上白石萌歌&細田佳央太『子供はわかってあげない』原作者描き下ろしのコラボイラスト解禁

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女優の上白石萌歌が主演を務める、田島列島の同名人気コミックを映画化した『子供はわかってあげない』より、原作者の田島が描き下ろしたコラボイラストが解禁された。
【写真】映画『子供はわかってあげない』原作者描き下ろしのコラボイラスト
原作は、「マンガ大賞2015」で2位にランクインした、田島列島による同名の人気漫画。映画『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が、初めて漫画原作の作品に挑み、高校生のひと夏の冒険を描く青春映画だ。主人公・美波役を上白石が演じ、相手役のもじくんこと門司役には、『町田くんの世界』(2019)の主演に抜擢され話題を呼んだ細田佳央太が扮する。そのほか、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治などが脇を固める。
もうすぐ夏休みのある日。高校2年の朔田美波(上白石)は、水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員の門司昭平(細田)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。初めての恋、秘密の家族…さまざまな出会いで美波は成長していく。
今回解禁されたのは、一足先に本作を鑑賞した原作者の田島列島が描き下ろしたオリジナルイラスト。美波ともじくんが楽しそうに談笑しながら廊下を歩く、高校生活の何気ない瞬間が切り取られたシーンだ。田島のやさしく柔らかなタッチで、笑顔を浮かべる上白石演じる美波と細田扮するもじくんの姿が再現されており、本作のどこか懐かしく、温かい世界観がにじみ出るような仕上がりとなっている。
原作者の田島は、映画化の話を聞いた時の心境を「この先、これ以上いいことはないと思いました(笑)」と振り返り、「もともと沖田監督の『南極料理人』が大好きだったので、その監督が映画にしてくれるなんて全然想像もしていませんでした」と喜びを語る。
さらに、上白石が出演していたドラマ『義母と娘のブルース』(TBS)も観ていたという田島は、「あの頃はまだ子供っぽいお顔つきだったのが、これからどんどん綺麗に美しくなっていくんだろうなと。美波はちょうど大人と子供の中間のようなキャラクターですから、美波を上白石さんに演じていただいて本当によかったなと思っています」と上白石が適役であるとコメント。
一方で細田についても、「一度だけ撮影現場にお邪魔した時、めちゃくちゃナチュラルに話しかけてくれて。例えば、バイト先のコンビニにいたら、一番信用できる後輩みたいな(笑)安心感があるお方でした」と回顧。「おふたりともすごく自然に役を演じられていて素晴らしかったです」と太鼓判を押し、「私にとっては初めての映画化になりますが、原作を好きな方にも安心して見に来ていただきたいです」と、熱いコメントを寄せている。
なお本作は4月3日より、“田島列島描きおろしクリアファイル”付きムビチケが発売される。
映画『子供はわかってあげない』は6月26日より全国公開。