和解時の「秘密保持契約」は違法と訴え シャイア・ラブーフの元恋人が提訴
シャイア・ラブーフの元恋人で、2020年に性的虐待で彼を訴えていたFKAツイッグス。訴訟自体は2025年に和解で合意したが、和解条項に含まれていた秘密保持契約が違法であると、提訴した。
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シャイアの半自伝的映画『ハニーボーイ』(2019)で共演したことをきっかけに彼と交際したFKAツイッグスは、破局後の2020年12月に、交際中に数ヵ月にわたり「身体的、性的、精神的な虐待」を受けたとしてシャイアを提訴。2025年7月に和解が成立し、FKAツイッグスが裁判所に対し訴訟の棄却を申請する形で終わりを迎えた。
Varietyによると、この時の合意文書に含まれていた秘密保持契約は、性的暴行や性的ハラスメント、または性差別に関する和解時に秘密保持契約(NDA)を求めることを禁ずる米カリフォルニア州の法律、Stand Together Against Non‐Disclosures Act(STAND法)に違反するとして、FKAツイッグスが提訴したそう。シャイア側は、自身が訴えられたのは性的暴行ではなく性的虐待であるため、STAND法の適用外であると主張しているが、常識的にも法の上でも、同法は双方をカバーすると訴えている。
また訴状では、シャイアが昨年、この秘密保持契約を盾に、法外な金額を請求しようと試みていた事が明かされた。訴えによると、FKAツイッグスは2025年10月にThe Hollywood Reporter誌のインタビューで、シャイアとの関係を解消した後「安心感」を得たかと質問され、「いいえ、安心感はありません。シスター・スペースやノー・モアといった(DV被害者を支援する)団体に関わり、できる限り被害者を支援することに情熱を注いでいます。今の自分のことよりも、未来を見据えています。人生を先に進めたいと思っているのです」とコメント。この発言が秘密保持契約に違反したと指摘されたそうだ。
FKAツイッグスは訴状で、秘密保持契約の条項がたとえ合法だったとしても、当該発言は「称賛に値する一般的で無害なものであり、保護されるべき」だと主張。シャイアによる「脅迫行為と司法制度の悪用」は、彼女のみならず、同州におけるすべての性的暴行被害者を貶める行為であると訴えている。

