“M!LKのバレエ”に期待大? 風間杜夫×吉田仁人×紫吹淳が織りなす、勇気と感動の朗読劇『ナビレラ』インタビュー
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――それぞれが演じる役柄についても教えてください。
吉田:僕が演じるイ・チェロクは、シム・トクチュルと関わることによって、心持ちやバレエに対する思いがどんどん変化していくというところが見どころなのかなと思います。最後に、「ボレロ」って書いてあるので……どうやら踊りそう。
紫吹:皆さん、楽しみにしていてください! 最後に踊りますよ、仁人くん。
吉田:本当に膝が震えております(笑)。
風間:踊りますよ!
紫吹:バレエを踊るんだよね?
吉田:そうですね。その練習もすると思います。風間さんは、ご自身の役柄はいかがでしたか?
風間:真面目に話すと、高齢者になって、好きなことを見つけて、憧れのクラシックバレエに挑戦するという役です。すごい夢ですよね。彼は、ある大きな症状を抱えていて、人生の最後に何かを体に刻みたいという思いを持っている。そうしたお年寄りの話でもあるなと思って、いたく感動しました。
吉田:僕も50歳も年の差がある2人の関係をバレエが繋ぐというのが、ものすごく素敵だなと思いましたし、僕も頑張りたいと思いました。
紫吹:私は役目がたくさんあるので、どう説明していいか難しいのですが、あるときは奥さんであり、あるときは孫で、あるときはバレエ団の団長……という感じです。
吉田:実は、今回が朗読劇としては2回目の出演になるのですが、現時点(この取材日)ではまだ1回も経験していないんです。10月に1回出演して、この作品で2回目です。リーディングと普通の舞台の違いってどんなところにあるんですか?
紫吹:まず、良いのは、台本を覚えなくていいこと。
吉田:なるほど。
紫吹:ただ、泣くと最悪だよ。涙で見えなくなるし、ずっと下を向いているから、鼻水も啜れない。
吉田:目線が下にありますもんね。この台本の中には、「台本を置く」というシーンが何回か出てきましたよね。そこには「ポージングを教える」って書いてあったんですが、そこはドキッとしました(笑)。
紫吹:見せどころですね。
吉田:そうですね(笑)、そこはしっかりとやりたいですね。それから、やっぱり踊らなくてはいけないので、緊張や不安でいっぱいです。
風間:僕はこれまで、今回演出される笹部博司さんの作品は2度、経験があるんですが、その1つが『大誘拐〜四人で大スペクタクル〜』という、僕と柴田理恵さんと白石加代子さん、それから中山優馬さんの4人での作品でした。イスとテーブルをみんなでいろいろと動かして、それが車の中になったり、事務所になったり、縁側になったりするという演出だったんですよ。だから、今回もステージングがあるんだと思います。(笹部はそうした演出をする演出家なので)ただ座って朗読するのとはまた少し違う。
吉田:そうなんですね。きっと僕のファンの方は、朗読劇というものに対して、接する回数もそれほど多くないと思うので、新鮮に受け取っていただけるんじゃないかなと思います。
紫吹:朗読劇の良さは、やっぱり想像させることだと思います。たくさんの人がいらっしゃったら、一人ひとりの想像はみんな同じではないから、それぞれの想像が膨らませられたらいいですね。
吉田:思い思いの世界が作れるというのも魅力ですね。もし今回、紫吹さんに、バレエを踊ってくださいというお話があったらどうされますか?
紫吹:踊りますよ、バレエ。お2人よりは経験があるので、できる限り準備を重ねていますが、体がグキッとならない程度の動きで、作品がより良いものになるのであれば、挑戦したいなとは思います。
吉田:すごいです。本当に今回、紫吹さんなしではできない舞台です。
紫吹:そんなことないですよ。でも、私は2人の関係を、いろいろなところから支える役をたくさんやらせていただくので、私自身もお2人のより良い関係性をサポートできたらいいなと思います。難しい役どころだと思いますが、頑張りたいと思います。
■「僕は未経験ですよ?」(吉田) “M!LKのバレエ”に期待!
【公演概要】
リーディングドラマ『ナビレラ』
2027年2月26日~28日 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2027年3月3日~7日 東京・シアターH
2027年3月19日 宮城・電力ホール
2027年3月24日 鹿児島・宝山ホール
■出演:
吉田仁人(M!LK)・紫吹淳・風間杜夫
■原作:HUN
■台本・演出:笹部博司
■振付・ステージング:西島数博