鳥山明、『西遊記』孫悟空を描き下し!チャウ・シンチー監督が直々にラブレター

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『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新映画『西遊記~はじまりのはじまり~』に登場する“孫悟空”をイメージし、『ドラゴンボール』原作者の鳥山明が描き下したイラスト入りコラボデザインのポスターが、この度完成した。
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本作は、シンチー監督が伝記「西遊記」を題材に、三蔵法師、孫悟空ら仲間4人が出会う前の物語をオリジナルストーリーと迫力のアクションで描く超大作。
7月に行われた来日会見でシンチー監督は、劇中の孫悟空について「最初は人のような感じで、次に小柄な猿になり、最後に大型のゴリラのように姿を変えていく様子は『ドラゴンボール』の影響が大きい」と、公言。それを受けて早速、鳥山に作品を観てもらったところ「ボクの理想とする娯楽映画の最高峰!」と大絶賛するほど気に入ってしまったという。
そしてそれを知ったシンチー監督自ら、「先生にあのように評価していただき心より光栄に思います。ずっと先生の作品を愛読しており、先生の手で本作品のイラストを描いていただければこれ以上の幸せはないです!」という熱烈な内容のラブレターを送り、今回のコラボレーションが実現。
鳥山は今まで漫画家としての活動のほか、デザイナーとしてゲームキャラクターや車のデザイン、CDジャケットのデザインなど幅広く手がけてきたが、自身の作品でない映画のイラストを手掛けるのははじめて。才能あふれる2人のクリエイターの、互いをリスペクトする思いが奇跡のコラボを生んだといえる。
映画『西遊記~はじまりのはじまり~』は、11月21日TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。