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光石研

光石研
出身地:福岡県
生年月日:1961年9月26日

光石研 出演映画作品

  • ディア・ファミリー

    ディア・ファミリー

    制作年:2024年6月14日(金)公開

    ノンフィクション作家・清武英利の著書『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』を、大泉洋主演で映画化。生来の心臓疾患で余命10年を宣告された娘の未来を変えるために、知識も経験もない町工場を経営する父親が医療界を動かす。監督は『君の膵臓をたべたい〈2017年〉』の月川翔。共演は菅野美穂、福本莉子、川栄李奈ら。

  • 夜明けのすべて

    夜明けのすべて

    制作年:2024年2月9日(金)公開

    瀬尾まいこの同名小説を、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の松村北斗と上白石萌音のW主演で映画化した。月に1度、苛立ちを抑えられなくなる女性が、転職してきた青年を怒ったことがきっかけで親しくなっていく。監督は『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱。共演は渋川清彦、芋生悠、藤間爽子、りょうら。音楽はHi’Specが担当する。

  • 光る校庭

    光る校庭

    制作年:2023年12月1日(金)公開

    自主制作映画の祭典、第9回賢島映画祭で準グランプリに輝いた少年の成長物語。東京から母親の故郷へ移り住んだ少年が、転校先で出会った同級生と死生観を考える。監督は比嘉一志。撮影は豊田市商業観光課の協力の元、愛知県豊田市で行われた。出演は梅垣然太、笹木祐良、安達祐実、里園侑希、光石研ら。主題歌は、大平伸正の“描くヒカリ”。

  • 逃げきれた夢

    逃げきれた夢

    制作年:2023年6月9日(金)公開

    2019年フィルメックス新人監督賞で、グランプリに輝いた企画を映画化。定時制高校の教頭を務める男性が、記憶が薄らいでいくことをきっかけに、これまでの人生を振り返る。監督は『枝葉のこと』の二ノ宮隆太郎。主演は、『あぜ道のダンディ』や配信ドラマ『新聞記者』など幅広く活躍している光石研。共演は吉本実憂、工藤遥、杏花、岡本麗ら。

  • 波紋

    波紋

    制作年:2023年5月26日(金)公開

    現代社会に潜んでいる問題に焦点を当てたサスペンスフルな人間ドラマ。次々と降りかかる苦難に感情を抑える女性が、新興宗教を拠り所にし、絶望の中で募った感情を爆発させる姿を描く。監督を務めたのは、『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子。出演は筒井真理子、光石研、磯村勇斗、木野花、キムラ緑子など実力派俳優たちが名を連ねている。

  • 大阪古着日和

    大阪古着日和

    制作年:2023年4月21日(金)公開

    YouTube発のドラマシリーズ『東京古着日和』を映画化。主人公のお笑い芸人が単独ライブで訪れた大阪のとある古着屋を舞台に、古着を通して店員とその家族を巻き込みとある騒動を繰り広げる様を描く。監督は谷山武士。お笑い芸人“さらば青春の光”の森田哲矢が映画初主演する。共演には光石研、花梨、東ブクロ、森島久らが名を連ねている。

  • メタモルフォーゼの縁側

    メタモルフォーゼの縁側

    制作年:2022年6月17日(金)公開

    芦田愛菜と宮本信子が10年ぶりに共演した人間ドラマ。“このマンガがすごい!”を受賞した、鶴谷香央理による同名漫画を基に実写化。人付き合いの苦手な女子高生と、夫を亡くした孤独な老婦人がBL漫画を通して交流する姿を描く。 監督を務めたのは、狩山俊輔。なにわ男子の高橋恭平が映画初出演を果たす他、古川琴音、生田智子らが出演する。

  • メタモルフォーゼの縁側

    メタモルフォーゼの縁側

    制作年:2022年6月17日(金)公開

    芦田愛菜と宮本信子が10年ぶりに共演した人間ドラマ。“このマンガがすごい!”を受賞した、鶴谷香央理による同名漫画を基に実写化。人付き合いの苦手な女子高生と、夫を亡くした孤独な老婦人がBL漫画を通して交流する姿を描く。 監督を務めたのは、狩山俊輔。なにわ男子の高橋恭平が映画初出演を果たす他、古川琴音、生田智子らが出演する。

  • EUREKA/ユリイカ〈デジタル・マスター完全版〉

    EUREKA/ユリイカ〈デジタル・マスター完全版〉

    制作年:2022年5月13日(金)公開

    2022年3月21日に逝去した青山真治監督を追悼して、初期の代表作をデジタル・マスター完全版で上映。バスジャック事件で心に深い傷を負った運転手と兄妹の再生の物語を描く。出演は、役所広司をはじめ、宮崎あおい、宮崎将、斉藤陽一郎、国生さゆりら。2000年のカンヌ映画祭で国際批評家連盟賞、エキュメニック賞を獲得した1作だ。

  • やがて海へと届く

    やがて海へと届く

    制作年:2022年4月1日(金)公開

    彩瀬まるの同名小説を基に映画化したヒューマンドラマ。憧れでもあった親友の死を受け入れられずにいる主人公が、悲しみを抱えながらも、未来への1歩を踏み出そうとする姿を描く。監督を務めたのは、中川龍太郎。主演は岸井ゆきのが務め、親友役を浜辺美波が演じる。また、杉野遥亮、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子らが共演者に名を連ねている。

  • マイ・ダディ

    マイ・ダディ

    制作年:2021年9月23日(木)公開

    “TSUTAYA CREATORS' PROGRAM”の2016 年準グランプリ受賞企画を映画化したヒューマンドラマ。つつましくも幸せな日々を送っていた一児の父で小さな教会の牧師である男性が、突然一人娘が病に侵されながらも、前向きに生きていこうとする姿を映し出す。主演は、意外にも本作で映画“初”主演となるムロツヨシ。

  • 由宇子の天秤

    由宇子の天秤

    制作年:2021年9月17日(金)公開

    『火口のふたり』で第93回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を獲得した瀧内公美が主演を務めた社会派ドラマ。女子高生いじめ自殺事件の真相を追うドキュメンタリーディレクターの女性が、学習塾を経営する父のある行動で、究極の選択を迫られる様を描く。『かぞくへ』の春本雄二郎が監督を務め、河合優実、梅田誠弘、松浦祐也らが出演する。

  • 浜の朝日の嘘つきどもと

    浜の朝日の嘘つきどもと

    制作年:2021年9月10日(金)公開

    福島県南相馬市に実在する朝日座という100年近い歴史を持つ映画館を舞台にした感動ドラマ。閉館予定の映画館を何とか存続させようとする女性と複雑な思いを抱く映画館支配人を中心にした物語が展開する。『百万円と苦虫女』のタナダユキが監督を手掛け、主演を高畑充希が務めるほか、人気落語家・柳家喬太郎、大久保佳代子らが共演する。

  • ヒルコ/妖怪ハンター〈レストア&リマスター版〉

    ヒルコ/妖怪ハンター〈レストア&リマスター版〉

    制作年:2021年7月9日(金)公開

    塚本晋也監督がデビュー作『鉄男』に続いて手がけた、諸星大二郎原作による『ヒルコ/妖怪ハンター』がレストア&リマスター版で登場。異端視された考古学者が、日本各地の学術調査で超自然的な現象に遭遇していく様を描く。若き日の歌手・沢田研二が、主人公の考古学者・稗田を演じる。初公開から30年を迎えた名作が、色鮮やかによみがえる。

  • バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~

    バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~

    制作年:2021年4月9日(金)公開

    映画やドラマで活躍する名脇役たちが本人役で出演している大人気ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズの劇場版。ドラマ版でおなじみの田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめ、菜々緒、有村架純ら総勢100名の豪華出演陣が集結。個性豊かなキャストが織りなす悲喜こもごもの人間模様に注目だ。監督は、ドラマ版も手がけた松居大悟。

  • 喜劇 愛妻物語

    喜劇 愛妻物語

    制作年:2020年9月11日(金)公開

    『嘘八百』などの脚本家・足立紳が、自身の経験を基に執筆したオリジナル小説『乳房に蚊』を基に映画化。売れない脚本家と、その家族が香川県へシナリオハンティングの旅に出て、行く先々でトラブルを巻き起こす様を描き出す。主人公・豪太役を『決算!忠臣蔵』などの濱田岳、その恐妻であるチカ役を水川あさみ、娘のアキを新津ちせが演じている。

  • 青くて痛くて脆い

    青くて痛くて脆い

    制作年:2020年8月28日(金)公開

    デビュー作『君の膵臓をたべたい』が大ベストセラーとなり、“キミスイブーム“を巻き起こした作家、住野よるの原作を映画化した青春ドラマ。大切な仲間と居場所を失った青年の復讐劇が展開する。主演は、『キングダム』で第43回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮。ヒロイン役を、『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花が務める。

  • こおろぎ

    制作年:2019年12月7日(土)公開

    青山真治監督が2006年に完成させ、東京国際映画祭、ヴェネチア映画祭に出品されながらも、劇場で一般公開されなかった幻の映画が初公開される。謎めいた伝説の残る西伊豆を舞台に、共に暮らす男女の奇妙な関係を映し出す。鈴木京香と山崎努のほか、安藤政信、伊藤歩、光石研などが出演。俳優としても活躍する岩松了が、脚本を担当している。

  • “隠れビッチ”やってました。

    “隠れビッチ”やってました。

    制作年:2019年12月6日(金)公開

    『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督が、あらいぴろよの同名ベストセラーコミックを映画化。肉食系から草食系まで男性を惑わし、見た目は清楚系、でも心に闇を持つ女性の恋愛をコミカルに描く。映画初主演の佐久間由衣が、小悪魔的なヒロインを熱演するほか、村上虹郎、大後寿々花、森山未來、小関裕太ら豪華キャストが出演。

  • わたしは光をにぎっている

    わたしは光をにぎっている

    制作年:2019年11月15日(金)公開

    『愛の小さな歴史』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『四月の永い夢』と、一作ごとに評価が高まっているまだ20代の新鋭・中川龍太郎監督によるヒューマンドラマ。銭湯の仕事を手伝う女性が、そこに集まるさまざまな人々と関わることで、前進していく姿を映し出す。主演は、『おいしい家族』をはじめ出演作が目白押しの松本穂香が務める。

  • ブラック校則

    ブラック校則

    制作年:2019年11月1日(金)公開

    Sexy Zoneの佐藤勝利とKing & Princeの高橋海人が初共演する青春映画。髪形や服装、行動に至るまで、必要以上に学生を縛る“ブラック校則”と闘う高校生たちの姿を描く。メガホンを取るのは『いちごの唄』で映画監督デビューした新鋭・菅原伸太郎で、『セトウツミ』の原作者・此元和津也がオリジナル脚本を手がけている。

  • 蜜蜂と遠雷

    蜜蜂と遠雷

    制作年:2019年10月4日(金)公開

    史上初の直木賞と本屋大賞のダブル受賞を果たした恩田陸の同名小説を映画化した音楽ドラマ。国際ピアノコンクールを舞台に、4人の天才ピアニストたちの戦いや成長を描く。松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、新人の鈴鹿央士がそれぞれ複雑な背景や葛藤を抱える若きピアニストたちを熱演。『愚行録』で脚光を浴びた新鋭、石川慶がメガホンを取る。

  • 任侠学園

    任侠学園

    制作年:2019年9月27日(金)公開

    今野敏による人気小説『任侠』シリーズの1作を映画化した人間ドラマ。昔気質のヤクザ者が義理と人情を武器に、経営難になった学校の経営再建を試みる姿を映し出す。TVドラマや映画にひっぱりだこの西島秀俊が主演を務め、西田敏行が共演する。監督を務めるのはTVドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』や『民王』を手がけた木村ひさし 。

  • 劇場版 そして、生きる

    劇場版 そして、生きる

    制作年:2019年9月27日(金)公開

    WOWOW『連続ドラマW そして、生きる』全6話を凝縮し再編集した劇場作品。震災の影響などさまざまな逆境に左右されながらも登場人物たちが力強く生きていく様や、恋愛模様を描き出す。主演に有村架純と坂口健太郎を迎え、『8年越しの花嫁』の岡田惠和がオリジナル脚本を、『君の膵臓をたべたい』のメガホンを取った月川翔が監督を務めた。

  • 乱反射

    乱反射

    制作年:2019年9月21日(土)公開

    2018年9月にテレビ朝日系列で全国放送され反響を呼び、海外の映画祭でも高い評価を得たTVドラマを劇場公開。『舟を編む』の石井裕也監督が、人気ミステリー作家・貫井徳郎の同名小説を基に、不慮の事故で息子を突然失った新聞記者の孤独な闘いを描き出す。主演を務めるのは、『悪人』『東京家族』の妻夫木聡と『八日目の蝉』の井上真央。

  • いちごの唄

    いちごの唄

    制作年:2019年7月5日(金)公開

    銀杏BOYZの楽曲に想を得て生み出されたラブストーリー。同バンドのフロントマンで、俳優でもある峯田和伸と、彼が出演したTV『奇跡の人』『ひよっこ』の脚本家、岡田惠和がタッグを組み、切ない愛のドラマを紡ぎだす。ロックミュージシャンで俳優業もこなす古舘佑太郎と、TVドラマ『半分、青い。』の石橋静河のフレッシュな共演に注目。

  • ザ・ファブル

    ザ・ファブル

    制作年:2019年6月21日(金)公開

    今や日本映画界を背負う存在へと成長した岡田准一が、凄腕の殺し屋を演じるアクション。単行本の累計部数が200万部を突破する南勝久の同名コミックを基に、下されたミッションにより殺しを封印して普通の生活を送ることになった伝説の殺し屋に待ち受ける苦難が描かれる。共演は木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ら豪華俳優陣。

  • 教誨師

    教誨師

    制作年:2018年10月6日(土)公開

    2018年2月に急逝した大杉漣がプロデュースし、自ら主演を務めたヒューマンドラマ。受刑者の心の救済に努め、彼らが改心するよう導く“教誨師”の主人公が、教誨室という閉ざされた空間を舞台に、世代も境遇も異なる死刑囚6人との会話を繰り広げていく。死刑囚役を光石研、古舘寛治ら。監督は『ランニング・オン・エンプティ』の佐向大。

  • 羊と鋼の森

    羊と鋼の森

    制作年:2018年6月8日(金)公開

    ピアノの調律師の世界を繊細な筆致で綴り、2016年本屋大賞で第1位に輝いた宮下奈都の小説を映画化。ピアノ調律に魅せられた青年が、さまざまな出会いを通して成長していく姿を描く。青年・外村を山崎賢人が、外村に感銘を与え、彼の人生を導いていく調律師・板鳥を三浦友和が好演。『orange-オレンジ-』の橋本光二郎が監督を務める。

  • モリのいる場所

    モリのいる場所

    制作年:2018年5月19日(土)公開

    明治、大正、昭和の画壇で活躍し、“仙人”と呼ばれた洋画家、熊谷守一とその妻の秀子を題材にした人間ドラマ。『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督がオリジナル脚本を手がけ、老夫婦のとある夏の1日をユーモアたっぷりに描く。山崎努と樹木希林の大ベテランが主演を務める他、加瀬亮、吉村界人、三上博史ら豪華キャストが顔を揃える。

  • 悪と仮面のルール

    悪と仮面のルール

    制作年:2018年1月13日(土)公開

    芥川賞作家・中村文則の同名傑作小説を映画化した深遠なサスペンスドラマ。“悪”になることだけを望まれて生まれてきた稀代の殺人者・久喜文宏の罪と愛の物語を描く。玉木宏が文宏役で主演を務め、これまでのイメージと異なる新たな一面を見せる。また、久喜が命懸けで守ろうとする初恋の女性を新木優子、テロ組織の実行犯を吉沢亮が演じる。

  • 南瓜とマヨネーズ

    南瓜とマヨネーズ

    制作年:2017年11月11日(土)公開

    『ローリング』の冨永昌敬監督が、『blue』『strawberry shortcakes』で知られる魚喃キリコの同名漫画を映画化した恋愛劇。5年ぶりの主演作となる臼田あさ美が、太賀とオダギリジョーを相手にふたりの男性の間で揺れる女心を繊細に演じる。冨永監督と親交ある音楽家・やくしまるえつこが音楽監修と劇中歌制作を担当。

  • おじいちゃん、死んじゃったって。

    おじいちゃん、死んじゃったって。

    制作年:2017年11月4日(土)公開

    JRAやソフトバンクなど、話題CMを手掛ける新進気鋭の演出家として活躍してきた森ガキ侑大監督の長編デビュー作。祖父の葬儀で、久々に顔を合わせた家族が隠していた本音を吐露することで、新たな1歩を踏み出す姿が描き出される。NHK大河ドラマ『真田丸』への出演などで注目を集める若手実力派女優、岸井ゆきのが映画初主演を務めている。

  • アウトレイジ 最終章

    アウトレイジ 最終章

    制作年:2017年10月7日(土)公開

    北野武監督によるバイオレンス映画の第3作にして集大成となる最終章。前作の抗争後に再び起きた関西・花菱会の内部の権力争いと、そこにいみじくも巻き込まれる形になった大友の復讐の果てが描かれる。ビートたけし、西田敏行、塩見三省、松重豊ら日本を代表する強面俳優たちが続投し、大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳らがシリーズに初参戦する。

  • 散歩する侵略者

    散歩する侵略者

    制作年:2017年9月9日(土)公開

    劇作家・前川知大による劇団イキウメの人気舞台を『岸辺の旅』の黒沢清監督が映画化。謎の“侵略者“に体を乗っ取られた夫と、夫の不可解な言動に翻弄される妻を中心に、“侵略者“の出現により日常や町が徐々に姿を変えていく様を描く。夫婦役で松田龍平、長澤まさみが初共演を果たし、長谷川博己が殺人事件を調べるジャーナリストに扮する。

  • 彼女の人生は間違いじゃない

    彼女の人生は間違いじゃない

    制作年:2017年7月15日(土)公開

    『さよなら歌舞伎町』の廣木隆一監督が、どうしても描きたかったという自身の処女小説を映画化。震災から5年が経った福島で市役所職員として働きながら、週末になると高速バスで東京に向かい、デリヘル嬢のアルバイトをしているヒロインの姿を描く。『グレイトフルデッド』の瀧内公美が体当たりで主演を務め、光石研、高良健吾らが脇を固める。

  • 14の夜

    14の夜

    制作年:2016年12月24日(土)公開

    『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を獲得した注目の脚本家、足立紳の監督デビュー作。1987年のとある田舎町を舞台に、性に興味津々の男子中学生たちのちょっとした冒険と青春の1ページをユーモアたっぷりに描き出す。主演はオーディションで選ばれた新人の犬飼直紀が務め、『二重生活』の門脇麦ら実力派俳優が脇を固めている。

  • 海賊とよばれた男

    海賊とよばれた男

    制作年:2016年12月10日(土)公開

    『永遠の0』の原作者、百田尚樹のベストセラー小説を、同作の山崎貴監督と主演の岡田准一のタッグが映像化。戦後の復興期を背景に、石油業の販売に尽力した男の不屈の闘志を描き出す。激しい逆風の中で、必死にもがいて前進しようとする人間の力強い生き方が胸を打つ。空襲後の廃墟と化した東京の風景などの、圧倒的なVFX映像も見どころだ。

  • オケ老人!

    オケ老人!

    制作年:2016年11月11日(金)公開

    『ちょんまげぷりん』の原作者・荒木源の同名小説を映画化した音楽人情コメディ。勘違いから老人ばかりのオーケストラに加入することになった若い女性が、ダメダメなオーケストラを立て直そうと奔走する。人気女優の杏が本作のために特訓を積んで、指揮者としてタクトを振るほかヴァイオリン演奏も披露するなど、音楽的な才能の開花にも注目だ。

  • 続・深夜食堂

    続・深夜食堂

    制作年:2016年11月5日(土)公開

    路地裏にひっそりたたずむ“めしや“に訪れる人々の悲喜こもごもを描いた映画『深夜食堂』の続編。マスター役の小林薫を始め、ドラマ版でもおなじみの常連客役で松重豊、光石研、安藤玉恵らが出演するほか、本作で新たに佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮らが登場。個性豊かな役者陣とおいしそうな料理の数々が温かな人情ドラマをさらに盛り立てる。

  • 森山中教習所

    森山中教習所

    制作年:2016年7月9日(土)公開

    2009年から週刊スピリッツにて連載された人気漫画を『ソフトボーイ』の豊島圭介監督が映画化。普通の大学生とヤクザの組員が自動車教習所で出会い、ひと夏の間に友情で結ばれていく姿をユーモラスに描くヒューマンドラマ。松本大洋の再来と言われた原作のリリカルでさわやかな世界観を、野村周平と賀来賢人のW主演でフレッシュに描き出す。

  • 夏美のホタル

    夏美のホタル

    制作年:2016年6月11日(土)公開

    『さよなら歌舞伎町』『きいろいゾウ』の廣木隆一監督が、人気作家・森沢明夫の同名小説を映画化した感動作。今は亡き父親の形見のバイクに乗って思い出の森を訪れた女の子が、そこでかけがえのないものを発見していく姿を描く。『ストロボ・エッジ』で廣木監督と組んだ有村架純が、人生の転機を迎えようとするヒロインをみずみずしく演じる。

  • 無伴奏

    無伴奏

    制作年:2016年3月26日(土)公開

    『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督が、直木賞受賞作家、小池真理子の同名小説を映画化。1969年の仙台を舞台に、ひとりの女子高生の成長と切ない恋の行方を描く。成海璃子が少女から大人の女性へと変化していく主人公の響子を熱演。響子が恋する渉役を若手演技派の池松壮亮、渉の友人、祐之介役を出演作が相次ぐ斎藤工が務める。

  • 恋人たち

    恋人たち

    制作年:2015年11月14日(土)公開

    映画賞を賑わせた『ぐるりのこと。』以来7年ぶりとなる橋口亮輔監督の新作。コミュニケーションの希薄な現代を生きる男女3人の、それぞれの孤独を描く。人間の感情を丁寧にすくいとり、観客の共感を誘う橋口監督ならではのリアルな演出に注目。キャスティングに定評のある彼のお眼鏡にかなった新進俳優たちによるフレッシュな共演も見どころだ。

  • 天空の蜂

    天空の蜂

    制作年:2015年9月12日(土)公開

    次々にヒット作を発表し、映画化・ドラマ化も多い東野圭吾の小説の中でも“映像化不可能“とされてきた同名小説を、江口洋介、本木雅弘をキャストに迎えて映画化。最新鋭にして日本最大のヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の上空にホバリングさせるという前代未聞のテロ事件を起こした男との極限の心理戦をスリリングに描く。監督は堤幸彦。

  • お盆の弟

    制作年:2015年7月25日(土)公開

    『キャッチボール屋』の大崎章監督が、『百円の恋』で絶賛された脚本家、足立紳と組んで撮り上げた10年ぶりの新作。人生の岐路に直面し、再起を図りながらも迷える日々を送る映画監督の奮闘劇を、味わい深いモノクロームの映像で描出する。主演の渋川清彦と、光石研、渡辺真起子らの実力派キャストとの人間味豊かな掛け合いも見ものの一作だ。

  • 愛の小さな歴史

    制作年:2015年5月9日(土)公開

    『Plastic Love Story』『雨粒の小さな歴史』など国内外で活躍の幅を広げる新鋭・中川龍太郎監督による家族の物語。『愛の渦』の中村映里子、舞台でも活躍している沖渡崇史が主演を務め、東京の片隅で暮らす主人公ふたりが、それぞれ長らく離別していた家族とやり直そうとする姿を描き出す。池松壮亮、光石研が共演している。

  • 映画 深夜食堂

    映画 深夜食堂

    制作年:2015年1月31日(土)公開

    小学館漫画賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞した安倍夜郎の人気コミックを実写化し、第3部まで続く人気ドラマ『深夜食堂』がついに映画化。引き続き、小林薫が路地裏にある“めしや“のマスターに扮し、ナポリタン、とろろご飯、カレーライスなどを題材にした物語が描かれる。松岡錠司が監督を務め、余貴美子、田中裕子らが共演する。

  • ジョーカー・ゲーム

    制作年:2015年1月31日(土)公開

    第30回吉川英治文学新人賞に輝くなど絶賛を浴びたサスペンス小説を『SRサイタマノラッパー』『日々ロック』の入江悠監督が映画化。第二次大戦前夜を舞台に、機密文書奪取を命じられスパイの2週間をスリリングに描く。亀梨和也が主人公・嘉藤に扮するほか、深田恭子、伊勢谷友介など豪華キャストが揃い大々的な海外ロケを行ったエンタメ作だ。

  • バンクーバーの朝日

    バンクーバーの朝日

    制作年:2014年12月20日(土)公開

    『舟を編む』で日本アカデミー賞に輝いた石井裕也監督の新作は、史実をもとにした知られざる野球チームの物語。第二次大戦前のカナダに実在した日系人野球チーム“バンクーバー朝日”のチームメイトたちが、差別や偏見に負けずに生きる姿を描く。亀梨和也、勝地涼ら野球経験のある俳優を多数起用。当時の日本人街を再現した広大なセットも見どころ。

  • FORMA

    FORMA

    制作年:2014年8月16日(土)公開

    東京国際映画祭・ 日本映画スプラッシュ部門で作品賞を、ベルリン映画祭フォーラム部門で批評家連盟賞を受賞するなど国際的に高く評価されたサスペンス。女性ふたりの再会と、彼女たちの間の高まる緊張を独特の研ぎ澄まされたタッチで描く。24分におよぶ長回し撮影や、音楽を排除した音響演出、役者陣の自然な演技など、随所に光る工夫に注目。

  • 闇金ウシジマくん Part2

    闇金ウシジマくん Part2

    制作年:2014年5月16日(金)公開

    2010年にドラマ化&映画化されて好評を博した人気シリーズが復活。真鍋昌平のコミックを基に“伝説の闇金“として知られるカウカウファイナンスの社長・ウシジマと、債権者たちの壮絶なドラマを描く。山田孝之、やべきょうすけ、崎本大海ら前作のキャストが顔を揃えるほか、ドラマSeason2より参加した綾野剛演じる情報屋・戌亥にも注目。

  • WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~

    WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~

    制作年:2014年5月10日(土)公開

    2010年の本屋大賞第4位に選出された三浦しをんのベストセラー小説『神去なあなあ日常』を、『ロボジー』の矢口史靖監督が映像化したエンタテインメント。都会を離れ、ひょんなことから林業に従事することになった若者の悪戦苦闘をユーモラスに描く。『ヒミズ』でおなじみの染谷将太の妙演に加え、彼が体現する人と自然のふれあいにも注目。

  • 家路

    家路

    制作年:2014年3月1日(土)公開

    ドキュメンタリーの分野で数多くの受賞歴を持つ久保田直監督が『いつか読書する日』の青木研次のオリジナル脚本を映画化した家族ドラマ。20年間音信不通だった弟の帰省をきっかけに、大震災によって故郷に戻れなくなった家族の間に芽生える変化を映し出す。松山ケンイチらの実力派キャストが集結し、福島ロケを敢行した注目作だ。

  • 共喰い

    共喰い

    制作年:2013年9月7日(土)公開

    芥川賞の受賞会見が衝撃的だった作家・田中慎弥の同名受賞作を、『サッド ヴァケイション』の青山真治監督が実写映画化。山口県下関市で暮らす17歳の少年が、セックスに暴力的な父親の習性を受け継いだことを自覚して苦悩する姿を描く。主人公を演じる若手俳優の菅田将暉を始め、濃厚な血と性のドラマを彩るキャスト陣の熱演に期待が高まる。

  • ガッチャマン

    ガッチャマン

    制作年:2013年8月24日(土)公開

    1972年に放映を開始し、爆発的な人気を獲得した伝説のTVアニメーション『科学忍者隊ガッチャマン』を実写化。過酷な訓練を積んだ5人のエージェントが地球征服を目論む謎の組織ギャラクターに立ち向かう。松坂桃李が主演するほか、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平が出演。映画『カイジ』シリーズを手がけた佐藤東弥が監督を務める。

  • はじまりのみち

    はじまりのみち

    制作年:2013年6月1日(土)公開

    『二十四の瞳』など数々の名作を手がけた巨匠・木下恵介の生誕100周年記念映画。戦時中、木下が母を疎開させるためにリヤカーに乗せて山越えをしたという実話を主軸に、映画『陸軍』製作時のエピソードも盛り込みながら、母子の感動の物語を描く。『河童とクゥの夏休み』や『カラフル』の原恵一監督が初めて実写映画でメガホンを執る。

  • 恋する歯車

    恋する歯車

    制作年:2013年2月9日(土)公開

    『海賊戦隊ゴーカイジャー』で人気を集めた若手俳優、小澤亮太、池田純矢、清水一希と、映画だけでなく舞台でも活躍する黒川智花を主演に迎えて描いたラブ・サスペンス。両親の死に隠された真相を追う青年と、その過程で出会い愛し合うようになった女性を主人公に先の読めないドラマが展開する。『花のあと』の中西健二が監督を務めている。

  • 脳男

    制作年:2013年2月9日(土)公開

    首藤瓜於による同名小説を映画化したバイオレンスミステリー。天才的頭脳と驚異的な身体能力を兼ね備え、しかし感情を持たず正義のためであれば殺人すら厭わない美しき殺戮者“脳男”の姿をスリリングに描く。生田斗真がミステリアスかつダークな“脳男”を大胆に演じ新境地をみせる。共演は、江口洋介や松雪泰子、二階堂ふみ、太田莉菜。

  • ニュータウンの青春

    ニュータウンの青春

    制作年:2012年11月3日(土)公開

    俳優として活動を続けながら監督作品を発表してきた森岡龍が初めて手がけた長編作品。画一的な住宅がならび、多くの人が暮らしているのに無機質で荒涼としているニュータウンを舞台に、そこで暮らす3人の若者たちがささいな事件を通して大人へと成長し、街から最初の一歩を踏み出すまでを描く。主演を務めた3人の新人俳優の演技にも注目だ。

  • LOVE まさお君が行く!

    制作年:2012年6月23日(土)公開

    芸人・松本君とダメ犬・まさお君の道中を捉えた動物バラエティ番組『ペット大集合!ポチたま』の大人気コーナーで、実際に起こったエピソードを基に、オリジナルストーリーを織りまぜて描いた感動の物語。香取慎吾が売れない芸人・松本君を演じるほか、広末涼子・成海璃子らが共演。『NANA』『ランウェイ☆ビート』の大谷健太郎が監督を務める。

  • レンタネコ

    レンタネコ

    制作年:2012年5月12日(土)公開

    『かもめ食堂』『トイレット』など数々の人気作を発表している荻上直子監督の最新作。“さびしい人にネコ貸します”と呼びかけながらレンタルネコ屋で働く主人公が、様々な出会いを通じて成長していく姿を描く。正体不明の主人公を、『めがね』で人気を得た市川実日子が演じ、草村礼子や光石研、山田真歩、田中圭、小林克也らが脇を固める。

  • 東京プレイボーイクラブ

    東京プレイボーイクラブ

    制作年:2012年2月4日(土)公開

    2010年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、ジョニー・トー監督をはじめ審査員が絶賛。新人監督を対象としたオフシアター部門でグランプリを受賞した奥田庸介監督の劇場版デビュー作。東京のアンダーグランドを舞台に“仁義なき戦い“が繰り広げられる。主演は大森南朋と、本作が初のバイオレンス・アクションへの挑戦となる臼田あさ美。

  • しあわせのパン

    しあわせのパン

    制作年:2012年1月28日(土)公開

    東京から北海道の洞爺湖畔に移り住み、のんびりと小さなパンカフェを営む若い夫婦。春夏秋冬、四季を感じながら暮らす彼らの日常を通して家族、夫婦、幸せのあり方を温かい目線で描いていく。主演は原田知世と北海道出身の大泉洋と、意外な組み合わせの夫婦役にも注目だ。北海道ブランドの食材や家具、食器なども多数登場し、興味をそそる。

  • ヒミズ

    ヒミズ

    制作年:2012年1月14日(土)公開

    古谷実の同名コミックを、『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』の園子温監督が映画化した異色青春劇。“普通“に生きることを切望するも、ある事件を機に心に深い闇を抱え、“普通“から逸脱した行動に出る男子中学生と、彼を止めようと奔走する同級生の女子との行方を描く。映画出演作の続く染谷将太と二階堂ふみがオーディションにより主演に抜擢された。

  • あぜ道のダンディ

    制作年:2011年6月18日(土)公開

    商業映画デビュー作の『川の底からこんにちは』がスマッシュヒットとなり、気鋭の若手監督として一躍注目を浴びた石井裕也監督の最新作。映画出演本数が140本にものぼる名バイプレイヤー・光石研を主演に迎え、平成日本の新しきダンディズムと不器用な父子の絆を描いた青春白書ならぬ“中年白書“。現代日本のオヤジたちにエールを贈る1本。

  • 太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-

    制作年:2011年2月11日(金)公開

    太平洋戦争下、わずか47人で4万5000人の米軍を相手にし、サイパンでのゲリラ戦で米軍に“フォックス“と仇名され恐れられた大場栄大尉の実話を映画化。名匠平山秀幸監督が男たちの過酷な戦いと友情を描く。大場役には3年ぶりの映画主演となる竹野内豊。唐沢寿明がスキンヘッドの元ヤクザの軍人・堀内今朝松役に挑み、新境地を切り拓いている。

  • 毎日かあさん

    制作年:2011年2月5日(土)公開

    毎日新聞に連載され、TVアニメも好評放送中の西原理恵子の人気コミックを、小泉今日子と永瀬正敏の元夫婦共演で映画化。西原自身の実体験に基づき、女性漫画家と元夫のカメラマン、6歳の息子と4歳の娘の日常が、鋭い毒気を交えて描かれる。キレイごとではない家族の絆が胸に沁みる異色ホームドラマだ。監督は、『かぞくのひけつ』の小林聖太郎。

  • 酔いがさめたら、うちに帰ろう。

    制作年:2010年12月4日(土)公開

    戦場カメラマンとして活躍した鴨志田穣の同名自伝的小説を映画化。『いけちゃんとぼく』などの人気漫画家・西原理恵子の元夫でもある彼は、仕事で各国を巡った後、アルコール依存症になり、過酷な治療に耐えるも、'07年にがんで他界。病魔から立ち直ろうとする彼と家族を見つめた感動作。夫役に浅野忠信、妻役は永作博美と名優同士の掛け合いも見もの。

  • 信さん・炭坑町のセレナーデ

    制作年:2010年11月27日(土)公開

    『必死剣鳥刺し』の平山秀幸監督の新作が到着。昭和38年の福岡の炭坑町を舞台に、街で厄介者のように扱われている少年が、息子と共に帰郷した若い母親に抱いた淡い恋心の行方を、じっくりとあぶり出していく。脚本は『愛を乞うひと』などで組んでいる鄭義信。小雪をはじめ、池松壮亮、石田卓也ら演技派が揃い、胸を締めつけられるような切ない物語を体現する。

  • マザーウォーター

    制作年:2010年10月30日(土)公開

    『かもめ食堂』『めがね』『プール』に続く小林聡美の主演作。今回も、場所と人の関係性をテーマに、ゆるやかなライフスタイルに彩られたドラマを紡ぎ出す。舞台は京都、テーマを“水“に設定し、豆腐を売る女、コーヒー店を営む女、そしてウィスキー・バーを構える女たちなど男女7人の日々を見つめていく。監督は新人、松本佳奈。

  • 十三人の刺客

    十三人の刺客

    制作年:2010年9月25日(土)公開

    '63年に公開された工藤栄一監督による時代劇映画『十三人の刺客』を、三池崇史監督が役所広司、市村正親らを主演にリメイク。徳川将軍の弟である明石藩主・松平斉韶の暗殺を巡って起こる、島田新左衛門率いる13人の刺客と、斉韶の腹心・鬼頭半兵衛らの息詰まる決闘ドラマを、現代的なスピード感や新しいキャラクターを加えながら再構築する。

  • 悪人

    制作年:2010年9月11日(土)公開

    芥川賞作家・吉田修一の同名長編小説を映画化。九州北部の地方都市を舞台に、ある殺人事件を巡る加害者と被害者、そして残された家族たちの揺れ動く日常を背景に、殺人を犯してしまった青年と、共に逃げる女の切ない逃避行を描く。主演は原作を読んだ時から出演を熱望していたという妻夫木聡。脚本は吉田修一と李相日監督が共同で担当した。

  • ヒーローショー

    制作年:2010年5月29日(土)公開

    『ガキ帝国』で紳介竜助を、『岸和田少年愚連隊』でナインティナインを主演に起用した井筒和幸監督が今度はジャルジャルと組んで贈る青春映画。女の取り合いから、少年たちの抗争が激化していく様を、昨今の少年犯罪の実情も踏まえながら描き出す問題作だ。『パッチギ!』では過去に目を向けた井筒監督が混迷の現代をどう捉えているか楽しみだ。

  • ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

    ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

    制作年:2009年10月10日(土)公開

    太宰治の同名短編小説に基づく人間ドラマ。昭和20年代の混乱期を背景に放蕩三昧の夫を支え、逆境にめげることなく日々を過ごす女性のポジティブな生をとらえていく。『サイドカーに犬』の根岸吉太郎監督が、女性のしなやかさを見つめたドラマを丹念に演出。これまでになく活力にあふれる役に挑んだヒロイン、松たかこの深みのある存在感も光る。

  • 悪夢探偵2

    制作年:2008年12月20日(土)公開

    他人の夢の中に入る能力を持つダークヒーロー“悪夢探偵”が再びスクリーンに登場。今回の依頼者は主人公に母の面影を感じさせる少女・雪絵。彼女の悪夢の正体とは?鬼才・塚本晋也監督がこれまで以上に繊細なタッチで「人間にとって恐怖とは?」というテーマに挑む。松田龍平が前作に続いて主人公・京一を演じ、圧倒的な存在感を見せている。

  • その木戸を通って

    制作年:2008年11月8日(土)公開

    今年2月に亡くなった名匠・市川崑監督が1993年に日本初の長編ハイビジョンドラマとして製作した幻の1作がついに公開。城勤めをしながら、出世のための縁談をすすめる侍と、彼の屋敷に突然現れた記憶喪失の女・ふさの物語を描く。陰影に富んだ撮影や、個性的な配色の美術、ユーモラスな人物造形など、崑監督の美学が隅々まで感じられる作品だ。

  • ひゃくはち

    制作年:2008年8月9日(土)公開

    真夏の太陽の下で、必死に白球を追う高校球児たち…を横目に、苦しい雑用と練習に耐え続けるしかない補欠選手たちを主人公にした青春ドラマ。野球ボールの縫い目の、そして煩悩の数である“ひゃくはち“の狭間で葛藤する若者たちの姿を時に爽やかに、時に切なく描いていく。映画出演作の続く注目の若手俳優、斎藤嘉樹と中村蒼が主演を務める。

  • ダイブ!!

    制作年:2008年6月14日(土)公開

    水泳高飛び込みに青春をかける少年たちのひと夏を描いた直木賞作家、森絵都の人気小説がついに映画化。『バッテリー』の林遣都、『砂時計』の池松壮亮、本作が映画初出演となる溝端淳平の3人が、性格も能力も異なる高校生ダイバーに扮する。飛び込みから着水までたった1.8秒しかない飛び込み演技を、どのような映像で捉えるのかにも注目だ。

  • ぐるりのこと。

    制作年:2008年6月7日(土)公開

    前作『ハッシュ!』以来、6年ぶりとなる橋口良輔監督最新作。裁判の様子を描く法廷画家の夫と、出版社勤務の妻。ふたりのありふれていながらも、かけがえのない愛の物語を緻密な演出と、圧倒的なテンションで描く。主演の木村多江とリリー・フランキーが渾身の名演を見せるほか、倍賞美津子、寺田農ら実力派共演陣の演技にも魅了される一作だ。

  • パーク アンド ラブホテル

    制作年:2008年4月26日(土)公開

    2008年のベルリン映画祭で最優秀新人賞を受賞した熊坂出監督の長編デビュー作。屋上に小さな公園を持つ風変わりなラブホテルを経営する初老の女性と、ホテルを訪れた年代も立場もバラバラな3人の女性たち。彼女らがそれぞれの事情を抱えながら、ゆるやかに心を通わせていく物語を、ユーモラスなタッチと、静謐な時間を絶妙に織り交ぜて描く。

  • 奈緒子

    奈緒子

    制作年:2008年2月16日(土)公開

    『ビックコミックスピリッツ』に連載され人気を博した駅伝コミックがついに映画化。美しい自然が広がる長崎県波切島を舞台に、高校駅伝のランナー雄介と、陸上部マネージャーの奈緒子の忘れられないひと夏を描く。出演作の続く上野樹里、三浦春馬の主演コンビを、『ロボコン』『さよならみどりちゃん』の古厩智之監督が見事に演出している。

  • 砂の影

    制作年:2008年2月2日(土)公開

    単調な日々を繰り返しながら愛する男と静かに暮らす女。そして、そんな男を見つめるひとりの男。『すべては夜から生まれる』が映画ファンから高い評価を得た甲斐田祐輔監督が、愛の切なさと不毛を描き出す衝撃作。日本映画界を代表するカメラマンのひとり、たむらまさきが全編8ミリフィルムで撮り上げた映像が観るものに強い印象を刻みつける。

  • バウムクーヘン

    制作年:2007年9月29日(土)公開

    CMやミュージックビデオで活躍する一方、次々と新作を発表する柿本ケンサク監督が手掛ける意欲作。幸福を求め、恋の傷害を乗り越えるべく奮闘する3兄弟の物語「川野辺家の世界」を軸に、「バーの世界」「ユミの世界」「小説家の世界」など4つの世界の物語が横断しながら描かれる。マメ山田、山本浩司ら個性的なキャスト陣にも期待したい。

  • めがね

    制作年:2007年9月22日(土)公開

    06年のヒット作『かもめ食堂』のスタッフ・キャストが再び終結。舞台をフィンランドから日本のとある南国に移し、1軒の小さな宿に集まった5人の男女が過ごすひとときを描く。どこに行くでも、何をするわけでもない。美しい海辺の町で、ゆるりと繰り広げられる暮らしの風景から、シンプルに生きることの心地よさがじんわりと伝わってくる。

  • サッド ヴァケイション

    制作年:2007年9月8日(土)公開

    青山真治監督による『Helpless』『EUREKA<ユリイカ>』と続く“北九州シリーズ”の集大成的作品。浅野忠信が『Helpless』の主人公健次に再び扮し、幼い頃に自分を捨てた母親との運命的な再会を果たした息子の葛藤を描く。宮崎あおいも『EUREKA…』で演じたキャラクター、梢として登場するほか、オダギリジョーなど共演陣も豪華な顔ぶれ。

  • 松ヶ根乱射事件

    制作年:2007年2月24日(土)公開

    『リンダ リンダ リンダ』などの天才・山下敦弘監督が、20代最後に選んだ題材は、田舎を舞台にした残酷さと奇妙なユーモアが混ざり合う人間ドラマ。田舎町・松ヶ根に住む双子の兄弟の葛藤と、謎のカップルが訪れたことがきっかけで人間関係が壊れていく様を描き出す。空虚な感覚の中にサスペンス要素を織り交ぜた山下監督の特異な個性が光る。

  • エクステ

    制作年:2007年2月17日(土)公開

    美しい黒髪が印象的な女優・栗山千明が主演を務めたパニック・ホラー。少女の呪いがのりうつった“エクステ“が巻き起こす恐怖の数々を描く。生理的な嫌悪感を引き出す髪の毛の映像はとにかく圧巻。鬼才監督・園子温の個性的な演出が加わり、五感に訴えるホラー映画に仕上がった。奇怪な髪フェチ男を怪演する名バイプレイヤー、大杉漣にはご注目を!

  • ありがとう〈2006年〉

    制作年:2006年11月25日(土)公開

    現在もシニアツアーで活躍しているプロゴルファー、古市忠夫のノンフィクション「還暦ルーキー」の映画化。'95年の阪神淡路大震災で被災した古市が、崩壊した街の復興に尽力しながらプロテストに挑戦する姿を、夫婦愛を軸に描いた感動編だ。主演は『どついたるねん』の赤井英和。共演は田中好子、薬師丸ひろ子など。監督は『UNLOVED』の万田邦敏。

  • キャッチボール屋

    制作年:2006年10月21日(土)公開

    名バイプレイヤーとして日本映画に欠かせない大森南朋の初主演作。10分100円でお客とキャッチボールを始めた男が空白の過去と向き合う。手掛けたのは、北野武らの助監督を務めてきた実力派で、これが監督デビューとなる大崎章。

  • 紀子の食卓

    制作年:2006年9月23日(土)公開

    園子温監督が女子高生集団自殺の謎を描いた『自殺サークル』の続編。地方の町に住む10代の姉妹が“廃墟ドットコム“というサイトの闇に囚われていく様を通して、家族の繋がりというテーマを探った2時間38分の大長編だ。

  • パビリオン山椒魚

    制作年:2006年9月16日(土)公開

    自主制作の短編シリーズ『亀虫』が大反響を呼んだ注目の新鋭、冨永昌敬監督の長編劇場映画デビュー作。ニセモノ疑惑の浮上したオオサンショウウオをめぐる、風変わりなストーリーが展開する。弾けた演技を見せるオダギリ ジョーが最高!

  • colors

    制作年:2006年7月15日(土)公開

    23歳にして映画やCMなどを幅広く手がけている新進気鋭の映像作家、柿本ケンサクが作り上げたファンタジー。さまざまな色のついた“箱“に迷い込んでしまった男女の不思議な運命を、ポップなイメージの中に切なさをこめて描き出す。

  • ブラックキス

    制作年:2006年1月28日(土)公開

    アニメ映画の演出やネットムービー製作など幅広く活躍する、手塚眞監督が放ったサイコ・スリラー。大都会で連続殺人事件に巻き込まれた新人モデルの恐怖をスタイリッシュに描出。安藤政信、草刈正雄、オダギリジョーらのベテラン&個性派俳優陣が脇を固め、謎と猟奇のドラマを盛り立てる。

  • 日曜日は終わらない

    制作年:2005年10月22日(土)公開

    6月に急逝した林由美香が出演したハイビジョン・ドラマ。実父に“捨てられた”青年が義父を殺すまでを描き、カンヌ映画祭に正式出品されるほど珠玉の青春劇だったが、放映後ソフト化されることもなく、幻の作品となっていた。林は主人公が出逢うランパブ嬢を好演し、深い余韻を残している。

  • スクラップ・へブン

    制作年:2005年10月8日(土)公開

    『69 sixty nine』の俊英、李相日監督が、オダギリジョー、加瀬亮、栗山千明という旬のキャストを迎えて贈る青春ドラマ。バスジャック事件に居合わせてしまった3人の男女が、社会から孤立しながら暴走していく姿を描き出す。リアルな切迫感とシニカルなユーモアを両立させた演出が秀逸。

  • 亡国のイージス

    制作年:2005年7月30日(土)公開

    自衛隊の全面協力を得て生み出された、本格派の和製スペクタクル。乗っ取られた護衛艦を舞台に、反逆兵団や某国の工作員の陰謀を阻止しようとする、ひとりの中年自衛官の奔走をスリリングに描く。『ダイ・ハード』を思わせる設定に加え、人間味に満ちた語り口が確かな歯ごたえを感じさせる。

  • 帰郷〈2004年〉

    制作年:2005年6月11日(土)公開

    東京で暮らす独身男の晴男は母の再婚祝いで帰省し、娘チハルと共に故郷に戻っていた昔の恋人・深雪と再会した。つかの間の帰郷で人とのつながりの大切さに改めて気づいた男の小さな旅物語。最初は戸惑いながらもいつしか親子のようになる晴男とチハルのやりとりがなんとも微笑ましい。

  • パッチギ!

    制作年:2005年1月22日(土)公開

    『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が撮り上げた最新作は、60年代の京都を舞台に若者たちの成長を描いた青春群像劇。日本人と在日朝鮮人の高校生が巻き起こす事件を中心に、若者の普遍的な純粋さや、恋愛、葛藤をダイナミックに描く感動作だ。複数のエピソードとシンクロする音楽の使い方も印象的。

  • レディ・ジョーカー

    制作年:2004年12月11日(土)公開

    高村薫の同名小説を『OUT』の平山秀幸監督が映画化。大手ビール会社社長誘拐に潜む、社会の根源的な闇を、非凡な構成で暴き出す。ミステリーの体裁を冒頭から解体し、底知れぬ不気味さを湛えた集団劇として展開していく内容が鮮烈。善悪の概念を粉砕したハードボイルド作品だ。

  • 風音〈ふうおん〉

    制作年:2004年7月31日(土)公開

    デビュー作『沖縄列島』など、沖縄に特別な思い入れがある東陽一が、再び現地特有の力強い生命力を掘り起こした。風が通り抜けるときに悲しげな不思議な音を響かせる頭蓋骨。そこに秘められた秘密を幻想的に絡ませながら、過去と向き合い、再出発する人々の姿を鮮やかに描き出す。

  • ジャンプ

    制作年:2004年5月8日(土)公開

    佐藤正午のベストセラー小説を映画化したミステリー・タッチのラブ・ストーリー。ある日突然、恋人が姿を消した。果たして、彼女に何があったのか……? 恋人を探す男に映画初出演となる原田泰造が扮し、喪失感や苦悩など、複雑な心情をリアルに表現。失踪の理由をめぐる謎解きのスリルの中に、偶然の重なりによって変化する人生の不可思議さを描き出す。

  • この世の外へ/クラブ進駐軍

    制作年:2004年2月7日(土)公開

    常に斬新な題材を求めて映画を撮り続ける阪本順治監督が、9.11の同時多発テロに影響を受けて撮り上げた最新作。終戦直後の東京を舞台に、アメリカ進駐軍を相手にジャズを演奏する5人の若者が、音楽を通じて成長し、かつての敵兵に心を開いていく青春群像ドラマだ。戦争で傷を受けた者同士が、葛藤を乗り越えて絆を深めていく姿は、大きな感動を呼ぶ。

  • DEAD END RUN

    DEAD END RUN

    制作年:2003年10月18日(土)公開

    鬼才、石井聰亙監督が『ELECTRICDRAGON 80000V』以来2年ぶりに放つ新作は、主演に永瀬正敏、浅野忠信、伊勢谷友介という豪華俳優を主演に迎えた3本のオムニバス。『LAST SONG』『SHADOWS』『FLY』と題された物語は、それぞれに何者かに追われる男が登場。逃亡者の内面までも炙り出す、エッジの利いた映像と臨場感溢れる音響が鮮烈。

  • BORDER LINE

    制作年:2003年6月28日(土)公開

    PFF2000グランプリに輝いた『青・chong』の李相日監督が、5人の男女の生き様を、俯瞰的な視点と繊細な叙情が織りなす堂々たる筆致で紡ぎ出した鮮烈な劇場デビュー作。

  • KT

    制作年:2002年5月3日(金)公開

    阪本順治監督とベテラン脚本家、荒井晴彦のコンビが、1973年に都内で発生した“金大中事件“を大胆な解釈で映画化。今なお謎の残るこの事件に関わった人々の群像を骨太なタッチで描く。

  • ハッシュ!

    制作年:2002年4月27日(土)公開

    「渚のシンドバッド」以来7年ぶりとなる橋口亮輔の監督第3作。ゲイのカップルとひとりの女性が、自分たちなりの“家族”を築こうとする姿を、笑いも交えた伸びやかなタッチで浮き彫りにする。

  • 害虫

    害虫

    制作年:2002年3月16日(土)公開

    俊英、塩田明彦が「EURE KA」の宮崎あおいを主演に撮り上げたハードな青春映画。残酷な現実に反抗する思春期の少女の揺れる思いを描き、ナント三大陸映画祭でふたつの賞を得た注目作だ。

  • まぶだち

    制作年:2001年11月17日(土)公開

    ロッテルダム国際映画祭でグランプリと国際批評家連盟賞をW受賞した古厩智之監督の長編第2作。長野の素朴な田舎町を舞台に思春期を迎えた中学生の複雑な胸中を見つめる。

  • 贅沢な骨

    制作年:2001年8月25日(土)公開

    秋公開の「GO」で注目の行定勲監督が「ひまわり」の麻生久美子と再タッグを組んだ、せつないトライアングル・ドラマ。寄り添って生きる孤独な女ふたりの絆が、ひとりの男を巡って揺れ動く。

  • 火垂〈ほたる〉

    制作年:2001年3月24日(土)公開

    「EUREKA<ユリイカ>」のプロデューサー、仙頭武則が贈るシンプルで雄大な叙事詩ドラマ。ひとりのストリッパーが“過去“を乗り越え、“いま“を生き始める姿を見つめていく。

  • 独立少年合唱団

    制作年:2001年3月3日(土)公開

    1970年代のノスタルジックな空気の中に、少年たちの思春期をみずみずしく描き出した青春劇。少年たちの伸び伸びとした歌声はもちろん、全編を彩る弦楽の美しい調べにも注目。

  • EUREKA〈ユリイカ〉

    制作年:2001年1月20日(土)公開

    凶悪事件で生き残った男と小中学生の兄妹が、心の傷を癒していく姿をじっくりと描写。役所広司はもちろん、実の兄と妹で難役の兄妹に挑む、宮崎将と宮崎あおいの好演も光る。

  • 五条霊戦記//GOJOE

    五条霊戦記//GOJOE

    制作年:2000年10月7日(土)公開

    浅野忠信と永瀬正敏が共演、監督に石井聰亙という豪華な顔合わせで放つ、アクション時代大作。平安時代末期の伝説の戦い、義経と弁慶の死闘を、スピード感溢れる映像でみせる。

  • ひまわり〈2000年〉

    制作年:2000年7月29日(土)公開

    新人、行定勲監督が多彩な顔ぶれを起用して描くセンシティブな青春映画。海難事故で行方不明になった女性の同級生や恋人たちが集まり、彼女のことを回想していく。

  • シェイディー・グローヴ

    制作年:1999年7月3日(土)公開

    リアルな設定と寓話的な語り口の交錯がスリルを呼ぶ、独創的なラブ・ストーリー。衝突事故のように出会った個性豊かな男女の恋情の行方が、軽やかな展開と深い描写で綴られる。

  • 報復〈劇場版〉

    制作年:1999年5月14日(金)公開

    1998年にオリジナルビデオとして発表された同名作を、やはり竹内力主演でリメイクした見ごたえある密室劇。借金でクビが回らなくなった者たちを集めて“カンボジアン・ルーレット“という殺し合いゲームをさせ、ギャンブルの対象としている秘密のカジノ。そこに送り込まれた元刑事が、命を削る数日間の過酷な駆け引きの中で、数年前のトラウマに決着をつけていく。互いの生き残りをかけて、談合と裏切りを繰り返す一筋縄ではいかない面々。寺島進、光石研、遠藤憲一といった個性派たちが存在感たっぷりにアウトサイダーを演じ、熱い火花を散らしている。

  • TOKYO EYES

    TOKYO EYES

    制作年:1998年10月24日(土)公開

    フランス人監督、ジャン=ピエール・リモザンが武田真治と吉川ひなのを主演に起用。東京の風景が持つ肌触りに則した映像と音を駆使して、奇妙な犯罪と恋愛の物語を紡いでいく。

  • 四月物語

    四月物語

    制作年:1998年3月14日(土)公開

    大作だった「スワロウテイル」に続く岩井俊二監督の新作は、体温が感じられるキュートでやさしい中編。ビデオクリップでも組んだ松たか子の主演で、女子大生のときめきを追う。

  • Wild Life

    制作年:1997年4月5日(土)公開

    1作ごとに異なる作風を披露し、映画作家としての懐の深さを感じさせる青山真治の監督第3作。この5年間、決まりきったストイックな日常を過ごしてきたパチンコのクギ師・酒井。かつての同僚・水口が仕掛けた復讐作戦に巻き込まれた彼は、1本のビデオテープをめぐる怪事件に悩まされる……。フィルター処理された冷ややかなトーンの映像の中に、ヤクザの暗躍、主人公と社長の娘との恋物語などがパズル感覚で入り乱れる異色ハードボイルド。どこか不気味で淡々としていたドラマのテンポが、敵陣に乗り込んだ主人公が元ボクサーの本領を発揮するクライマックスでは一気に加速し、観る者をアゼンとさせる。まさに変幻自在、掴みどころのない魅力を秘めた作品だ。

  • チンピラ

    制作年:1996年12月21日(土)公開

    川島透が1984年に「チ・ン・ピ・ラ」として映画化した金子正次の遺稿を、またまた大胆にアレンジした作品。血気盛んな青年と、うだつの上がらない35歳のチンピラニ人組の悲哀を綴る。「Helpless」の青山真治が効果的に長回しを用い、不思議な情感を醸し出している。

  • パセリ

    制作年:

    【切なくも心温まるファンタジー】 TV『仮面ライダーアギト』で人気急上昇中の友井雄亮と、『非・バランス』の派谷恵美の若手俳優が主演を務めるファンタジー。希望を失ったミュージシャンと成仏できない幽霊の少女の奇妙な数日間を描く。いつも添え物的な扱いの“パセリ“に案を得て生まれたという心温まる物語が魅力的。

  • インビジブル・ウェーブ

    制作年:

    【浅野忠信主演のボーダレスなサスペンス劇】 海外で高い評価を受ける俳優・浅野忠信が、タイ映画界の俊英ペンエーグ・ラッタナンルアーン監督と組んだアジアン・ノワール。不倫相手を殺した料理人の男と、逃避行中に出会う子持ちのミステリアスな女性の関係を軸に、すべてを失った男の魂の彷徨を描き出す。名撮影監督クリストファー・ドイルのアート感漂う幻想的な映像も美しい1作だ。

  • 刺青〈しせい〉/堕ちた女郎蜘蛛

    制作年:

    【谷崎潤一郎の名編を新解釈で4度目の映画化】 文豪・谷崎潤一郎の名編「刺青」の4度目の映画化に、『MOON CHILD』の異才・瀬々敬久が挑んだ野心作。女郎蜘蛛の刺青を入れることで過去を洗い流そうとするヒロインを体当たりで演じたのは『東京攻略』の川島令美。刺青によって人生の別の側面を見つめることになる青年を、テレビドラマ「東京湾景」などの和田聰宏が演じている。共演は光石研、嶋田久作、松重豊。

  • 怪談〈2007年〉

    制作年:

    【『リング』の最恐コンビが放つ新たなる恐怖】 天才落語家・三遊亭円朝の最高傑作と言われる「真景累ヶ淵」を、物語の誕生から150年あまりの時を経て映画化。美しく心優しい煙草売りと、艶やかな姿と凛とした心を持った年上の三味線の師匠との陶酔と戦慄の愛憎劇を、古典ならではの日本の美と斬新な映像の融合で描く。『リング』名チーム、中田秀夫監督&一瀬隆重プロデューサーが仕掛ける新たな恐怖に震撼!

  • 無花果〈いちじく〉の顔

    制作年:

    【女優・桃井かおり渾身の監督デビュー作】 いまや国際派女優として活躍する、桃井かおり。その彼女が満を持して監督デビュー。自らが発表した小説を元に脚本も手がけた意欲作は、一見ありふれた日々を送っているかに見える家族のドラマチックな日常と、人と人とのつながりを描いたもの。ヒロインに扮するのは、本作が初の映画主演となるお笑いタレントの山田花子。桃井監督も絶賛の山田の女優姿にも注目だ。

  • キトキト!

    制作年:

    【笑いあり涙ありの“生きのいい“家族ドラマ】 富山県高岡市を舞台に、肝っ玉母ちゃんと、子供たちの成長を描いた、温かい家族ドラマが登場。タイトルの“キトキト“とは、富山弁で“生きのいい“こと。自分の将来に悩む長男に『夜のピクニック』の石田卓也、元スケバンの姉に『バックダンサーズ!』の平山あや、そして母役には大竹しのぶが扮し、“生きのいい“親子のやり取りを見せている。

  • サンクチュアリ

    制作年:

    【愛と憎悪の中で、“聖域“を求めた女たち】 欲望に忠実で自由奔放な女と、愛に囚われた女が織り成す、愛憎の物語。『MOON CHILD』の瀬々敬久監督が実在の事件をヒントに作った本作は、静観した映像の中で、同性愛や犯罪から浮かび上がる人間の本質をまざまざと描いている。

  • それでもボクはやってない

    制作年:

    【周防正行監督ひさびさの新作は社会派映画!】 『Shall we ダンス?』の周防正行監督が11年ぶりの新作に選んだテーマは「裁判制度」。通勤電車内で痴漢に間違われた男の1年に渡る裁判の様子を描く内容で、深刻な社会問題になっている痴漢冤罪事件から日本の刑事裁判制度の問題点を明らかにする。主演には注目俳優・加瀬亮を起用。周囲を固める役所広司ら実力派との演技合戦も見逃せない。

  • Helpless

    制作年:

    ダニエル・シュミットや黒沢清の助監督を務めていた青山真治の監督デビュー作。愛する者を失った若者3人の哀しみや虚無感をバイオレンスとともに描く。高校卒業を目前に控えた健次は、これといった目的もないまま日々を過ごしていた。そんなある日、彼の慕っていたヤクザの安男が4年振りに仮出所した。組の解散と組長の死が信じられない安男は仲間を殺し、組長捜しに出かけるため、健次に妹ユリとショルダーバッグを預ける。組長を捜しながら衝動的殺人を繰り返す安男の足取りを、健次とユリは追うが……。

  • シュガー&スパイス/風味絶佳

    制作年:

    【柳楽&沢尻のフレッシュな共演で贈る愛の物語】 山田詠美のベストセラー恋愛小説を基にした、切ないラブ・ストーリー。グッと大人になった柳楽優弥と、売れっ子女優沢尻エリカの両主演もさることながら、夏木マリ、チェン・ボーリン、大泉洋ら多彩な顔ぶれにも注目したい。

  • 陽気なギャングが地球を回す

    制作年:

    【ロマン溢れる前代未聞の犯罪計画が始まる!】 今最も注目されている若手人気作家・伊坂幸太郎のサスペンス小説を映画化。奇妙な能力を持つ個性的な4人の男女が企てた犯罪計画が、巧妙な仕掛けとロマンチックな展開で怒涛の疾走をみせる。豪華実力派キャストの競演も見どころだ。

  • 雨の町

    制作年:

    【集団失踪事件に隠された謎とは?】 和田聰宏と真木よう子、期待の若手共演によるホラー。ある怪事件を調べ始めたフリーライターが、その裏に隠された驚愕の真実にたどり着く。人気作家、菊地秀行が手がけた同名小説の魅力を、余すことなく表現した新鋭、田中誠監督の手腕が光る。

  • 鍵がない

    制作年:

    【失意の女性に訪れる不思議な一夜】 確かな演技力で今や日本映画界に欠かせない存在となったつぐみと、『ヴァイブレータ』など出演作が目白押しの大森南朋の共演作。鍵を失くし家を締め出された女性が、その一夜の中で過去の恋愛に整理をつけていく。ヒロインの抱く心情をしっかりと表現したつぐみの好演が印象深い。

  • ジーナ・K

    制作年:

    【母と娘、因縁の関係が産んだ伝説】 石井聰亙、東陽一、橋口亮輔などの助監督として活躍してきた藤江儀全監督のデビュー作。ボーカリスト、“ジーナ・K“として圧倒的な存在感を見せる少女かやの。イメージとのギャップに苦しみ、ストリッパーである母親に対する葛藤などを抱えながら、愛を知り、成長していく様を熱く描いている。

  • ピーター・グリーナウェイの枕草子

    制作年:

    若い頃に清少納言の随筆を読み、深い感銘を受けたというP・グリーナウェイ監督が、満を持して取り組んだ現代版『枕草子』。京都の旧家に生まれたナギコが、美しいファッション・モデルに成長する。両親の影響で書と文学に興味を抱くナギコは、ジェロームというイギリス人の理想の恋人と出会い、至福の時を過ごすが……。ヒロインが人間の肉体に筆を走らせ、愛と復讐のドラマを織り成していくという着想がユニーク極まりない異色作。シーンによってスクリーン・サイズを変えたり、画面内に別の小さなフレームを挿入するなど、グリーナウェイら

  • Little DJ~小さな恋の物語~

    制作年:

    【若き実力派俳優が奏でる“小さな恋のメロディ“】 '07年春の発売以来、驚異的な売り上げを記録している鬼塚忠のベストセラー小説を映画化。入院先で院内放送をする小さなDJ少年と同じ病院に入院している少女の淡い恋の物語が展開していく。ドラマ、映画に活躍する神木隆之介と福田麻由子の繊細な演技のほか、チューリップやキャンディーズなど物語を彩る70年代のヒット曲にも注目したい。

  • OPEN HOUSE

    制作年:

    【孤独な心を優しく見つめる行定勲の長編デビュー作】 『GO』で注目を集めた行定勲が、辻仁成の小説を基に描いた長編初監督作。会ったばかりで一緒に暮らすことになった若い男女と、離婚したばかりの女性のふたつのドラマが並行して展開。孤独や不安を抱えた彼らが淡々とした日々の中で、やがて何かを見いだしていく姿を優しく見つめる。揺れ動く心情を包み込むような、繊細な映像も印象的。

  • アイノカラダ

    制作年:

    【自分を愛してますか? オンナの5つのエピソード】 さり気ないリンクで5つのエピソードをつなげた新人、村上なほ監督第1作。主演の6人の女優とのディスカッションを通してストーリーを形作り、新人カメラマンの戸惑いや地味な不動産会社OLの秘密、芽の出ない女優の苦悩、威勢のいいダンサーの心の空白、別れを前にしたレズ・カップルのすれ違いを見守る。『あずみ』の成宮寛貴、『BORDER LINE』の光石研らが脇を固める。

  • 国会へ行こう!

    制作年:

    政治に無関心の大学生、直哉はひょんなことから松平代議士の秘書を始める。倫理観の違いに戸惑いながらも政治の世界に情熱を見出した彼は、松平とともに政治改革法の立案に挑むが……。現実との類似にドキリともさせられる政界コメディ。カリスマ的な代議士、松平に扮した緒形拳のとぼけた演技が笑いを誘う。

  • おぎゃあ。

    制作年:

    【苦境を乗り越えた若き妊婦のシングル・マザー宣言】 やんごとなき理由により未婚で出産することになった10代女性の不安や戸惑いを陰鬱にせず明快なタッチで描写。ヒロインを若手実力派女優の岡本綾が等身大で演じ、晴れやかな印象を残す。

  • Reset

    制作年:

    【5人の俳優がぶつかり合う脚本なし即興ドラマ】 自殺志願者5人が集まって起こるドラマを、計12台のカメラで一発撮りをした実験的作品。事前に監督が俳優たちと徹底的にディスカッションを行ない、脚本なしの即興物語が進んでいく。

  • Go!

    制作年:

    【情熱系男子高校生が宅配スクーターで大激走】 恋した年上女性へ約束のピザを届けるため、東京から長崎へバイク宅配に出た青年の珍道中を描く。主演作が続く高田宏太郎が主人公を好演。危ないハーレー野郎に扮する山崎努の妙演も見もの。

  • EKOEKO AZARAK〈エコエコアザラク〉

    制作年:

    【私は魔女なんかじゃない!黒井ミサ、“誕生“の物語】 これまで吉野公佳らが演じてきた暗黒のヒロイン、黒井ミサ役に、映画初出演の加藤夏希が挑戦。魔女呼ばわりされた美少女が強力なパワーを炸裂させる姿を、ショック・シーン満載で描き出す。

  • 殺し〈2000年〉

    制作年:

    【平凡な中年男が殺人者に!狂気を淡々と描いた異色作】 カンヌ映画祭監督週間で上映され、反響を呼んだ注目作。「CLOSING TIME」の小林政広監督が、不況の現代社会で生きる中年男のもがきをスタイリッシュな映像で描く。

  • ちんちろまい

    制作年:

    【鉄矢が踊る! サニが飛ぶ!お祭騒ぎで博多は大混乱】 どんたく祭を目前にした福岡で起こる大事件を、歌と踊り、笑いとスリルを織りこんで描く。武田鉄矢や千葉真一など博多出身のスターが地元でみせる、ノリのいい妙演に注目。

  • カオス〈2000年〉

    制作年:

    【嘘の誘拐が仕組まれた殺人へこの罠にはまったのは誰か?】 「リング」の中田秀夫監督、若手実力派の萩原聖人と中谷美紀の共演で放つサイコ・サスペンス。狂言誘拐が一転し、殺人へ豹変した事件の裏に隠れる、恐怖と人間の愛憎を描き出す。

  • オーディション

    制作年:

    【シンデレラは狂気の美女!?暴力的な愛を描く衝撃作】 「DEAD OR ALIVE・犯罪者」で高い評価を得た三池崇史監督が放つサイコ・スリラー。危険な愛にのめりこんでしまった中年男の悲劇を、痛々しい描写とともに鮮烈に描く。

  • あつもの

    制作年:

    【緒形拳が菊に魅せられた男を妙演する味わい深いドラマ】 TVドラマ『協奏曲』などで知られる脚本家、池端俊策の監督デビュー作。菊の魅力にとりつかれた対照的な初老の男ふたりの葛藤を、若い女性を巡る三角関係の中に照らし出す。

  • なで肩の狐

    制作年:

    【男同士の対決、飄々と花村萬月原作のハードボイルド】 「不夜城」の椎名桔平がクールな殺し屋を快演するサスペンス。昔の仲間が引き起こした横領事件がきっかけで、かつてのライバルと対決することになった元ヤクザの戦いを描く。

  • HAPPY PEOPLE

    制作年:

    『ヤングジャンプ』に連載された同名コミックに基づく、全3話オムニバス形式のブラック・コメディ。第1話「いつからか僕は」は、殺人の妄想に憑かれた男が一線を超えるまでの物語。2話「意味もなくみんなで笑おうハッピーに!!」は生徒の暴力に耐えかねた教師の復讐劇。3話「ピアスをはずせ!!」は家族の幸福で描いている。

  • ロスト・メモリーズ

    制作年:

    【“日本のソウル“でテロ勃発 “if“の歴史を描くSF活劇】 もし、伊藤博文が安重根に暗殺されていなかったら…? という“if“を発展させ、日本に支配された韓国という歴史設定の下、近未来を舞台に展開する衝撃のSFアクション。2009年、東京、大阪に次ぐ“日本第三の巨大都市“ソウル。あるテロ事件を捜査することになったJBI(日本捜査局)の親友同士が、その真相によって引き裂かれる様を凝視する。

  • ボーイ・ミーツ・プサン

    制作年:

    【映画祭の街、釜山を舞台に青年の恋と成長を描く】 韓国・釜山でオールロケーションを行った青春映画。たった1人で釜山に派遣された映像ディレクターの青年が土地の魅力を発見し、現地で出会った日本人女性に恋をするなかで少しずつ成長していく物語が描かれる。『美しい夏キリシマ』で新人賞を多数受賞した柄本佑が主演を務めるほか、江口のりこ、光石研、川村亜紀ら個性的な面々が脇を固める。

  • 20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり

    制作年:

    【人類は“ぜっこう“されるのか?衝撃の第1章!】 圧倒的な売り上げを記録するだけでなく、数々の漫画賞にも輝いた浦沢直樹の大ヒットコミックが、全3部構成で映画化。人類を破滅の危機へと向かわせる“よげんの書“には何が書かれているのか?そして、都市を襲う黒い影の正体とは?唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子ら豪華な出演陣が入り乱れる息もつかせぬ壮大な群像劇がついに幕を開ける!

  • カケラ

    制作年:

    【どうすれば心の隙間を埋めるカケラは見つかるの?】 桜沢エリカのコミック『LOVE VIBES』を原作に、奥田瑛二と安藤和津夫妻の長女・安藤モモ子監督が初めてメガホンを執り、心に傷を負ったふたりの女性の揺れ動く心模様を綴った人間ドラマ。印象的なヒロインを演じるのは、『愛のむきだし』の満島ひかりと、『GROW~愚郎~』の中村映里子。音楽はジェームス・イハが担当した。

  • オボエテイル

    制作年:

    【直木賞受賞作のミステリーをオムニバスで!】 ミステリー作家・高橋克彦の直木賞受賞作『緋い記憶』ほか、『遠い記憶』『前世の記憶』という3作から成るオムニバス映画。'00年公開の『スイート・ゴースト』でデビューした芳田秀明、『免許がない!』の明石知幸、『富江VS富江』の久保朝洋という個性豊かな3人の監督が香川照之ほか実力派俳優たちを迎え、記憶にまつわる奇妙な物語を紡ぐ。

  • …これから物語 少年たちのブルース

    制作年:

    一世を風靡したアイドル・光GENJIが、二手に分かれて主演した2本の青春映画の“光“主演編。単純でノリやすく運動神経抜群の矢沢亮介と、父の跡を継いで高校生でありながらすでにビジネスの世界に足を踏み入れている藤岡茂。茂は自分のプロジェクトを成功させるための“商品“として亮介に近づいていく。

  • 勝手に死なせて!

    制作年:

    南米で客死した夫を巡り、理想的な葬儀を行おうとする妻、それに反対する親戚たち、謎の男女、まったく無関心な娘らが入り乱れ、死体争奪ゲームが展開。「ひき逃げファミリー」の監督=脚本コンビが再び放つ、ブラックなホームドラマ。伊丹十三の「お葬式」の反対をいく“バチ当たり“コメディ。

  • いとしのラハイナ

    制作年:

    自動車修理工の二人組が、日頃のストレス解消のためにと出かけたハワイ旅行で巻き起こす、珍騒動の数々を描いたライト・コメディ。怪しげな東北弁を使う外人青年にスーツケースを持ち逃げされたり、大金持ちの中国人に気に入られたりとエピソードも多彩。

  • 童謡物語

    制作年:

    季節の移り変わりとともに、花を求めて日本中を旅する養蜂家。そんな彼らが信州の田舎町で出会った人々との触れあいを描いた作品。信州の山里のひっそりとした美しい自然と、バックに流れる郷愁を誘う懐しい童謡がほのぼのとした印象を与えている。

  • パンダ物語 熊猫的故事

    制作年:

    パンダの飼育に夢を託した日本の少女が、中国に渡り、傷ついた子パンダを助け出し、大事に育てていく。パンダの成長とともに少女自身も一人前になっていく姿を、中国の少年との友情を絡めて描いている。撮影途中で、監督交代のトラブルなどがあったが、のべ187日間の中国ロケーションを主演の八木さおりが頑張り抜いた。

  • スターダスト・ストーリー 星砂物語

    制作年:

    南の島・与論島の海と空を背景に、大学のウィンド・サーフィン部に所属するボンボン育ちの社長の息子と、純情で庶民的な島の娘との恋を描いた青春ラブ・ロマンス。全編にわたって加山雄三のヒット曲の数々が流れる、いわば1980年代版“若大将“もので、若大将を4本撮っている福田純が監修にあたっている。

  • 童貞物語

    制作年:

    4人の童貞少年たちが、夏の海水浴場を舞台に何とか女の子をものにしようと、懸命にアタックしては失敗。だが、失神して病院へ担ぎ込まれた仲間の一人は、そこで幼なじみの看護婦に出会って……。“グローイング・アップ“シリーズをベースにした青春映画。

  • 難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTVIII 詐欺師の運命

    制作年:

    賭博にのめり込んだ開業医・丸山。商売道具の医療器具さえ売り払い、夜逃げを決め込んだ彼とその妻を銀次郎は追うが……。おなじみ“萬田銀行“の面々が活躍する人気シリーズの第9作。

  • 潤の街

    制作年:

    「君は裸足の神を見たか」で知られる金秀吉の1981年度の城戸賞受賞作を、新人、金佑宣が映像化した硬派の青春ドラマ。在日朝鮮人の高校生・潤子と日本人青年・雄司の交際を通して日本にはびこる差別と在日朝鮮人たちの哀しみを浮き彫りにしている。数ヵ月の主役捜しの結果選ばれた姜美帆が、はつらつたる好演を見せる。

  • シャッフル

    制作年:

    【本当とウソが二転三転、予測不可能なサスペンス劇】 銀行から金を強奪した5人の男たち。しかし、金の在りかを知るメンバーが記憶喪失になったことから、彼らはモニター調査を装った実験を行い、記憶を引き出すプロジェクト“シャッフル“を開始する。ドラマ『深夜食堂』の映像作家・及川拓郎が、金子ノブアキ、賀来賢人、鎌苅健太、ムロツヨシら個性派キャストを得て描く予測不能のサスペンス劇。

  • 紙風船

    制作年:

    【現役大学生たちが岸田國士原作の映画化に挑戦!】 大正から昭和にかけて数々の戯曲を遺した劇作家・岸田國士の原作を、東京藝術大学で映画を専攻する学生たちが手掛けたオムニバス集。日曜日を持て余す夫婦の会話劇で、タイトル作品の『紙風船』のほか全4作品に、日本映画界の実力派俳優たちが参加。80年の時を経ても色褪せない岸田作品のリアリズムをすくい取った、学生たちの確かな手腕に注目だ。

  • カイジ2 ~人生奪回ゲーム~

    カイジ2 ~人生奪回ゲーム~

    制作年:

    【未来を切り開け! 究極のゲーム、再び】 累計1300万部を突破した福本伸行の大人気コミックを藤原竜也主演で実写映画化した『カイジ』の続編が登場。最新作でも主人公カイジが人生の一発逆転をかけ、知力・体力を駆使して壮絶なサバイバル・ゲームに挑む。コミックにない映画オリジナルのエピソードも原作者が自らが監修。藤原と多彩なキャスト陣との息つまる演技にも注目だ。

  • 猿ロック THE MOVIE

    制作年:

    【天才鍵師は、美女がお好き!】 『ROOKIES-卒業-』から一転、市原隼人がエッチでオバカなキャラクターを快演して話題を呼んだ深夜ドラマが、待望のスクリーン進出。可愛い女の子の頼みは断れない凄腕の鍵師が、あるトランクをめぐる大事件に巻き込まれていく。今回はお馴染みのレギュラーメンバーに加え、市原とは『天使の卵』でも共演している小西真奈美が警察署長役で出演。

  • 博多っ子純情

    制作年:

    長谷川法世原作の人気マンガの映画化。性に目覚め、いまだ見も知らぬ女性の神秘に興味を抱く男子中学生3人組が、憧れの女性とのデートを夢見たり、不良に囲まれた同級生をカッコ良く助けようと意気がったりする様をコミカルに誇張を込めて描いている。“嗚呼!!花の応援団“シリーズでマンガの映画化には定評のある曾根監督が、素人の男子中学生をいきいきと動かしていて、小便の掛け合いをする場面などは、大らかな楽しさにあふれている。最後に繰り広げられる決闘場面は、「けんかえれじい」を彷彿とさせるハチャメチャさ。

  • ウルルの森の物語

    制作年:

    【赤ちゃんオオカミと兄妹の交流を描く感動作】 “絶滅したエゾオオカミがもし生きていたら?“という設定のもと、都会から北海道にやってきた兄妹と一匹の赤ちゃんオオカミとの出会いと冒険を描く。野生動物と人間の共生、家族の絆などをテーマに、『マリと子犬の物語』をヒットさせた製作チームが再び集結して贈る心温まるドラマ。北海道の大自然や野生動物たちをとらえた美しい映像も見どころだ。

  • nude

    制作年:

    【元カリスマAV女優・みひろの自伝を映像化】 入江悠監督の『SRサイタマノラッパー』でヒロインを演じ、その演技力でたちまち演技派女優として頭角を現した元カリスマAV女優・みひろの自叙伝『nude』を映画化。新潟から上京したみひろが、多くの不安や葛藤を抱えながらも“女優になりたい“という夢を実現させるために奔走する姿を綴る。みひろ役は『アウトレイジ』などに出演した新進女優・渡辺奈緒子。

  • なくもんか

    制作年:

    【生き別れになった兄弟を通して描く異色の家族劇】 2007年に公開された『舞妓Haaaan!!!』の監督・脚本家・主演が再びチームを組んで挑むコミカルな人間ドラマ。実の親に捨てられながらも下町のハムカツ屋に拾われ成功した兄、ウソの兄弟コンビでお笑い芸人として成功した弟、そして失踪から10数年ぶりに戻ってきたハムカツ屋の娘。奇妙な3人の登場人物を通して描く“家族“の物語だ。

  • 20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗

    制作年:

    【待つのは大団円か、それとも…】 前代未聞の三部作がついに終幕の時を迎える。世界を手中に収めた“ともだち“を倒すチャンスは、はたして訪れるのか?そして、謎に満ちた“ともだち“の正体とは?<第1章>以来となるキャラクターの再登場もあり、ますます観逃せないクライマックスが待ち受ける。原作チーム参加によるコミックとは異なる結末も楽しみなところだ。

  • Theショートフィルムズ みんな、はじめはコドモだった

    制作年:

    【5人の監督たちが描いた子どもにまつわる珠玉作】 朝日放送の新社屋完成を記念して製作されたオムニバス映画。“子ども“をテーマに、『パッチギ』の井筒和幸監督や『血と骨』の崔洋一監督ら日本を代表する豪華な監督たちがショートフィルムという枠で、それぞれ個性豊かな作品を撮り上げた。

  • カイジ ~人生逆転ゲーム~

    制作年:

    【めざせ一発逆転! フリーターの借金奮闘記】 舞台やテレビでの活躍に加え、『DEATH NOTE デスノート』の天才・夜神月や『カメレオン』の詐欺師など、次々と意欲的な役どころをこなしてきた藤原竜也が“負け組“のフリーター役に挑戦。福本伸行による同名コミックを原作にした荒唐無稽な痛快ストーリーで、「ごくせん」などの人気ドラマのディレクター、佐藤東弥が演出にあたる。

  • 20世紀少年〈第2章〉最後の希望

    制作年:

    【驚くべき真相に迫る大人気シリーズ第2章!】 浦沢直樹原作の大ヒットコミックを映画化する三部作の第二作目がついに公開。前作のラストで描かれた“血の大みそか“から15年。世界の救世主として君臨する“ともだち“の正体とは?そして新たに発見された“しんよげんの書“の内容とは?第1作目のキャスト陣が続投するほか、平愛梨、ユースケ・サンタマリアら新キャストも続々と出演する。

  • おっぱいバレー

    制作年:

    【おっぱいを見るためダメ男子バレー部が大奮闘!】 実話を基にした同名小説を『海猿』シリーズ、『銀色のシーズン』の羽生英一郎が映画化。女性教師が「勝ったらおっぱいを見せる」と約束をしたことで、弱小バレーボール部の男子中学生たちが一念発起。目標に向かって奮闘する彼らの姿を描く笑いあり涙ありの青春コメディだ。戸惑いながらも教師として成長していく女性教師を綾瀬はるかが好演。

  • 感染列島

    制作年:

    【人類を脅かす未曾有のウィルスが世界を襲う!】 妻夫木聡・檀れい主演の壮大なパニック映画が登場。未知のウィルスの発見と感染拡大、そして引き起こされる未曾有の脅威をリアルにシュミレーションして物語を構築。観る者に「明日、現実に起こってもおかしくはない」という緊張感を与える衝撃的な内容に仕上がっている。『雷魚』や『ユダ』など演出力に定評のある瀬々敬久が監督を務めている。

  • コドモのコドモ

    制作年:

    【コドモたちが出会い、守りぬいた“小さな命“】 萩生田宏治監督が『神童』に続いて、さそうあきらの人気コミックの映画化に挑んだ作品。小学校5年生の主人公・春菜の妊娠をきっかけに、子供たちが小さな命について迷い、悩みながらも、彼女と新しい生命を守りぬく姿を描いた感動作。新人・甘利はるなが、幼くして妊娠する主人公を好演するほか、彼女たちの担任教師役で麻生久美子が出演する。

  • 観察 永遠に君をみつめて

    制作年:

    【見つめ、見つめられる男女を描く純愛ファンタジー】 40年にも及ぶ不器用な愛の行方を、男女それぞれの側面から2部構成で描く異色の純愛映画。「相手を見つめ続ける」という行為の奥に静かだが確かな感情が見える大人のファンタジーだ。緒川たまきと小沢和義が主演を務めるほか、光石研、遠藤憲一、鈴木砂羽ら実力派キャストが出演。監督は『イヌゴエ』シリーズで人気を博した横井健司。

  • フライング☆ラビッツ

    制作年:

    【CAもバスケもあきらめない!爽やかスポ根ムービー】 キャビンアテンダントになることを夢みていたゆかりは、念願かなって航空会社に入社。しかし、手違いが重なり社のバスケチームに入部することに……。実在のチーム“JALラビッツ“について書かれた小説から生まれたオリジナル青春ドラマ。現役・OGのラビッツ選手たちが出演する迫力の試合シーンも見どころだ。出演は石原さとみ、真木よう子。

  • 歓喜の歌

    制作年:

    【“年の瀬の大騒動“を語った創作落語が映画化】 現代を生きる人々の悲喜こもごもを描く創作落語で人気の高い立川志の輔の同名演目を映画化。地方都市の市民ホールで担当者の勘違により、大晦日の日にママさんコーラスの予約がダブル・ブッキングされていたことから始まる騒動を描く。市民ホール担当者を小林薫が演じるほか、コーラス団のリーダーを6年振りの映画出演となる安田成美が演じる。

  • Sweet Rain 死神の精度

    制作年:

    【雨の日に現われた男の名は千葉。正体は……死神。】 『アヒルと鴨のコインロッカー』など映画化の続くベストセラー作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。人間と7日間、生活を共にした後、その者の生死を判断する死神の物語だ。死神である主人公を6年振りの日本映画出演となる金城武が演じる。テレビドラマとしてリメイクもされた『美女缶』の筧昌也が劇場長編監督デビューを果たすのにも注目だ。

  • プロゴルファー織部金次郎4 シャンク、シャンク、シャンク

    制作年:

    第2作、第3作に続き、武田鉄矢が監督を務めるスポーツ人情喜劇。プロ25年で1勝しか上げていないプロゴルファー、織金こと、織部金次郎は、前妻との娘の大学入学金などが必要となり、必死に稼がなければならない状況に。そんな彼にCF出演の依頼が舞い込む。わざとバンカーに落とし、そこからグリーンへ乗せる織金の得意技に目をつけたゴルフクラブ会社が新製品のサンドウェッジ、ステラのキャラクターに彼を抜擢したのだ。愛用のクラブを捨てて、ステラを使い始めた織金。だが、プレイ中にシャンクで友人の阿部プロの顔面にボールを当て

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