杉咲花、少年の声に挑戦 悠木碧に絶賛され「うれしいです」
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女優の杉咲花が12日、都内で行われたアニメ映画『ぼくらのよあけ』完成披露試写会に、悠木碧、朴ろ美、横澤夏子、三浦大知、黒川智之監督と共に出席。作品への出演を「特別な体験だった」と語った。
【写真】悠木碧、杉咲花の声を絶賛
本作は、「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載され、日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞の候補にもなった、今井哲也による同名のSFジュブナイル漫画を劇場アニメ化。宇宙とロボットが大好きな主人公・悠真を杉咲、人工知能搭載家庭用オートボットのナナコを悠木が演じる。
悠真役を演じた杉咲は「悠真と一緒にいろんな出会いや別れにワクワクしながら、胸をぎゅっとさせられながら、一緒に冒険しているような気持ちになってとても特別な体験だったなと感じています」と感慨深げ。悠木は、台本を読んだときには悠真のことを「ハードな男子のイメージだった」と前置きしつつ「杉咲さんのお声で、彼の優しさが見える場面がいっぱいあって、アフレコしながらより好きになりました」と杉咲の声で悠真のことをより好きになったと明かした。
杉咲は「うれしいです」と喜びをかみしめ「不慣れな部分もたくさんあったので『大丈夫かな?』って常に緊張していました」と回顧。続けて「悠木さんのとてもキュートで温かいお声に何度も心をぎゅっとさせられました。台本で想像していたとき以上に豊かなところに連れて行っていただけた感覚があって、ご一緒させていただけてすごく幸せでした」としみじみ語った。悠木は「こちらこそです! ありがとうございます」と感謝した。
作品にちなみ「未知なる存在と遭遇したらどのような対応をするか?」と聞かれた朴は、悩みながらキャスト陣に「どう?」と質問。杉咲は「お菓子とかあげてみたいです」とキュートな回答をし、会場の笑いを誘った。
アニメ映画『ぼくらのよあけ』は、10月21日より全国公開。