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天才作家の栄光と転落『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』 世界最速11.6日本公開

映画

映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』日本版オリジナルポスター

映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』日本版オリジナルポスター(C) 2019, Hatch House Media Ltd.

 20世紀アメリカ文学界を代表する作家トルーマン・カポーティの素顔に迫るドキュメンタリー映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』が、世界最速となる11月6日より公開されることが決定。併せて、日本版オリジナルポスターが解禁された。

【写真】戦後アメリカを代表するセレブリティでもあったトルーマン・カポーティ

 『ティファニーで朝食を』『冷血』など多くの傑作小説を生み出し、ニューヨーク文壇の寵児として、また、ゲイのセレブリティのアイコンとして社交界を席巻したトルーマン・カポーティ。『冷血』の大成功を経て長年出版が待ち望まれた新作『叶えられた祈り』は、ニューヨークの上流階級の実態を描いた最高傑作となるはずだった。しかし第一章が発表されるやいなや、そのスキャンダラスな内容によって激しい論争を巻き起こす。社交界から追放され、多くの友人を失ったカポーティは、アルコールと薬物中毒に苦しみ作品の完成を待たずしてこの世を去ることとなる。

 ジャーナリストのジョージ・プリンプトンによるカポーティの評伝『トルーマン・カポーティ』を基にした本作は、オバマ政権時のホワイトハウスでソーシャル・セクレタリーを務めた異色の経歴を持つイーブス・バーノーの監督デビュー作。

 死後36年を経て、未公開の音声アーカイヴ、作家のノーマン・メイラーや女優のローレン・バコールなど当時の貴重な取材テープ、カポーティの養女ケイト・ハリントン、作家のジェイ・マキナニーやファッション・ジャーナリストのアンドレ・レオン・タリーなど、バーノー監督が独自のルートで入手した新たなインタビューから、謎に包まれたカポーティの素顔、未完の問題作『叶えられた祈り』執筆の裏側に迫っていく。

 日本版ポスターには、ファッション・アート写真界の名匠リチャード・アヴェドンが撮影したカポーティの写真を使用。バッグを腕にかけ、左手に煙草、右手にマッチ、スーツの上にセーターを重ねる大胆なスタイリングで、世界を挑発しているかのように佇むカポーティの横には「私はアル中である。私はヤク中である。私はホモセクシュアルである。私は天才である。」という生前のカポーティの言葉が添えられている。

 映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』は11月6日より全国順次公開。

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