『月の満ち欠け』有村架純×目黒蓮演じる“許されざる恋に落ちた恋人たち”を捉えた新場面写真解禁
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俳優の大泉洋が主演し、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウが共演する映画『月の満ち欠け』より、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯する現代と80年代の様子を捉えた新場面写真が解禁された。
【写真】大泉洋、有村架純、田中圭ら、映画『月の満ち欠け』新場面写真
本作は、第157回直木賞を受賞し、累計発行部数が42万部を超えた佐藤正午のベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)を映画化。「愛する人にもう一度めぐり会いたい」という願いが起こした“奇跡”が紡ぐ、壮大なラブストーリー。
主人公・小山内堅には大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦には、単独での映画出演は初となる、Snow Manの目黒蓮。小山内の妻・小山内梢には柴咲コウ。そして、正木瑠璃の夫・正木竜之介には田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆいには伊藤沙莉。監督は廣木隆一が務める。
主人公・小山内堅(大泉)は、愛する妻・梢(柴咲)と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘の瑠璃を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒)が訪ねてくる。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。
愛し合っていた一組の夫婦と、許されざる恋に落ちた恋人たち。全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い想いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だった―。
今回解禁された場面写真は、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃(有村)を中心とした4枚の写真。レコードショップでバイトをする大学生・三角哲彦(目黒)とビールを手に楽しそうに会話する姿を見せる一方、夫の正木竜之介(田中)と重苦しい空気のなかにらみ合う様子も見受けられる。対照的な2つの場面は、秘密めいた物語を予感させる。
また、穏やかな表情で何者かを見つめる瑠璃の姿が印象的なシーンの背景は、80年代の高田馬場駅前。巨大オープンセットと最新CGで再現したという、壮大なスケールの映像美にも期待が高まる1枚だ。一転し、現代の小山内堅と、小山内の娘である瑠璃の親友・緑坂ゆい(伊藤)を映した1枚では、2人が深刻な様子で話しこむ姿が捉えられている。一見無関係に思える、正木瑠璃と小山内瑠璃の物語が、どのように交錯するのか。
映画『月の満ち欠け』は12月2日より全国公開。