ホラーの金字塔『エクソシスト』、リメイクドラマ化へ
海外ドラマ
米Lifetime局では1970年の傑作ホラー『オーメン』のその後を描く続編ドラマ『Damien（原題）』が製作されているが、米Fox局が1973年に映画化された『エクソシスト』の原作をベースにしたテレビドラマを製作するという。The Hollywood Reporter やTV Lineなどの海外メディアが伝えた。
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Foxはパイロット版の製作を決定しているとのことで、映画『ファンタスティック・フォー』（15）の脚本を手がけたジェレミー・スレイターが、脚本と共に製作総指揮を務めるそうだ。ウィリアム・ピーター・ブラッティがメリーランド州で起きた悪魔憑依事件をモチーフに執筆した原作『エクソシスト』を現代風に再解釈したものになるという。勢いがあり次々と続く1時間の心理スリラーになるとのこと。ある家族に取り憑いた悪魔に挑む2人の男性を中心に物語は展開するという。
ブラッティ自らが脚本を執筆し、アカデミー賞脚色賞を受賞した映画版『エクソシスト』は、悪魔バズズが12歳の少女リーガンに取り憑き、2人の神父が悪魔と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いた。当時子役だった女優リンダ・ブレアが、悪魔に取り憑かれ、宙に浮いたり首が180度回転したりして凄まじく豹変する少女リーガンを熱演し、2億3200万ドル（約275億3376万円）以上の世界興行収入を上げる大ヒットとなった。以後、続編となる『エクソシスト2』（77）、1作目から17年後を舞台にしたブラッティ自らがメガホンを取った3作目『エクソシスト3』（90）なども製作された。
