キャサリン・ハイグル、写真を無断使用したとドラッグストアを提訴

ソチ冬期五輪の開催時にはロシアの野良犬を救護した動物愛護家でもある女優キャサリン・ハイグルが、ニューヨークのドラッグストア「Duane Reade」を相手取り600万ドル(約6億円)の賠償を求める裁判を起こしたそうだ。
【関連】キャサリン・ハイグルの写真も!「犬たちをこよなく愛するセレブ」フォト特集
Us Weeklyによると、Duane Readeは同ドラッグストアの買い物袋を持っているキャサリンの写真を自身のツイッターやフェイスブックに掲載。「Duane Readeにちょっと立ち寄るのが大好き?キャサリン・ハイグルさえ、ニューヨークの人気ドラッグストアで買い物せずにはいられない」とキャプションを付け、キャサリンに無断で店舗の宣伝に使用したという。
写真はキャサリンがニューヨークで新しいドラマ『State of Affairs(原題)』を撮影している際に、パパラッチによって撮られたもののようだ。
キャサリンは当初、弁護士を通じて写真の使用を止めるように通告していたそうだが、店舗側が無視したため、提訴に踏み切ったという。「彼女(キャサリン)は何度も、裁判を起こさずに和解することを試みました」と関係者は語った。
キャサリンの弁護士は「彼女の指示に従い、賠償金は全て彼女が長年支援してきた非営利団体に寄付されます」と話し、今回の裁判でキャサリンが勝訴した場合に支払われる賠償金は、キャサリンが2008年に創設した「ジェイソン・デビュース・ハイグル・ファウンデーション」に全額寄付になるとのことだ。
交通事故で亡くなったキャサリンの兄にちなんで名付けられた「ジェイソン・デビュース・ハイグル・ファウンデーション」は動物愛護を推進する団体で、虐待された動物・ペットの保護や動物愛護の啓発活動などに力を入れている。