『M 愛すべき人がいて』の原点がここに!? 今こそ見たい『奪い愛』シリーズの魅力
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◆ネタバレ&戦慄注意! 声に出して読みたい『奪い愛』シリーズ名ゼリフ集
数え切れないほどの名ゼリフで彩られた本シリーズ。その中でも特に滋味深い名言をシーン解説と共にプレイバック!
(C)テレビ朝日
・「ここにいるよ~」(『奪い愛、冬』・第3話)
ひょんなことから妻・蘭が不在の信の自宅へ行くことになった光。別れてもなお互いのことが忘れられない光と信は、思わず唇を重ねてしまう。そんな中、リビングの片隅から「ここにいるよ~」とささやく声が聞こえる。するとクローゼットの扉が“バーーーン!”と豪快な音を立て、その中から蘭が登場。事態の一部始終を見続け、さらに記録していることも打ち明ける。予想外の展開に劇中の光や信と同様に驚がくさせられた視聴者も多かった。
・「恐怖を感じながら婚姻届を書くなんて思ってもなかった」(『奪い愛、冬』・第5話)
信が光を愛していることを知ってしまった康太。康太は光を自宅へ招くと「ターイホっ!」とささやき彼女に手錠をかけてしまう。常軌を逸した康太の行動に怯える光。そんな彼女に康太は婚姻届を突きつけ署名を迫る。身の危険を感じた光が婚姻届にペンを走らせながら心の中でつぶやいた一言は“恐怖”と“婚姻届”のギャップが効いた名ゼリフだ。
・「結婚って…あの結婚ですか?」(『奪い愛、夏』・第1話)
桜から1億円を条件に偽装結婚することを迫られた椿が、社長室で思わずつぶやいた一言。案の定、椿は桜の秘書・土筆(小手伸也)から「それ以外に何の結婚があるんだよ、バーカ」とストレートなツッコミをくらってしまう。
・「ずぅっとぉ…ウザかったーーーーーー…」(『奪い愛、夏』・第4話)
結婚後も、杏との逢瀬を繰り返してきたことが桜に知られてしまった椿。一方、土筆は瞳に対して杏を監視するように命令。杏を目の前にした瞳が本音を打ち明ける際に放った長尺の「ウザかったーーーーーー…」は、田中が『M~』第3話で見せた名ゼリフ「許さなーーーーーーい」の原点とも言える。
(C)ABEMA
『M~』の最新エピソード第4話の放送延期に伴って、23日には『奪い愛、冬』が傑作選として地上波に帰ってくる。『奪い愛、夏』もABEMAで配信中だ。これを機に、『M~』の礎となった『奪い愛』シリーズの過剰な世界観に触れてみて!(文:スズキヒロシ)
『奪い愛、冬』傑作選は、テレビ朝日系にて5月23日より毎週土曜23時15分放送(TELASA、ABEMAで全話配信中)。『奪い愛、夏』は、ABEMAにて配信中。