レイチェル・ワイズ、往年のハリウッド女優エリザベス・テイラーの伝記映画で主演

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映画『女王陛下のお気に入り』の女優レイチェル・ワイズが、映画『ジャイアンツ』や『クレオパトラ』などで有名なハリウッドの伝説的女優エリザベス・テイラーの伝記映画『A Special Relationship(原題)』で主演するという。
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The Hollywood Reporterによると、『A Special Relationship(原題)』は日本劇場未公開の2016年作『ダンス・キャンプ』の女性監督デュオ、バート&バーティがメガホンをとる。脚本は映画『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞脚色賞を受賞したサイモン・ボーフォイが執筆するとのことだ。
ハリウッド女優として輝かしい功績を残し、豪奢な私生活でも話題を振りまいたテイラー。世界で最も有名な女優の1人だが、『A Special Relationship(原題)』はテイラーの女優人生ではなく、1980年代からエイズ撲滅運動に力を入れた活動家としての姿を、彼女のアシスタントだったロジャー・ウォールとの友情を通して描くという。
テイラーは1980年代半ばに新しいパーソナルアシスタントして、生まれも育ちも違うゲイの男性ロジャーを雇った。ロジャーとの友情がきっかけで、テイラーは当時、レーガン政権が無視していたエイズ・エピデミックに言及。米エイズ研究財団やエリザベス・テイラー・エイズ基金などを立ち上げ、エイズ撲滅運動に貢献した。本作はそんなエリザベスの知られざる姿にスポットライトを当てるとのことだ。