の真相が次第に明らかになっていく。

  • 鑑定士と顔のない依頼人

    制作年:2013年12月13日(金)公開

    『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、ゴージャスな骨董品や名画の数々をちりばめて紡ぎ上げたミステリー映画。一流オークショニアでもある天才鑑定士が、決して姿を見せない依頼人の女性に惑わされ、驚くべき謎に魅入られていく姿を描き出す。エンニオ・モリコーネの壮麗な音楽がドラマを盛り上げている。

  • アンネの追憶

    アンネの追憶

    制作年:2012年4月14日(土)公開

    アリソン・レスリー・ゴールド著『もうひとつの「アンネの日記」』を、モロッコ出身のアルベルト・ネグリン監督が脚色も兼ね、イタリアで映像化。アンネ・フランクの幼馴染ハンナ・ピック=ホスラーが『アンネの日記』に記されなかった空白を明かす。ハンナが語るアンネの思い出、そしてハンナが体験したナチス占領のつらい体験が描かれる。

  • 天国の日々

    制作年:2011年8月27日(土)公開

    寡作ながら圧倒的な映像と哲学的な物語で世界中のファンを魅了する映画作家テレンス・マリックが1978年に撮りあげた傑作が待望の再公開。20世紀初頭のテキサス農村地帯を背景に、地主と、そこで働く若者たちの青春の生き様を描く。シーンのほとんどを影のできない時間帯“マジックアワー“に撮影。淡い色合いで描かれる麦畑の美しさに圧倒される。

  • 4匹の蝿

    4匹の蝿

    制作年:2010年6月19日(土)公開

    『サスペリア』シリーズなど、恐怖描写の帝王とされるダリオ・アルジェントの初期作で、『歓びの毒牙』『わたしは目撃者』に続く、生物を謎解きに用いた通称“動物3部作”の最終章がリバイバル上映。全編にわたり非凡な才気が炸裂。'73年の劇場上映後にソフト化されていないため、ファンの間では幻の作品とされてきた貴重な1作だ。

  • ニュー・シネマ・パラダイス〈デジタル・リマスター版〉

    ニュー・シネマ・パラダイス〈デジタル・リマスター版〉

    制作年:2005年12月23日(金)公開

    '89年、シネスイッチ銀座で27万人を動員し、15年を経た今も単館興行成績No.1を守り続けている本作が、デジタルリマスター版で再上映。不朽の名作として語り継がれる、映画への愛がつまった感動的なストーリーが、より鮮やかになった美しい映像と音声で新たな感動を与えてくれる。

  • 海の上のピアニスト

    海の上のピアニスト

    制作年:1999年12月18日(土)公開

    今世紀前半の大西洋を背景に、一度も陸地を踏まずに生涯をまっとうした男の数奇な物語が展開。寡黙さの陰に静かな情熱をみなぎらせる主演俳優ティム・ロスの名演が感動的だ。

  • 狂ったバカンス

    制作年:1997年8月9日(土)公開

    女性には目がない精力的な中年男アントニオが、浜辺のバンガローで青春を謳歌する若者グループと知り合う。そのグループの中の美しい女性フランチェスカに興味を持ち一緒に過ごすうちに、自分と彼らの世代ギャップに打ちのめされていく……。主人公を残酷なまでにほんろうする妙にセクシーなロリータ娘フランチェスカ役にC・スパーク。夏の終わりを捉えたシネマスコープの白黒映像、E・モリコーネの音楽が、アンニュイな退廃ムードを醸し出している。

  • 太陽の下の18才

    制作年:1997年6月21日(土)公開

    ナポリ湾に浮かぶ島を舞台に、若者たちの恋の騒動を軽快に描く。陽光まばゆいイタリアの風景はもちろん、レトロなオシャレ感覚にあふれたバカンス・ファッションも見もの。

  • 夕陽のギャングたち

    制作年:

    1913年のメキシコ。陽気な山賊の首領がアイルランドから逃げて来たおたずね者と知り合い、銀行強盗を計画。だが、ひょんなことからメキシコ革命に巻き込まれ、政府軍と戦うはめになる……。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」を経て、ついに到達したレオーネの新境地。文句なしの傑作。

  • ザ・シークレット・サービス

    制作年:

    ケネディ大統領が暗殺された瞬間、現場にいながら大統領を守れなかったシークレットサービス・エージェントのホリガンはいまや定年間近。その彼のもとに大統領暗殺予告の電話が入る。果たしてホリガンは今度こそ大統領を守りきれるのか? 暗殺者役のJ・マルコヴィッチの怪演が光るサスペンス・アクション。

  • パレルモ 血と掟

    制作年:

    F・ロージが手掛けた、シリアスな人間ドラマ。ニューヨーク市長選に立候補し、麻薬撲滅を掲げるカーマインは、父の故郷シチリアを新婚旅行で訪れた。そこは美しい自然とは裏腹に、麻薬によって繁栄した腐敗の地。麻薬組織の罠にはまった彼は、公約の撤回を余儀なくされる。

  • パゾリーニの鳥

    制作年:

    パゾリーニが「奇跡の丘」に次いで発表した寓話的作品。郊外の道を父親のトトと息子のニネットが歩いていく。途中、カラスが二人に合流し、聖フランチェスコの言いつけでチチッロ修道士が鳥たちに福音を伝えた話を語り始めた。トトとニネットは、なおも歩き続け、カラスは説教を続ける。だが、空腹だった二人は、カラスを捕まえて焼鳥にして食べてしまう。やがて二人は、チャップリンの映画のラストシーンのように歩き去っていく。パゾリーニの思想や内的独白を映像化したシネマ・エッセイ。ビデオ、DVDタイトルは「大きな鳥と小さな鳥」。

  • 歓びの毒牙

    制作年:

    「サスペリア」「フェノミナ」などで知られるホラーの巨匠、D・アルジェントのデビュー作。巻き込まれ型の導入部分や犯人の二重人格、鳥や昆虫、加えて細部にこだわるカメラワークなど、後年のアルジェント映画に欠かせない要素を詰め込んだ猟奇的サスペンス。

  • ハンドラ

    制作年:

    女だけの武装軍団を率いる金髪の戦士、ハンドラ。この部族には、生殖のために交わるが男児は捨てるという掟がある。そのハンドラが、女を奴隷とし男の圧政が敷かれた“雄牛の町“に乗り込んで大活躍する。女性の時代のセクシー・アクション。

  • 労働者階級は天国に入る

    制作年:

    工場のモデル労働者として信望の高かった男が、作業中の事故で重症を負った。それを理由に解雇を言い渡された男のため、労働者たちは決起し、ストライキに突入する。しかし、その時すでに職場復帰を果たしていた男は、一人ストライキ中の工場へ向かう……。イタリアの社会派E・ペトリ監督が、ストライキを主題に描いた社会派人間ドラマ。

  • バグジー

    制作年:

    1930年代のアメリカ暗黒街きっての殺し屋と恐れられた“バグジー“シーゲルは、縄張りを広げるためハリウッドへ乗り込む。夢の都で女優の卵と恋に落ちた彼は、さらに砂漠のど真ん中ラスベガスを一大歓楽地にしようと夢をふくらませる……。実在した伝説のギャングの半生を華麗に描く。

  • ハムレット

    制作年:

    『ロミオとジュリエット』の映画化でシェイクスピア古典劇に一大革命をもたらしたゼフィレッリが今度は悲劇『ハムレット』に挑戦。デンマークの王子ハムレットは、母と結婚し王位に就いている叔父が、実は父を毒殺していたことを、父の亡霊により知らされて……。アクション・スター、M・ギブソンがハムレットを演じるなど、豪華で異色のキャスティングが見ものの正統派古典劇。

  • 欲望の華

    制作年:

    “地上で最も魅惑的な作家“そして“愛の師“とも評される作家C・フィスの知的な官能小説を映像化した作品。貴婦人の別荘で繰り広げられる愛の駆け引きの中、退廃的な愛に溺れる男と女。最後に己の欲望を満たすのは果たしてどちらなのか? R・オリンの妖艶な演技で、禁断のエロスというオトナのテーマに迫る作品。

  • 女神がそっと微笑んで

    制作年:

    実業家であった父親の遺産で、勝手気ままな生活を送っていたフランク。その遺産をすべて使い切った彼は、目的もなくアフリカに向かった。そこで偶然から始めたツアー斡旋業が当たり、さらに恋人も得て幸福な日々を過ごしていた。そんなある日、見知らぬ人物から父の遺産についての意外な事実を手紙で知らされる……。若手スターのE・ストルツがビジネス界のドロドロとした世界に立ち向かう青年役に挑んだ作品。

  • ウェディングベル Mr.レディ Mr.マダム3

    制作年:

    日本でも舞台上演されるほど人気を集めたシリーズの第3作。莫大な遺産を相続するには一年半以内に子供を作るべし、との遺言を受けとったアルバン。そこで始まる“女“が女に子供を生ませる涙ぐましい努力の数々。トニャッツィが相変わらずの名演。

  • 新・夕陽のガンマン/復讐の旅

    制作年:

    15年前に正体不明の盗賊団に家族を残されて以来、復讐心を燃やし続けているビル。一味のアジトであるニューメキシコの寒村に乗り込もうとしている彼の前に、ライアンという謎のガンマンが現れる……。マカロニ・ウエスタンの大物俳優L・V・クリーフが意外な素性を隠し持つライアンに扮し、さすがの存在感を漂わせている。

  • リチャード・バートンの青ひげ

    制作年:

    亡き母の面影を忘れられず、妻を迎えては理想とのギャップを感じて殺す、ということを繰り返していた男爵の伝説を、現代に置き換えて描いた異色作。豪華なスタッフ・キャストが最大の魅力で、特に有名女優陣は、ヌードも辞さない演技合戦を展開している。

  • 夜ごとの夢 イタリア幻想譚

    制作年:

    イタリアの文学・脚本界の大御所T・グエッラの3つの短編小説を3人のイタリア新鋭監督が映画化。G・トルナトーレが監督した第1話「青い犬」は、P・ノワレが主演し、犬と老人の何気ない心の交流を描いた作品。小犬にまとわりつかれた犬嫌いの老人アムレートだったが、ある日、犬が消えたことから心配する。しかし、また姿を現した犬を見てアムレートは、複雑な気持ちになる。G・ベルトルッチが監督した「特別な日曜日」は、ドライブ途中に奇妙なカップルを拾った男の一日を描いている。ヴィットリオは、ドライブの途中で、アンナとマルコ

  • ランページ 裁かれた狂気

    制作年:

    閑静な住宅地でクリスマスの昼下がり、夫婦とその母親が惨殺された。事件を担当するトニーは日ごろ、死刑反対の立場をとっている検事なのだが、上からの命令で犯人を死刑に持ちこむように努める。しかし心にかすかな疑問が……。W・フリードキン監督による、死刑判決の是非をテーマに捉えた社会派の法廷サスペンス。

  • フランスの陰謀

    制作年:

    中近東のある国では軍人が政権を握っていたが、左派のリーダーの存在が目の上のコブ。軍事政権の安定化のためフランスやアメリカの右派グループはリーダーを暗殺すべく、その旧友を操って罠にかける……。目的のためには手段を選ばない非情な政治の世界を豪華キャストで描いたサスペンス。

  • 復讐のガンマン

    制作年:

    テキサスでは知らぬ者はいないというほどその名を鳴り響かせていた“正義のガンマン“ジョナサン。野心家のブロックストンは彼の名を使って鉄道建設を有利に進めようとするが、そんな折に殺人事件が発生する。犯人追跡に向かうジョナサンだが……。L・V・クリーフ主演のマカロニ・ウエスタン。DVDは「マカロニウエスタン コレクション リー・ヴァン・クリーフ ボックス」に収録。

  • みんな元気

    制作年:

    「ニュー・シネマ・パラダイス」で注目を浴びたG・トルナトーレの作品。毎年、イタリアのシチリアに住む老人マテオの誕生日には、5人の子供たちが集まることになっていたが、今年は、皆が来れないという。そこでマテオは自分から子供たちを訪ねる旅に出る……。M・マストロヤンニがマテオに扮し、イタリア各地をめぐる、味わい深いロード・ムービー。

  • フェラーラ物語「金縁の眼鏡」より

    制作年:

    現代イタリア文学を代表する作家G・バッサーニの小説『金縁の眼鏡』の映画化。P・ノワレが、ユダヤ人の迫害の恐怖に怯え、破滅を望むかのようにハンサムな青年に溺れていく中年男を見事に演じている。第二次大戦前夜、北部イタリアの都市フェラーラ。街には早くもユダヤ人迫害の脅威が迫っている。そのなかで、50がらみの教養ある医師ファディガーティの同性愛関係は人々の知るところとなり、孤独に陥る。一方大学生ダビデは、恋人ノーラの愛を失いながらも不穏な時代に負けずに毅然と生きる。

  • 冒険野郎

    制作年:

    「冒険者たち」のL・ヴァンチュラが、ここでは金鉱探しに命を懸ける無鉄砲だが心優しい男を演じる。マフィアとの撃ち合いシーン、渓流での宙吊りシーン、さらには水中撮影の潜水シーンなどハラハラドキドキの連続だが、ヴァンチュラのキャラクターによって、ほのぼのムードのアクション映画に仕上がっている。共演はB・ジロドーと、イタリア映画界のスター女優C・カルディナーレ。実際に刑務所生活の経験があるというフィルム・ノワールのベテラン、J・ジョヴァンニがリアリティーのある演出を行っている。

  • ホワイト・ドッグ/魔犬

    制作年:

    若い女優が飼う白い犬は、前の飼い主によって黒人を襲うよう調教されていた。彼女はそれを再調教しようとするが……。ギャリーが愛妻ジーン・セバーグを実名で出し、5月革命や黒人暴動を背景に書いた寓話的小話を、S・フラーが映画化した異色サスペンス。

  • 記憶の扉

    制作年:

    「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレの新作は、これまでとはガラリと趣を変えた知的なミステリー。カフカの名著『審判』をほうふつさせる、不条理なドラマがサスペンスフルに展開する。単なる謎解きに終始せず、人間の記憶と忘却に切り込むテーマが味わいを残す、奥深い力作だ。

  • ウエスタン

    制作年:

    西部の土地の利権を狙う悪党フランクが、所有者マクベインを殺害した。ところが土地の権利はマクベインの婚約者ジルに受け継がれ、彼女の命までも狙うフランクの前に謎の男が立ちはだかる。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」でマカロニ・ウエスタンの一大ブームを巻き起こしたS・レオーネ監督が、ハリウッドの大物スターと組んで撮り上げた大作。ロングショットを巧みに織り交ぜたレオーネの堂々たる演出、ハーモニカをフィーチャーしたE・モリコーネの忘れえぬ音楽、H・フォンダの不敵な悪役ぶりなど見どころは尽きず、レオーネの最高傑作と見なすファンも少なくない逸品である。

  • ソドムの市〈1975年〉

    制作年:

    監督のパゾリーニは、この作品の撮影直後、1975年11月2日に、ゲイ関係のもつれから、出演者だった少年に殴り殺されるというスキャンダラスな最期を遂げた。だが、作品はそれ以上にスキャンダラス。サドの原作を、第二次大戦下の敗色の濃いイタリアに置き換えている。4人の権力者たちは、かり集めた美少年美少女たちと、レイプ、スカトロ、ゲイ、ソドミー、オナニー、そして殺人と、ありとあらゆる性的な狂宴の変態パノラマ・パフォーマンスを繰り広げる。そこにあるのは、常に宗教を意識したパゾリーニの強烈な反体制思想だ。DVDタイトルは「パゾリーニ・コレクション ソドムの市【オリジナル全長版】」。

  • 荒野の用心棒

    制作年:

    ニュー・メキシコ国境の町サン・ミゲル。この町ではロホ一家とモラレス一家が血生臭い争いを続けていた。そこにフラリと現れた風来坊のガンマンは、町民が彼らの犠牲になっていることを知り、ワナを仕掛けて無法グループを同時に壊滅させようとする……。黒澤明の「用心棒」を西部劇に翻案したこの作品は、そのすさまじい殺りく描写と奇想天外なアイデアで、レオーネ自身が予想もしなかったほど世界中で大ヒットし、マカロニ・ウエスタン・ブームの先鞭をつけた。ひげ面に葉巻をくわえたポンチョ姿のイーストウッドにとっては、大スターへのきっかけを作ったエポック・メイキングな作品となった。

  • アンタッチャブル

    アンタッチャブル

    制作年:

    1934年、腐敗した暗黒街シカゴ。禁酒法下にもかかわらず酒造販売で不当な利益を得ているギャングのボス、アル・カポネの調査に乗り出した、新任財務官のエリオット・ネス。一度は失敗し、警察内の笑い者になった彼だったが、ギャングの抗争に子供が犠牲になったことから、あらためて正義のために戦う決意をする。町で知り合った警官マローン、警察学校の新人ストーン、財務官のウォレスの3人を加え、買収に応じないグループを作るネス。カナダ国境での酒の取引現場を押さえ、帳簿を証拠として手中に。しかし、カポネ側の復讐が始まった。ウォレスが殺され、次にマローン。息絶え絶えのなかで、マローンはネスに情報を与えた。そして彼は運命のセントラル駅に向かう……。男と男の友情を、ギャング世界の中に描き上げた力作。K・コスナーの魅力もさることながら、S・コネリーの渋い演技が印象的だ。B・デ・パルマが珍しく勧善懲悪ものに才気を発揮したことも特筆すべきだろう。衣装はジョルジオ・アルマーニ。

  • 華麗なる大泥棒

    制作年:

    地中海沿岸のギリシャの町を舞台に、3億フランのエメラルドを盗んだ4人組の泥棒と、O・シャリフ扮する悪徳警官が宝石の争奪戦を繰り広げる。H・ヴェルヌイユ監督の娯楽アクション。

  • 豹/ジャガー

    制作年:

    「続・荒野の用心棒」のS・コルブッチ監督とF・ネロのコンビ作。革命に揺れるメキシコを舞台に、“ジャガー”という異名を持つ男の闘いを描くマカロニ・ウエスタンだ。大富豪に銀を輸送する際の護衛を依頼された傭兵スワルスキー。しかし鉱山はすでにパコ率いる革命軍に占拠されていた。やむなくコワルスキーはパコの側につくが、そこにライバルの殺し屋カーレーが大軍を率いて現れる。

  • 殺しが静かにやって来る

    制作年:

    戦後イタリア娯楽映画の土台を支えたコルブッチ監督のマカロニ・ウエスタンの異色作。悪徳判事と彼に操られるロコをボスとする殺し屋集団に支配されている辺境の町、スノーヒルに、かつて判事たちに両親を殺されたサイレンスが復讐のためにやって来た……。C・ルルーシュ監督の『男と女』で当時人気を博していたJ・L・トランティニャンが、口の利けないヒーロー、サイレンス役を演じている。スタイリッシュな決闘シーンや、強烈な残酷描写、斬新なストーリー構成が話題を呼んだ。

  • 真昼の死闘

    制作年:

    メキシコの荒野で無法者に襲われた尼僧が、一人の流れ者に命を救われる。フランス警備隊を撃滅し褒賞をもらうのだという男と尼僧は一緒に旅をすることになるが、この尼僧が実は売春婦だということが明らかになる。C・イーストウッドとS・マクレーンの異色の組み合わせで描く西部劇。

  • アルジェの戦い

    制作年:

    1950年代から10年に及ぶアルジェリア独立運動の激しい戦闘をドキュメンタリー・タッチで再現した大作。ニュース映画などの記録をまったく使わず、数々の証言や記録をもとに劇映画としてすべて“再現”。アルジェ市民が積極的に協力、8万人の市民が撮影に参加した。100名ほどの端役もほとんどが素人。戦車、大砲、武器類はアルジェリア軍の協力を得ている。「望郷」の舞台、カスバで撮影。製作者で劇中の闘士を演じるY・サーディはカスバの地下活動家だった。この映画は1966年度ヴェネチア映画祭金獅子賞を獲得したが、フランス代表団は反仏映画としてF・トリュフォーを除く全員が退席したエピソードを残している。

  • カンタベリー物語

    制作年:

    中世イギリスの詩人チョーサーの同名物語集を、鬼才パゾリーニが映画化したオムニバス形式の艶笑コメディ。とある宿に泊まったチョーサーが、カンタベリー寺院への巡礼者たちから話を聞くという設定でドラマが展開。若い娘と結婚した老人が失明してしまう話や、死神の宝物をめぐる話など、8つのエピソードが大らかなセックス描写を交えて語られていく。パゾリーニ自身がチョーサーに扮して出演。DVDタイトルは「パゾリーニ・コレクション カンタベリー物語【オリジナル全長版】」。

  • デカメロン

    制作年:

    ボッカチオの有名な小説を、イタリアの鬼才パゾリーニが映画化。舞台を現代に置き換え、7つの挿話と狂言まわしの画家ジョットーのエピソードを加えたオムニバスにした。それぞれのタイトルは「ペルージャのマンドレウッチョ」「マゼットと尼僧」「ペロネッラ」「チャペレット」「カテリーナ」「リザベッタとロレンツォ」「コンパール・ピエトロ、ドンナ・ジェンマータとドン・ジャンニ」「ティゴッチョとメウッチョ」。DVDタイトルは「パゾリーニ・コレクション デカメロン【オリジナル全長版】」。

  • アラビアンナイト〈1974年〉

    制作年:

    美少年ヌレディンの流転の遍歴を描いた、「デカメロン」「カンタベリー物語」に続く、パゾリーニの艶笑3部作の1本。ヌレディンは、女奴隷ズルムードを買い、二人で幸福な生活を送っていた。しかし、ズルムードは青い目の男バルムスに奪われてしまい……。ヌレディンのズルムード捜しの旅のなかに、『アラビアンナイト』の挿話が綴られる。

  • パリ警視J

    制作年:

    敏腕でありながら、その型破りな捜査方法のために“ならず者”と呼ばれている一匹狼の警視J。彼がフランス最大の犯罪シンジケートを相手に大暴れする、ハードボイルド・アクション。さながらフランス版「ダーティハリー」といったところ。

  • わが青春のフロレンス

    制作年:

    『家族日誌』などで知られるイタリアの作家、B・プラトリーニのベストセラー小説『メテッロ』を映画化した文芸映画の名作。20世紀初頭のフロレンス(=フィレンツェ)。若い労働者のメテッロは、社会主義者の友人の影響を受け、階級意識に目覚め、次第に労働運動の闘士に成長していく。その間に彼は、年上の未亡人と恋に落ちて、別れた後、仕事仲間の娘、エルシリアと結婚する。メテッロは組合運動で何度か投獄され、ストライキ中に隣家の若い女と関係を持つが、最後には彼をひたむきに待ち続けるエルシリアへの愛を見いだす。20世紀初頭の時代色が見事に再現され、新人ラニエリとピッコロの演技が新鮮である。

  • シティ・オブ・ジョイ

    制作年:

    東洋のパリと呼ばれながら裏を返せば数十万人のもの人が路上での生活を余儀なくされているカルカッタ。その中でも“歓喜の街(シティ・オブ・ジョイ)”と呼ばれるスラムに、人生に絶望したアメリカ人医師がやって来た。極限状況の中で、彼は人生の意義を再発見していく……。長期ロケを敢行した、R・ジョフィ入魂の感動ドラマ。

  • 華麗なる女銀行家

    制作年:

    一介の貧しい帽子売りから社交界のヒロインとなり、フランス初の“女銀行家”として絶頂を迎えたエルマ。しかし、敵対勢力による恐るべき陰謀が着々と進行していた……。第一次大戦後の混乱期に名をはせた、実在の女性銀行家マルト・アノーの生涯を豪華キャストで映画化。

  • 恐怖に襲われた街

    制作年:

    一人暮らしの女性ばかりを狙う連続殺人事件が発生。パリ警察のルテリエの必死の捜査にもかかわらず、謎の殺人鬼はまた新たなる獲物を狙い始めていた。なかなか全貌を現わさない犯人の正体とは……。ベルモンドが型破りな敏腕警部に扮するサスペンス・アクション。

  • さらば美しき人

    制作年:

    「愛の嵐」以来、退廃美女の代名詞となったランプリングの初主演作品。16世紀末の北イタリアが舞台。兄と妹が禁断の恋に身をこがし、宴席で心臓を刺し貫くという衝撃的な悲劇のラブ・ストーリー。C・ランプリングが、世紀末の香りを漂わせ魅力的だ。

  • 明日よさらば

    制作年:

    数々の強盗をはたらいた伝説的なギャング、マッケインが釈放される。迎えにきたのは息子のジャックで、保釈金はラスベガスのカジノを襲撃し、100万ドルを手に入れる計画だという。マッケインはさっそくラスベガスに事前調査に出かけるが、実はジャックは、組織によって操られていたのだった。若き日のJ・カサヴェテス主演のイタリア産アクション。

  • 遊星からの物体X

    制作年:

    1982年冬。南極の氷の中に埋まっていたエイリアンが蘇生して人間に襲いかかるというSF。「遊星よりの物体X」の再映画化。前作と異なり、“物体“の変身シーンが正面から描かれているほか、サスペンス描写も見事な効果を上げている。特殊メイク担当はロブ・ボーティン。

  • エスピオナージ

    制作年:

    Y・ブリンナー、H・フォンダ、D・ボガードら世界の大スターの競演によるスパイ・サスペンス。KGB高官がスパイ・リストを手みやげに西側への亡命を申し出た。CIAはこのリストをもとに捜査を開始するが、リスト上の政府要人たちが次々と殺害されはじめた。

  • 革命前夜

    制作年:

    1960年代の地方ブルジョワの精神状況をみずみずしいタッチで描いたベルトルッチの半自伝的作品。ベルトルッチが22歳の時に撮った長編第2作。地方都市パルマのブルジョワ出身の青年ファブリツィオは、コミュニストであることを自認している。しかし、同じ年頃の友人アゴスティーノの死や、若い叔母との近親相姦的な恋愛を体験して次第に自分の思想の欺瞞性に思い悩むようになる。結局、ファブリツィオは自分がブルジョワの一員であることを受け入れ、ブルジョワの婚約者と結婚する。即興風の演出、本の朗読や引用が多用され、ヌーヴェル・ヴァーグの影響が顕著に現れる。ブルジョワ青年の苦悩を叙情的に描いた青春映画の名作。

  • SOS北極… 赤いテント

    制作年:

    16名の隊員を乗せた飛行船イタリア号が、北極探検中、極点に到達した後に遭難。ノヴィレ隊長はじめ奇跡的に助かった数名は、赤く染めたテントを張り酷寒に耐えながら国際救助隊の捜索を待つのだが、それは絶望的だった……。列強各国が北極における権益を求めた20世紀初頭を背景に、極地征服の夢に憑かれた男たちの勇気と挫折が力強く描かれる合作映画。監督は、名作「鶴は翔んでゆく」などで知られるM・カラトーゾフ。

  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

    制作年:

    マカロニ・ウエスタンで知られる巨匠、S・レオーネが10年余の歳月をかけて手掛けた長編大作。ニューヨークに渡った貧しいユダヤ移民の子供たちが自衛のために団結し、ギャング団となり、やがて崩壊する。彼らの友情、愛、裏切り、苦悩が1920~60年代の長きにわたって描かれている。ロバート・デ・ニーロの老け役も話題。DVDは25分長い“完全版“。

  • 五人の軍隊

    制作年:

    1914年、独裁政治に対する自由主義者や農民の革命運動が盛んだったメキシコを舞台に、脱走米軍人、剣の達者な旅芸人の日本人、銀行ギャングや家畜泥棒など5人のグループが、莫大な軍用金の輸送列車を襲い、革命運動に一役買う。

  • 殺人捜査

    制作年:

    ローマ市警のジャン・マリア・ヴォロンテは、学生と浮気をした愛人と言い争ううちに相手を殺害してしまう。現場には多くの証拠が残っていたが、公安部長に昇進した彼を疑う者はなく、ジャンは権力者の自負と破滅への誘惑の狭間を揺れ動く。

  • 明日を夢見て

    制作年:

    戦後まもないシチリア。映画監督と名乗りオーディション費用をだまし取る詐欺師のジョーは、おんぼろカメラと使用済みフィルムを抱え、田舎町レアルチーザへとやって来た。一獲千金を夢見ている村人たちが続々とジョーのカメラの前に集まってくる。悲喜こもごもに人生を語り、犯した罪や夢を告白する人々を前に、いつしかジョーは映画の虜になっていく。そんな時、村の娘ベアータが現れジョーはカメラのファインダーを通し彼女に心ときめかす……。「ニュー・シネマ・パラダイス」で世界中にファンを増やしたG・トルナトーレ監督のラブ・スト

  • レディ・イポリタの恋人/夢魔

    制作年:

    「エクソシスト」にお色気を盛り込んだ伊製オカルトホラー。幼い頃の事故で、両足が不自由になった美女イポリタ。最愛の父が再婚することを知り、孤独を募らせる彼女は、悪魔の力に取り憑かれ……。レトロな特撮を用いた超常現象シーンが、ファンタスティックに描かれる。

  • シシリアの恋人

    制作年:

    イタリアの美人女優O・ムーティの映画デビュー作で、少女時代の彼女のみずみずしくも妖しい魅力を堪能できる1本。封建的な風習の残るシチリア島を舞台にしたハードなメロドラマだ。農民の娘フランチェスカが、マフィア一家のヴィトに見初められ強引に結婚を申し込まれる。ヴィトは事あるごとに反発するフランチェスカを服従させようとするが、強固な意思を持つ彼女はまったく屈服せず……。

  • 死刑台のメロディ

    制作年:

    アメリカの裁判史上の汚点といわれたサッコ=バンゼッティ事件の映画化。1920年、労働運動に参加していたイタリア移民のサッコとバンゼッティは、無実の罪に問われ電気椅子による死刑を宣告される。当時のアメリカの人種偏見と思想弾圧をドラマティックに描いた傑作。ジョーン・バエズの主題歌も話題となった。

  • ケマダの戦い

    制作年:

    カリブ海に浮かぶ島ケマダを舞台に、植民地化を進める大英帝国と、原住民たちの戦いをダイナミックにドキュメンタリー・タッチで描く。「アルジェの戦い」のポンテコルヴォ監督とM・ブランドが組んで作り上げた政治スペクタクル大作。

  • ステート・オブ・グレース

    制作年:

    ニューヨーク最悪の犯罪地帯にシマを張るアイリッシュ・ギャング。元ギャングで久しぶりに故郷に帰ってきたテリーとその幼なじみを主人公に、アイリッシュ・ギャングの知られざる実態に光を当てたスタイリッシュなギャング・ロマン。ロック・ドキュメンタリー「U2/魂の叫び」で手腕を注目されたジョアノーの監督作品。

  • ミッション

    制作年:

    18世紀中ごろの南米奥地。ガブリエル神父は、大瀑布イグアスの上流に住むインディオの村へ入り込み、彼らの信頼を得る。一方、村へ人狩りに来ていた奴隷商人メンドーサは、弟を殺した罪滅ぼしのため、ガブリエルとともに伝道に参加、自らに苦行を課し、インディオたちと和解する。だが、当地を征服しようとするスペイン、ポルトガル政府が伝道師たちと対立、大量の軍隊を送り込む……。壮大なイグアスの滝を背景に、利害による戦いを続ける人間たちと、自らの信念に生きる男たちとの葛藤をスケール豊かに描く。「キリング・フィールド」の製

  • 今のままでいて

    制作年:

    N・キンスキーをトップスターに押し上げたメロドラマ。妻子ある中年紳士と16歳の女子学生が、ふとしたきっかけで深く愛し合うようになる。しかし男は友人の言葉から、少女が実の娘ではないかという疑惑を抱く……。宿命的な愛を描く、詩情あふれる一編。

  • 要塞〈1970年〉

    制作年:

    第二次大戦下のイタリア戦線。ナチス・ドイツの虐殺を受けた村で、生き残った17人の子供が、米軍将校に率いられ、パルチザン部隊となって復讐を果たすアクション映画。ラスト、彼らは戦争のむなしさに目覚めていく。ダム破壊のクライマックス・シーンが迫力。

  • ティント・ブラス/秘蜜

    制作年:

    【『郵便屋』の監督が描く 激し過ぎる愛欲の物語】 『郵便屋』で知られるイタリアン・エロスの巨匠、ティント・ブラスの新作。『髪結いの亭主』で脚光を浴びたアンナ・ガリエナが、フェロモンたっぷりの中年女性を体当たり演技で表現。

  • 1900年

    制作年:

    大農園を持つ地主の孫息子アルフレードとそこの小作人頭の孫息子オルモ。1900年の夏の同じ日に生まれた二人の主人公が、惹かれ合い反目し合いながら、歴史の荒波にのまれ乗り越えていくさまを、悠々たる風格で描ききったベルトルッチによる一大長編映画。左翼とファシズムの抗争、農民と地主の階級闘争の嵐が吹き荒れた20世紀前期のイタリア現代史を、ポー河沿いの地方の美しい農村を通して、壮大な壁画のように映像化した野心的傑作だ。汽車の走る音が聞こえてくる線路に身を横たえて度胸比べをしたり、カエルを捕まえて遊んだり、仲良

  • 題名のない子守唄

    制作年:

    【イタリアの巨匠トルナトーレの新境地】 『ニュー・シネマ・パラダイス』の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作。密入国業者から逃れるために、ビルの掃除婦として働くヒロインに待ち受ける出会いと試練をスリリングに描く。移民や人身売買といった社会問題が浮かび上がる物語は、今までのトルナトーレ映画のイメージを覆す新境地と言えるだろう。主演はロシア生まれの新星クセニア・ラパポルト。

  • シチリア! シチリア!

    制作年:

    【イタリアの名匠が描く、ある男の人生の旅】 イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレが『題名のない子守唄』以来3年ぶりに放つ新作。シチリアを舞台に、牛飼いの家に生まれたひとりの男の人生の旅を、叙情的に描き出す。若き日の許されぬ恋や、結婚、家庭生活の風景を見つめた温かい視線が光る。トルナトーレ作品には欠かせない、エンニオ・モリコーネによる美しい音楽にも注目したい。

  • さすらいのガンマン

    制作年:

    悪党ダンカンと無法者集団が、インディアンの集落を襲うという事件を引き起こす。指名手配されたダンカンは保安官を殺害し、前科者の医師と組んで大金を積んだ列車を襲撃。一方、インディアンの若者ジョーは殺された一族の恨みを晴らすため、ダンカンの手下を抹殺していく。スターになる前の若きB・レイノルズがインディアンの青年に扮し、主人公の壮絶な復讐を熱演するマカロニ・ウエスタン。

  • 炎のいけにえ

    制作年:

    真夏のローマを舞台にした連続殺人事件を描くイタリアン・ミステリーの傑作。死体のカットを積み重ねるオープニングからグッと引き込まれ、モリコーネの哀切なサウンドトラックもサスペンスを募らせる。変死体を鑑定する女医の隣人が海辺で銃殺された。彼女は女医の父の愛人だったため女医自身が疑われる。一方、父は事故で半身不随となり、やがて毒殺される。犯人の正体は?

  • 黄金の棺

    制作年:

    映画評論家の故・淀川長治が名付けたと言われる、イタリアの西部劇こと“マカロニウエスタン“の隠れた名作。「続・荒野の用心棒」を手がけたS・コルブッチ監督が、「第三の男」のJ・コットンを主演に迎えて撮り上げた。哀愁のサントラを手掛けたのは巨匠モリコーネ。舞台はアメリカ。南北戦争が終わった隙を突いて北軍から大金を奪った男が、息子と共に故郷を目指す。

  • 非情の標的

    制作年:

    イタリアの石油王が殺され、ミロという男が逮捕される。ところが刑務所の副所長ピートの妻アンナが何者かに誘拐され、ピートの元にアンナとミロの交換を持ちかける脅迫電話が入った。やむなくピートはミロを脱獄させ、引き替え場所へと向かうのだが……。主人公とミロ、暗黒街の組織が繰り広げる攻防に、警察の腐敗というイタリア映画らしいモチーフが絡む犯罪アクション。

  • ディスクロージャー

    制作年:

    ハイテク企業ディジコム社に勤めるトムは確実といわれている昇進に胸を膨らませ出社するが、本社から赴任してきたかつての愛人メレディスに、先端機器事業部の総括部長の座を奪われてしまう。メレディスのオフィスに呼ばれたトムは、セクシーなミニスカート姿の彼女に誘惑されるが思い留まり部屋をあとにする。翌日トムは、自分がメレディスにセクハラを行い訴えられているという驚くべき事実を知る。トムは仕事と幸せな家庭生活、そして自らの名誉を取り戻すため、セクハラ訴訟で屈指の実績を持つ弁護士アルバレスを雇い、メレディスと戦う決

  • アロンサンファン 気高い兄弟

    制作年:

    19世紀初頭、王政復古時代のイタリア。秘密結社“気高い兄弟たち“に所属していた貴族の息子が、革命への意欲も薄れ、なんとか結社から逃れようともがく姿を描く。自分の理想も、仲間も裏切り、ひたすら自由を求める主人公をM・マストロヤンニが演じる。政治色の強い作品を次々に発表していた、1960~70年代初頭のタヴィアーニ兄弟の、特色がよく表われた作品といえるだろう。

  • ヒッチハイク

    制作年:

    キャンピングカーでアメリカを旅する夫婦が、見知らぬ男のヒッチハイクに応じる。ところが、その男は、200万ドルの殺人強盗犯だった……。「O嬢の物語」でデビューしたクレリーのすさまじいレイプ・シーンと、ラストのあっと驚く結末が話題になったサスペンス・アクション。

  • Uターン

    制作年:

    【“愛“という名の裏切りあい男と女の欲望の行き着く果て】 オリバー・ストーンの新作は「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の狂暴な映像タッチと軽快なB級感覚が見事に同居。田舎町で不運の“豪雨“に出くわした男の奈落の果てを描く。

  • テオレマ

    制作年:

    1960~70年代に数々の古典文学の斬新な映像化で既成の権威に激しく挑戦したパゾリーニが、自らの原作をもとに発表した問題作。ミラノで大企業を営む有産階級の家族のもとに、ある日、謎の青年が来訪する。それまで平穏に暮らしていた家族は、おのおのが青年と接するうちに理性を失い、家庭の均衡が乱れはじめ、ついに一家は離散する。スタンプ扮するエキセントリックな美青年に、常識を超えた力を持つ超越者という神話的寓意を仮託。そして彼によって有産階級の人間関係が家庭の内部から崩壊していく過程を、一般の時間空間の通念を打破

  • ミッション・トゥ・マーズ

    制作年:

    【果たして異星人はいるのかめくるめく火星への冒険記】 サスペンス映画の名手ブライアン・デ・パルマが初のSF超大作に挑戦。2020年の近未来を背景に、謎多き火星へと旅立った男女を待ち受ける怪現象を幻想的なSFX満載で描く。

  • フランティック

    制作年:

    R・ポランスキー会心のサスペンス。ウォーカー医師は学会出席のため、妻と20年ぶりにパリへやって来た。だが、妻が突然ホテルから消えた。どうやら空港で間違えたスーツケースに関係があるようだ。警察に届けるが、言葉の通じぬ異国の地、思うように捜査をしてくれない。自ら妻探しに乗り出したウォーカーは、スーツケースを取り違えた相手ミシェルに接触する。彼女は頼まれてアメリカから何かを運んできたらしい。妻を追ってどんどん深みにはまる二人に、見えざる恐怖が忍び寄る。異国の地の旅行者という設定が、見事に心突き刺す仕掛けと

  • 宮廷料理人ヴァテール

    制作年:

    【超ゴージャスな宴に酔える贅をつくした宮廷陰謀絵巻】 17世紀のフランスを舞台に、主君に仕える料理人が巻きこまれた陰謀を史実に基づいて描く。現代の日本円に換算して3兆円の費用を費やしたとされる、絢爛たる宴の再現は圧巻。

  • マレーナ

    制作年:

    【思春期特有の性的な憧れを名匠が笑いと涙で描写】 「海の上のピアニスト」の名匠ジュゼッペ・トルナトーレによるノスタルジックな思春期ドラマ。セクシーな人妻に憧れる少年の大人への成長を、シチリア島の美しい風景とともに描き出す。

  • カジュアリティーズ

    制作年:

    ベトナム戦争たけなわの1966年。上官や同僚たち4人がベトナム少女を輪姦・射殺する現場を目撃した若い兵士が、事件の一部始終を上層部に報告するが受け入れられず、逆に4人から命を狙われるはめとなる……。お得意のサスペンス演出に人間凝視を加えてデ・パルマが新生面を開いた一編。DVDは「コロムビアトライスター ウォー・ムービー・コレクションBOX(3)」に収録。

  • 続・荒野の1ドル銀貨

    制作年:

    G・ジェンマが、お得意のアクロバットや早射ちガンプレイを駆使して活躍する傑作マカロニ・ウエスタン。南北戦争帰りのガンマンが、妻と子を救うため、右手を負傷しながらも左手でガンプレイを習得し、復讐するまでを痛快に描く。

  • ペイネ・愛の世界旅行

    制作年:

    【20数年を経ても色褪せない伝説アニメがリバイバル上映】 世界的イラストレーター、レイモン・ペイネが'74年に手掛けた名作アニメ。巨匠エンニオ・モリコーネとアレッサンドロ・アレッサンドローニによるファンタジーな音楽も必聴。

  • 沈黙の官能

    制作年:

    ドミニク・サンダがカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した官能ロマン大作。19世紀末期のローマ、野望に燃える魔性の女が己の肉体を用いて富豪の財産を独り占めしようとする姿を描いていく。名匠M・ボロニーニ監督の鮮烈なタッチが見どころ。E・モリコーネの音楽も美しい。

  • 狼の挽歌

    制作年:

    一匹狼の殺し屋が愛した女は、富と力を手に入れるためなら何でもする悪女だった。そのため殺し屋は幾度となく生命の危機にさらされるが、敢然と暗黒街の大ボスや悪徳弁護士に立ち向かっていく。人気絶頂期のブロンソンの代表的ハードボイルド・アクション。

  • ジャンゴ 灼熱の戦場

    制作年:

    1960年代に隆盛を誇ったイタリア製西部劇、いわゆる“マカロニ・ウエスタン“を正統的に継承した作品。名うてのガンマンとして無法者どもを一掃したにもかかわらず、今は修道士として静かな暮らしを送るジャンゴが独裁者の暴虐を見かねて立ち上がり、闘いを挑む姿を描く。派手なアクション・シーンが見もの。

  • Mr.レディ Mr.マダム

    制作年:

    パリで大ヒットしたジャン・ポワレの舞台劇を映画化した傑作コメディ。舞台は南フランス・サントロペ。人気のオカマ・クラブ“狂人の檻“を経営する中年のゲイカップル、レナートとアルバンは、クラブの階上に愛の巣を構えている。ある日、レナートの一人息子が結婚話を持ち込んできた。相手はこともあろうに、お堅いことで知られる政党書記長の一人娘。男だけの愛の巣に女が乗りこんでくる。あわてふためく二人の男。舞台でも同じ役を演じたセローのグロテスクな女装ぶりが、大いに笑いを誘い、世界中でも大ヒットした。

  • Mr.レディ Mr.マダム2

    制作年:

    舞台で、映画で大ヒットを記録したシリーズの第2作。主要キャスト、スタッフは前作と同じで、舞台は南フランスのニース。レナートとアルバンのゲイカップルが経営するナイト・スポットが、ひょんなことから共産圏スパイ団の標的にされてしまうが……。

  • エクソシスト2

    制作年:

    あの恐るべき事件から4年。メリン神父の悪魔祓いにより救われたリーガンはニューヨークで平凡な学生生活を送っていた。そのリーガンに再び異変が起こりはじめる。ちょうどその頃、教会中央当局ではメリン神父に疑惑が集中した。つまり彼は悪魔と手を結んだ異端の徒だというのだ。さっそく枢機卿の依頼を受け、ラモント神父が調査に乗り出す。ラモント神父は、リーガンの記憶を追い、ワシントン、ローマ、そしてメリン神父が昔いたというアフリカへと飛ぶ……。前作のウィリアム・フリードキン監督に代わってブアマンが演出したが、前作には及

  • エネミー・ウォー

    制作年:

    第二次大戦下、エチオピアに進駐したイタリア軍。エンリコ中尉は、事故にあった隊を離れ一人キャンプに向かう途中、現地の少女と出会う。ある夜、洞窟で彼女と愛を確かめ合っていた時、突然獣に襲われ、エンリコの撃った銃弾は、岩にはね返り少女の身体を貫く。彼女が助からないと知ったエンリコは自らの手で彼女を殺した。その後、彼女が風土病だったことを知り、殺した罪と病の恐怖に追い詰められていく。演技派N・ケイジが、戦争の狂気の中で悩み苦しむ主人公を熱演する。旧ビデオタイトルは「タイム・トゥ・キル 愛と勇気の戦場」。

  • アタメ 私をしばって!

    制作年:

    様々なタブーに触れる題材をエキセントリックな手法で映像化し、世界的な映画作家になったスペインの鬼才、ペドロ・アルモドヴァルが描く“純愛映画“。3歳で孤児になり、精神病院に入退院を繰り返した経歴を持つ23歳の青年が、ある日、ポルノ女優への求婚を決意する。彼のとった“純愛“の方法とは?

  • 恋のジーンズ大作戦 巨人の女に手を出すな

    制作年:

    若い大学教授が父親の会社を手伝うことになり、その会社と恋をめぐる騒動を描いたエロティック・コメディ。浮気の現場がバレて、あわててはいて逃げたジーンズは女もの。ヒップの部分がビリリと裂ける……。この尻出しジーンズが新ファッションとして大流行というお気楽編。

  • オルカ

    制作年:

    船長ノランが撃ち殺したシャチの一種、オルカが死ぬ寸前に胎児を産み落とす。やがて、以前身重の妻を事故で死なせていたノランと、同じく伴侶を失ったオスのオルカとの壮絶な闘いが始まる……。オルカの悲痛な鳴き声が耳に残る、海洋パニック・ロマン。

  • 金曜日の別荘で

    制作年:

    イタリアの文豪モラヴィアが、最初の妻のエルサ・モランテとルキノ・ヴィスコンティの三角関係をもとに描いたといわれる原作『金曜日の別荘』の映画化。アリーナとステファーノは理想的な夫婦に見える。だが、夫はセックスよりも彼女自身を賛美し、妻は肉体的にも激しい愛を求めていた。やがて妻は平日を夫と過ごし、週末を愛人と過ごすことを夫に申し出る。ジョルジオ・アルマーニが担当する主演の二人の衣装にも注目。

  • 鯨の中のジョナ

    制作年:

    1942年、ホロコーストの嵐が吹き荒れていたアムステルダムに住む4歳のジョナ。彼にとってユダヤ人、ナチスという概念はなく、怒鳴る兵士、吠える犬、銃、鉄条網、そして身近に死が存在するだけで、今までの暮らしと何も変わりはなかった。優しい父と母がいてくれさえすれば……。ホロコーストの嵐の中で健気に生きる少年ジョナの姿を寓話のように優しい視点で綴った作品。

  • エミリーの窓

    制作年:

    ブリックリンの闇に潜む暴漢がエミリーの部屋にしのび寄る。だが、エミリーの悲鳴は、無数の窓からこぼれる一つの音にすぎなくて……。ニューヨークの撮影にかけては、第一人者といわれるウィリスが自ら監督。絶妙のカメラワークをみせるサスペンス・ドラマ。

  • 狼たちの影

    制作年:

    イタリア・ナポリのNATO基地に勤務するコンピュータ技師の妻子が何者かに惨殺される。彼は完成したばかりの戦略コンピュータを使って犯人割り出しにかかるが……。名脇役ケネディが主役を張り、復讐に燃える男を熱演するサスペンス・ドラマ。

  • 華麗なる相続人

    制作年:

    世界的に有名な製薬会社の社長が事故死する。娘のエリザベスが大株主として財産を受け継ぐが、株主たちは会社乗っ取りや莫大な財産を虎視眈々と狙っていた……。人気作家S・シェルダンのベストセラーの映画化で、豪華キャストが話題になった。

  • ウルフ

    制作年:

    狼男への変身という題材をラブ・ストーリーに仕立てたロマンティック・ホラー。狼に噛まれたことから人生が一変する、うだつの上がらぬ中年男ウィル。“野性“に目覚めた彼は、仕事にもやる気を取り戻し、社長の令嬢ローラと激しい恋に落ちる。そんな折、謎めいた殺人事件が続発。自分の仕業かもしれないという疑念に駆られたウィルは、理性と野性の間で苦悩することに……。ダークな色合いを基調にした映像がゴシック風の美しさを漂わせている。オスカー受賞歴のある名手リック・ベイカーが特殊メイクを担当。J・ニコルソンとM・ファイファ

  • さらば恋の日

    制作年:

    シシリー島を舞台に、17歳の少年の甘くせつない初恋と性体験をみずみずしく描く。少年ニーノは、都会的に洗練された魅力的な叔母チェッティーナに恋をし、その熟れた肉体の虜となる。だが少年にとっては唯一の恋も彼女にとっては数ある浮気の一つにすぎず、やがてそのことに気付いた少年は大人への一歩を踏み出していく。

  • 家庭教師〈1974年〉

    制作年:

    家が貧しく、家庭教師をしながら学校に通う一人の青年。ある日、彼は境遇の違う金持ちの美しい令嬢と恋に落ちる。好奇心いっぱいの若い男女の愛と性。ベニスの美しい町並みを背景に、甘ずっぱい思いがよぎる純愛物語。デビュー間もないピッコロがまだあどけない。

  • さらばモスクワ

    制作年:

    舞台は、1970年の反ユダヤ主義運動が激化するモスクワ。移民を許されずに、精神病院から労働キャンプに収容され、あげくに追放の身となってしまうユダヤ人女性の苦悩をリアルに描き出した力作。社会派の名匠ボロニーニがソ連のユダヤ人問題に真っ向から取り組んだ異色作である。

  • ザ・ビッグマン

    制作年:

    3年間の刑を終えて出所してきた男が、これが最後と誓って金庫破りに挑むが、一緒に組んだ相棒の若者と自分の妻が実は密通していることを知り、ラストには怒りの引き金に手がかかる……。ダグラスとジェンマが共演したアクションもの。

  • サン・セバスチャンの攻防

    制作年:

    スペイン支配下のメキシコ。スペインに対し抵抗運動を続けるアラストレーは、重傷を負い教会へと逃げ込んで来た。神父のジョゼフは彼を看病するが、軍隊がアラストレーの引き渡しを要求してくる。二人は軍を出し抜き、砂漠を越えてサン・セバスチャンへと向かう……。H・ヴェルヌイユによるアクション・ドラマの秀作。

  • 残虐の掟

    制作年:

    18世紀後半のフランスのツーロン港を舞台に、海に生きる荒くれ男の情熱的な生涯を描いた海洋冒険活劇。ラブ・シーンあり、スペクタクルありのストーリーで、風光明媚なロケーションを利用したエンターテインメントが堪能できる。「ロード・ジム」「地獄の黙示録」の原作者、J・コンラッドの小説を映画化したもの。

  • サハラ

    制作年:

    サッチャー首相の息子が国際ラリー参加中、サハラ砂漠で行方不明になった事件をヒントにした映画。舞台設定は1927年の北アフリカで、自動車王だった父の遺志を継ぎ女子禁制のレースに出場する娘の物語。B・シールズの男装が話題の一編。

  • シシリアン〈1969年〉

    制作年:

    マフィアのボス、ヴィットリオは、殺し屋のサーテットを脱獄させることに成功し、壮大な計画を練っていた。5億ドルの宝石がパリからニューヨークへ運ばれる際に、奪い取ろうというのだ。運搬は飛行機で行われるというのにいったいどうやって……。「地下室のメロディー」のゴールデン・トリオ、J・ギャバン、A・ドロン、H・ヴェルヌイユ監督が再びチームを組んだギャング映画の名作。E・モリコーネの音楽、H・ドカエの撮影が画面を引き立てる。

  • 地獄の貴婦人

    制作年:

    1930年代にフランスで実際に起こった知能犯の保険金殺人事件をヒントに、人間の内に潜む、欲望と狂気をリアルにえぐり出した問題作。二人の姉妹とその仲間の男が、凄惨をきわめた殺人を次々と実行する場面もスキャンダラスな話題となった。

  • 哀しみの伯爵夫人

    制作年:

    20世紀初頭、水の都ベニスと古都ボローニャを結んで起こった殺人事件。それには暴君である夫との生活に疲れ、実兄との愛欲に溺れる伯爵夫人リンダが事件と深くかかわっていた。M・ボロニーニが実話をもとに描いた悲劇的なラブ・ストーリー。

  • タタール人の砂漠

    制作年:

    1907年イタリア。士官学校を卒業したばかりの青年ドローゴの着任の日が来た。赴任地は国境の砦バスティアーノである。そこには、かつて猛威をふるった狂暴な騎部武族タタール人の伝説があった。不毛な土地で姿なきタタール人の襲撃に怯える兵士たち。苦悶と焦燥のうちに年月が無為に過ぎ去っていく。中尉にまで昇進したドローゴだが、長期間にわたる要塞での生活は、彼の肉体と精神をむしばんでいた……。ヨーロッパ人が抱くアジアに対する潜在的恐怖感を背景に、錯綜する心理劇が展開する。1982年に52歳の若さで他界、その寡作ぶり

  • スキャンダル ―愛の罠―

    制作年:

    舞台は現代のパリ。16年前に捨てられた男が残した心の傷跡が癒えず、周到な計画をもって男にサディスティックな復讐を遂げる女マリーの姿を描く異色作。男に対してサディスティックな拷問を加えるアントネッリの熱演が見もの。

  • エーゲ海に捧ぐ

    制作年:

    池田満寿夫が、同名の芥川賞受賞作と短編小説『テーブルの下の婚礼』とを組み合わせて自ら映画化。製作や美術以外はスタッフ、キャストともすべてイタリア人で、濃厚なエロチシズムの世界を描いている。

  • さよならを言わないで

    制作年:

    証券会社の社員、ジョニーと国連のタイピスト、ルイサは、燃え上がるような激しい恋に落ちた。ジョニーは二人で一緒に住む家がほしいために、預かった証券を無断で操作し、警察に捕まり、二人の生活は長くは続かなかった。短い間に激しく燃えた青春のひとときを描いた感動作。

  • スタンダール シンドローム

    制作年:

    若き婦人警官のアンナは、連続猟奇レイプ殺人事件の調査のためにフィレンツェへ向かう。潜入捜査の最中、彼女は世界的に有名なウフィッツイ美術館に立ち寄る。そしてそこで一枚の絵を見たことで、彼女に思わぬ異変が起こってしまう。絵の中に吸い込まれそうな幻想に襲われ、失神し記憶喪失になってしまうという、“スタンダール症候群“にかかったのだ。やがてアンナは、捜査中の事件の犯人に捕らえられ、暴力的なレイプを受ける。さらに犯人は、彼女の目の前で殺人を犯し逃走。追い詰められるアンナ。事件はいつしか幻想と狂気の深淵へと突き

  • 刑事キャレラ 10+1の追撃

    制作年:

    エド・マクベイン原作の『87分署』シリーズをフランス人監督P・ラブロが映画化。舞台をニューヨークからニースに移して、連続殺人事件を追うキャレラ警部の活躍を描く。現代の病んだ社会を織り込んだ、上質のハードボイルド作品。

  • 蒼い本能

    制作年:

    『暗殺の森』を書いたA・モラヴィアの原作を基に、同作品の映画化作品(監督・ベルトルッチ)にも出演したS・サンドレッリを迎えて描いた官能の世界。17歳の少年ルカを主人公に、優しい看護婦と美しい家庭教師に対して目覚める少年の青い性を、繊細かつエロティックに映像化。

  • 悪魔が最後にやって来る

    制作年:

    サハラ砂漠に原子力発電所を建設しようという計画に、宗教的な予言によって反対を唱えるグループが次々と事件を起こして妨害してくる。見どころは、オカルト的なテーマとショッキングなシーン。「夢魔」に続くイタリアのA・D・マルチーノ監督作品。

  • 遅れてきた死神

    制作年:

    スイスのチューリッヒを舞台に、KGBとフランス情報機関の熾烈なスパイ戦に巻き込まれた男の孤独な闘いが展開。政治サスペンス映画の第一人者、Y・ボワッセ監督がL・ヴァンチュラ、M・ピコリと名優二人を得て描く、非情なエスピオナージもの。

  • 暗殺の詩 知りすぎた男どもは、抹殺せよ

    制作年:

    R・アンリコ監督の未公開サスペンス。ある国家機密を知った疑いで、デビッドはニ度と出られない刑務所に入れられる。だが彼は看守を殺し、山中に逃亡。そんな彼を芸術家夫婦が助け、デビッドの無実を晴らそうとするが……。

  • デスティニー 愛は果てしなく

    制作年:

    戦火の吹き荒れる1943年にスペインからアメリカへ移住して来たララネッタ家。頑固な父に結婚を反対された娘は若い兵士ジャックと駆け落ちするが、すぐに連れ戻される。が、その帰途に父は運転を誤って死ぬ。長男マーティンは父はジャックに殺されたのだと思い込み、彼を恨み綴ける。G・ナヴァとA・トーマス夫妻の実体験をもとに、父子、兄妹、夫婦のそれぞれの立場からそれぞれの愛を描いた大河ドラマ。

  • アイランド〈1980年〉

    制作年:

    『ジョーズ』などのベストセラーで著名なピーター・ベンチュリーの手による同名小説の映画化。“魔のバミューダ海域“として知られるバハマ諸島を舞台に、次々と消息を絶つ船の原因を探ろうとする新聞記者の活躍を描いた海洋ミステリー。

  • ある愚か者の悲劇

    制作年:

    ベルトルッチが1981年に監督した社会派ドラマ。小さな工場を経営し、細々と生活を続ける平凡な夫婦プリモとバルバラ。彼らに息子が誘拐されるという突然の悲劇が訪れた。息子の身を案じながらも工場を手放すことにためらいをみせる。やがて左翼活動にのめり込んでいた息子自らの偽装誘拐の疑いも出始め、二人の悲しくも滑稽な苦悩が生まれる。U・トニャッツィとA・エーメが、人生にあえぐ男女の悲喜劇を熱演。ベルトルッチの重厚な演出に深みを加えている。

  • アルデンヌの戦い

    制作年:

    第二次大戦下のアルデンヌの激戦を描いた戦争ドラマ。アムステルダム郊外にあるナチの捕虜収容所から、3人のアメリカ兵が脱走した。親衛隊の執拗な追跡をかわすが、一人は射殺されてしまう。そして偶然に出会ったパルチザンの隊長に助けられた二人は、彼らと行動をともにすることにしたが……。

  • エスカレーション

    制作年:

    自由な生活を愛しヒッピーとなった息子に自分の事業を継がせようと、実業家の父親が雇った精神分析医、カルラマリア。彼女はグラマラスな肉体を武器に息子をコントロールし、もはや自分の言いなりと化した彼を使って会社乗っ取りを図る……。

  • シャドー・メーカーズ

    制作年:

    「キリング・フィールド」などの社会派監督、R・ジョフィが、原爆問題に取り組んだ衝撃作。1945年8月、広島と長崎に投下された原爆を“作った人々“の立場から描く。作らせた軍人の論理、研究に参加した科学者の論理、その家族たちや周囲の人々の思いなど、様々な思惑の絡み合いを追ったドラマ。原爆製造の命令を受けたグローブス将軍にP・ニューマン、J・キューザックの好演が光る。

  • デザート・ソルジャー

    制作年:

    CIAの傭兵で、テロと人質救出のスペシャリストが、女性実業家の依頼で、誘拐された彼女の息子を救出することになる。舞台をモロッコへと移し、民族間の闘争に巻き込まれ事態はさらに複雑になる。冷酷な殺人鬼などの印象が強いR・ハウアーが孤高のヒーローを演じた、ハードボイルド風のアクション映画。

  • タランチュラ

    制作年:

    ヨーロッパ映画界のグラマー女優たちが恐怖の中にその美しさを競うイタリア製ミステリー・サスペンス。美容室の常連客マリアが謎の惨殺体となって発見されて以来、猟奇的な連続殺人事件が発生する。陰湿で残虐な魔の手は担当警部の美人妻にまで及び、恐るべき犯人の正体が暴かれる。

  • ニュー・シネマ・パラダイス

    制作年:

    古き良き時代の映画館を舞台に、映画を愛し映画館に通った人々の人生模様をノスタルジックに描く、製作時29歳のG・トルナトーレ監督の秀作。シチリア島の映画青年サルバトーレは、幼い頃から映画館パラダイス座の映写技師アルフレードを慕い、自分も映写技師となるが、初恋、徴兵と青春時代を駆け抜ける彼に、アルフレードは島を出るように勧める。それから30年後、映画監督となったサルバトーレが、アルフレードの死の知らせを聞いて島に帰ってきた時、パラダイス座は廃館となっていた。フィルムの1コマ1コマに対する映写技師の熱い思いがラスト・シーンに結実する。175分の完全版も公開された。また2005年にはデジタル・リマスター版が公開され話題を呼んだ。

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