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柚香光、宝塚退団から2年 幅広い役どころにチャレンジ「新たな一面に気付くのが面白い」

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◆退団後幅広い役どころに挑戦「自分の新たな一面に気付くのが面白い」



――柚香さんは、退団されてから哀しい鬼に始まり、女子高生があり、先日は黄泉の帝王&思い悩む皇太子と、幅が広い役どころに挑戦されている印象があります。さまざまな役を演じる面白さはどんなところにありますか?

柚香:「名作と言われる作品には特に、普遍的なテーマというのが必ずある」ということを教わったことがあるんです。どんな国、どんな宗教、どんな年齢の人にも共通するものが根底にあったりするんですね。一見全然違った生い立ちの人でも結局は同じところに結びついたりする。その中で、「自分もそうだな」とか、「私もそれで失敗したんだ」というのもあったりしますし、「やっぱりこれを大事にしたいよね」と思うことや、「こういう心を失っちゃいけない」という教訓もある。教えられることがすごくたくさんあるんです。自分のアプローチの仕方が全然違っても、繋がっているところが見つかったりすると、「お!」っていう発見の喜びがあります。

あとは、いろんな役を演じることによって、自分の新たな一面に気付くのも面白いですし、お客様に見ていただいて「こんな一面もあるんだ!」と楽しんでいただけるのもうれしいですね。

――本当にふり幅のある役どころを演じられていますが、今後チャレンジしてみたい作品や役はありますか?

柚香:いろいろ挑戦したい役はあるのですが、内緒です(笑)。

――実はハムレット役も柚香さんに似合うんだろうなーと思っていました。

柚香:今(取材当時『エリザベート30thガラ・コンサート』に出演中)ルドルフをやっていて、『うたかたの恋』という作品でも同じルドルフを演じたのですが、その作品で彼は「生きるべきか、死ぬべきか」という言葉をハムレットに共鳴して言うんです。自分でもハムレットに共感する部分はあって、彼の迷ってる姿であったり、優柔不断さであったり、試行錯誤してどうしたらいいかわからなくなって模索し続ける姿には、自分でも理解できるところはあります。

――ガートルードを演じるにあたっても、ハムレットの気持ちを理解するというのは何かプラスになるかもしれないですよね。

柚香:親子なのでやっぱり似ているところや反面教師にしているところもあったりするのかもしれないし、しないのかもしれない…いろいろあると思うんですけど、ガートルード目線ではハムレットのことを全て理解しきれなかったとしても、役者としてはハムレットが抱えているものや見ているものを追い求めるというのは非常に大事なことだと思っています。


――宝塚退団から2年が経ちますが、どんな変化がありましたか?

柚香:自分が舞台にどう向き合っていきたいのか、自分がどうなっていきたいのかという課題も見つかりますし、もっと考えたい、もっと自分のことを知らなきゃいけないということをすごく思う日々ですね。

基本的に柚香は柚香で、あまり中身は変わっていないと思います。ただ演じる役の幅が広くなったので、変わらないところも変わったところもファンの方に楽しんでいただけているといいなと思っています。

――先日の“ガラコン”では古巣の宝塚の皆さんと久々にご一緒されましたが、変わらない“やんちゃな”柚香さんが顔を覗かせたり?

柚香:「懐かしい~、この感じ! 光だぁー!」と上級生の方何人かに言われました(笑)。変わってない部分が出ていたみたいです。

――そういえば、昨年に続き、今年も退団記念日の5月26日は舞台上で迎えられるんですね。

柚香:あっ、本当ですね! すごくうれしいです!

(取材・文:田中ハルマ 写真:小川遼)

 舞台『ハムレット』は、東京・日生劇場にて5月9日~30日、大阪・SkyシアターMBSにて6月5日~14日、愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホールにて6月20日・21日上演。

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