富田鈴花、歌は“切っても切り離せない存在” 「ソロでライブもしたい」日向坂46時代からの夢を語る
2025年6月に日向坂46を卒業した富田鈴花が、ミュージカル『GYPSY』に出演する。彼女が演じるのは、歌やダンスで脚光を浴びながらも、自分らしさを模索し葛藤する次女・ジューン。自身にとっても歌は「切っても切り離せない存在」だと話す富田に、本作への思いやグループ卒業後の近況、今後の展望などを語ってもらった。
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◆歴史あるミュージカルに大抜擢「この世界観に染まっていけるように」
――今作への出演が決まった心境をお聞かせください。
富田:華やかで、すごく歴史のあるミュージカルなので、再演というありがたい機会に出演することができて、身の引き締まる思いです。積み重ねてきた歴史やキャラクターの背景もしっかり感じながら、これまで築き上げられてきたものを大切に、自分の思うジューンを演じられたらなと思います。
――役柄についてはどのようなイメージを持ち、どう表現したいと感じていますか。
富田:2人姉妹の次女で、下の子って可愛がられがちだと思うんですけど、ジューンはすごく才能があるんです。母親であるローズの「ジューンの才能をもっと世間に見せてあげたい」「スターに仕立てあげたい」という気持ちを受け止めながらも、自分の意志が芽生えてくる。自分に近しいところもすごくありますが、自分とはまったく違う人なので、そこにはあまりとらわれず、この世界観にしっかり自分が染まっていけるように、稽古場で皆さんとコミュニケーションを取れたらなと思います。
――「近しいところ」と言うと?
富田:私も3人きょうだいの末っ子で甘やかして育ててもらったので、わがままなところや嫉妬心を抱きやすい部分は似ているんじゃないかなと感じます。ジューンも、ステージの上ではすごく輝かしくて、歌もダンスも上手だと言われるんですが、その裏で実は人間らしい悩みも抱えているような子。「ステージの上では完璧でいたい」と思っていた私と重なる部分があります。

――2023年に上演された本作の映像もご覧になったそうですが、今回の出演にあたって、影響を受ける部分はありましたか。
富田:ありすぎるくらいなので、映像を見ようか迷ったほどです。私は他の人のやり方を見ると「真似したい!」とすぐに思ってしまうタイプで、今まではいろいろな作品を見ないようにしてきたんですが、今回は歴史ある作品ということもありますし、主演の大竹さんが続投されているということもあって、世界観を知った上で違う引き出しを自分の中で見つけられるような時間になったらいいなと思いました。前回のキャストの皆さんが素敵すぎて、自分にしかできないものを混ぜていかないと大変なことになると思うので、自分を探す上でもすごく貴重な機会になると感じました。

