岡田将生&清原果耶がW主演! 山下敦弘×宮藤官九郎『1秒先の彼女』日本版リメイクは男女反転に
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監督・山下敦弘×脚本・宮藤官九郎の初タッグによる台湾映画『1秒先の彼女』リメイク版のタイトルが、『1秒先の彼』に決定。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定が反転で描かれる本作の主演を、俳優の岡田将生と女優の清原果耶が務めることが発表された。
【写真】監督・山下敦弘×脚本・宮藤官九郎による映画『1秒先の彼』W主演する岡田将生&清原果耶
台湾アカデミー賞最多受賞作『1秒先の彼女』は、何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の、消えた“1日”を巡るラブストーリー。監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎の初タッグによる日本版リメークは、舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定が反転。それに伴い、日本版のタイトルは『1秒先の彼』になった。
岡田が演じるのは、何をするにもワンテンポ早く、イケメンなのにどこか残念な男性・ハジメ。清原は、何をするにもワンテンポ遅く、周囲のペースから微妙にズレてしまう女性・レイカを演じる。
岡田は「僕が演じさせてもらったハジメくん。1秒、人より早いんです。ちょっと口悪く、だけどぬけててとても可愛らしい役です。純粋な部分をいかに丁寧に演じるかが肝でした」とコメント。清原は「ポップだけれどノスタルジーな世界観をどう取り込めるのか、監督やキャストの皆さんと沢山言葉を交わしながら撮影に臨めれば良いなと思い現場に向かいました」と話す。
山下監督は「京都市のイメージは『せっかちなのにのんびり』。『1秒先の彼』は時間もテーマのひとつなので、その時間感覚も映したいと思いました。また、日本海側でも撮影出来たので、京都の色々な表情が撮れたんじゃないかと思っています」とコメント。
宮藤は「今思えば、台湾版のキャスティングが完璧すぎて、当たり前になぞっても新しいものは生まれないし、忠実なリメイクを作ってもしょうがないし、男女反転という強引な改変で一気に世界が開けた気がします」としている。
映画『1秒先の彼』は、2023年夏公開予定。
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