新体制の櫻坂46――的野美青・石森璃花・井上梨名・武元唯衣が語る、センターの覚悟とドーム公演への決意
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井上梨名
――前作11枚目シングルをもって、最後の一期生である小池美波さんが卒業。今作では四期生9名が加わり、新体制でのシングルとなりました。井上さん、武元さんは活動歴の最も長い二期生として、今のグループに対してどのように感じていますか?
井上:先輩がいてくれたからこそ、成り立っていたことがたくさんあるので、ちゃんと受け継いでいきたいなと思います。昔から応援してくださっている方にも今の櫻坂を好きでいてもらいたいし、最近ファンになってくださった方にも好きになってもらいたい。その両方を叶えたいという気持ちがあります。
グループが変わるときって、ファンの方の気持ちも変化するのが自然だと思うんです。でも、そこを一緒に歩んでいけたらいいなって、最近特に思うようになりました。
武元:今このタイミングだからこそ、私たちが一番、初心を忘れちゃいけないと日々感じています。この「Make or Break」は2025年に入ってから3作目のリリースになりますけど、こんな頻度でリリースできること、MVが撮れること、アートワークが作られること、全部が当たり前ではないと思っています。
ドームやスタジアムでライブができる今の状況も、多くの方の支えがあってこそのものなんですよね。だからこそ、もう一度原点に立ち返って、1つ1つの作品や楽曲に、丁寧に向き合っていかなきゃと、自分自身にも言い聞かせています。
武元唯衣
――三期生の的野さん、石森さんは、四期生という初めての後輩ができました。
的野:私は人生で初めて後輩ができたんです。自分も後輩として入ってきたときに、先輩方から教えていただいたことが本当にたくさんあって、技術的なことだけじゃなくて、先輩としてのあるべき姿を見せてくださいました。
だから私も三期生として、学んだことを四期生に渡していきたいです。今の櫻坂のいい雰囲気をこの先も保ち続けていくには、私たち三期生も先輩として引っ張っていかなきゃいけないなと思っています。二期生さんが築いてくださったものを、今度は私たちが受け継いで渡していく番だから、かっこいい背中を見せられる先輩でありたいです。
石森:私は何かを変えようというより、今まで通り、むしろ変わらずにやっていきたいなって思っています。四期生が入ってきたから何かをするとか、気にかけるっていうのも、もちろん時には必要ですけど、入ってきてくれたからには仲間なので、変わらずに接したいし、自分も変に構えずに一緒に活動していけたらなと思います。