1月期「面白かった冬ドラマ」ランキングTOP10
■5位 『不適切にもほどがある!』(得票数57票)
第5位にランクインしたのは阿部サダヲ主演×宮藤官九郎脚本の『不適切にもほどがある!』(TBS系)。本作は昭和の世を生きていた主人公の中学校教師・小川市郎(阿部)がひょんなことから2024年の現代へタイムスリップしたことから始まる意識低い系タイムスリップコメディ。昭和のダメおやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す姿をコミカルに描出。
宮藤作品ならではの小ネタやギャグが満載な一方で、社会時評を盛り込む硬派な一面も。そんな話題作に読者から「登場人物全員大好きだし宮藤官九郎さんの脚本最高」「違う価値観を持つからこその歩みよりの大切さも教えてもらいました」などの声が寄せられている。
■4位 『君が心をくれたから』(得票数68票)
永野芽郁が主演、山田裕貴が共演した月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)は第4位に。本作は、主人公・雨(永野)が、壮絶な事故に遭った太陽(山田)の命を救うため、自らの五感を差し出すことで奇跡を引き起こすファンタジーラブストーリー。作家・宇山佳佑がオリジナル脚本を担当し、宇多田ヒカルが新曲「何色でもない花」を主題歌として提供した。
雨が五感を失っていく過程を美しい映像で描き視聴者の涙を誘った本作。アンケートには「一分一秒の大切さ、当たり前のことが当たり前じゃないことを教えてくれた素敵なドラマだった」「演技に圧倒されまくりで毎話涙が止まらなくて大好きな作品だった」といった意見が集まった。