『アバター』続編、公開延期か 全米公開予定が白紙に

衛星パンドラの先住民ナヴィと、そこの資源を狙う人間の準備計画「アバター計画」に参加した元兵士の交流や民族間の抗争を革新的な3D映像で描き、映画史を塗り替える世界的ヒットとなったジェームズ・キャメロン監督のSF巨編『アバター』。3部作になると言われている続編の第1弾が2017年12月に全米公開される予定だったが、米20世紀フォックスが2017年全米公開の取り止めを22日(現地時間)に発表したという。
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2009年に『アバター』が公開された後、2010年に続編の製作が発表された当初は2014年公開予定だった第2弾。それが2016年12月に延期になり、2015年末にはキャメロン監督が2017年クリスマス公開になる予定と、話していたばかりだった。Bustleによると、正式発表では2017年の公開がなくなったことは告げられたが、理由や新しい公開予定日については何も触れられていないという。
キャメロン監督の話では3部作は同時に撮影し、1年ごとに公開する予定とのことで、パート2、パート3はそれぞれ2018年と2019年の公開になるはずだった。デザイン、脚本ともにほぼ完成しており、年明けには製作に取り掛かれそうだと話していたキャメロン監督だが何が起きたのだろうか。
製作自体が無期延期の可能性もあると心配する声も上がっているが、一部では『スター・ウォーズ』シリーズの「エピソード8」が2017年夏の全米公開から先延ばしになり、2017年12月15日になったことが影響している可能性があると考える声も聞かれる。