『とと姉ちゃん』西島秀俊、“3人姉妹”に翻弄されるも「家族の幸福感がある」
朝ドラは『純情きらり』以来、10年ぶりとなる西島だが「今回も重なっているスタッフが多くて、それもすごくうれしい再会でしたね」と懐かしみつつ、「やっぱり家族の話じゃないですか、朝ドラって。朝起きて食べるシーンから寝るシーンまでずっと撮るし、なんですかねあの感じ」とカラリと笑う。
そして「ほかのドラマでは感じられない家族の幸福感があるんですよね。あと、朝ドラをやるスタッフの皆さんがすごく大事に楽しんで、写真を壁に飾ったり、お菓子とか出したり…独特の現場ですね。俳優にとってはそういうことが心安らぐというか、現場に行くのが楽しくなる」と述懐する。
現在、『とと姉ちゃん』の出演者が次々と発表されている。一週間のみの出演となる西島はどのように感じているのだろうか。西島は「うらやましいなというのが正直な感想ですね。ぜひ共演したい、もう1度共演したいなという方たちばかりなので。心強いという思いもあります。僕は死んでからの台本もいただいていて、ますます面白いストーリーが進んでいるのを感じていることで、一視聴者としても楽しみにしています」と期待を込めていた。(取材・文:梶原誠司)
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』は総合テレビにて4月4日より月曜から土曜まであさ8時放送。