稲葉友&和田聰宏『ゴールデンカムイ』に新規参戦「お芝居でしか認めてもらえない」
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――そうして作り上げていった役で、それぞれに圧倒的なカリスマと対峙(たいじ)しました。和田さんは土方歳三役の舘ひろしさん。
和田:撮影の初日が舘さんと一緒だったんです! 光栄なことなんですけど、いきなり舘さんとやるんだというすごいプレッシャーがありました。現場に入られた時も「うわ、テレビで見ている舘ひろしさんだ!」と思ってしまって。
――そこからどうやって門倉として向き合っていったのでしょうか。
和田:門倉が「土方さんに対する思いで生きている」という設定なので、その強い思いに僕自身の「舘さんに対する憧れ的な部分」を重ねて入れていこう、と意識して撮影に入りました。
――稲葉さんのクランクインは。
稲葉:最初とにかくめっちゃ緊張していて、あまり記憶がないんです(苦笑)。たしか水辺のシーンだった気がするんですけど。「第七師団」のみんなとは一緒だった気がします。寒くてみんなで暖を取りながら輪になって喋っていたのを覚えています。
稲葉友
――宇佐美は、鶴見中尉に心酔しています。鶴見中尉役の玉木宏さんとご一緒した感想はいかがでしたか?
稲葉:やっぱりかっこいいですからね、玉木さん。それに物理的に「強い」じゃないですか(笑)。そういうかっこよさや強さがある中で、ご本人の人柄としてはすごく優しい方で、本当にいろんなお話をさせていただきました。そして、いざ鶴見になった時の玉木さんの鋭さのある感じを現場で間近に見させていただけて、演じる上ですごく助かりました。
■リアルな「網走監獄」巨大セットと、本物の豚との共演
――“本物”のカリスマに助けられたお2人ですが、本作は、現場の“本物”感もすごそうです。物語のメインとなる「網走監獄」は、CGではなくセットで作っているのでしょうか?
稲葉:はい。外側も内側も完全に作られていて、最高でした。
和田:囚人の房をオープンさせるシーンがあるんですけど、あの装置は本当にちゃんと動くようにしっかり作られていたんです。「うわ、すごい!」と思って触ろうとしていたら、スタッフさんに「壊れたらいけないから、あんまりいじらないでくださいね」と言われました(笑)。
和田聰宏
稲葉:僕は、上の窓から光が差していて、そこから杉元(山崎)や白石(矢本悠馬)が入ってくるシーンがあるんですが、原作を読んで知っているから「ああ、あそこだ!」と感動がありましたね。のっぺら坊の舎房をのぞくところも「あのまんまだ!」と。自分がイメージしたものがそのままそこに実在してくれるので、めちゃくちゃ助かりました。

