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躍進する松坂桃李、休日は家でダラダラしたい 本音は「週休2日制」

ドラマ

■ ドラマに救われた学生時代 自分と同じように凹むキャラクターたちに「勇気づけられました」


 さて、巴(蟹釜ジョー)の漫画『SEIKAの空』は、桃地にとって「自分を救ってくれた」存在だった。いまも続くコロナ禍だが、この期間を通して、エンターテインメントが人の心に与える、救いの手となる大きな役割を担っていることを痛感した人は多い。松坂も、エンタメには、昔から救われてきたと述懐する。
 
 「学生時代は、特に救ってもらいました。ドラマ『Stand Up!!』(TBS系)とか『木更津キャッツアイ』(同系)とか、登場人物たちがとても魅力的で、自分が凹んでいるときに、キャラクターたちも凹んだり頑張ったりしている姿を見ると、自分と一緒な気がして、すごく勇気づけられました」。

■ 切望するのはお休み!?「家でご飯を食べられる時間があれば頑張れます」


 松坂演じる桃地は『SEIKAの空』を読むと、それだけで「1週間、生きていける」と話す。デビュー当時から変わることなく、常にフラットで穏やかな姿勢を保ちながら、誰もが認める仕事を生み出し続ける松坂。何があれば「1週間生きていける」のか聞いてみると、「週休2日制ですね」との答えが。半分「冗談ですよ」と添えながらも、いまの時代にあった働き方が、芸能界にも必要だと口にする。

 「休みが2日あったら5日間頑張れます。芸能界も週休2日がベストじゃないですか(笑)? 休みの日は、家でダラダラしたいです。贅沢(ぜいたく)は言わないので、家でご飯を食べられる時間があれば頑張れますね」と告白。現実には、なんでも包み隠さず話してぶつかり合えるマネージャーがいることで、いつもフラットにいられると感謝する。

 ときに、いよいよ桃地とオジ巴の物語が本格的に動き出す。

 「3話から、この作品の本当の話が始まります。これから何回も『あのときキスしておけば』という瞬間があるのですが、僕自身、最後までキスできないんじゃないかと気になっています(笑)」。松坂の心配は杞憂で終わるのか? 先の見えぬオリジナルストーリーに、桃地と一緒に翻弄(ほんろう)されよう。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)

 ドラマ『あのときキスしておけば』第3話はテレビ朝日系にて5月14日23時15分放送。

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