
グレゴリー・ペック
出身地:アメリカ/カリフォルニア州
生年月日:1916/4/5
グレゴリー・ペック 出演映画作品
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ローマの休日〈4Kレストア版〉
制作年:2023年08月25日(金)公開
第26回アカデミー賞で3冠に輝いた、不朽のロマンス映画『ローマの休日』を、製作70周年を記念し4Kレストア版として公開する。ある国の王女が、公務で訪れたローマの街で自由な1日を満喫する。監督はウィリアム・ワイラー。W主演はグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーン。共演はエディ・アルバート、テュリオ・カルミナティら。
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ローマの休日〈デジタル・ニューマスター版〉
制作年:2003年9月13日(土)公開
今もなお世界中の人々を魅了する不朽の名作が制作50周年を記念してデジタル・ニューマスター版で劇場公開中。ヨーロッパ最古の王女と新聞記者の永遠のラブ・ストーリーがスクリーンに甦る。最新技術により、汚れや雑音が取り除かれた映像は50年前の作品とは思えないほどクリア。今は亡きグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンの競演に酔いしれたい。
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ローマの休日
制作年:1997年6月14日(土)公開
ヘプバーンのアメリカ映画初主演作であり、“永遠の妖精オードリー”が誕生した記念すべき作品。ヨーロッパ旅行中の某小国のお姫様アンは、いつも侍従つきの生活にウンザリ。たまには、一人で自由気ままに歩きまわりたい!そこでローマに着いた彼女は、スキを見て大使館を脱出。初めての“自由”に大はしゃぎ。やがてベンチで眠り込み、通りがかりの新聞記者に起こされるが……。お茶目で愛くるしく、やんごとなき姫君アンと一介の新聞記者の、甘く切ない恋のおとぎ話。遊覧船での素敵なダンス、河に飛び込む痛快さとともに、思い出のスペイン広場でアイスクリームをほうばるアンの気品に満ちたあどけない微笑が印象的。
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渚にて
制作年:
第三次世界大戦の核戦争による恐るべき未来を予測したセンセーショナルなSF大作。1964年、数ヵ月前に勃発した第三次世界大戦の核爆弾によって地球上はすべて放射能で覆われ、わずかに南半球の一部が残される。オーストラリアのメルボルンはそのわずかに残った一部だが、そこにも死の灰は近づきつつあった。そのメルボルン港に一隻のアメリカ原子力潜水艦が入港。ここで死を待つか、それとも死滅した祖国に戻るか。艦長はついに決意、町で出会った科学者やアメリカ人女性を伴い、出港するが……。恐るべき核戦争の実態をドラマ化した力作
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シーウルフ
制作年:
第二次大戦も佳境に入った1942年後半。インド洋戦線ではドイツのUボートが、ひと月の間に総重量25万トンにも及ぶ連合軍の戦艦を撃沈、インド国内に駐留するイギリス軍の大きな驚威となっていた。この窮状を前にして、連合軍はUボート破壊極秘作戦をたて、18人の強者を集結させた。年齢も高く、体調も万全とはいえぬ18人の“シーウルフ“。しかし彼らをおいてこの作戦を遂行できる者はいない……。R・ムーア、G・ペック、D・ニーヴンらが大活躍。
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オーメン
制作年:
『ヨハネの黙示録』にあるハルマゲドン(最終戦争)にヒントを得て作られたオカルト映画。オーメンとは不吉な前兆のこと。アメリカの外交官ロバートは、死産した我が子のかわりに赤ん坊をもらい受ける。が、このダミアンこそ、人類を滅ぼすためにこの世に送られてきた“悪魔の子“だったのだ。ダミアンの正体を暴こうとする者が、悪魔の使いの手で次々と殺されていく……。避雷針で串刺しになる神父、ガラス板で首を切断されるカメラマンなど、大胆な残酷シーンも多いが、ラストの“静かな恐怖“にはかなわない。悪魔の子の印として、6月6日
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テルミン
制作年:
【元祖シンセサイザーを生んだ 知られざる天才の実像に迫る】 世界最初の電子楽器を作り出した科学者レオン・セルゲイヴィッチ・テルミンの人生をたどるドキュメンタリー。数奇な運命を捉え、人間の面白さや人生の不可思議さを温かく浮き彫りにする。
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ケープ・フィアー
制作年:
1962年に作られたJ・リー・トンプソン監督の「恐怖の岬」。この作品のリメイクを熱望したスティーヴン・スピルバーグが、M・スコセッシを監督に指名して実現させた、本格派サスペンス・スリラー。14年ぶりに出所したレイプ犯マックスは、異常なる復讐心を抱いて弁護士のボーデン一家に近づく。彼は14年前にマックスの実刑を決定づけた男。やがてマックスは彼の愛人や妻、そして娘にジワジワと魔手を伸ばしていく……。どんどんエスカレートしていく悪らつな復讐の手段、鮮血がほとばしるバイオレンス等、恐怖心を駆り立てるシーンの
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恐怖の岬
制作年:
残虐な性的犯罪で長年刑務所に入っていたキャディが出所した。公判で彼を無罪にする努力を怠った弁護士のサムは、身の危険を感じ、彼を町から追放しようとする。警察署長、私立探偵、ついには暴力団のボスとあらゆる手段を使うが、それもかなわず、やがてキャディの復讐の手が娘におよぶ。マーティン・スコセッシ監督の1991年作「ケープ・フィアー」のオリジナル版。
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西部開拓史
制作年:
1830年代から半世紀にわたる西部開拓史を叙事詩的に5つのエピソードで綴ったシネラマ大作。インディアンの襲撃、ならず者と保安官の対決、野牛の暴走など、西部劇ならではのダイナミックなアクションが全編に展開される。3人のベテラン監督がオールスター・キャストで描いた娯楽作。
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私が愛したグリンゴ
制作年:
祖国アメリカを去り、革命の嵐が吹き荒れる異郷の地メキシコへと旅立って行った女、ハリエット。彼女はそこで、世界を変えようとする若き情熱家と、老ジャーナリストという、国籍も人生観も違う二人の男と出会う。彼女はその二人ともに激しくも切ない愛の炎を燃やすのだが……。J・フォンダが主宰するフォンダ・フィルムズの第6回製作作品。全編にあふれる“メキシコの香り“がいい。
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マッカーサー
制作年:
第二次大戦中は連合軍総指令官として、戦後は、日本占領軍GHQの責任者、あるいはレッド・パージの推進者として、歴史に名をとどめたマッカーサー元帥の半生を描く。実際の記録写真も随所に挿入し、かなり史実に忠実に再現された異色戦争映画。ペックが、マッカーサー本人に勝る(?)男性的魅力を発揮。
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マッケンナの黄金
制作年:
アパッチ族の老酋長が隠した黄金の在りかに群がる、様々な人間のむきだしの欲望を西部の広大な岩山地帯を背景に、J・リー・トンプソンが描いた豪快なアクション西部劇。地震の中を脱出するクライマックス・シーンはシネラマならではの大迫力。DVDは「コロムビアトライスター ザ・ウェスタン・ムービーズBOX(2)」に収録。
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勝利なき戦い
制作年:
数多くの戦争映画を作っているマイルストン監督が、朝鮮戦線における通称ポーク・チョップ・ヒルの戦闘に取材して作った戦争映画。軍事評論家マーシャルの実録小説がもとになっている。戦局を重大に左右しかねないポーク・チョップ・ヒルの攻防。和平ムードで士気のあがらない部下を率いて、クレモンズ隊長は、激烈な砲火の中を進んでいく。
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日曜日には鼠を殺せ
制作年:
ジンネマンらしい、ヒューマン・タッチのサスペンス。スペイン内乱時にゲリラのリーダーだったマヌエルは、国境を越えてフランスに亡命、それから20年の月日がたった。警察署長ヴィニョラスは、マヌエルを捕まえることだけを生きがいにしてきたが、国外にいる彼に手出しはできない。そんな折、マヌエルの母が重体というニュースが入った。だが母は息子が罠にかかるのを感じ、フランスに旅立つ神父に息子を来させるなと託して息を引き取る……。
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宇宙からの脱出
制作年:
宇宙船“アイアンマン1号“に異常事態発生! 地球へ戻るための推進ロケットが点火しないのだ。次第に残り少なくなっていく船内の酸素。3人の飛行士の不安と恐怖が募っていく……。設定は興味深いが、極限状態における宇宙飛行士の心理・行動が、型通りなのがやや物足りない。
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アザー・ピープルズ・マネー
制作年:
オフ・ブロードウェイにおいて人気を博していた同名舞台をN・ジュイソンが映画化した作品。金融界のカウボーイこと会社乗っ取り屋ラリー。狙った獲物は決してはずさない彼の新しいターゲットは、創業81年の優良企業ニューイングランド電信電話会社であった。決して妥協を許さないこの会社の会長ジョーギーとホットなマネーゲームが繰り広げられていく。
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アラベスク
制作年:
舞台はロンドン。中近東の政治的陰謀に巻き込まれたアメリカの考古学者が、訪英する首相暗殺計画を察知。謎の美人スパイの協力を得て、間一髪でこれを救う。ロンドン・ロケを生かし、美しい画面を次々と展開させるロマンティック・ミステリー。
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イッツ・ショータイム
制作年:
名犬ラッシー、リン・チン・チン、「ターザン」のチータに、「緑園の天使」の名馬パイ、イルカの代表フリッパーと、動物たちの名演、珍演ばかりを寄せ集めた“ザッツ・エンタテインメント“。もちろん、彼らに食われた(!?)役者たちの懐かしの横顔も楽しめる仕掛けだ。
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サイレント・ボイス 愛を虹にのせて
制作年:
リトル・リーグのエース、チャックは父が働くミサイル基地で核兵器の恐ろしさを目撃、核廃絶の日まで大好きな野球をやめると宣言した。その新聞記事を見たプロ・バスケットのスーパースター、アメイジングがチャックの仲間入りをしたのをきっかけにスポーツ界のスターたちが次々と続き、一大ムーブメントとなっていく……。大御所G・ペックも米大統領役で登場する感動のドラマ。
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子鹿物語
制作年:
フロリダ北部の森林地帯で農作を営むバクスター一家。幼い息子のジョディは、ある日、森の中で子鹿を見つけ、フラッグと名付けてかわいがる。だが、やがてフラッグとの悲しい別れがやって来る。ピュリッツァー賞を受賞した小説の映画化。
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無頼の群
制作年:
留守中に妻を殺して去っていった4人の流れ者を捜す一人の男の復讐譚を、大いなる西部を背景に描いたウエスタン。H・キング監督が、G・ペックを主演に据え、一味違った内省的な西部劇に仕立てあげている。犯人捜しの過程など、サスペンスフルなストーリー展開も見もの。
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レッド・ムーン
制作年:
1881年のアリゾナ。インディアン居留区で暴動が起き、鎮圧に向かったサム・バーナーはアパッチの一団を保護した。しかし、その中にいた白人の女が凶悪な酋長サルバヘの子供を連れていたことから、一行は執拗な追跡を受けるはめになる。サスペンスを盛り上げるR・マリガン監督の手腕、簡潔なショットなど、アメリカン・ニューシネマの先駆けともなった異色の西部劇。
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白鯨
制作年:
異常なまでのしつこさで、幻の白鯨“モービー・ディック“を追うエイハブ船長。彼の執念の前には、船員はおろか、自分の命さえも無視されていく……。J・ヒューストン監督が、メルヴィルの文芸大作を映画化。男臭い海洋スペクタクルだ。
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悲愁
制作年:
ロンドンからアメリカに渡った女性ジャーナリストのシーラは、やがて辛らつな映画記者として頭角を現わす。あるパーティーで作家のフィッツジェラルドと出会った彼女はお互いに心惹かれていくのを感じるが、フィッツジェラルドの体はすでに酒にむしばまれていた……。実話に基づくメロドラマの名編。
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灰色の服を着た男
制作年:
イタリア戦線で落下傘部隊として活躍していたトムは現地の少女を愛し、身ごもらせながらも彼女を置き去りにしてしまったことから、日常生活に復帰できないほどの心の傷を負っていた。G・ペックが過去と対決して、現在と対峙していく姿をシリアスに演じきったヒューマン・ドラマ。
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バラの肌着
制作年:
宝クジを当てて祝いの酒で酔ったスポーツ記者は、マリラという女性と知り合い恋に落ちる。さっそく結婚しニューヨークに向かう二人だが、マリラは実はトップ・ファッションデザイナーだった。まったく違う世界に生きる二人の行方は? G・ペックとL・バコールの絶妙な掛け合いが見ものの傑作ラブ・コメディ。
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ブラジルから来た少年
制作年:
レヴィンの同名小説の映画化で、日本では劇場未公開に終わった作品。第二次大戦後、ナチの残党の中に、第三帝国の復興をたくらむむ者がいた。それはヒトラーの血液を保存していた科学者メンゲレ。彼は、その血をもとに無性生殖でヒトラーのクローン人間を作り出すという恐ろしい計画を立てていた。一方、老ナチ・ハンターのリーバーマンはメンゲレの陰謀に気付き、事件を追及していく……。ペックのメンゲレ博士とナチ・ハンター役オリヴィエとの対決が芯となり、サスペンス・タッチで描かれる。メイスン、リリー・パルマーら、脇役の好演、J
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紳士協定
制作年:
妻に先立たれ、幼い息子と老いた母との暮らしが続く人気ライター、フィル。彼は週刊“スミス“の編集長の招きでカリフォルニアからニューヨークに移り、さっそく反ユダヤ主義の記事を依頼される。この記事の発案者は編集長の姪キャシーで、フィルは彼女の心に動かされる。この厄介な仕事を幼なじみでユダヤ人のデビッドに相談しようかと悩むが、結局フィルは自分自身がユダヤ人になりきることにする。社の幹部との昼食会で、ユダヤ人だと名乗ったため、噂はあっという間に広まった。フィルがユダヤ人と知ると人々は急によそよそしくなった。フィルはキャシーに求婚し、二人はハネムーンに向かうが、ホテルがユダヤ人であることを理由にキャンセルしてきた。しかしフィルの記事が発表されると、実はユダヤ人でなかったフィルに対する世間の見方は変わった。当時反ユダヤ主義批判の映画として「十字砲火」とともに日本で公開されなかった問題作。
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頭上の敵機
制作年:
第二次大戦時、対独戦略爆撃に活躍した、第918空軍の姿を実話をもとに映画化した戦争ドラマ。大量の犠牲者を出した部隊は、これまでの隊長に代わってその親友のサベージが指揮を執ることに。だが彼の猛訓練は部下の反感を買い、全員が転任願いを出す事態となった……。
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大いなる西部
制作年:
巨匠ワイラーが西部の新しい夜明けを描いた格調高い大型西部劇。マッケイは牧場主テリルの娘パットと結婚するため、東部からはるばるテキサスまでやって来る。テリルは、女教師ジュリーが持つ水源地をめぐってヘネシーと対立。一方、テリル家の牧童頭スティーブは、パットを密かに愛していて、マッケイをうとましく思っていた。マッケイはさまざまなトラブルを合理的に解決しようとするのだが……。モロスのテーマ曲にのって荒野を疾走する駅馬車の遠景ショットの幕開けから、最後の壮絶な決闘シーンまで、ワイラーの演出は西部への限りない賛歌にあふれている。
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パラダイン夫人の恋
制作年:
ロンドンの若手敏腕弁護士アンソニー・キーンは、名門パラダイン家の当主が毒殺された事件の弁護を持ちかけられた。若く美貌の夫人が逮捕されたが、彼女は死んだ夫に献身的に尽くしていたではなかったか? キーンは夫人に会いにいくが、秘密と溝を感じて不安になる。事実以上に夫人の心に入ることの大切さを感じたキーンは、使用人のラトゥールと夫人の関係に迫るが二人にほんろうされてしまう。次々と出てくる不利な証言。やがて意外な結末が……。謎解きよりも心理に重さを置いたヒッチコックの異色作。マルチ・カメラによる法廷のシーンに注目。
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愛欲の十字路
制作年:
聖書に基づく古代史劇映画。3000年前のイスラエル。エルサレムの宮殿に住むダビド王は、第一皇后との仲がうまくいかず、他人の妻バスシバに心を奪われる。彼女もまた不幸な結婚生活を送っており、二人は不義の関係を結んでしまう。折しも聖なる神の棺をイスラエルに移すことを計画中。棺が城門に到着するころ、神の怒りが現れ、エルサレムは日照り続きで大飢饉に見舞われる……。
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白昼の決闘
制作年:
「風と共に去りぬ」の大プロデューサー、セルズニックが、当時としては空前の製作費(600万ドル)を投じた大作。舞台は南北戦争終結後のテキサス。大牧場主のもとに引き取られたインディアンとの混血娘パールをめぐる兄弟の愛と確執を中心に、夫婦、親子の対立、鉄道利権などをめぐる資本家と牧場主の争いが、巨大なスケールのなかに浮き彫りにされる。ペック、コットン、ジョーンズをはじめとするビッグ・スターの競演、L・ガームスほかの秀逸な撮影、ティオムキンの音楽などに加え、ヴィダーの演出もすこぶるエネルギッシュで叙事詩風の格調を見せ、この雄大な西部ドラマをうたい上げた。
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勇者のみ
制作年:
ランス大尉は上官の娘キャサリンにひそかな思いを寄せている。ある日、恋敵のホロウェイがインディアンに殺されたことで、ランスはわざとホロウェイを危険な任務に就かせたと皆から卑怯者の烙印を押されてしまうのだが……。「ローマの休日」の二年前、G・ペック35歳の時の騎兵隊もの。
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白い恐怖
制作年:
恐怖小説で有名なF・ビーディングの原作を映画化したヒッチコック得意のラブ・サスペンスもの。精神科の女医と医学博士の恋に絡む殺人事件。男の過去には恐るべき秘密があった……。シュールレアリスムの画家サルバドール・ダリによる夢想場面が見もの。
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アラバマ物語
制作年:
1930年代。アラバマ州の田舎町で弁護士の父親と平穏な日々を送るジェムとスカウトの幼い兄弟。だが、父親が裁判で黒人の弁護を引き受けたことから……。ハーパー・リーのピュリッツァー賞受賞小説『ものまね鳥を殺すには』を映画化した社会派ドラマ。
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ナバロンの要塞
制作年:
マクリーンの戦争アクション小説の映画化。1943年第二次世界大戦中、連合軍はケーロス島の南の小島ナバロンにある、ドイツ軍の巨大な大砲を爆破する計画を立てた。一見、不可能とも思える難攻不落の要塞島爆破のため、全軍から著名な登山家キースをはじめとする6人の特殊隊員が選ばれる。トンプソン監督は、彼ら特攻隊が無事目的を達成するまでのドラマをダイナミックな演出で描ききった。とりわけ目的地に着くまでの地理的・時間的問題を提示するくだりは説得力もあり、映画自体の緊迫感を盛り上げる。ティオムキンの勇壮な音楽、パノラマ的効果を生んだモリスの撮影も見事。
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キリマンジャロの雪〈1952年〉
制作年:
アフリカ一の高山キリマンジャロのふもとで、死にかけた小説家が自分の半生を回想する。美しいモデル、シンシアとの恋とその破局、そして彼女の死。シンシアに似た未亡人との結婚……。やがて、奇跡的に助かった彼は都会へと戻っていく。当時、映画化がブームだったヘミングウェイの小説を忠実に、テクニカラーもあざやかに映像化。
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拳銃王
制作年:
西部きっての早射ちの名人といわれ、その悪名が津々浦々まで届いていたジミー。そんなヤクザ稼業から足を洗い、別れた妻の許へ戻り静かな生活を過ごそうと道を急いでいた。途中、命を狙う様々なチンピラを倒し、妻の住む町に着いた彼を待っていたのは……。
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