研ナオコらが初出演! 高嶋政宏は38年ぶり 次期朝ドラ『風、薫る』新キャスト発表
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■大山巌役/高嶋政宏
――「風、薫る」に出演される意気込み
鹿児島に生まれ、せごどんの背中を追い続け、スイスに留学していた大山巌さんを今回、演じさせて頂きます。実はプライベートで鹿児島を物凄く愛し、さらにスイス人の奥さんがいる僕にとって、こんなにも幸せな役の巡り合わせがあるの
か?!と、その感動に打ち震えております。さっそく東京・北の丸の銅像や西那須野の墓所、旧別邸を表敬訪問したんですが、その大きさ、そして何よりも平和を強く望んでいた志を深く感じました。そんな巨大な大山巌さんを「風、薫る」の中に出現させられるよう心して臨ませて頂きます。
――連続テレビ小説 出演歴
1988年後期の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」以来、実に38年ぶりの朝ドラです!当時はただただ無我夢中で日々を喘ぎながらも走り抜けていった記憶がありますね。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
僕は小学生時代とにかく、やんちゃで怪我ばかり。しょっちゅう病院とくに看護師さんたちにお世話になった経験がありすぎて、ホントに頭が上がりません。
■松山ふさ役/二田絢乃
――「風、薫る」に出演される意気込み
初めてスタッフの皆さんとお会いしたとき、「おもしろいものをつくりたい」という熱意が強く伝わってきました。作品への深い愛情を感じ、“私もこの世界の一部になるんだ”と胸が熱くなりました。そんな場所に立てることが、とても幸せです。
松山ふさは、鹿鳴館で働く女性で、当時の規律や価値観の中でまっすぐに生きる人です。主人公たちの新しい考えに戸惑いやもどかしさを感じながらも、心の奥で何かが動いている――そんな揺らぎを丁寧に演じられたらと思います。
――連続テレビ小説 出演歴
小さい頃から、家では毎朝のように朝ドラが流れていました。家族が支度をする音やトースターの音と一緒に、テーマ曲が聞こえてくるのが日課でした。母校が描かれた作品が放送されたときは、とても誇らしくて、家族や友人と盛り上がったのを今でもよく覚えています。大人になってから見る朝ドラでは、登場人物のまっすぐな言葉や思いに、どきっとしたり、涙が出てしまうことが増えました。年齢や経験を重ねるごとに、心に響く場面が変わっていく。
その懐の深さこそが、多くの人に長く愛されている理由だと思います。朝ドラは、ひとりの人生を描くだけでなく、その時代を生きた人々の息づかいや、社会の空気までも映し出してきた作品だと思います。そんな作品に関われることができ、とても嬉しく思います。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護と直接関係があるわけではありませんが、介助の仕事に関わっています。知的障がいを持つ方の一人暮らしを支えるもので、ご飯を一緒に食べたり、遊んだりする自立支援です。日々の支援の中でお風呂に入れる機会があり、「人に触れることは“人生に触れること”に近い」と感じる瞬間があります。仕事を始めたばかりの頃、目の前の人の背中を洗っているときに、「ああ、私はこの人の生活に関わっているんだ」と、背筋が伸びる思いがしました。言葉を交わさなくても、何かが伝わる――そんな不思議な感覚を初めて味わいました。
同時に、「私はこれまで誰かの背中を洗ったことがあっただろうか」とも思いました。家族でさえ経験のなかったことでした。
“触れる”という行為は、その人の生活をあずかること。医療や看護の現場では、きっとそれは“命をあずかること”に近いのだと思います。その重さを思うと、自然と頭が下がるような尊敬の気持ちでいっぱいになります。
今回の作品を通して、強い意志と覚悟を持って人に寄り添う方々の姿に触れられることを、とても楽しみにしています。
■河合志麻役/中田青渚
――「風、薫る」に出演される意気込み
この度「風、薫る」に出演させていただけることになりとてもうれしく思います。
衣装合わせをして服装やカツラからも明治時代の文明開化を感じており、流動的な時代を生きる女性を演じられることが楽しみです。
――連続テレビ小説 出演歴
「らんまん」に出演させていただきました。前回朝ドラ現場のチーム感を感じ、朝早くても夜遅くても雰囲気の良い現場だったので、緊張もあったのですが安心して飛び込むことができました。また再び朝ドラの世界に入れることが嬉しいです。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
妹が看護学生なので実習の話を聞いたり、勉強量を見ていて看護師という仕事の大変さを改めて感じ、看護に関わる皆さまへの尊敬の気持ちが大きいです。

