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池松壮亮主演『本心』で三吉彩花が“三好彩花”役 妻夫木聡ら新キャスト7名解禁 公開は11.8に

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映画『本心』に出演する(上段左から)池松壮亮、水上恒司、仲野太賀、三吉彩花(下段左から)妻夫木聡、田中泯、綾野剛、田中裕子
映画『本心』に出演する(上段左から)池松壮亮、水上恒司、仲野太賀、三吉彩花(下段左から)妻夫木聡、田中泯、綾野剛、田中裕子(C)2024 映画『本心』製作委員会

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池松壮亮

三吉彩花

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仲野太賀

田中泯

綾野剛

妻夫木聡

田中裕子

 池松壮亮が主演する映画『本心』の公開日が11月8日に決定。追加キャストとして、三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子の出演が発表された。

【写真】映画『本心』新たに公開された場面写真

 本作は、昨年10月公開の『月』が同年度の各映画賞を総なめにした石井裕也監督が、平野啓一郎の同名長編小説を映画化。技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写し、今と地続きにある少し先の将来、“自由死”を望んだ母の“本心”を知ろうとすることをきっかけに、進化する時代に迷う青年を映し出す。

 「大事な話があるの」―そう言い残して急逝した母が、実は“自由死”を選んでいた。幸せそうに見えた母がなぜ自ら死を望んでいたのか…。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也は、最先端のAI企業に「母を作ってほしい」と依頼する。テクノロジーは、人の心を再現できるのか。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく。

 主演の池松は、石井監督作品へはこれまで『ぼくたちの家族』や『アジアの天使』など映画、ドラマを合わせ8作品に出演しているが、9作目のタッグとなる今作は、原作を読んだ池松が全幅の信頼を寄せる石井監督に「今やるべき作品」と企画を持ち込み、俳優歴24年にして「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語っている。

 池松演じる朔也の母・秋子役には田中裕子がふんし、生身/VF(ヴァーチャル・フィギュア)という未知の“2役”に挑戦。石井組初参加となる彼女が圧倒的な存在感を見せつける。

 そして、三吉彩花が、秋子の素顔を知るキーパーソンであり、過去の傷を抱えるミステリアスな女性・三好彩花を好演。彼女が朔也の人生に与える影響とは…。

 さらに、朔也の幼なじみの岸谷を演じるのは水上恒司。最新AIのVFの開発を行う技術者の野崎将人に妻夫木聡。ある出来事をきっかけに朔也に興味を抱くアバターデザイナーのイフィーに仲野太賀。VFの中尾役に綾野剛。リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する仕事を始めた朔也の依頼人・若松に田中泯と、それぞれ池松演じる朔也の心情を大きく揺さぶる重要な役どころを担う。

 三吉は「撮影の裏話などをよく聞いていただきますが、こんなに心が苦しかったのは初めてで戸惑いました。それは、三好と一緒に戸惑いました。常に三好と背中合わせで、そこに三好が居るかのような、私にも三好が見えているような感覚でした。皆様にもこの『本心』を感じていただきたいです」とコメント。

 妻夫木は「AIの世界は未だ私たちにとって未知の領域です。僕たち人間には感情があるからこそ存在している意義があると思いますが、人間とAI、リアルと仮想空間、うまく共存できる世の中というのがあっても、僕は面白いんじゃないかとこの映画で思わされました」としている。

 映画『本心』は、11月8日より全国公開。

※コメント全文は以下の通り。

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