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『キネマの神様』菅田将暉&永野芽郁、50年後の沢田研二&宮本信子 変わらぬ笑顔の場面カット解禁

映画

映画『キネマの神様』新規解禁写真
映画『キネマの神様』新規解禁写真(C)2021「キネマの神様」製作委員会

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沢田研二

菅田将暉

宮本信子

永野芽郁

 歌手の沢田研二と俳優の菅田将暉がダブル主演を務める山田洋次監督の最新作『キネマの神様』より、主人公ゴウと妻の淑子がたどった愛の軌跡を垣間見ることのできる3枚の場面写真が解禁された。

【写真】若き日のゴウ(菅田)と淑子(永野)、そして50年後の変わらぬ笑顔 『キネマの神様』より

 松竹映画100周年を記念し企画された本作は、作家・原田マハによる同名小説を映画化。映画監督になる夢を追いかけ、挫折を経験するが映画をこよなく愛するゴウ(現在:沢田/過去:菅田)、かつて若きゴウが思いを寄せる食堂の娘であり、ゴウの妻となった淑子(現在:宮本信子/過去:永野芽郁)、そしてゴウとはかつての撮影所仲間で、名画座・テアトル銀幕を営むテラシン(現在:小林稔侍/過去:野田洋次郎)など、各キャラクターの思いと共に、夢と愛に満ちた青春、そして時代を越えて訪れる“奇跡”に満ちた物語が描かれる。

 解禁された場面写真に写るのは“一組”の男女の姿。まだお互いの気持ちを知らずにいた頃のゴウ(菅田)と淑子(永野)、そして夫婦として約50年連れ添ったゴウ(沢田)と淑子(宮本)のほほ笑む表情からは、互いを思う二人の愛の軌跡を感じられる。

 二人の出会いは、映画監督になる夢を追いかけ、撮影所で働いていたゴウが通った食堂“ふな喜”。淑子は撮影所のスタッフが集う“ふな喜”の看板娘で、映画について熱く語るゴウを淑子は笑顔で真っすぐに見つめていた。淡い恋心を抱きながらー。過去のゴウと淑子の場面写真はそんな“ふな喜”での一場面を捉えたものだ。

 しかし、そんな青春の日々はやがて終わりを迎える。夢に挫折し打ちひしがれたゴウは撮影所を去り、長い月日の中でギャンブルと酒におぼれるようになっていくが、そんなゴウのそばで淑子は約50年後の現代も、青春時代と変わらぬほほ笑みでゴウに寄り添う。

 昭和から現代までひたむきにゴウに寄り添う淑子の物語を演じるにあたって、永野は「淑子のゴウちゃんに対する愛情の強さや、映画とまっすぐに向き合う気持ち、色々なものに温かさを感じました。それを山田監督に演出していただく時にはとてつもない大きな愛情にあふれた作品になるんだろうと思いました」と語る。宮本は「映画の歴史はもちろんのこと、撮影所の様子、青春物語、家族といった様々な要素が凝縮された物語で、完成を本当に楽しみにしていました」と明かしている。

 映画『キネマの神様』は、8月6日より全国公開。

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