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石橋蓮司
出身地:東京都
生年月日:1941/8/9

石橋蓮司 出演映画作品

  • お終活 再春!人生ラプソディ

    お終活 再春!人生ラプソディ

    制作年:2024年5月31日(金)公開

    高畑淳子が主演を務める、ヒューマンコメディ『お終活』シリーズ第2弾。再びの青春をテーマに、金婚式を迎え、結婚を控えた娘を持つ女性が、独身時代に習っていたシャンソンを再開したことで騒動が巻き起こる。監督は前作に引き続き、香月秀之。共演は剛力彩芽、松下由樹、水野勝、橋爪功らおなじみのキャストの他、大村崑がシリーズ初参加。

  • 風よ あらしよ 劇場版

    制作年:2024年2月9日(金)公開

    吉川英治文学賞に輝き、NHKで特集ドラマとして放送された村山由佳の同名小説を劇場映画化。大正時代に、筆の力だけで結婚制度や社会道徳に異議を唱えた女性解放運動家・伊藤野枝の生き様を描く。演出は、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の柳川強。主演は吉高由里子。共演は永山瑛太、稲垣吾郎、松下奈緒、美波、山田真歩、石橋蓮司ら。

  • リボルバー・リリー

    リボルバー・リリー

    制作年:2023年8月11日(金)公開

    長浦京が第19回大藪春彦賞を受賞したハードボイルド小説を映画化。大正末期の東京を舞台に、少年に助けを求められた元敏腕スパイが陸軍に追われる様を描く。監督は『北の零年』などのヒット作を手がけた行定勲。主演は『レジェンド&バタフライ』の綾瀬はるか。共演は長谷川博己、Go!Go!kidsの羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音ら。

  • 大名倒産

    大名倒産

    制作年:2023年6月23日(金)公開

    浅田次郎の小説を映画化したエンタテインメント時代劇。大名の跡継ぎだと告げられた鮭売りの青年が、藩が抱える莫大な負債の返済に命を懸ける。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲。主演は連続テレビ小説『らんまん』の神木隆之介。共演は杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通ら。主題歌はGReeeeNの“WONDERFUL”。

  • せかいのおきく

    せかいのおきく

    制作年:2023年4月28日(金)公開

    第52回ロッテルダム国際映画祭に正式出品された、阪本順治監督による時代劇。美術監督の原田満生が発起人となり、映画製作チームと自然科学研究者が連携し“良い日”を生きる人々を映画で伝えるYOIHI PROJECT第1弾として、江戸末期の長屋の人々を描く。主演は黒木華。共演は寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司ら。

  • わたしの幸せな結婚

    わたしの幸せな結婚

    制作年:2023年3月17日(金)公開

    小説投稿サイト“小説家になろう”で連載された、顎木あくみの同名小説を映画化。架空の明治・大正期を舞台に、家族から虐げられてきた女性が新たな人生をつかむ様を描く。監督は、ドラマ『アンナチュラル』の塚原あゆ子。主演はSnow Manの目黒蓮。共演は『東京リベンジャーズ』の今田美桜、高橋努、山口紗弥加、高石あかり、火野正平ら。

  • 鬼平外伝 夜兎の角右衛門

    制作年:2022年11月4日(金)公開

    『鬼平犯科帳』シリーズの原点となる池波正太郎が書いた短編集『にっぽん怪盗伝』を基にTVドラマ化された作品が劇場公開。先代からの3つの掟を厳守し、金と権力で私腹を肥やしている者の所へ盗みに入る怪盗が、とあることから一味の掟破りを知ってしまう姿を描く。監督は井上昭。出演は中村梅雀、中村敦夫、石橋蓮司、荻野目慶子、平泉成ら。

  • いつか、いつも‥‥‥いつまでも。

    いつか、いつも‥‥‥いつまでも。

    制作年:2022年10月14日(金)公開

    『西の魔女が死んだ』の長崎俊一監督が矢沢由美オリジナル脚本で挑む心温まるラブストーリー。海辺の診療所で働いていた医師が、憧れの女性とそっくりの女性に振り回されその素性を知るうちにひかれていく様を描く。主演を務めるのは映画の他、NHK連続テレビ小説など活動の場を広げている高杉真宙。共演は『ウェディング・ハイ』の関水渚ら。

  • 闇の狩人 後篇

    制作年:2022年9月16日(金)公開

    池波正太郎の同名時代小説を基に、スカパー!と時代劇専門チャンネルが共同製作したオリジナル時代劇の後篇。深手を負い記憶を失った侍を、妻と介抱し助けた盗賊が、数年後に人斬りになった侍を江戸で目撃し衝撃を受ける。監督は石原興。主演に中村梅雀を迎える他、共演者には風吹ジュン、福士誠治、谷村美月、本田博太郎らが名を連ねている。

  • 闇の狩人 前篇

    制作年:2022年9月9日(金)公開

    池波正太郎の同名時代小説を基に、スカパー!と時代劇専門チャンネルが共同製作したオリジナル時代劇の前篇。深手を負い記憶を失った侍を、妻と介抱し助けた盗賊が、数年後に人斬りになった侍を江戸で目撃し衝撃を受ける。監督は石原興。主演に中村梅雀を迎える他、共演者には風吹ジュン、福士誠治、谷村美月、本田博太郎らが名を連ねている。

  • ハウ

    ハウ

    制作年:2022年8月19日(金)公開

    『余命1ヶ月の花嫁』などを生んだ脚本家・斉藤ひろしの、愛犬との思い出を綴った同名小説を映画化した人間ドラマ。気弱な青年が、声を失った犬と交流する中で、絆を深める姿を描く。監督は、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心、田中圭が主人公を演じる。俳優犬・ベックがハウ役を演じ、『南極物語』などの宮忠臣がドッグトレーナーを務めた。

  • 破戒

    破戒

    制作年:2022年7月8日(金)公開

    島崎藤村の名作文学を60年ぶりに映画化。被差別部落出身という出自を隠し小学校の教壇に立つ教師の、身分違いの恋と、故郷を離れてもつきまとう、自らの出自に葛藤する姿を描く。主演の間宮祥太朗が苦悩しながらも、生きていく主人公を演じる。監督は『発熱天使』の前田和男。共演には石井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、小林綾子らが名を連ねる。

  • 冬薔薇

    冬薔薇

    制作年:2022年6月3日(金)公開

    『亡国のイージス』の阪本順治による人間ドラマ。とある港町を舞台に、“ロクデナシ”な青年を中心に、とある事件とその驚きの真相、そして彼を取り巻く人々の姿を描く。主演を務めたのは、『惡の華』などに出演していた伊藤健太郎。本作は、伊藤健太郎と出会った監督が、生い立ちから今までにあったことを訊ねた経緯から、脚本が執筆された。

  • 西成ゴローの四億円 死闘篇

    西成ゴローの四億円 死闘篇

    制作年:2022年2月19日(土)公開

    『ひとくず』『ねばぎば 新世界』の上西雄大が監督・脚本・主演を務める、クライムサスペンスの後編。娘のために治療費の工面を決意した日雇い労働者が、記憶喪失の原因をつくり、家族をも脅かそうとする敵に立ち向かう姿を描く。奥山和由が製作総指揮を務める。共演に津田寛治、山崎真実、徳竹未夏、古川藍、笹野高史、石橋蓮司、奥田瑛二ら。

  • 西成ゴローの四億円

    西成ゴローの四億円

    制作年:2022年2月12日(土)公開

    『ひとくず』『ねばぎば 新世界』の上西雄大が監督・脚本・主演を務める、クライムサスペンスの前編。大阪市西成区に住む、失った記憶を一部取り戻した日雇い労働者の男が、難病を患う娘のために、多額の治療費を稼ごうとする生き様を描く。奥山和由が製作総指揮を務める。共演に津田寛治、山崎真実、波岡一喜、徳竹未夏、古川藍、奥田瑛二ら。

  • 99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE

    99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE

    制作年:2021年12月30日(木)公開

    2016年と2018年に放送され注目された松本潤主演のTVドラマ『99.9-刑事専門弁護士』が劇場版になって登場。深山たちが、15年前の難事件に隠された事実を求め奔走する姿を描く。監督を務めたのは、木村ひさし。出演は、香川照之ほかドラマでお馴染みのキャストに加え、本作では杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑、蒔田彩珠らが共演する。

  • 妖怪大戦争 ガーディアンズ

    妖怪大戦争 ガーディアンズ

    制作年:2021年8月13日(金)公開

    1968年のオリジナル版、2005年のリメイク版となる『妖怪大戦争』に続くファンタジーアクション大作。伝説の妖怪ハンターの血を引く少年と妖怪たちが、世界と妖怪界を危機にさらす妖怪獣たちに立ち向かう様を描く。三池崇史が前作に引き続き監督を務め、寺田心が主演を務めるほか、杉咲花、大沢たかお、大森南朋、安藤サクラらが共演する。

  • お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方

    お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方

    制作年:2021年5月21日(金)公開

    人生100年時代を迎え、仕事や子育てが落ち着いた世代の生き方をテーマにしたコメディ。金婚式を迎えるも離婚寸前となった熟年夫婦が、終活フェアを通して余生を見つめ直す姿を描く。BOYS AND MENのリーダー・水野勝が主演を務め、橋爪功と高畑淳子が離婚危機に陥った夫婦を演じる。監督は『新 デコトラのシュウ 鷲』の香月秀之。

  • きまじめ楽隊のぼんやり戦争

    きまじめ楽隊のぼんやり戦争

    制作年:2021年3月26日(金)公開

    『山守クリップ工場の辺り』で国際的な評価を受け、独特な世界観で知られる池田暁監督による人間ドラマ。目的も分からず戦争している町の住民の人間模様をユーモラスに描く。『とんかつDJアゲ太郎』の前原滉が主演を務め、同僚役を今野浩喜、中島広稀、清水尚弥が演じる。その他、橋本マナミ、竹中直人、石橋蓮司ら個性派俳優が脇を固める。

  • 大コメ騒動

    大コメ騒動

    制作年:2021年1月8日(金)公開

    1918年に富山県海岸部で起きた市民運動、“米騒動”を基にした歴史エンタテインメント。米の価格が高騰し続け、子供たちに米を食べさせることが困難になった女性たちが、政府に対して起こした行動の顛末を描く。主演は『八日目の蝉』の井上真央。共演に室井滋、三浦貴大、夏木マリ、立川志の輔など。監督は『超高速!参勤交代』の本木克英。

  • 日本独立

    日本独立

    制作年:2020年12月18日(金)公開

    第2次世界大戦直後の日本で独立回復のために戦った、吉田茂と白洲次郎を主人公にした人間ドラマ。“GHQ”の占領下で、母国のため抵抗し続けたふたりの戦いと絆を描き出す。白洲次郎役に浅野忠信、その妻を宮沢りえ、吉田茂を小林薫が演じた。ほか、柄本明、石橋蓮司、松重豊ら実力派俳優が脇を固める。監督は、社会派映画の名匠・伊藤俊也。

  • 鉄道員〈4Kデジタルリマスター版〉

    鉄道員〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2020年11月6日(金)公開

    高倉健が武骨な鉄道員“ぽっぽや“を演じた1999年の大ヒット作を4Kデジタルリマスター版で上映。直木賞を受賞した浅田次郎の同名小説をもとに、ひたむきに鉄道員として生きてきた男に訪れるひとつの奇跡を描く。監督は、高倉主演で『夜叉』をはじめ数々の名作を生み出した降旗康男。キーパーソンとなる女の子の役を広末涼子が務めている。

  • 一度も撃ってません

    一度も撃ってません

    制作年:2020年7月3日(金)公開

    阪本順治監督が『半世界』に続いて放つハードボイルド調の喜劇。『野獣死すべし』などで知られるベテラン丸山昇一の脚本を得て、一度も人を撃ったことがない殺し屋の奔走を描く。阪本作品でもお馴染みの名バイプレーヤー・石橋蓮司が18年ぶりに主演を務め、不器用にしか生きられない殺し屋を妙演。岸部一徳、大楠道代らベテラン勢が脇を固める。

  • 犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版

    犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版

    制作年:2020年6月1日(月)公開

    『呪怨』シリーズでお馴染みの清水崇監督が、実在の心霊スポットを題材に撮り上げたホラー映画。地図にも載っておらず、さまざまな恐ろしい逸話が語り継がれる“犬鳴村“を巡る物語が展開。“恐怖回避ばーじょん“と題された本作では、恐怖緩和の加工や随所にクスっと笑える演出が施され、ホラー映画が苦手な人でも楽しめる1作に仕上がっている。

  • 犬鳴村

    犬鳴村

    制作年:2020年2月7日(金)公開

    『呪怨』シリーズでお馴染みの清水崇監督が、実在の心霊スポットを題材に撮り上げたホラー映画。地図にも載っておらず、さまざまな恐ろしい逸話が語り継がれる“犬鳴村”をめぐって、この世ならぬ怪事件に巻き込まれた臨床心理士の運命を映し出す。『ダンスウィズミー』の三吉彩花が、幽霊が見えてしまう特殊能力を持つ主人公を好演している。

  • 遮那王―お江戸のキャンディー3

    遮那王―お江戸のキャンディー3

    制作年:2019年11月22日(金)公開

    “男しか存在しない世界“という異色の設定で、源氏、平家にまつわる物語が語られる、広田レオナ監督の『お江戸のキャンディー』シリーズ第3弾。誰をも魅了してしまう源氏の第二皇子・遮那王を主人公にした、男たちの愛憎劇が展開する。のちに源義経となる遮那王役を須賀健太が演じるほか、三浦涼介、廣瀬智紀ら注目の若手キャストの顔が揃う。

  • WALKING MAN

    WALKING MAN

    制作年:2019年10月11日(金)公開

    人気ラッパーのANARCHYが初監督を務める青春ドラマ。吃音症の青年がラップミュージックと出会い、人生を切り拓いていく様を描きだす。『ちはやふる』シリーズや『帝一の國』など話題作への出演が続く野村周平が主演を務め、優希美青や柏原収史らが共演する。また、企画プロデュースを人気漫画家の高橋ツトムが務めていることにも注目。

  • キングダム

    キングダム

    制作年:2019年4月19日(金)公開

    紀元前の中国春秋戦国時代を舞台にした同名ベストセラー漫画に基づく歴史スペクタクル大作。天下の大将軍を夢見る戦災孤児の少年と、中華統一をめざす若き王の運命を壮大なスケールで描き出す。波瀾万丈の軌跡をたどる主人公、信に山崎賢人が扮し、吉沢亮、長澤まさみらが共演。『アイアムアヒーロー』『図書館戦争』の佐藤信介が監督を務める。

  • 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

    母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

    制作年:2019年2月22日(金)公開

    WEBマガジン『くらげパンチ』にて連載された宮川サトシによるエッセイ漫画を基に、『日々是好日』の大森立嗣監督が映画化した人間ドラマ。いつも母親に支えられていた中年男性が、母との別れとその後の生活を通じて変化していく姿と変わらぬ母と息子の絆を描く。『愛しのアイリーン』の安田顕が主人公を、倍賞美津子が母・明子を好演した。

  • 半世界

    半世界

    制作年:2019年2月15日(金)公開

    『顔』『北のカナリアたち』などで知られる名監督・阪本順治が自ら執筆したオリジナルストーリーを映画化。中学生時代に一緒に過ごした友人の帰郷によって、自分たちの人生のこれからを考えるようになる39歳の男たちの葛藤と希望を描くヒューマンドラマ。稲垣吾郎、長谷川博己、渋川清彦が、男3人の友情と中年ならではの等身大の姿を好演する。

  • 散り椿

    散り椿

    制作年:2018年9月28日(金)公開

    名キャメラマンであり、映画監督としても日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた木村大作による本格時代劇。黒澤明作品で苦楽をともにしてきた小泉堯史が脚本を手掛け、妻の最期の願いを叶えるべく藩の不正や権力に立ち向かうひとりの武士の姿を描く。『永遠の0』『関ヶ原』の岡田准一が主演を務め、『劇場版 MOZU』の西島秀俊が共演する。

  • 返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

    返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

    制作年:2018年6月30日(土)公開

    1972年にアメリカから日本に沖縄が返還された際、大きな役割を果たした外交官・千葉一夫の奔走を描く、実話に基づいた伝記ドラマ。激しい怒りを胸に、心を鬼にして交渉に臨んだ彼の思いに肉薄する。『ニワトリ☆スター』などで精力的に活躍する井浦新が主演し、壮絶な生を体現。TVシリーズ『花子とアン』を手がけた柳川強が演出を手がける。

  • 孤狼の血

    孤狼の血

    制作年:2018年5月12日(土)公開

    『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石和彌監督が、柚月裕子の同名小説を映画化した人間ドラマ。暴力団対策法成立直前の昭和63年、広島の架空の街を舞台に、ヤクザとの癒着が噂される型破りな刑事と極道とのプライドをかけた闘いを描く。役所広司、松坂桃李をはじめとする豪華キャスト陣が、暴力とエロスが渦巻く過激な人間模様を体現する。

  • ラーメン食いてぇ!

    ラーメン食いてぇ!

    制作年:2018年3月3日(土)公開

    グルメと感動が一緒に味わえる感動作として人気を博し、PV数100万回を突破した林明輝の同名Web漫画を映画化。妻を亡くしたラーメン店主、遭難した料理評論家、自殺を考えていた女子高生が、ラーメン作りに生きる希望を託して最高の味を追求するさまを描く。ドラマ『ぼくは麻理のなか』の中村ゆりか、『わろてんか』の葵わかならが出演。

  • 一茶

    制作年:2017年公開

    リリー・フランキーが、江戸時代を代表する俳諧師・小林一茶に扮した人間ドラマ。没後20周年を迎えた藤沢周平の原作小説を基に、長年に渡る家族との愛憎や、世間との埋まらない溝への葛藤といった一茶の知られざる生き様が綴られる。一茶の母・さつを中村玉緒が、一茶思いの異母弟・仙六を伊藤淳史が演じるなど、豪華俳優陣が脇を固めている。

  • いぬむこいり

    いぬむこいり

    制作年:2017年5月13日(土)公開

    『アジアの純真』『たとえば檸檬』の片嶋一貴監督が、お姫様と家来の犬が結婚するという“犬婿伝説“をモチーフに撮った4時間超えの大長編。さまざまな問題を抱えた小学校教師のヒロインが、宝探しのために訪れた島で次々と不条理な出来事に遭遇しながらも、愛と希望を探し求めていく姿を描く。これまでのイメージを覆す有森也実の熱演にも注目。

  • トマトのしずく

    トマトのしずく

    制作年:2017年1月14日(土)公開

    『のんちゃんのり弁』で映画賞を賑わせた小西真奈美の主演によるヒューマン・ドラマ。挙式を間近に控えた女性美容師と、とある理由により疎遠になっていた父親との絆の再生を描く。俳優として活躍する一方、『誘拐ラプソディー』で演出の技量をも示した榊英雄が、夫婦や親子の間の愛情と葛藤を丹念に描写。ベテラン、石橋蓮司の好演も見どころだ。

  • 彼岸島 デラックス

    彼岸島 デラックス

    制作年:2016年10月15日(土)公開

    松本光司によるベストセラーコミックを基に、2013年に放映され好評を博したTVドラマをさらにスケールアップさせて映画化するサバイバル・ホラー。吸血鬼に支配された孤島で繰り広げられる壮絶なバトルと脱出劇を描く。主人公・宮本兄弟を白石隼也と鈴木亮平が続投。迫力のスケールで描かれる“邪鬼(おに)“や怒涛のアクションに注目だ。

  • 超高速!参勤交代 リターンズ

    超高速!参勤交代 リターンズ

    制作年:2016年9月10日(土)公開

    奇想天外にしてエネルギッシュな展開が好評を博したスマッシュヒット時代劇の続編。幕府からの無理難題を押しのけて、参勤交代を果たした弱小藩の大名が、帰路でも幕府の嫌がらせに遭う。さまざまな危機が連なるストーリーは、さながらノンストップ・アクション。前作のスタッフ&キャストが再結集し、前作以上にアップテンポのドラマを紡ぎ出す。

  • 団地

    団地

    制作年:2016年6月4日(土)公開

    『北のカナリアたち』『人類資金』の阪本順治監督が、『顔』以来16年ぶりに藤山直美とタッグを組み、団地を舞台に描く人間ドラマ。藤山扮する主婦・ヒナ子と、岸部一徳扮するヒナ子の夫、斎藤工扮するヒナ子の家を出入りする謎の男の3人にまつわる不可解な噂と驚くべき真相を描く。団地の住人役に宅間孝行、竹内都子、濱田マリらが出演する。

  • グラスホッパー

    グラスホッパー

    制作年:2015年11月7日(土)公開

    140万部突破のベストセラーとなった、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。ある殺し屋の凶行に導かれ、運命を交錯させる裏社会の男たちの攻防をスリリングに描く。生田斗真と浅野忠信、Hey! Say! JUMPの山田涼介が競演し、復讐や過去の清算、功名心が飛び交う壮絶な人間模様を織りなす。『脳男』の瀧本智行による骨太な演出にも注目。

  • 天空の蜂

    天空の蜂

    制作年:2015年9月12日(土)公開

    次々にヒット作を発表し、映画化・ドラマ化も多い東野圭吾の小説の中でも“映像化不可能“とされてきた同名小説を、江口洋介、本木雅弘をキャストに迎えて映画化。最新鋭にして日本最大のヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の上空にホバリングさせるという前代未聞のテロ事件を起こした男との極限の心理戦をスリリングに描く。監督は堤幸彦。

  • この国の空

    この国の空

    制作年:2015年8月8日(土)公開

    『共喰い』『ヴァイブレータ』『海を感じる時』などを手掛ける日本を代表する脚本家、荒井晴彦が、18年ぶりに監督に挑んだ戦争ドラマ。芥川賞作家、高山有一が1983年に発表し、谷崎潤一郎賞に輝いた同名小説を基に、戦時下に一線を越えてしまった10代の女の子と妻子ある中年男の愛の行く末を描く。二階堂ふみと長谷川博己が主演を務める。

  • ストレイヤーズ・クロニクル

    ストレイヤーズ・クロニクル

    制作年:2015年6月27日(土)公開

    人気作家、本多孝好の小説に基づくSFアクション。生まれながらに特殊な能力を持つ若者たちと、それを利用する権力者の攻防をスリリングに描く。岡田将生や染谷将太ら日本映画を面白くしている若手俳優が結集し、『X-MEN』をほうふつさせる特殊能力バトルを熱演。『アントキノイノチ』の異才、瀬々敬久がシャープなアクションを演出する。

  • 王妃の館

    王妃の館

    制作年:2015年4月25日(土)公開

    1998年から雑誌「メイプル」に連載されて好評を呼んだ浅田次郎の同名小説を映画化したヒューマン・ドラマ。パリの高級ホテル宿泊ツアーに参加した曲者ぞろいの客たちが繰り広げる人間模様を描き出す。ルーヴル美術館やセーヌ川など、パリで大規模なロケで撮影された映像と、『相棒』シリーズの水谷豊が新たに挑んだ“右京“役に注目だ。

  • 風に立つライオン

    風に立つライオン

    制作年:2015年3月14日(土)公開

    さだまさしがアフリカ・ケニアで巡回医療に携わった実在の日本人医師をモデルに作った1987年の同名楽曲を基に執筆した小説を、大沢たかお主演、大沢と『藁の楯』でタッグを組んだ三池崇史監督で映画化。アフリカのケニアで医療に従事している主人公が、心に傷を負った元少年兵と心をかよわせる様を、アフリカの雄大な風景を交えて描く。

  • 紙の月

    紙の月

    制作年:2014年11月15日(土)公開

    原田知世主演のドラマも好評を博した角田光代の同名小説を『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化。専業主婦の生活から飛び出した平凡な女性が、若い大学生と不倫し、職場の銀行で次々と横領を働くなど後戻りできない転落の道をたどっていく哀しい姿を描き出す。名女優・宮沢りえがヒロインを熱演。バンコクロケの風景も見どころ。

  • 25 NIJYU-GO

    25 NIJYU-GO

    制作年:2014年11月1日(土)公開

    1989年に誕生した東映Vシネマ25周年を記念して製作されたアクション大作。主人公の悪徳刑事を“Vシネマの帝王“哀川翔が、相棒刑事を寺島進が演じるほか、小沢仁志、小沢和義、竹中直人、大杉漣、石橋蓮司、嶋田久作、笹野高史ら超豪華キャストが集結。監督は『今日から俺は!』や『静かなるドン』シリーズを数多く手掛けてきた鹿島勤。

  • ふしぎな岬の物語

    ふしぎな岬の物語

    制作年:2014年10月11日(土)公開

    千葉県に実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』を映画化。里の岬に立つ小さなカフェを舞台に、そこに集う人々の温かくも切ない人間模様が描かれる。主演のみならず初の企画に挑戦した吉永小百合がカフェ店主に扮し、阿部寛、竹内結子、笹野高史ら実力派俳優が脇を固める。メガホンを執るのは『八日目の蝉』の成島出。

  • 幕末高校生

    幕末高校生

    制作年:2014年7月26日(土)公開

    伝統ある日本固有のジャンル“時代劇“を、誰もが楽しめるポップなエンタメとして復興させるべく企画された“新時代劇“プロジェクト。幕末の江戸を舞台に、町を戦火から守ろうとする勝海舟と、未来からやってきた高校生と引率の教師が大騒動を巻き起こす。勝海舟役には玉木宏。ヒロインの教師を石原さとみが演じコメディエンヌぶりを発揮する。

  • 超高速!参勤交代

    超高速!参勤交代

    制作年:2014年6月21日(土)公開

    佐々木蔵之介が主演を、深田恭子がヒロイン役を務める歴史エンターテインメント。徳川吉宗が将軍を務めていた時代を舞台に、通常であれば8日間を要し、莫大な費用がかかる参勤交代をたった5日で成し遂げよという無理難題を押し付けられた小藩の殿様が難関を乗り越え、奇想天外な作戦によって超高速で参勤交代を実現させようとする姿を描く。

  • 春を背負って

    春を背負って

    制作年:2014年6月14日(土)公開

    日本映画史を支えた伝説的カメラマンであり、初監督作『劔岳 点の記』も絶賛を浴びた木村大作が74歳にして再び立山連峰での過酷な撮影に挑んだ監督第二作。都会で暮らしていた男が亡き父の山小屋を受け継ぎ、自然の厳しさと美しさに触れながら生きる力を取り戻していく。豪華キャストによる演技合戦を、CGに頼らない荘厳な大自然が包み込む。

  • キカイダー REBOOT

    制作年:2014年5月24日(土)公開

    1972年にテレビ朝日系で放送を開始し、同じく石ノ森章太郎原作の『仮面ライダー』と人気を二分した『人造人間キカイダー』が現代に再生する。日本政府が秘密裏に進めた国家プロジェクトをめぐる善悪の攻防を、迫力のアクションで活写する。キカイダーだけでなく、宿敵ハカイダーも新デザインで登場!入江甚儀が主人公ジロー役を演じている。

  • 銀の匙 Silver Spoon

    制作年:2014年3月7日(金)公開

    累計売上げ1200万部を突破し、TVアニメにもなった荒川弘の超人気コミックを、Sexy Zoneの中島健人主演で実写化。北海道の農業高校を舞台に、酪農作業と格闘する若者たちの恋と友情、理想と現実を描く。『麦子さんと』の吉田恵輔監督が帯広ロケを敢行し、若手俳優たちと大自然や動物との触れ合いをカメラに収めた青春ムービーだ。

  • 家路

    家路

    制作年:2014年3月1日(土)公開

    ドキュメンタリーの分野で数多くの受賞歴を持つ久保田直監督が『いつか読書する日』の青木研次のオリジナル脚本を映画化した家族ドラマ。20年間音信不通だった弟の帰省をきっかけに、大震災によって故郷に戻れなくなった家族の間に芽生える変化を映し出す。松山ケンイチらの実力派キャストが集結し、福島ロケを敢行した注目作だ。

  • テコンドー魂~REBIRTH~

    制作年:2014年2月15日(土)公開

    多彩な蹴り技が特徴的な韓国の格闘技テコンドーを題材にしたアクション。テコンドー道場の後継をめぐる家族のドラマを縦糸に、ファイターたちが立ち向かう試練をドラマチックに描き出す。実際のテコンドー家である井上正大を筆頭に、“仮面ライダー“や“スーパー戦隊“シリーズで注目されたアクションの得意な若手俳優が結集し、熱演を見せる。

  • 四十九日のレシピ

    四十九日のレシピ

    制作年:2013年11月9日(土)公開

    『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督が、注目を集める女性作家、伊吹有喜の同名小説を映画化。亡くなった母の残したレシピを通して、家族が再生していく姿を温かく描き出す。主演は『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など数々の国内映画賞に輝いた永作博美。ほかにも石橋蓮司、岡田将生ら豪華俳優がキャストに並ぶ。

  • 人類資金

    制作年:2013年10月19日(土)公開

    『亡国のイージス』の福井晴敏と阪本順治監督が再びタッグを組んでおくるサスペンス超大作。第二次世界大戦中に、日本軍がアジア全域から集め隠匿したとされる“M資金“を巡る国際的なマネーゲームをスリリングに描く。主演の佐藤浩市をはじめ、香取慎吾、森山未來、観月ありさ、オダギリジョー、豊川悦司、仲代達矢ら超豪華キャストが出演。

  • 爆心 長崎の空

    爆心 長崎の空

    制作年:2013年7月20日(土)公開

    長崎原爆資料館館長を務める芥川賞作家、青来有一の連作短編小説『爆心』を、実写版『火垂るの墓』の日向寺太郎監督が映画化。被爆地、長崎を舞台に、母を亡くした女子大生と我が子を亡くした女性が運命的にめぐり合い、再生への道を歩み出す姿を見つめていく。主演の北乃きい、稲森いずみを始め、実力派のスタッフ&キャストが揃った話題作だ。

  • 俺はまだ本気出してないだけ

    制作年:2013年6月15日(土)公開

    2007年より5年に渡って連載され、ファンの熱烈な支持を受けた青野春秋の同名コミックを映画化。家族の迷惑を顧みず、40歳を過ぎてから夢を追い駆けだした中年男の日常を、ユーモアとペーソスを込めて描く。小太りで風采の上がらない原作の主人公に、堤真一がどんな新味をあたえるのか注目したい。『コドモ警察』の福田雄一が監督を務める。

  • 極道の妻〈つま〉たち Neo

    極道の妻〈つま〉たち Neo

    制作年:2013年6月8日(土)公開

    家田荘子のルポルタージュを原作に、過去幾度も映画化を果たした“極道の妻たち“シリーズの最新作。極道の妻という修羅の道に進み、過去に拭えぬ因縁を抱えた女同士を主人公に、彼女たちの生命と生きざまを賭けた真剣勝負をシリーズの伝統を踏襲した壮絶ドラマとともに描く。激突する極道の妻に扮する黒谷友香、原田夏希の熱演が見ものだ!

  • 脳男

    制作年:2013年2月9日(土)公開

    首藤瓜於による同名小説を映画化したバイオレンスミステリー。天才的頭脳と驚異的な身体能力を兼ね備え、しかし感情を持たず正義のためであれば殺人すら厭わない美しき殺戮者“脳男”の姿をスリリングに描く。生田斗真がミステリアスかつダークな“脳男”を大胆に演じ新境地をみせる。共演は、江口洋介や松雪泰子、二階堂ふみ、太田莉菜。

  • ストロベリーナイト

    制作年:2013年1月26日(土)公開

    スタイリッシュな演出と洗練されたストーリー構成が話題を呼んだ人気TVドラマが劇場版になって登場。竹内結子演じる警視庁捜査一課の凄腕、姫川玲子率いる“姫川班“が、連続殺人事件に端を発するシリーズ最難の事件に挑む様を描き出す。西島秀俊、小出恵介、武田鉄矢、大沢たかお、三浦友和、染谷将太、金子賢ら豪華な顔ぶれが揃う。

  • 北のカナリアたち

    北のカナリアたち

    制作年:2012年11月3日(土)公開

    東映創立60周年記念として製作されたヒューマンサスペンス。『告白』の著者・湊かなえの『往復書簡』に収録されている『二十年後の宿題』を原案に、『大鹿村騒動記』『闇の子供たち』の阪本順治監督が20年前に起こった“ある事故”の謎に翻弄されるひとりの女性の姿を描く。吉永小百合ほか、柴田恭兵、里見浩太朗ら豪華俳優陣が名を連ねる。

  • エイトレンジャー

    制作年:2012年7月28日(土)公開

    近未来都市・エイトシティーを舞台に、悪の組織によって支配された街を取り戻すため、7人のヒーローが立ち上がる!2005年のコンサートから続く人気コーナーを、堤幸彦監督がCGを駆使して映画化。エイトレンジャーとともに闘う伝説のヒーロー“キャプテン・シルバー“を演じるのは、舘ひろし。彼らの笑いと躍動感、テーマとなる“絆“に注目だ。

  • HOME 愛しの座敷わらし

    HOME 愛しの座敷わらし

    制作年:2012年4月28日(土)公開

    父の転勤で岩手の片田舎に引っ越すことになった高橋一家。それぞれに悩みを抱え、心がバラバラになってしまった家族の前に“座敷わらし“が現われたことで彼らの関係に変化が訪れ……。直木賞候補にもなった萩原浩の同名小説を和泉聖治監督が映画化。水谷豊が29年ぶりに単独主演を務め、家族の絆をつなぎとめようと行動する父親を演じる。

  • はやぶさ 遥かなる帰還

    はやぶさ 遥かなる帰還

    制作年:2012年2月11日(土)公開

    2003年5月9日の打ち上げから実に7年間、60億キロに及ぶ宇宙の旅を繰り広げ、地球への帰還を果たした小惑星探査機“はさぶさ“。その偉業で日本中に感動をもたらしたプロジェクト・チームの苦闘の日々を、家族との人間模様を絡めてドラマチックに描く。“はやぶさ“が旅した深宇宙の光景を、最先端のVFXで再現するという壮大な映像世界も期待大。

  • 探偵はBARにいる

    探偵はBARにいる

    制作年:2011年9月10日(土)公開

    アジア最北の大歓楽街、北海道・札幌のススキノ。この街に棲みつく探偵の男に、謎の女が接触。その後、3つの殺人事件が起こる。不可解な事件の真相、そして 謎の女の正体とは? 日本推理作家協会賞受賞に輝く東直己の人気シリーズ『ススキノ探偵シリーズ』の第2作、『バーにかかってきた電話』を息もつかせぬアクションと展開で映画化したサスペンスだ。

  • 大鹿村騒動記

    制作年:2011年7月16日(土)公開

    『座頭市 THE LAST』『行きずりの街』に続く阪本順治監督の最新作。“日本でもっとも美しい村“と言われる長野県の大鹿村で300年にもわたって受け継がれる大鹿歌舞伎を題材に、山村で生きるさまざまな人々の悲喜こもごもが描かれる。主演は阪本監督が“いつか主演映画を“と熱望していた原田芳雄。クライマックスを飾る大鹿歌舞伎の熱気は圧巻だ。

  • 行きずりの街

    制作年:2010年11月20日(土)公開

    '91年度の「このミステリーがすごい!」で第1位に輝いた志水辰夫の同名小説を、阪本順治監督が映画化した恋愛ミステリー大作。12年前に別れた妻との運命的な再会を経て、かつて自分を追放した者たちへ、たったひとりで闘いを挑む決意をする男の姿を描く。失われた時を取り戻そうとする元夫婦を演じる、仲村トオルと小西真奈美の好演も観逃せない。

  • アウトレイジ

    制作年:2010年6月12日(土)公開

    監督デビューから20年を迎えた北野武が新たに挑んだバイオレンス・アクション。ヤクザの世界で男たちが生き残りをかけ、裏切り、駆け引き、激しい権力闘争を繰り広げる。主演のビートたけしをはじめ、椎名桔平、杉本哲太、石橋蓮司、加瀬亮など個性豊かなメンツが揃い、刑事役の小日向文世を除くすべてがヤクザ役として出演する。

  • パレード

    制作年:2010年2月20日(土)公開

    ルームシェアという不思議な関係性で「居場所」を見出している若者たちを包囲していく連続暴行事件――。第15回山本周五郎賞に輝く吉田修一の同名小説を、発刊当時から映画化を熱望していた行定勲が監督。『ロックンロールミシン』『きょうのできごと』に続く「モラトリアム三部作」の完結編との位置づけの中、社会の根源的な亀裂をあからさまにする。

  • 今度は愛妻家

    今度は愛妻家

    制作年:2010年1月16日(土)公開

    中谷まゆみ原作の舞台劇の映画化で、豊川悦司と薬師丸ひろ子が倦怠期の夫婦を演じる。結婚して10年。かつては売れっ子カメラマンだったが今ではプータロー同然の夫と、健康オタクの妻。ついに愛想を尽かした妻が離婚届を突きつけるが、1枚の写真を機に夫がある行動に出出る。ダメな夫婦が織りなす笑いと涙の感動作で、行定勲監督が新境地に挑む。

  • 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

    制作年:2009年8月8日(土)公開

    大人気TV放映中の『仮面ライダーディケイド』の劇場版。本作では平成仮面ライダー10周年を記念して、昭和と平成の歴代26ライダーが総出演。迎え撃つ敵は、全世界の悪が団結した秘密結社・大ショッカー。豪華な顔合わせでかつてない大決戦が繰り広げられる。懐かしのライダーに加え、地獄大使や死神博士など人気の敵キャラクターの復活も楽しみだ。

  • 山形スクリーム

    制作年:2009年8月1日(土)公開

    俳優だけでなく映画監督、舞台演出家としても活躍する竹中直人が出演だけでなく、久々にメガホンを執ったホラー・コメディ。山形の過疎村に訪れた高校生たちと、800年の封印を解かれよみがえった落ち武者たちのバトルを描く。成海璃子が主演を務めるのをはじめ、EXILEのAKIRA、マイコ、沢村一樹らバラエティに富んだキャスト陣が揃っている。

  • 劔岳 点の記

    劔岳 点の記

    制作年:2009年6月20日(土)公開

    数々の名作を手掛けてきた名カメラマン、木村大作の初監督作。原作は「八甲田山 死の彷徨」「武田信玄」などで知られる新田次郎の同名小説。前人未到の山、剣岳山頂に命賭けで挑んだ測量隊の勇姿を通して、日本人の魂を描き出す。実際に山に登って収めた雄大な景色、浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオルら、豪華俳優陣の共演にも注目を。

  • TOKYO!

    制作年:2008年8月16日(土)公開

    海外で活躍する映画作家にとって“東京”という街はどのように見えているのだろうか?その問いに答えるべく3人の映画作家が東京を舞台に短編を競作する夢の企画が登場。『殺人の追憶』のポン・ジュノ、『恋愛催眠のすすめ』ミシェル・ゴンドリー、『ポーラX』のレオス・カラックスが日本人俳優を起用して、自身の“TOKYO”像を描き出す。

  • スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

    制作年:2007年9月15日(土)公開

    平家と源氏を名乗るギャングたちが対立する寒村に、ひとりの凄腕ガンマンが訪れたことから始まる血まみれの戦いを破天荒に描く。映画の垣根と常識の数々をブチ壊してきた三池崇史監督が豪華過ぎるキャストを得て、和製ウェスタン活劇に挑む。和洋折衷の劇世界や全編英語台詞の採用など、日本から世界の観客を狙う壮大なスケールの娯楽作品に仕上がっている。

  • 遠くの空に消えた

    制作年:2007年8月18日(土)公開

    最後の夏休み、少年たちは立ち上がる。少女の夢を叶える「奇跡」を起こすために。『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』の行定勲監督が7年もの歳月、温め続けたオリジナルストーリーの映画化。人気子役、神木隆之介と『SAYURI』の演技が記憶に新しい大後寿々花のフレッシュな主演コンビの演技に注目を。

  • 俺は、君のためにこそ死ににいく

    制作年:2007年5月12日(土)公開

    太平洋戦争の末期、捨て身の攻撃を仕掛ける特別攻撃隊員に“特攻の母”と慕われた実在の女性・鳥濱トメの視点を通して、大空に散った特攻隊員たちの姿を描く青春群像劇。生前の鳥濱と長年親交のあった、東京都知事で作家の石原慎太郎が製作総指揮と脚本を担当。主演は大女優・岸惠子が務め、徳重聡や窪塚洋介など若手俳優たちも熱演を披露している。

  • あかね空

    制作年:2007年3月31日(土)公開

    時代劇小説界の旗手・山本一力の直木賞受賞作品を、映画監督業を引退した名匠・篠田正浩が脚本を手掛け映画化。深川の長屋で豆腐屋を営む夫婦の波乱万丈な日々を通して、家族の絆と再生を描く。主演に内野聖陽と中谷美紀起用、実力派俳優たちの競演も見ものだ。また永大橋などVFXで200年前の江戸を情緒たっぷりに再現した映像にもご注目を。

  • さくらん

    制作年:2007年2月24日(土)公開

    安野モヨコ原作の人気コミックを映画化した、フォトグラファー蜷川実花の長編監督デビュー作。遊郭に連れてこられたひとりの少女が、やがて江戸の花街・吉原一の花魁へと成長していく姿がエネルギッシュに描かれる。椎名林檎が音楽監督に挑戦したことも話題の本作、主演の土屋アンナをはじめ、女性出演陣の体を張った艶やかな演技は一見の価値あり!

  • 幽閉者〈テロリスト〉

    幽閉者〈テロリスト〉

    制作年:2007年2月3日(土)公開

    大島渚らと60年代を駆け抜け、『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』などの問題作で知られる伝説の映画監督・足立正生。’74年のパレスチナ革命にも参加した彼の35年ぶりの監督作は、リッダ空港事件の主犯格、岡本公三をモデルに、獄中での幽閉生活の中で自分自身と向き合う人間の姿を通して現代の闘争を提示した野心作だ。主演の田口トモロヲを始め、豪華異色の出演陣も話題。

  • 46億年の恋

    制作年:2006年8月26日(土)公開

    世界的に評価を得ている三池崇史監督の最新作は、警察の雑居房を舞台にした男たちの異色ラブストーリーだ。松田龍平と安藤政信が、乱暴で時に繊細な一面を持つ複雑な心理状態の囚人をそれぞれ熱演。彼らの演技力に引き込まれる1本だ。

  • 花よりもなほ

    制作年:2006年6月3日(土)公開

    ドキュメンタリーの手法で独自の作品を作り上げてきた是枝裕和監督が、時代劇に初トライ。仇討ちできない若侍を主人公に据えながら、長屋で暮らす愉快な住人たちの織り成す人間模様を主演に岡田准一を迎えてユーモアたっぷりに描き出す。

  • 妖怪大戦争〈2005年〉

    制作年:2005年8月6日(土)公開

    日本古来より伝わる妖怪が120万匹も登場する、前代未聞のファンタジー大作。俳優の近藤正臣や竹中直人、ロッカーの忌野清志郎、ナイナイの岡村隆史など各界の第一人者が妖怪役で出演! 最新VFXによるド迫力バトルから、脱力必至の爆笑ギャグまで、サービス満点のお祭りムービーだ。

  • 苺の破片〈イチゴノカケラ〉

    制作年:2005年2月19日(土)公開

    中原俊監督の『櫻の園』に影響を受けたという漫画家の高橋ツトムが、同作に出演した宮澤美保と梶原阿貴が思い立った映画の企画に共鳴。自らプロデュースすることで映画化が実現したドラマ。傷つきながらも前へ進み続けるふたりの主人公を通じ、力強く生きる人間の姿を写し取った感動作だ。

  • 北の零年〈ぜろねん〉

    制作年:2005年1月15日(土)公開

    明治初期の北海道を舞台に、厳しい自然と闘いながら新しい国を作る希望に燃えた人々の姿が綴られた感動大作。監督は『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲。主演は本作が111本目の映画出演となる吉永小百合。オープンセットなど今までの日本映画にない壮大なスケールと大自然に圧巻。

  • 理由〈2004年〉

    制作年:2004年12月18日(土)公開

    人気作家、宮部みゆきの同名ベストセラーを、大林宣彦監督が映画化。高層マンションの一室で起きた不可解な惨殺事件の真相が明かされる。100名以上の人物の証言で構成されるため、映像化不可能といわれてきた物語を異色のドキュメント方式で描き切った、大林監督の斬新な演出が際立つ。

  • ニワトリはハダシだ

    制作年:2004年11月13日(土)公開

    森崎東監督が、かつて発表した傑作『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』の作品姿勢を基盤に作り上げた6年ぶりの新作。知的障害者の少年が、警察の汚職を記した帳簿を“暗記”してしまったことから、周囲の人間模様が大きな渦を巻いていく様を、活き活きと追いかける。

  • 完全なる飼育・赤い殺意

    制作年:2004年9月18日(土)公開

    監禁する男と監禁される少女の間に芽生える倒錯愛を描いた人気シリーズの第6弾は、ピンク映画の巨匠と呼ばれる若松孝二監督の7年ぶりの劇場用作品。雪の中の一軒家を舞台に、中年男に監禁されている少女とその家に逃げ込んだ殺人犯の青年による三つ巴の壮絶な愛憎ドラマが展開される。

  • 半落ち

    制作年:2004年1月10日(土)公開

    作家、横山秀夫のベストセラー小説を完全映画化。元警部が愛する妻を殺害した。自首するまでの“空白の2日間“について決して語ろうとしない犯人を巡り、次々と謎が浮かび上がる……。警察内部や報道メディアなど事件を取り巻くさまざまな人々の心理を浮き彫りにしながら、ラストは号泣必至の一大メロドラマへとなだれ込む。掟破りの感動サスペンスだ。

  • 蕨野行〈わらびのこう〉

    制作年:2003年10月4日(土)公開

    『四万十川』の恩地日出夫監督が芥川賞作家、村田喜代子の同名小説を映画化した渾身の力作。江戸時代、60歳以上の老人だけが住むという村を舞台に、そこで生きる人々の姿を、季節の移り変わりと共に、じっくり見つめていく。腰のすわった演出と共に、『黒い雨』の市原悦子、近年は三池崇史作品でおなじみの石橋蓮司らベテラン陣の妙演が光る。

  • 人斬り銀次

    制作年:2003年4月12日(土)公開

    現在と過去を交錯させながら、特攻兵の生き残りである男が歩んだ壮絶な人生を描く。主人公の若き日を演じた竹内力の斬り込みと、50年後に扮した夏八木勲の男気溢れる演技は見もの。

  • 新・仁義なき戦い/謀殺

    制作年:2003年2月15日(土)公開

    『竜二 Forever』の高橋克典がインテリ・ヤクザを好演するアウトロー活劇。頭脳派の弟分と武闘派の兄貴分。ふたりの友情と訣別を軸に、激化する跡目争いの行方を硬質な叙情で描き切る。

  • T.R.Y.〈トライ〉

    T.R.Y.〈トライ〉

    制作年:2003年1月11日(土)公開

    『ホワイトアウト』の織田裕二が狡猾な詐欺師を妙演する痛快活劇。20世紀初頭の上海、日本陸軍相手に壮大なペテンを仕掛ける主人公の姿を、緩急のあるテンポで追いかけていく。

  • KUMISO

    制作年:2002年11月2日(土)公開

    組長の葬儀“組葬“を通して、ヤクザ世界の裏側と悲喜こもごもを綴ったユニークなアウトロー群像劇。イカツイ顔つきの面々が突然の事態に右往左往する姿が不思議な生活感と共に伝わってくる。

  • 実録・安藤昇侠道〈アウトロー〉伝/烈火

    制作年:2002年9月21日(土)公開

    『荒ぶる魂たち』『新・仁義の墓場』の三池崇史監督と脚本家、武知鎮典のコンビ作。組長暗殺事件に端を発する極道たちの凄まじい人間模様を、強烈な“ツラ構え“の男たちの共演で描く。

  • 新・仁義の墓場

    制作年:2002年6月22日(土)公開

    「荒ぶる魂たち」に続く三池崇史監督の最新作。親分を撃ったことから、壮絶な自滅を辿る一匹のヤクザの生き様を、破天荒な描写の連続でえぐり出す。主演、岸谷五朗が新境地を披露。

  • 陽はまた昇る

    制作年:2002年6月15日(土)公開

    NHK『プロジェクトX』でも取り上げられた“ベータ対VHS戦争“の裏側を、日本ビクター側の奮闘を中心に描き出す再現ドラマ。劣勢状態から一気逆転に賭ける男たちの情熱を謳い上げる。

  • 荒ぶる魂たち

    制作年:2002年3月30日(土)公開

    「カタクリ家の幸福」に続いて三池崇史の新作が到着。シンプルなアウトロー群像劇を、ツワモノ揃いの俳優陣の好演、快演で活写。タンゴの調べにのって、男たちの悲哀が弾ける。

  • COWBOY BEBOP 天国の扉

    制作年:2001年9月1日(土)公開

    現在、SKY perfecTV! で放映中の人気アニメーションが劇場版になって登場。未来の太陽系を舞台に、惑星に潜む無法者を宇宙船ビパップ号で追う、賞金稼ぎチームの活躍を描く。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 地獄の道づれ

    極道の妻〈おんな〉たち 地獄の道づれ

    制作年:2001年7月28日(土)公開

    高島礼子の妖艶かつパワフルな熱演が好評を呼んでいる新生“極妻”シリーズの第4弾。スジの通らないコワモテのヤクザに立ち向かうヒロインの、威勢のいいタンカが今回も冴えわたる!

  • ホタル

    制作年:2001年5月26日(土)公開

    「鉄道員〈ぽっぽや〉」の降旗康男監督と高倉健が再タッグを組んだ人間ドラマ。特攻隊の生き残りである漁師が昭和の終焉に直面。不治の病に侵された妻とともにある“旅”に出ることを決意する。

  • 日本の黒い夏 冤罪

    制作年:2001年3月24日(土)公開

    まだ記憶に新しい“松本サリン事件“の惨劇と、そこから派生した冤罪の問題に熊井啓監督が切り込んだ1本。TVの報道マンとその部下たちや刑事らの人間模様が、回想形式で語られていく。

  • スリ〈2000年〉

    制作年:2000年11月4日(土)公開

    原田芳雄が都会の片隅で生きるスリを、圧倒的な存在感で演じる人間ドラマ。世代の異なる2組の男女の関係を軸に、孤独を抱えて生きる人々の感情をリアルにすくい取っていく。

  • DEAD OR ALIVE・犯罪者

    DEAD OR ALIVE・犯罪者

    制作年:2000年5月20日(土)公開

    日本版「ヒート」ともいうべき見ごたえタップリのハード・アクション。哀川翔と竹内力というふたりの個性派が、それぞれ追う者と追われる者に扮し、激しい激突を繰り広げる。

  • どら平太

    制作年:2000年5月13日(土)公開

    巨匠、市川崑の74本目の監督作となる娯楽時代劇。山本周五郎の『町奉行日記』を原作に、型破りな行動で勧善懲悪を成し遂げていく男の活躍を、ユーモアたっぷりに描き出す。

  • 鉄男/TETSUO THE IRON MAN

    制作年:2000年3月11日(土)公開

    鬼才、塚本晋也の出世作が、「…バレット・バレエ」の公開に併せて再登場。鉄に体を侵食されていく男の壮絶な戦いのドラマが展開。ニュー・プリントで蘇った映像と音にも注目!

  • 黒い家〈1999年〉

    黒い家〈1999年〉

    制作年:1999年11月13日(土)公開

    保険業界の裏側を題材にとり、恐怖のドラマを展開させるショッキング・スリラー。“心がない”といわれる悪女に扮した大竹しのぶの怪演が、強烈なインパクトをあたえる。

  • 双生児

    双生児

    制作年:1999年9月15日(水)公開

    日本が誇るカルトな鬼才、塚本晋也の新作は、江戸川乱歩の短編小説に基づく和風スリラー。瓜ふたつの容貌を持つ男たちが織りなす恐怖のドラマを、眩惑的な映像の中に展開させる。

  • 鉄道員〈ぽっぽや〉

    制作年:1999年6月5日(土)公開

    浅田次郎のベストセラー小説を映画化した、高倉健5年ぶりの主演映画。廃線の決まった小さな駅の老駅長が、ある少女に出会い、魂を洗われる様を描く。広末涼子ら共演者も豪華!

  • 風の歌が聴きたい

    制作年:1998年7月18日(土)公開

    「SADA」に続く大林宣彦監督の新作は、またも実話に材を得た恋愛ドラマ。聴覚障害を共に抱えるカップルが、持ち前の快活さで苦難を乗り越えていく姿がじっくり描かれる。

  • 中国の鳥人

    制作年:1998年6月6日(土)公開

    「トキワ荘の青春」以来となる本木雅弘の主演作は、椎名誠原作のヒューマン・ドラマ。中国雲南省の小さな村を訪れたビジネスマンが、現地の伝説に触れ自分を見つめ直していく。

  • SADA

    制作年:1998年4月11日(土)公開

    “阿部定事件“のヒロイン、定の恋の情熱をスキャンダルにかたよることなく、叙情的に描写。「失楽園」に続いて黒木瞳が“宿命の女性“に扮し、美しき情念を鮮やかに体現する。

  • 現代仁侠伝

    制作年:1997年11月8日(土)公開

    事業家となった元ヤクザの断ち切れぬ極道社会との因縁を、バイオレンスとともに描く。非情な運命に翻弄される主人公を、「棒の哀しみ」のヤクザ役も印象深い奥田瑛二が好演。

  • 出張

    制作年:

    東北地方に出張の途中、ゲリラと称する一団に拉致された中年サラリーマンを主人公に、サラリーマンの悲哀を描き出したブラックな笑いがいっぱいの悲喜劇。若松プロで脚本家や助監督として活躍し、「ニュージャック&ベティ」でデビュー、以来TVの脚本などを手掛けていた沖島勲の21年ぶりの作品。

  • 網走番外地・吹雪の斗争

    制作年:

    橘真一は網走刑務所の独房を脱獄するが、部下に裏切られロシアのスパイの汚名を着せられて自殺した、父の仇を探し求める。石井輝男監督による“網走番外地“シリーズはこの作品で終了し、他の3人の監督による新シリーズへと継続される。

  • 北村透谷 わが冬の歌

    制作年:

    日清戦争へとひた走る世の中に異和を唱えながら、自殺せざるをえなかった天才詩人、北村透谷の苦悩を鮮烈に描き出した作品。時代を明治26年末から27年初夏に限定、その半年間に透谷家に訪れる人々との激しいディスカッションを通じて、“明治の子“透谷の人間像が浮かび上がる。みなみらんぼうがそんな透谷を演じる。

  • イグナシオ

    制作年:

    「ユーリ」などの個性的な作品で、その存在感を発揮するいしだ壱成の主演作。花村萬月の同名小説をベースに、暴力衝動に運命を弄ばれる少年の数奇な生を描いた衝撃作だ。欲望や残虐性を体現した、彼の公演は、ここでも光る。インディーズ界の重鎮FRICTIONによる音楽もロック・ファンはチェック!

  • 赫い髪の女

    制作年:

    にっかつロマンポルノが生んだ名作中の名作であり神代辰巳の最高傑作の一つ。雨の中、ダンプカーの運転手光造は自動販売機のカップめんをすすっている女を拾う。いたずらをするつもりの光造だったが、その日から女は彼のアパートに住みついてしまう。女は自分のことは何も言わないし、光造もあえて聞いたりはしない。ただ来る日も来る日もセックスを繰り返すだけ。彼女は突然何かにおびえたりするが、過去を持ち込むのはセックスの体位くらいで、光造と一緒にいることをただ喜んでいる。もう若くもない男と女の交接の日々を描きながら、その頽廃感から発せられるのは粉飾ぬきの性愛の姿だ。神代は例によって長回しを多用し、役者の息づかいまでも映し出している。また頻出する雨のシーンに象徴される湿度の高い映像空間を作りあげ、日本の映画が持つ独自の色彩と質感をフィルムに定着させている。その全編からエロスが匂い立つ。性愛の化身ともいうべき女を演じきる宮下順子が素晴らしい。

  • 狼と豚と人間

    制作年:

    スラム街で育った三兄弟は生き方や考え方がそれぞれ違い、互いに敵視し合っている。長男“豚“は老母の金を奪ってヤクザの幹部になっている。次男“狼“は金を信じて人間を信じない一匹狼でヒモ稼業。三男“人間“は母親の死を見看ったあと、チンピラ・グループを結成。この3人が麻薬資金をめぐり、血で血を洗う戦いを繰り広げる。深作監督の演出は下層のアウトローの暴力の噴出をダイナミックに活写している。万力に手の甲を挟み込み拷問を加える描写はバイオレンスに満ちて、あとの「仁義なき戦い」シリーズなどの実録ヤクザ映画を先取りしたような迫力がある。

  • 1000年刻みの日時計・牧野村物語

    制作年:

    東北地方の一農村に惹かれた小川紳介監督による「ニッポン国古屋敷村」に続く長編ドキュメンタリー作品。とはいうものの単なる記録映画ではない。山形県上山市牧野村に13年間もこもり続け、稲の成長や自然との闘いをつぶさに捉え、また土地に伝わる民話をドラマ仕立てで再現。そこに住む人々の大らかな生き方を愛情を込めて描いた、画期的エッセイ映画である。日々野良仕事に携わるものの目とリズムで、土の表情・稲の表情を克明に捉えた前半の撮影成果。職業俳優に村の人々を交えた配役に牧野村伝承の物語が、遠い記憶の原石のように荒々しくシンプルなスタイルでよみがえる後半の演出成果。土とともに生きるという空間軸に“1000年刻み”の時間軸を掛け合わせていくという、ロング・レンジで対象と取り組む小川監督ならではの壮大な試みだ。真のユーモアあふれる人間讃歌。

  • 俺達に墓はない

    制作年:

    ムショ帰りの島、その弟分・ヒコ、一匹狼の滝田という3人が金と女をめぐって欲望をぶつけ合うアクション映画の佳作。3人が奇妙な友情で結ばれながらも、両雄並び立たずのたとえの通り、殺し合いに向かう様を、澤田監督はユーモアを交え、パワフルに描いている。

  • 竜馬暗殺

    制作年:

    慶応3年、坂本竜馬が京都・河原町で暗殺されるに至った最後の3日間を描いた作品。現代劇を中心に演出する黒木和雄による初の時代劇でもある。壮大な革命の野望に燃える竜馬だが、時代は混沌の極み。誰もが敵か味方かさえよく分からない。そんな中、竜馬は一人、革命を叫ぶのだが……。江戸末期に材を得た時代劇だが、同時に1970年代という時代の世相をも反映している。助監督には「パイレーツによろしく」の後藤幸一が名前を連ねている。

  • 子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎

    制作年:

    「大魔神」などの特撮監督としてならした黒田義之監督による一編。3人の息子をことごとく拝一刀に倒された柳生烈堂は、一人娘の香織に“お手玉の剣”を体得させ一刀を追わせる。黒田監督の特撮技術を生かしたクライマックスの、大雪原の凄絶な死闘が見もの。

  • 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者

    制作年:

    江戸川乱歩原作の同名小説を原作として、猟奇趣味いっぱいに独特の世界を展開した異色作。下宿屋・東栄館の屋根裏を夜ごと散歩しては他人の生活をのぞき見ている男・郷田三郎は、今日は貴婦人・清宮美那子の部屋へとやって来た。郷田は、美那子と道化師や、中空の椅子の中に潜む彼女の運転手らとの情事をのぞき見ながら孤独と幻想の快楽にひたる。やがて、ただののぞき見にあきたらなくなった郷田は、天井の穴からモルヒネをたらして部屋の住人を殺害するという妄想にかられ始める……。『人間椅子』など、他の乱歩作品を取り込みながら、単なるポルノの域を越えたデカダンな美学を追求した意欲作。

  • 鉄男

    制作年:

    「電柱小僧の冒険」でPFFアワード1988グランプリを獲得した塚本晋也が、一人で7役をこなして作り上げた異色作。鉄に侵食されていく男の姿を圧倒的なパワーで綴っている。ストーリー性の希薄さは否めないが、映像の迫力は特筆に値する。ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ。DVDタイトルは「鉄男 TETSUO THE IRON MAN」。

  • 強盗放火殺人囚

    制作年:

    「脱獄広島殺人囚」「暴動島根刑務所」に続く松方弘樹主演による“刑務所”ものの第3作。今回は中島貞夫に代わって山下耕作が監督した。刑務所内の陰謀で仮釈放を取り消された主人公が、懲役48年の男とともに脱走し、不正入試に絡む刑務所内の腐敗を暴く。

  • エイジアン・ブルー 浮島丸サコン

    制作年:

    1945年8月24日、青森での厳しい労働から解放され、帰国の途にあった数千人の朝鮮人たちを乗せた輸送船、浮島丸が京都・舞鶴湾で爆沈した。戦後50年を経て、在日韓国・朝鮮人の大学講師・林は、教え子の姉妹とともに当時を知る人々の話を聞いていくうち、韓国・朝鮮人たちが置かれた過酷な環境を追体験する……。平安遷都1200年記念映画を作るべく、京都市民が始めた製作支援募金運動に支えられた作品。“戦後50年を問う”という視点が貫かれ、浮島丸事件を通して反戦の痛みと重さが伝わる。堀川弘通が6年ぶりに監督に当たり、ここでも誠実さと堅実な力量を発揮している。

  • われに撃つ用意あり READY TO SHOOT

    制作年:

    新宿・歌舞伎町を舞台に、ヤクザ絡みの犯罪に巻き込まれた元全共闘闘士の戦いを描いたハードボイルド・ロマン。郷田克彦はスナックのマスターで、20年間続けた店を閉めようとしている。閉店パーティーには全共闘当時の仲間が集まった。そこにもう一人珍客が到来。肉体関係を迫る戸田組組長を撃ち殺し、ヤクザと警察の両方に追われるヤン・メイランだ。郷田は彼女をかくまうが……。原田芳雄、桃井かおりが絶妙のコンビネーションを見せる最後の殴り込みシーンは、まさにこの二人ならでは。新宿の熱気を伝える、スローモーションを多用したカメラワークにも注目。

  • 火宅の人

    火宅の人

    制作年:

    長年温めていた企画を、深作欣二が思いのたけをぶつけて映画化。自らがファミリー・アクション映画というように、文芸作とは思えないほどのテンポとスピード感あふれる上質の人間ドラマとなり、興行的にも好成績を残した。先妻に先立たれた桂一雄は、ヨリ子を後妻に。けれども、子供が障害児になってから妻は怪しげな宗教に凝りだす。一雄は新劇女優の恵子の虜となりアパートで同棲するが、恵子の浮気のため喧嘩がたえない。東京を逃げ出した一雄は旅先で薄幸の女と知り合う……。放浪の作家・檀一雄の名作を雄大な風景をバックに撮影。

  • やさしいにっぽん人

    制作年:

    東陽一監督のデビュー初期の代表作。沖縄・慶良間列島の集団自決を生きのびたものの、今はそのことを何も覚えていない青年が、真の“ことば“を求めて旅を続ける姿を描く。いずれも個性的な俳優たちの奇妙な存在感が印象に残る。

  • さらば箱舟

    さらば箱舟

    制作年:

    1983年5月に死去した寺山修司の遺作。架空の村を舞台に、いとこ同士が結婚すると豚のシッポの生えた子供が生まれるという、タブーを犯して一緒になった捨吉とスエの運命を縦糸に、封建的な村落共同体が文明の波をかぶって近代化へと脱皮していく過程を横糸にして織り成された一大叙事詩。ロケ地には沖縄が選ばれ、南国の陽光の中で寺山一流の幻想的、呪術的な映画詩が展開する。実はこの作品は当初ガルシア・マルケスの『百年の孤独』の映画化として企画されたという経緯があるが、トラブルの末、紛れもない寺山ワールドとして見事に完成した。入院の要請を断って撮影を強行した寺山の執念が結実した作品である。

  • 上海異人娼館 チャイナ・ドール

    上海異人娼館 チャイナ・ドール

    制作年:

    P・レアージュの『O嬢の物語』を、寺山修司が1920年代の香港、上海に舞台に置き換えて映画化した作品。ステファン卿に連れられて娼館にやって来たO嬢が倒錯的な性体験を過ごすさまを、寺山独特の前衛的な手法で幻想的に綴っていく。日仏合作映画。

  • 浪人街〈1990年〉

    制作年:

    日本映画の父、牧野省三の追悼60周年記念作品。マキノ雅広(この作品より雅裕から改名)によって、彼の代表作「浪人街」(最初は1928年)の4度目のリメイクがついに実現。マキノは総監修を務めた。近来稀な大チャンバラ・シーン、原田芳雄をはじめとする役者陣の好演など、見るべきところは多い。マキノの少年時代からの朋友、名カメラマン宮川一夫が、クライマックスのカメラを担当しているのも話題である。江戸の下町、食いつめ浪人が集う所。ここで夜鷹の連続殺人が起こる。犯人は、暇をもて余す旗本たち。権力の笠に隠れた旗本たちの横暴に、自分の武士としての存在を賭けた浪人4人が立ち上がる。対する旗本は120人。4対120の闘いの行方は?

  • いつか誰かが殺される

    制作年:

    「晴れ、ときどき殺人」に続く、赤川次郎=渡辺典子のコンビによるミステリー第2作。赤川作品らしい、女子高生が活躍する作品。平凡でキュートな18歳の少女の高校生活最後の夏休みに父親が失踪し、彼女の周りには何やらミステリアスな影が忍び寄ってくる。

  • いつかギラギラする日

    制作年:

    “仁義なき戦い”シリーズをはじめとする一連の実録もので1970年代の日本映画界の流れを大きく変えた深作欣二監督が久々に手掛けたアクション大作。北海道を舞台に、ギャングたちの血で血を洗う抗争が展開する。若い愛人と北海道で暮らす元ギャングの柴は、若い角町と知り合い、現金輸送車から2億円を強奪する計画を持ちかけられる。柴は昔の仲間の神崎、井村の二人を東京から呼び寄せる。計画は成功したかに見えたが、中には5000万円しかなく、仲間割れに。角町が井村を射殺、柴も重体となる。かろうじて逃げ延びた神崎が角町を追い、そこへ角町に金を貸しているヤクザも加わって、三つ巴の戦いが始まる……。息を飲む銃撃戦やカーチェイス、バイオレンスに拍車をかけるBGMのハード・ロックなど注目すべきシーンが多い。

  • 獣たちの熱い眠り

    制作年:

    スキャンダル写真で恐喝されたプロテニス・プレーヤーが、自らの手で見えない組織に立ち向かっていくというバイオレンス・アクション。二枚目役から脱皮してハードなヒーローを演じる三浦友和を、村川透が手慣れたタッチで演出している。

  • 女殺油地獄〈1992年〉

    制作年:

    大阪の油屋の次男与兵衛は、元締の娘小菊と許されぬ恋仲になっていた。与兵衛の乳母がわりとして油屋に奉公していたお吉は、二人を別れさせるために手をつくすが、そこには血ぬられた悲劇が待っていた……。女の情念を描き続けた五社英雄監督が、そのきわめつけともいえる近松文学に挑戦した意欲作であり遺作ともなった。

  • ひめゆりの塔〈1995年〉

    制作年:

    戦後50年記念作品として作られた名作の再映画化。神山征二郎が原作『ひめゆりの塔をめぐる人々の手記』をもとに実在の人々をモデルとし、各エピソードも慎重に検証を重ねた上で再現、“真実に忠実”な「ひめゆりの塔」となっている。従軍前の少女たちの日常や半ば強制的に従軍させられていく過程から描き、“なぜ彼女たちが戦場へ向かったのか”を克明に記している。少女たちの死に至る数々のエピソードを積み重ねる一方、勇気を持って投降し“生きること”を選んだ者や、戦場に取り残されたものの、のちに米軍によって命を助けられた者のエピソードを加え、生きることの尊さをうたい上げている。

  • 忠臣蔵外伝 四谷怪談

    制作年:

    “忠臣蔵“と“四谷怪談“。この二つをミックスさせた異色の青春ラブ・ストーリー時代劇。民谷伊右衛門を赤穂浪士の一人に設定。その彼が、金と名誉のために恋人・お岩を捨て、浪士としての義を捨てて堕ちくいく様を、現実と幻想が交錯する映像のなかに描き出している。深作欣二監督としては、「赤穂城断絶」(1978)以来の“忠臣蔵“ものだ。お岩に扮した高岡早紀の体当たりの演技が見どころ。

  • 悪霊島

    制作年:

    1960年代の高度経済成長期を背景に、“島には悪霊がいる。鵺(ぬえ)の鳴く夜は気をつけろ“という因習から、瀬戸内海の刑部島で起こる連続殺人事件と、それに挑む金田一耕助の活躍を描く。ビートルズ・ナンバーを使用した主題曲が斬新。

  • やくざ刑罰史 私刑〈リンチ〉!

    制作年:

    『無頼平野』『ねじ式』『地獄』など、近年、再び精力的な活動を続けている映像作家・石井輝男。その個性的な作風で知られる彼が、ヤクザ社会の非情な“掟“に肉薄。凄惨なリンチ場面を生々しく再現した3つのエピソードを通して、人間の残酷性を浮き彫りにしていく異色オムニバス。撮影は、名作『緋牡丹博徒 花札勝負』の古谷伸が務めた。

  • 魔性の夏 四谷怪談より

    制作年:

    浪人の伊右衛門が、金持ちの婿になろうとして、邪魔になった妻のお岩を殺し、その怨霊にたたられる。このあまりにも有名な古典的ストーリーを、岡場所にたむろする不良たちの生き方や、売春宿などのグロテスクな雰囲気描写に力を入れた怪談映画。演劇界の雄・蜷川幸雄が監督し話題になった。DVDは「夏目雅子 出演名作集 DVD-BOX」に収録。

  • SHINOBI

    制作年:

    【愛し合う者たちが、命を賭けるとき 】 山田風太郎の「甲賀忍法帖」を、仲間由紀恵とオダギリジョーという顔合わせで映画化。ふたりは愛し合っているにも関わらず、それぞれ敵対する伊賀、甲賀の忍者一族の長であることから、徳川家康の命で戦うことを余儀なくされる悲恋を熱演。戦いに命を賭ける者たちと、戦いを憎む者たちの愛憎が、活劇の中で描かれる。

  • デコトラの鷲〈しゅう〉/祭りばやし

    制作年:

    【平成のトラック野郎、奮闘! 哀川翔主演の人情ドラマ】 浅草を舞台に、気のいいトラック野郎の奮闘を笑いと涙でつづった人情ドラマ。主人公にふんした哀川翔の人間味豊かな熱演に加えて、祭の熱気などをとらえた下町の風情も見どころだ。

  • 花と蛇〈2003年〉

    制作年:

    【杉本彩が体当たりで魅せる 妖艶なSMワールド!】 SM小説の巨人、団鬼六の代表作を『死んでもいい』などの鬼才、石井隆が映画化した官能ドラマ。大富豪の夫との関係が冷め切った美しきタンゴダンサーが、男たちの陰謀によって性のアンダーグランドに突き落とされていく様を描く。かつて谷ナオミらが演じてきたヒロイン役に、“女王様“的なイメージの強い杉本彩が挑戦。その大胆な新境地が話題沸騰中だ。

  • ムーンライト・ジェリーフィッシュ

    制作年:

    【藤原クンがヤクザに!意外な設定で贈る純愛劇】 現在放映中のTVドラマ『新選組!』をはじめ、演技力には定評のある藤原竜也がヤクザ役に初挑戦した異色のメロドラマ。色素性乾皮症という難病と知的障害を抱える弟の治療費を稼ぐため、夜の町で暴力の世界に生きる青年が、明朗快活な看護師と出逢ったことから、明日を夢見るようになる姿を、ファンタジックな映像の中で描き出していく。

  • IZO

    制作年:

    【三池オールスター による実験的活劇】 『ゼブラーマン』の三池崇史監督が、豪華キャスト陣を結集して、破天荒な映像と物語の限りを尽くす、渾身の実験作が誕生。1865年に処刑された伝説の連続殺人犯、人斬り以蔵が現代に復活。己の正義を貫くため、世にはびこる矛盾やまやかしを徹底的に切り裂いていく。殺戮に次ぐ殺戮の彼方に、神話的世界が立ちあらわれる異形の1本だ。

  • フレンズ

    制作年:

    【最大の危機“梁山泊“に内紛が勃発】 日本最大のパチンコ・パチスロ攻略集団“梁山泊“の内情に迫った人気シリーズの第3弾。ふたりの幹部の仲違いから、梁山泊内に内紛が勃発。巨大組織を襲った抗争必至の危機的状況が、苦悩と葛藤、そして絆の物語として描かれていく。いぶし銀の実力派たちによる味わい深い演技は必見。

  • 東京タワー〈2004年〉

    制作年:

    【これが、恋の中にいるということ 】 江國香織の同名ベストセラーを映画化。年上女性と年下青年の恋模様ふたつを描き出し、その切なさと愛しさを正攻法で見つめている。オトナであろうとするあまり窮地でほころびが生じる黒木瞳&岡田准一、愚直なまでに堂々とぶつかり合う寺島しのぶ&松本潤。その違いにも胸打たれる一作。

  • 着信アリ2

    制作年:

    【死を呼ぶ着メロの恐怖、再び! 】 三池崇史監督による大ヒット作の1年後を舞台に、新たな“死の着メロ事件“の惨劇を描くホラー映画。登場人物が事件の真相を追い、台湾へと飛ぶ意外な展開が見もの。映画初主演のミムラが恐怖に引きつった表情をリアルに表現するほか、石橋蓮司扮する刑事が前作との橋渡し役を務めている。

  • いらっしゃいませ、患者さま。

    制作年:

    【これからは医療もサービスです?】 借金苦に喘ぐ病院が、サービス業の権化である水商売仕掛け人の手で再生する…。キャバクラ風に改革されていく病院を描き、医療界が抱える様々な問題点を明るく笑い飛ばしていく破天荒な業界コメディ。無気力院長、渡部篤郎と“風俗界の救世主“大友康平の硬派な友情ドラマとしても楽しめる。

  • 四日間の奇蹟

    制作年:

    【“信じること“が感動の嵐を呼ぶ】 『半落ち』の佐々部清が紡ぐ感涙のファンタジー・ドラマ。天才少女ピアニストをかばい落雷事故に遭遇した療養センター職員の女性。少女の肉体に、4日間だけ魂を宿した彼女の決意を、少女の親代わりの元ピアニストが見守っていく。人間の根源を高らかに肯定する慈愛に満ちた視点が印象的。

  • ガラスの使徒〈つかい〉

    制作年:

    【レンズの先に、何が見える?】 日本演劇界の重鎮、唐十郎が原作・脚本・出演を兼ねた意欲作。劇団“新宿梁山泊“の金守珍がメガホンをとり、演劇色の濃いファンタジーとなっている。巨大なレンズを磨き続ける伝説のレンズ研磨職人と、ガラスの化身ともいうべき謎の美少女との交流を、幻想的に紡ぎ出す。

  • 銃声/LAST DROP OF BLOOD

    制作年:

    【秋元康プレゼンツ! 仕掛け満載の異色ヤクザ映画】 才人、秋元康が監督を務め、多彩なアイデアを詰めこんだヤクザ映画。奇想天外なバイオレンス描写、意表を突くキャスティング、ツボを心得たキメのセリフなど、随所に秋元節が光る。

  • ゲルマニウムの夜

    制作年:

    【花村萬月の衝撃ドラマを映像化!】 花村萬月の芥川賞受賞作を『赤目四十八瀧…』で話題を集めた荒戸源次郎のプロデュースで映画化した衝撃作。暴力に身を任せる青年の神への挑戦とも言える日々を描く。若手俳優の新井浩文が、荒々しくも透明感のある熱演を見せている。

  • シルバー假面

    制作年:

    【伝説の“等身大“特撮ヒーローが装いも新たに復活!】 伝説の“等身大“特撮変身ヒーロードラマ「シルバー仮面」が、まったく新しいコンセプトで蘇った! 3部構成の本作では、舞台を現代から大正時代に移し、シルバー假面も男性から日独ハーフの美女に。帝都・東京に襲来した宇宙人や怪人に立ち向かう、新生・シルバー假面の活躍が描かれる。総監修と第1話の監督はオリジナル版や「ウルトラセブン」、『帝都物語』などの実相寺昭雄。

  • 憑神〈つきがみ〉

    制作年:

    【3人の災いの神様がツキを呼ぶ(!?)時代活劇】 『鉄道員<ぽっぽや>』の名コンビ、小説家・浅田次郎と名匠・降旗康男が再びタッグを組んだ幕末人情時代劇。ひょんなことから3人の憑神を引き寄せてしまったしがない下級武士が、彼らに立ち向かっていく姿を軽妙なタッチで描き出す。人間味あふれる神様たちとの丁々発止の会話を繰り広げる主演の妻夫木聡が、ツイてない男の悲哀をコミカルに表現している。

  • HERO

    制作年:

    【あの人気TVドラマがついにスクリーンに】 全回視聴率30%超えを果たした人気TVドラマが、放送から6年の時を経てスクリーンに登場。木村拓哉演じる型破りな検事、久利生の前に今回立ちはだかるのは、松本幸四郎演じる無罪獲得件数日本一の超スゴ腕弁護士。東京地検最大のピンチを久利生たちはどう立ち向かうのか? タモリが森田一義の名義で24年振りに映画出演することも話題に。

  • 犯人に告ぐ

    制作年:

    【メディアを巻き込んだ「劇場型捜査」の行方】 一向に捜査の進まない連続児童誘拐殺人事件を解決するため、警察はテレビから犯人に呼びかけるという前代未聞の捜査を仕掛ける。かつて捜査に失敗した1人の刑事がテレビを使って犯人を追い詰めていく「劇場型捜査」を描いた雫井脩介のサスペンス小説の映画化。『椿三十郎』の公開も控える豊川悦司が刑事役に初挑戦している。

  • クローズド・ノート

    制作年:

    【一冊のノートがつなぐ運命のラブ・ストーリー】 『世界の中心で、愛をさけぶ』で日本中を泣かせた行定勲監督が久々に手掛けた本格ラブ・ストーリー。置き忘れられた一冊のノートが2人の女性をつなぎ、予想もしなかった切ない真実をたぐり寄せていく。沢尻エリカと竹内結子がノートを通じて心を通わせるふたりのヒロインを演じる。共演陣も伊勢谷友介、永作博美、サエコと豪華だ。

  • L change the WorLd

    制作年:

    【孤高の天才が最期に過ごした衝撃的な日々を描く】 大ヒットを記録した『デスノート』シリーズのキャラクター、Lを主人公にしたオリジナル作品。キラ事件解決のために“23日の余命“を選択した孤高の天才、L。彼は死の瞬間が訪れるまでに未曾有のバイオテロ事件を解決することが出来るのか?主演の松山ケンイチが、自身のキャラクターを守りながらも、まだ誰も知らない“新しいL“を熱演する。

  • 20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり

    制作年:

    【人類は“ぜっこう“されるのか?衝撃の第1章!】 圧倒的な売り上げを記録するだけでなく、数々の漫画賞にも輝いた浦沢直樹の大ヒットコミックが、全3部構成で映画化。人類を破滅の危機へと向かわせる“よげんの書“には何が書かれているのか?そして、都市を襲う黒い影の正体とは?唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子ら豪華な出演陣が入り乱れる息もつかせぬ壮大な群像劇がついに幕を開ける!

  • 映画 クロサギ

    制作年:

    【嘘、罠、計略……史上最大の詐欺計画が始まる】 「週刊ヤングサンデー」に連載され、コミック累計発行部数が400万部を記録。TVドラマも好評を博した人気作が映画化。人を騙す詐欺師だけを相手にする詐欺師“クロサギ“である主人公、黒崎が、シリーズ最大の罠を仕掛ける。山下智久、堀北真希、山崎努らドラマ版キャストが再結集。これまで以上に完成度の高いトリック・サスペンス劇に挑む。

  • 着信アリ

    制作年:

    【これでもか!これでもか!! 本気ホラー、見参】 辣腕、三池崇史が初めて本格ホラーに挑戦。アクロバティックな“配球“イメージのある同監督だが、ここではストレートど真ん中の豪速球を投げつけ、観客のド肝をぬく。ケータイが紡ぐ呪いのチェーン・リアクションの行方を、容赦ない描写の連続で明るみにする。柴咲コウのなりふり構わぬ絶叫演技はド迫力もの。さらに吹石一恵の“最期“もかなり衝撃的だ。

  • 許されざる者

    制作年:

    【ますます荒ぶる男たち! 三池流群像劇、怒涛の2時間半】 『荒ぶる魂たち』の三池崇史監督と加藤雅也が再タッグを組んだ骨太アウトロー活劇。忌まわしい過去を持つ兄弟が、抗争劇の渦中で再会。ケリをつけようとしながらも共闘するハメになる。

  • 鴨川ホルモー

    制作年:

    【摩訶不思議な祭りに燃える! 爆笑青春コメディ】 ドラマ化された「鹿男あをによし」が直木賞候補にもなった万城目学の処女作を、『ゲゲゲの鬼太郎』『犬と私の10の約束』などの本木克英が映画化。“ホルモー“と呼ばれる謎の祭りに巻き込まれていく大学生たちの、バカバカしくもエネルギッシュな青春を描くコメディ。山田孝之、栗山千明、濱田岳らが、個性的な大学生に扮して笑いを誘う。

  • 地獄〈1979年版〉

    制作年:

    強姦や近親相姦の罪を犯して、2代にわたって地獄に堕ちていく母娘。彼女たちを導き手にして、血の池、針の山、ケダモノになってうめく死者たちなど、グロテスクな地獄絵巻が展開する。脚本の田中陽造独特の、因果応報の見世物ワールドが卑俗趣味たっぷりに。

  • 刑事物語4 くろしおの詩

    制作年:

    護送中の犯人に逃げられたため免職になった片山は、キャバレーに再就職。実は、麻薬に絡んだ殺人事件の捜査のために署長が仕組んだことだった。腕を買われた片山は山梨組の身内に。片山の素性を知る組長は、若頭の企みを阻止するよう片山に頼むのだった。

  • お墓がない!

    制作年:

    【思わぬ騒動を呼び起こすバチ当たり女優のお墓探し】 自分のお墓を探して奔走する大女優の、バチ当たりな珍行動をコミカルに描く。勇ましい“極妻“とは180度違ったボケ演技を見せる、岩下志麻のコメディエンヌぶりに注目!

  • 必殺! 三味線屋・勇次

    制作年:

    【装いも新たにシリーズ復活凄腕の仕事人が悪を断つ!】 人気時代劇“必殺!“シリーズが3年ぶりに復活。三味線糸を巧みに操り、悪党を葬る仕事人の奔走をスリリングに描く。当たり役に扮した中条きよしの、クールな好演が見もの。

  • オサムの朝〈あした〉

    制作年:

    【少年時代を回想する中年男その胸に広がる熱き思い】 森詠の同名小説をベテラン監督、梶間俊一が映画化。人生の岐路に立った男が少年時代を送った那須高原に向かい、豊かだった“あの頃“を振り返り、生きる活力を取り戻していく。

  • 金融腐蝕列島・呪縛

    制作年:

    【ベストセラーを映画化経済の腐敗をえぐり出せ!】 産経新聞に連載された高杉良の小説に基づく経済ドラマ。大手銀行の改革に挑んだ男たちの奮闘が力強く描かれる。金融の腐蝕構造を一蹴しようとする主人公を役所広司が熱演。

  • 新選組〈2000年〉

    制作年:

    【幕末を生きた志士たちの物語を切り絵アニメで再現】 「御法度」でも描かれた新選組を、ユニークなアニメ映像でとらえた異色時代劇。原作コミックをモチーフにした切り絵の人形を操り、シンプルだが斬新な映像を作り出している。

  • 週刊バビロン

    制作年:

    【これが女性週刊誌の内幕!?ゴシップ記者が奔走します】 一発大逆転のスクープ記事を狙うゴシップ誌編集部の人間模様を描写。「サラリーマン専科」シリーズでもおなじみの三宅裕司が、下半身ネタを探る海千山千の記者を演じる。

  • 九ノ一金融道

    制作年:

    【冷酷でも楽しい高利貸しハイリスクなヒロイン現る】 十一(といち)以上の高金利で金を貸す美しきヒロインが、悪辣な同業者を打ち砕くコメディ。“人生はお金“というシンプルかつタフなモットーを掲げる主人公を清水美砂が演じる。

  • オーディション

    制作年:

    【シンデレラは狂気の美女!?暴力的な愛を描く衝撃作】 「DEAD OR ALIVE・犯罪者」で高い評価を得た三池崇史監督が放つサイコ・スリラー。危険な愛にのめりこんでしまった中年男の悲劇を、痛々しい描写とともに鮮烈に描く。

  • 新・男樹

    制作年:

    【父親を超えて伸し上がる若きヤクザの熱血青春記】 本宮ひろ志の人気漫画を映像化した骨太な極道ドラマ。暴力団組長の父に反旗をひるがえした若者と、仲間たちの青春群像を描く。度胸と人情を持つ主人公の熱血漢ぶりが魅力。

  • 13階段

    制作年:

    【階段の果てにあるのは? 反町隆史主演の異色作】 反町隆史が従来の豪放なイメージを一転、センシティブな新境地を見せるミステリー。ある死刑囚の冤罪を晴らす仕事を請け負った仮出所中の青年が、刑務官の男とともに真実に迫っていく。

  • スパンキング・ラヴ

    制作年:

    アダルトビデオの監督・益田亮は、出演予定の女優に逃げられ街で代役を捜していた。そこでスカウトしたのは、コピーライターを目指す坂田幸江という不思議な女。幸江のビデオは会員制秘密SMクラブのオーナーの目にとまり、益田を通して彼女はクラブへと連れ出される。オーナーの尾此木は広告業界のフィクサーでもあり、幸江は作家として一躍、時代の寵児となるのだが……。

  • 本日またまた休診なり

    制作年:

    【愉快な医師とおかしな面々のハートフルな交流記】 ひとりの少年が奔放な医師の父や家族、人情に厚い下町の人々に見守られながら成長していく過程を温かい眼差しで描写。火野正平、蟹江敬三ら芸達者な脇役陣の演技が光る。

  • 世にも奇妙な物語・映画の特別編

    制作年:

    単発TVドラマ『世にも奇妙な物語』の劇場公開作品。ジャンボ旅客機が墜落し、生き残った5人の寒さと睡魔との戦いを描く「雪山」。打ち入りなどせずに愛人と遊んで過ごしたいと願う大石内蔵助が携帯電話を拾ったことから運命が変わりだす「携帯電話」。チェスの元チャンピオンが大金持ちの老人に呼び出され対戦に応じると、それは現実の世界が盤になったチェスだったという狂気の世界を描いた「チェス」。もしも結婚にお試し期間があるなら……。二人のデータをコンピュータに入力しシミュレートされた結婚生活を体験する「結婚シミュレータ

  • 泥だらけの純情〈1977年〉

    制作年:

    大使を父に持つ財閥の一人娘と、ふと知り合った若いヤクザが恋に落ち、抗争に巻き込まれていく姿を描くアクション・タッチの純愛メロドラマ。1963年に吉永小百合、浜田光夫主演で映画化された作品のリメイク版で、百恵=友和コンビ6本目の出演作。

  • セラフィムの夜

    制作年:

    “愛と暴力“をテーマとした作家活動を続ける花村萬月の同名小説を映画化。遺伝子の先天性異常により両性具有であることを知った女性の愛と苦悩を描く。偶然に自分が両性具有だと知ってしまった涼子は、彼女に偏愛を抱く美大の後輩、大島博之のアトリエで、両性具有の天使像の絵を見せられ、犯されてしまう。自我も肉体も汚された涼子は博之を刺すが、とどめをさしたのは彼の異母兄弟の山本だった。右翼で韓国人の母を持つ山本もまた、涼子と同じく自らのアイデンティティーの崩壊に悩んでいた。そんな二人は、韓国・釜山へと旅立つが……。

  • 黄昏流星群/星のレストラン

    制作年:

    【華麗な料理が彩る大人の恋弘兼憲史の世界を映像化】 『課長・島耕作』などの大人向けのコミックで知られる弘兼憲史の原作を基にした人間ドラマ。大人の愛のドラマにフランス料理にまつわるエピソードをからめた、味のある物語が展開。

  • 海は見ていた

    制作年:

    【黒澤明が残した女性讃歌颯爽と綴られる希望のかたち】 黒澤明が着手しながら映画化を断念したシナリオに『日本の黒い夏・冤罪』の熊井啓が挑戦。客に惚れやすい娼婦が挫折の果てに希望を取り戻すまでを、ユーモラスかつ颯爽と描き切る。

  • TRICK〈トリック〉

    制作年:

    【超常現象なんてウソだ! ウワサのカルト番組、銀幕に 】 いま最も忙しい監督のひとり、堤幸彦が自身が手がけた人気TVシリーズをスケールアップ。排他的な村を訪れたマジシャン&物理学者のコンビが“神“を名乗る3人の男たちと対決する。

  • キスより簡単2 漂流篇

    制作年:

    「キスより簡単」の第2作。誰にも束縛されない自由な恋愛を楽しむヒロインの設定は生かしているが、話は前作とつながっていない。今回はまだ見たこともない父親のイメージを追いながら個性豊かな中年男たちとの出会いと別れを経験し、自立していく女性像を描く。

  • まぼろしの邪馬台国

    制作年:

    【壮大な歴史の謎にたったふたりで挑んだ夫婦の物語】 現在もなお、その全貌が明らかになっていない古代の王国・邪馬台国。その探求に人生を捧げた実在の学者・宮崎康平と、盲目の夫を支え続けた妻・和子の物語を吉永小百合、竹中直人主演で描く話題作。邪馬台国の謎を探る壮大な物語と、どんな時も支えあう夫婦の繊細な物語を、『明日の記憶』の堤幸彦監督が絶妙なバランスを持って演出している。

  • ぼくのおばあちゃん

    制作年:

    【いくつになっても心に沁みる“家族の優しさ“】 主人公がかつて過ごした、やさしいおばあちゃんとの日々を通して“家族の絆“を描きだす感動作。名女優として長いキャリアを積んできた菅井きんが本作で映画初主演を果たし、優しさと人生の深みのあるおばあちゃんを演じるほか、岡本健一、寺島進、深浦加奈子ら演技に定評のある俳優たちがズラリと顔を揃え、繊細な物語を見事に支えている。

  • 牛頭〈ごず〉

    制作年:

  • ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け

    制作年:

    ギャングたちの襲撃から1軒の店を守るために、6人の用心棒が店のマスターとともに戦う。高橋源一郎の原案をもとに、自主映画出身の山川直人が脚本を共同執筆し、監督した。三上博史が、用心棒、ビリィ・ザ・キッドとなって好演。

  • 実録 飛車角 狼どもの仁義

    制作年:

    大正末期から昭和にかけての不況と社会不安を背景に、地方からやって来た“侠客“石黒彦市が、自分の力と暴力のみを信じて生き抜いていく姿を、実録風に描いた任侠もの。飯干晃一の『狼どもの仁義』を原作に、菅原文太、小林旭らが熱演。

  • どっちにするの。

    制作年:

    アメリカ本社のコンピュータ・トラブルで突然、経営不振のオモチャ会社の副社長になってしまったOL・桑田伸子。彼女が、会社再建に向けて奮闘する様を、同僚、先輩社員との恋模様も交えて描いたシンデレラ・ストーリー。赤川次郎の『女社長に乾杯!』を「1999年の夏休み」の金子修介が脚色、映像化。奇抜な物語をコミカル・タッチでさらりとこなしている。

  • 子連れ狼・その小さき手に

    制作年:

    柳生一族の画策により妻を殺され、公儀介錯人の地位も追われた主人公、拝一刀が復讐を誓い、息子の大五郎を連れて旅に出る……。このおなじみの物語を、原作者、小池一夫の強い希望により、活劇調の前シリーズとはうって変わって、親子の情愛や絆を前面に押し出して描いた本格派時代劇。かつてのトレード・マークであった“乳母車“は登場せず、アクションも豪快さは消えたものの、情感豊かな好作に仕上がった。ラスト、波打ち際で繰り広げられる主人公と宿敵、柳生烈堂との対決は、緊張感にあふれ見ごたえがある。

  • 陽炎2

    制作年:

    女胴師とその姉貴分の確執を軸に、ヤクザの抗争を絡めて描いている。パート1を手掛けた故・五社英雄監督の遺志を受け継ぎ、奥山和由プロデューサーが映画化。昭和4年、九州の花街・門司に、なまめかしい菩薩像の刺青を背負った女胴師・不知火おりんが、姉貴分の由良を訪ねてやってくる。由良は昔、15歳のおりんを拾って一人前の女胴師に育てたが、借金のかたにおりんをヤクザに売った。この事実を知らないおりんは、由良に誘われ“大世界“で開かれた夜叉組の主催する花会で胴師を務める。しかし、自分の利益の為に手段を選ばないやり方を目の当たりにしたおりんは、由良に戦いを挑む……。総工費3億円をかけたオープンセットをすべて燃やし尽くす、ラストの爆発炎上シーンは見どころ。

  • 生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件

    制作年:

    1980年、東京・西新宿で起きた京王帝都バス放火事件で、皮膚の80パーセントを火傷する重傷を負った被害者の手記の映画化。事故後の被害者の生きる姿を桃井かおりが坊主頭になってまで熱演する。監督の恩地日出夫も半年かけて関係者に再取材、事実に重きを置いた。

  • おんなの細道 濡れた海峡

    制作年:

    弱気な男の“ボク“が行きずりの女たちと関係を繰り返していきながら、性と生の悲しみを切々とうたい上げるロマンポルノ。原作者を彷彿とさせる三上寛が“ボク“を演じ、人妻のストリッパー・山口美也子と東北の雪の中をさまよい歩いていく。武田一成監督の代表作の中の1本。

  • 喜劇 男の腕だめし

    制作年:

    戦後のミナト横浜、とあるストリップ小屋。ついつい特出しが過ぎるこの店を取り締まるべく、若い警官・湯原昌幸がやってくる。ところがこの警官、実は店のオヤジの実の息子だということがわかって……。松竹プログラム・ピクチャーの大笑いできる快作。

  • 安藤昇のわが逃亡とSEXの記録

    制作年:

    安藤昇主演の実録タッチの異色作。昭和3年6月11日、安藤昇は組員に命じて極東船舶社長・早川哲司を襲撃する。警視庁は大捜査網を始動。安藤は組員全員に徹底的な逃亡を命じ、自分は都内の愛人宅を転々とし……。34日目についに逮捕されるまでの刹那的なセックスを、「実録阿部定」などにっかつロマンポルノでならした田中登監督が濃厚に演出している。

  • 遊びの時間は終らない

    制作年:

    防犯訓練で銀行強盗に扮した生まじめなヒラ巡査が、犯人役にのめり込みすぎ、暴走してしまったことから大げさに巻き起こる珍騒動を描く。「ファンシイダンス」の本木雅弘が融通の利かない謹厳実直な若き警官を快演、新境地を開拓した。

  • truth/トゥルース

    制作年:

    【辛口のユーモアで迫る異色のコメディ】 現代のカップルが抱える問題をビビッドに浮き彫りにしたモダン・コメディ。実の父探しの旅に出た男と、その妻の珍道中を描く。都会人のナーバスな姿で笑わせつつ、夫婦や家族、セックスの問題に鋭く迫る。奇想天外な行動に出る主人公に扮した、「リアリティ・バイツ」のベン・スティーラーの妙演も見もの。

  • 姐 極道を愛した女・桐子

    制作年:

    愛人の勇の服役中に、むりやり二階堂組組長の妻にさせられた桐子。やがて出所した勇との再会に、彼女は立場をわきまえながらも喜びをかみしめる。しかし、それを知った二階堂は彼を抗争の渦中へ追いやった。桐子は勇を救うため、奔走するが……。家田荘子の原作による、もう一つの“極妻“ドラマ。

  • 四十七人の刺客

    制作年:

    元禄14年(1701年)の春。江戸城で播州赤穂藩主・浅野内匠頭が勅使響応指南役・吉良上野介と刃傷沙汰を起こし、浅野は即日切腹、藩は取り潰しと処断された。しかし吉良は無罪。この一方的な処遇の裏には、時の宰相・柳沢吉保と上杉家江戸家老・色部又四郎の策謀があった……。「十三人の刺客」などの脚本家・池上金男が、別名で発表した時代小説の映画化で、おなじみ「忠臣蔵」の物語に新解釈を施し、一種の情報・経済戦争として扱っている点が異色。吉良邸討ち入りを胸に誓った大石内蔵助が、まず塩相場を操って資金を得るくだりや、意図的な流言で“吉良憎し“の世論を高めるなど、これまで“涙“や“義理“でごまかしていた部分を合理的な解釈で埋めている。高倉健が挑む4度目の時代劇で、市川崑との初顔合わせになる。日本アカデミー賞では色部を演じた中井貴一が助演男優賞に輝いたほか、美術・録音・編集の計4部門で受賞。

  • STAR SAND-星砂物語-

    制作年:

  • さらば映画の友よインディアンサマー

    制作年:

    ロサンゼルス在住で映画評論家としても活躍していた原田眞人の監督第1回作品。人生の目標は、年365本の映画を20年間見続けることだとうそぶく中年の映画狂と、映画館の暗闇に浸る映画青年、美少女が繰り広げる青春物語。川谷の『雨に唄えば』が見もの。浅野は3本目の映画出演で美しい裸体を見せる。

  • 鬼平犯科帳

    制作年:

    人気TV時代劇『鬼平犯科帳』をTVと同じ中村吉右衛門主演で映画化。火付盗賊改方長官・長谷川平蔵は、兇賊・蛇の平十を捕らえ、火あぶりにかけるが、平十は“仲間が必ず仇をとる“と不吉な言葉を残して果てた。平蔵の密偵・おまさは、昔なじみで今も心に秘める狐火の勇五郎と再会。その夜、盗賊が薬種問屋・山田屋に押し入り、家人らを惨殺、“狐火“の絵札を残して消えるという事件が起こった。おまさは、一味の頭は勇五郎の異母弟の文吉であることを平蔵に告げ、勇五郎と二人で文吉らのもとに乗り込む。危ないところで盗賊改方に助けられるが、文吉の背後には大坂(昔の大阪)の大盗賊・白子の菊右衛門がおり、江戸の大頭目・荒神のお豊と手を組んで平蔵失脚を謀ろうとしていた……。映画では、平蔵の情の部分とあわせ、“鬼“と呼ばれる凄味が強く描かれていく。

  • 文学賞殺人事件 大いなる助走

    制作年:

    文壇界を完膚なきまでに笑い飛ばした天才・筒井康隆の傑作小説を映画化。ひょんなことから同人誌で小説を書き始めた主人公の青年は、自らの作品を直本賞受賞作にするため、審査員にゴマをすり、金を積み、うしろの童貞を捧げ、恋人を献上する。そして、出た結果は? 小説は、すべての登場人物が狂気をひきずり、その渦へ巻き込んでいくという徹底したものだが、映画では主人公に肩入れし、狂気に巻き込まれてしまった悲劇の人物として描いている。その点が弱点ともいえるが、スタッフたちの優しさともとれる。妹役の松本典子で終わるラストも鈴木監督らしい。筒井氏自身、SF作家役で怪演。

  • あらかじめ失われた恋人たちよ

    制作年:

    劇作家・清水邦夫と当時まだTVディレクターだった田原総一朗の共同脚本・共同監督による鮮烈な一編。田原も清水も同じ大学から岩波映画社に入社した先輩と後輩同士である。桃井かおりがろうあ者の少女役で本格的デビューを飾り、その美しくふくよかな裸体は当時の若い観客たちをワクワクさせた。また、当時新進気鋭の写真家・加納典明や歌手のカルメン・マキが出演し、話題をまいた作品でもある。オリンピック候補として挙げられた棒高跳びをあきらめて、次のスポーツとしてかっぱらいを選んだ主人公。彼が、北陸の地をさまよい歩きながら出会った身体障害者の兄弟との心の交流をみずみずしいタッチで描いた、一種のロード・ムービー。

  • 聖母観音大菩薩

    制作年:

    “禁断の人魚の肉を食べたものは、永遠の時を苦しみながら生きねばならない“という伝説を生きた女を描く。主役に「愛のコリーダ」の松田英子を起用、ファンタスティックな脚本とともに、若松監督の演出力が光る。

  • 超能力者 未知への旅人

    制作年:

    平凡なサラリーマン、タカツカヒカルは、危篤の母の回復を祈るうち、自分の手から強力なエネルギーが放射されているのに気づく。母の回復に驚いたタカツカは、自分が不思議な“癒“の力を身につけたことを悟り、次々と難病を治していくようになるが……。実在の超能力者をモデルに未知の世界を探る異色作。

  • 魔の刻

    制作年:

    受験の失敗に悩む息子を愛するがあまり、彼を男として受け入れてしまった母が、息子との愛を清算し自立していくまでを描く、禁断の母子相姦をテーマにした社会派のドラマ。岩下志麻自らが母親役を希望、母としての微妙な心理を見事に演じきる。

  • 嵐の季節〈1995年〉

    制作年:

    高橋三千綱の恋愛小説『掠奪の初夏』の映画化。元空手選手の片桐は、骨折と父の死を同時に体験し自立を決意、年上の恋人・泰子からも離れストイックな生活を送っていた。そんな中、片桐に命を救われた過去をもつ元不良少女のアイが現れ、二人の奇妙な関係が始まる。ある日、ふとしたことから片桐はアクション俳優のチャンスを手にするが、過去の因縁からアイは新興ヤクザに襲われてしまう。映画監督の崔洋一が俳優として出演しているのも見もの。

  • 男ともだち

    制作年:

    東京で暮らす25歳のOLえりこは、そう深くは愛していない恋人・井手の子供を妊娠した。行く末を考えあぐね、学生時代に付き合っていた魚住への想いも捨てがたい彼女は、親友の美里と彼の故郷・四国を訪ねる。一方で井手が同時に別の女を妊娠させており、その女は堕胎を選んだという事実も知る……。見延典子原作による、劇団・第三舞台の筒井真理子の映画初主演作。

  • 火天の城

    制作年:

    【安土城建立を託された宮大工の苦難と情熱】 第11回松本清張賞を受賞した山本兼一の同名小説を原作に、織田信長から安土城建立を託された宮大工・岡部又右衛門以言の知られざる奇跡を描く、総製作費15億円を投じた大型時代劇。物語は築城劇と職人を支える家族のドラマを主軸に構成。俳優人生の円熟期にある西田敏行が主演を務め、その妻役と娘役には、大竹しのぶと福田沙紀が扮する。

  • 恋谷橋

    恋谷橋

    制作年:

    【不況だからこそ頑張れる温泉町物語】 韓国のRAIN(ピ)主演ドラマにも出演するなど、女優としての活動も活発化しているSPEEDの上原多香子、初めての主演映画。リストラされて帰郷した女性が、実家の老舗旅館の危機に直面し、町おこしイベントで盛り上げようとする。『正午なり』で知られる後藤幸一監督の10年ぶりの新作。温泉町の不況が叫ばれる昨今の状況を活写した、新しい形の地方発映画だ。

  • 20世紀少年〈第2章〉最後の希望

    制作年:

    【驚くべき真相に迫る大人気シリーズ第2章!】 浦沢直樹原作の大ヒットコミックを映画化する三部作の第二作目がついに公開。前作のラストで描かれた“血の大みそか“から15年。世界の救世主として君臨する“ともだち“の正体とは?そして新たに発見された“しんよげんの書“の内容とは?第1作目のキャスト陣が続投するほか、平愛梨、ユースケ・サンタマリアら新キャストも続々と出演する。

  • ラーメンガール

    制作年:

    【異国の地“ニッポン“で展開される心温まるドラマ】 遠く離れた地・日本に残されたアメリカ人女性が、気難しいラーメン屋のオヤジに弟子入りして、完璧なラーメン作りを目指す心温まる人間ドラマ。『シン・シティ』のブリタニー・マーフィと日本を代表する名優のひとり、西田敏行が主演を勤める。監督は演劇界で活躍し、日本でも数多くの公演を行っている演出家ロバート・アラン・アッカーマン。

  • 20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗

    制作年:

    【待つのは大団円か、それとも…】 前代未聞の三部作がついに終幕の時を迎える。世界を手中に収めた“ともだち“を倒すチャンスは、はたして訪れるのか?そして、謎に満ちた“ともだち“の正体とは?<第1章>以来となるキャラクターの再登場もあり、ますます観逃せないクライマックスが待ち受ける。原作チーム参加によるコミックとは異なる結末も楽しみなところだ。

  • 劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦

    制作年:

    【電王から“超・電王“へ。新たな旅が今、始まる!】 昨年公開された『劇場版さらば仮面ライダー電王…』でひとつの区切りを迎えた電王が、“超・電王“として再出発!現在、TV放映中の『仮面ライダーディケイド』の“電王編“ともリンクする物語も登場。まだ誰も観たことのない電王が新たな旅のレールを疾走する!人気アイドル・南明奈が室町時代の少女役で出演するなど、キャスト陣にも注目だ。

  • 君が踊る、夏

    制作年:

    【よさこい、それは命ほとばしる踊り】 全国規模で空前のブームを巻き起こしている“よさこい“。本作は、'54年に高知市が町興しの一環から始めた“よさこい祭り“をテーマに、“よさこい“が持つ根源的なパワーを描き出す青春群像劇。母の入院で故郷の高知に里帰りした見習いカメラマンの青年が、高校時代の恋人の妹のため、再び“よさこい祭り“のチームを結成する姿を追いかける。

  • 人間失格

    制作年:

    【映画初主演の生田斗真が純文学の難役に挑む】 映画『赤目四十八瀧心中未遂』で数々の賞に輝いた鬼才・荒戸源次郎が監督を務め、太宰治の代表作であり、遺書的な自叙伝ともいわれる文芸大作を実写で映画化。原作者の太宰が自己を投影させたとされる破滅型の主人公役は、映画初出演にして初主演の生田斗真。演技派の共演者にも恵まれ、難役に挑むプレッシャーを見事に乗り越えて好演している。

  • 人の砂漠

    制作年:

    【東京芸大生が贈る現代日本の姿】 ノンフィクション作家の沢木耕太郎の同名ルポタージュの中から4篇を選び、東京芸術大学映像研究科の4人が監督を務めた意欲作。室井滋、小池栄子、石橋蓮司、夏木マリといった実力派俳優たちがそれぞれ主演を務め、都会の片隅で生きるさまざまな人間たちの姿を体現。30年前の現実を、今を生きる若者たちの感性を取り込み、新たな切り口で描き出す。

  • トルソ

    制作年:

    【是枝作品の名カメラマンが監督デビュー】 『誰も知らない』『歩いても 歩いても』など是枝裕和監督作品で活躍してきた名カメラマンの山崎裕が、初めてメガホンを執った長編劇映画監督作品。『M/OTHER』『殯〈もがり〉の森』の渡辺真起子や安藤サクラ、ARATAら個性豊かな俳優陣をキャストに迎え、男性型の胴体だけの人形(トルソ)をより所にして生きる30代独身OLの物語を描いていく。

  • 忍たま乱太郎

    制作年:

    【目指せエリート忍者!国民的アニメ実写化】 尼子騒兵衛のギャグ漫画『落第忍者乱太郎』、初の実写映画化。一流忍者を目指す乱太郎をはじめ、きり丸、しんべヱといった「一年は組」の仲間たち、忍術学園の先生やくノ一、悪だくみをするドクタケ城の忍者たちなど、個性豊かなキャラクターたちが大挙出演。監督は三池崇史。主演は大河ドラマ『天地人』への出演で、一躍脚光を浴びた加藤清史郎。

  • 熊本物語

    制作年:

    三池崇史が、熊本の自治体からの依頼で撮った中編の作品群。大和朝廷時代の肥後を舞台に、神の庇護を受けて朝廷軍に立ち向かった男の神話的な物語「隧穴幻想・トンカラリン夢伝説」、1200年前、中国大陸からの脅威にさらされた九州の防衛のために、送りこまれた若き兵士たちの思いを綴る「鞠智城物語・防人たちの唄」、わずか900の兵で豊臣秀吉の軍一万に立ち向かった肥後国衆の女性たちの物語「おんな国衆一揆」の3編から成る。2001年までは熊本県内の限定上映だった。

  • イグナシオ 純粋的衝動殺人者

    制作年:

    芥川賞作家・花村萬月の『聖殺人者イグナシオ』の映画化。新しいバイオレンス・キャラクターを創造した会心作。教護院の聖堂で洗礼を受け、イグナシオという洗礼名を受けた一夫は、教護院を抜け出し、新宿歌舞伎町のクラブで働き始める。しかし、イグナシオはそこで、ゲイのマネージャーに迫られ、殺してしまう。それを目撃したヤクザの組長・大谷は、イグナシオの凶暴性を見抜き、妹の茜に面倒を見させることにする。茜とイグナシオは次第に惹かれ合うようになるのだったが……。

  • 雷電

    制作年:

    赤井英和の主演で贈るギャンブル活劇。刑事を辞め、家族も捨てた男、大石は体内の細胞が発する活動電流によってパチプロとしての才能を開花させる。そんな彼の前に現れた、亡き妹とよく似た少女、彩。麻薬漬けにされた彼女を救い出すため、大石はパチンコでヤクザと決着をつけようとする。

  • ねじりん棒

    制作年:

    「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督が企画した“ラブコレクション“プロジェクトの一作。ブラック・ユーモアあふれる大人のコメディだ。床屋を訪れたタクシー運転手が回想話を始める。自宅の鍵も所持金も不倫相手の家に忘れてきた女の客を乗せてしまったため、彼女の自宅でもひと騒動。さらに、旅行中の夫が金を全部持って家を出ていた……。

  • 天使のわけまえ

    制作年:

    南果歩の設立したアポロフィルムの第1回製作作品であり、辻仁成の初監督作。クリスマスの1日、ヒロトとミンコが性感マッサージの仕事で出会う人々のドラマをオムニバス形式で描く。世間への不満からオモチャのマシンガンを撃ち鳴らす孤独な画学生、記憶喪失の詩人、男と別れたばかりの女流作家、死んだ妻の遺体と暮らす狂気の男。様々な人々との出会いから多くの不幸と幸せを知り、二人はまた次の世界へと旅立っていく。

  • 四万十川

    制作年:

    笹山久三原作の同名小説の中から第1部『あつよしの夏』と第2部『とおいわかれの日々に』の部分を、恩地日出夫が映画化。昭和30年代前半の高知県。自然と戦いながら四万十川流域に住む人々や家族の姿を通して、主人公の少年・篤義の成長を温かく描いた。樋口可南子が力強く生きる母親役を演じている。

  • 花物語

    制作年:

    太平洋戦争末期、食糧難のため多くの家がそれまでの花から野菜へと畑を転作、しかし、心から花を愛する女・ハマだけは花畑をかたくなに守った。そんななか食糧管理法が施行され、ハマの畑にも食物の栽培が義務付けられる。当時の実話に題材をとった田宮虎彦の『花』を原作にした心温まるドラマ。

  • プライド 運命の瞬間〈とき〉

    制作年:

    伊藤俊也監督・津川雅彦主演で新たな東條英機像を描き出し、様々な論争を呼んだ歴史大作。終戦後、国際軍事裁判に出廷した元内閣総理大臣・東條英機は極刑を覚悟していたが、戦争の原因をすべて敗戦国に押し付けようとする連合国の意図を知り、裁判を戦い抜くことを決意するのだった……。津川雅彦、裁判長を演じる「ロボコップ」のR・コックス、主席検事を演じた「G.I.ジェーン」のS・ウィルソンら俳優陣の好演。さらに完全再現された法廷セットで行われる緊迫感あふれる裁判シーンとで、見ごたえのある壮大な人間ドラマとなっている。

  • 不法滞在

    制作年:

    在日外国人問題を背景に描く、陣内孝則主演の異色サスペンス。入国管理官、通称“入管Gメン“として外国人不法滞在者たちの摘発に追われる辰巳洋一。ある日、辰巳は偽造パスポート組織の捜査で、かつて強制送還した台湾女性・李美菱と再会する。捜査のため接近するうち、彼女に一人娘の死がもとで別れた妻を二重写しにしてしまう辰巳。一方、美菱も彼に惹かれ始めるが、娘を人質に取られ組織を離れることはできない。そんな折、台湾にいる娘が病気で危険との知らせが届いたことから、美菱は思い切った行動に出るのだが……。撮影は「(ハル)

  • トゥルース

    制作年:

    萩原聖人が、職務と正義の間で苦悩し狂気へと走る報道記者を熱演する力作。南海のガデラ共和国で、先住民ラジャ族が政府に反旗を翻した。現地の様子を取材している先輩記者・沢田に合流した新人記者の羽済は、スクープをものにするためには手段を選ばない彼のやり方に反発する。戦火が広がる中で何度も身の危険にさらされる羽済は、やがて反乱を引き起こした意外な真相を知り……。真実を追うスリリングな取材過程と殺りくの残酷描写を交えて、ジャーナリストとは何かを鋭く訴えかける。

  • ドン松五郎の生活

    制作年:

    ワープロを打つ天才犬・ドン松五郎が“すべての犬は人間の言葉が分かる“と打ったことから、人間たちがパニックに陥る様子をユーモアたっぷりに描いた作品。雑種のドンをはじめ、多種多様な犬の集団が疾走するシーンはなかなかスリリング。西村知美も愛らしい。

  • 実録外伝 大阪電撃作戦

    制作年:

    “仁義なき戦い”シリーズの大ヒットによって火がついた東映実録路線の異色作。ひたすら暴力的でエネルギッシュな深作欣二に対し、中島貞夫の狂暴さの中に秘めたシニカルな視線が、この作品に奇妙な味を残している。

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