吉田羊、「一生やっていきたい」別れを惜しむ役柄に出会う
また、世界的に人気を博したアメリカ版のイメージが、ファンの間で確立しているだけに、新たな世界観で挑む日本版に大きな注目が集まっていたが、それに対するプレッシャーはなかったのだろうか。「主演のキャスリン・モリスがあまりにもチャーミングで私とかけ離れていたので、彼女をなぞることだけはやめようと。あくまで、私が感じた百合を演じようと思いましたね」と述懐。「ただ、日本人がやる意味が必ずあると思っています。事件を乗り越えていく時も、もちろん個人の力は大切だけれど、それに関わる人たちの心に深く寄り添いながら、手を差し延べるやり方もある。そういう繊細さ、丁寧さが、日本人の良さでもあるし」と力を込めた。
すでに本作は撮影もオールアップ。連ドラ初主演を終えた吉田は、清々しい表情で、「捜査一課チームのメンバーが自立されている方ばかりで、今回は束ねる必要がなかったので、とても居心地がよかった。声を荒げて怒る方もおらず、滞りなく撮影できたことが、私の誇りですね。人を束ねるのは相変わらず苦手ですが、一つ学んだとすれば、差し入れを多く入れることですかね。やっぱり“食”はテンションが上がりますから」と笑顔を見せた。(取材・文・写真:坂田正樹)
WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~』は毎週土曜日22時より放送中。
スタイリスト:梅山弘子
ヘアメイク:paku☆chan(Three PEACE)
ブラウス、リング/humoresque、パンツ/CINOH、イヤーカフ/PLUIE
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