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原作者・村上龍絶賛…サイコスリラー『ピアッシング』公開&場面写真到着

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『ピアッシング』メインカット
『ピアッシング』メインカット(C)2018 BY PIERCING FILM. LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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クリストファー・アボット

ミア・ワシコウスカ

村上龍

 村上龍の小説を、俳優のクリストファー・アボットと女優のミア・ワシコウスカ出演で映画化した『Piercing(原題)』が、邦題を『ピアッシング』として公開されることが決定。併せて場面写真が解禁された。原作の村上は「原作者として、120%満足しています」と作品の出来に太鼓判を押している。

【写真】『ピアッシング』狂気が伝わる場面写真

 本作は、殺人衝動を持つ男と、自殺願望を持つ女が出会う一晩の物語を描くサイコスリラー。2018年にスイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭で国際批評家賞、未来イメージ賞の2部門を獲得したほか、世界各国で多くの賞にノミネートされている。原作から強烈なインスピレーションを受けてメガホンをとるのは、本作が長編監督2作目となる新鋭ニコラス・ペッシェ。

 自分の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動にかられる男(クリストファー)は、その衝動を抑えるためSM嬢(ミア)をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし計画は滑稽なほど思い通りにいかず、ホテルにやってきた女はいきなり自分自身を傷つけて倒れ込んでしまう…。

 今回解禁されたのは、男と女の緊迫感あふれる姿を捉えた場面写真4点。1枚目は、危うさと美しさ、そして孤独を抱えた女が鏡の前で受話器を手にする姿をメインに写したもの。2枚目は、端正な顔立ちと静かな表情の中に、抑えきれない狂気を秘めた男の表情を捉えたもの。さらに3枚目は、顔に深い傷跡が付いた女の目に、火の付いたタバコの先端が近づいていく衝撃的な場面。4枚目は、男の顔に額を近づけて不適な笑みを浮かべる女の姿を捉えたものとなっている。

 ペッシェ監督は次回作でホラー映画『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛。劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使っているほか、和洋芸術の絶妙な親和性が作品に不思議な深みを与えている。

 映画『ピアッシング』は6月28日より全国公開。

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