『リベンジ』、シーズン4で終了決定 スピンオフの可能性は?

日本では真田広之が出演したことでも話題を呼んだ海外ドラマ『リベンジ』。2011年から米ABC局で放送されてきたが、現在放送中のシーズン4をもって終了することが正式発表された。E!OnlineやEntertainment Weeklyなど海外メディアが伝えた。
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『リベンジ』は米ニューヨーク州の高給住宅地ハンプトンを舞台に、“エミリー・ソーン”と名乗る本名アマンダ・クラークが、無実の罪で投獄され死んだ父を陥れた人間たちに復讐を企てるストーリー。アメリカでは現在シーズン4が放送中だが、同ドラマの製作総指揮を務めるサニル・ネイヤーが、5月10日(現地時間)に放送予定の第23話をもって終了することを明かしたという。
第23話の出来を見て、ドラマのフィナーレにふさわしいとの判断に至ったと、ネイヤーは話し、局とはフィナーレについてしばらく協議を続けていたという。ネイヤーいわく、最終話は少しばかりクリフハンガー(続きがあるような終わり方)になっているそうだが、「感情の高ぶりやショッキングな出来事が展開する」とのこと。ドラマのファンが望んだこと、望むとは知らなかったこと、予想しなかったことの3要素が、抜群のバランスでミックスされているフィナーレになるという。
一方、ABCで新しく製作されるドラマに、『リベンジ』の脚本家サリー・パトリックが執筆する『The Kingmakers(原題)』がある。同作が『リベンジ』に似ているとのことで、スピンオフではないかと噂されているそうだ。青年が別の人物に成りすましてアイビーリーグの学校に潜入し、姉の死の謎に迫るというストーリーだそうだが、ネイヤーは多くを語れないと言いつつ、スピンオフではないと否定した。しかし「絶対にないとは言わない」と語ったという。